API連携が豊富なおすすめの電子契約システム5選【2025年最新】
法人向けSaaSサービスを比較検討できる「PRONIアイミツ」が、API連携が豊富なおすすめの電子契約システムを厳選してご紹介。電子契約システムを導入するメリットや選び方についても解説しています。電子契約システム選びにお悩みの方はぜひ参考にしてください。
別記事「機能や料金比較でおすすめの電子契約システム」では、外部連携機能を含め、機能が充実しているおすすめシステムを紹介しています。あわせてご覧ください。
- 電子契約システムとは
- API連携が豊富な電子契約システムのメリット
- 電子契約システムの選び方
- API連携が豊富な電子契約システムの比較表
- API連携が豊富なおすすめの電子契約システム5選
- まとめ:電子契約システム選びで迷ったらPRONIアイミツへ
電子契約システムとは
電子契約システムとは、契約書の作成や署名・押印をはじめとする契約手続きに関する一連の業務をパソコン上で行えるシステムのことです。契約の締結のみならず、契約書そのものをシステム内で管理することも可能。過去の契約書をひな形に、新たな契約書を作成するといった使い方もできます。
形式としては、インターネット上のサーバーを利用するクラウド型と、パソコンに製品をインストールし、自社サーバーを利用するオンプレミス型の2種類。クラウド型のメリットは、オンプレミス型と比べると初期費用やランニングコストが安い点です。
また、インターネット環境さえあれば、どこからでも利用できる点もメリットでしょう。一方で、オンプレミス型のメリットは、自社サーバーを利用するため、情報漏えいが起こりにくい点にあります。自社のニーズや目的に応じて、適切な導入形態を選びましょう。
API連携が豊富な電子契約システムのメリット
電子契約システムを導入する最大のメリットは、契約締結にまつわる業務を効率化できる点でしょう。契約手続きのすべてをシステム上で完結できるため、紙ベースによる契約手続きよりも楽に管理することが可能。契約書の印刷や郵送だけでなく、相手方の署名捺印・返送を待つ負担もなくなります。
紙ベースでは、郵送が必要な場合、契約手続きまでに最短でも数日かかってしまうでしょう。しかし電子契約システムであれば、その場で完了するケースも少なくありません。
また、紙の契約書では必要な印紙税も不要。印紙税は契約金額によって決まるため、少額契約の場合は数百円程度で済みますが、仮に契約金額が1,000万円を超えるケースでは2万円も必要になります。契約一つひとつに印紙税が必要なため、年間で相当な金額を納めている会社も少なくないでしょう。電子契約システムを導入すれば、このような印紙税にかかるコストも削減できます。
電子契約システムの選び方
電子契約システムを選ぶポイントは、以下の2つです。
- 搭載機能
- セキュリティ対策
搭載機能
まずは、自社に必要な機能が搭載されているかをチェックしてください。テンプレート管理機能やワークフロー機能など、電子契約システムには多くの機能が搭載されていますが、製品やプランによって利用できる範囲が異なります。自社の課題を明らかにし、どういった機能が必要かを検討した上で電子契約システムを選びましょう。
セキュリティ対策
契約書には多くの機密事項や個人情報が記載されています。万が一外部に漏洩した場合、自社の信用問題に大きく影響します。システムのセキュリティ体制はもちろん、提供会社がISMSなど情報セキュリティの認証を受けているかどうかも確認したいポイントです。
API連携が豊富な電子契約システムの比較表
ここからはAPI連携が豊富な電子契約システムを紹介していきたいと思います。まずはご紹介する電子契約サービスでPRONIアイミツがおすすめのサービスを料金や機能項目、連携サービスで絞り込んで比較表にまとめてみました。各サービスの違いや特徴が一目でわかるのでぜひご覧ください。
各サービスの具体的な特徴は後ほどご紹介しておりますので比較表と合わせて、API連携が豊富な電子契約システム選びの参考にしてください。
API連携が豊富なおすすめの電子契約システム5選
基幹システムやワークフローシステム、CRM(顧客管理システム)など外部の業務システムと連携する際に必要なのがAPIです。API連携が豊富であればあるほど、さまざまな業務システムとの連携が可能。ここでは実際にAPI連携が豊富な電子契約システムを見ていきましょう。
クラウドサイン
-
料金
月10,000円 -
初期費用
なし
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
1人
クラウドサインは、弁護士のポータルサイト「弁護士ドットコム」の運営で知られる、弁護士ドットコムが提供する電子契約システムです。弁護士による監修を受けたシステムで、これまでの導入実績は130万社にも上ります。
また、API連携によって、100以上の外部業務システムと連携が可能です。SFA(営業支援システム)をはじめ、CRM(顧客管理システム)や請求管理システム、決済管理システムまで多岐にわたるシステムに対応しています。
- 契約書のアクセスコード設定機能
- 本人確認書類による認証
- タイムスタンプ機能
- 電子サイン機能(立会人型)
- 契約書の一括送付
- 電子文書の送付承認設定機能
- 契約ステータスの管理機能
- 契約進捗のリマインド機能
- 契約期限のアラート機能
- 文書管理用フォルダの作成機能
-
料金
月1,100円 -
初期費用
なし
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
なし
ドキュサインは、業務システムを開発する米国企業のDocuSignが手掛ける電子契約システムです。世界中の企業に導入されており、その数は100万社以上。
連携可能なシステムも全部で350種類以上と豊富で、業界でもトップクラスです。「DocuSign for Microsoft」や「DocuSign for Google」などのアプリも用意されています。44の言語に対応しているため、多国間の契約締結が多い企業や、これから海外進出を検討している企業にはとくにおすすめのシステムです。
- 契約書のアクセスコード設定機能
- 本人確認書類による認証
- タイムスタンプ機能
- 電子署名機能(当事者型)
- 契約書の一括送付
- 署名依頼のSMS送信機能
- 電子文書の送付承認設定機能
- 契約ステータスの管理機能
- 契約進捗のリマインド機能
- 契約期限のアラート機能
電子印鑑GMOサイン
-
料金
月8,800円 -
初期費用
なし
-
最低利用期間
1ヵ月
-
最低利用人数
なし
電子印鑑GMOサインは、インターネットサービスを多角的に展開するGMOインターネットグループが手掛ける電子契約システムです。国内トップクラスのシェア率を誇り、導入企業は31万社以上を数えます。
API経由で既存の基幹システムやワークフローシステム、CRM(顧客管理システム)など豊富な外部システムと連携できる点が大きな特徴。連携した外部システムで利用された契約書は、自動的に電子印鑑GMOサインに集約・蓄積させることが可能です。
- 契約書のアクセスコード設定機能
- 本人確認書類による認証
- タイムスタンプ機能
- 電子署名機能(当事者型)
- 電子サイン機能(立会人型)
- 契約書の一括送付
- 署名依頼のSMS送信機能
- 電子文書の送付承認設定機能
- 契約ステータスの管理機能
- 契約進捗のリマインド機能
-
料金
お問い合わせ -
初期費用
なし
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
なし
WAN-Signは、通運業大手である日本通運のグループ会社・NXワンビシアーカイブズとインターネットサービス大手のGMOインターネットグループが共同開発した電子契約システムです。API連携により、さまざまな外部システムと連携できる点に特徴があります。
また、セキュリティ性能の高さに定評があり、情報セキュリティの国際規格「ISO27001」「ISO9001」を取得しているほか、さまざまなセキュリティ対策を実施。金融機関や医療機関、官公庁など、堅牢なセキュリティが求められる企業や団体の導入実績が豊富です。
- 契約書のアクセスコード設定機能
- 本人確認書類による認証
- タイムスタンプ機能
- 電子署名機能(当事者型)
- 電子サイン機能(立会人型)
- 契約書の一括送付
- 電子文書の送付承認設定機能
- 契約ステータスの管理機能
- 契約進捗のリマインド機能
- 契約期限のアラート機能
-
料金
月4,270円/ライセンス -
初期費用
なし
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
なし
Adobe Signは、ソフトウェア開発の大手のAdobeが提供する電子契約システムです。日本はもちろんのこと、多くの国の法律に準拠しています。クラウド型のシステムで、パソコンのほかスマートフォンでも利用可能。スマートフォン向けのアプリも用意されています。
また、Microsoft 365など、業務に使用するさまざまなソフトウェアと連携可能です。Wordで契約書を作成し、そのまま電子契約の締結手続きに進むといったこともできます。
- 契約書のアクセスコード設定機能
- タイムスタンプ機能
- 電子サイン機能(立会人型)
- 契約書の一括送付
- 署名依頼のSMS送信機能
- 電子文書の送付承認設定機能
- 契約ステータスの管理機能
- 契約進捗のリマインド機能
- 契約期限のアラート機能
- 文書管理用フォルダの作成機能
以上、機能比較や料金比較でおすすめのAPI連携が豊富な電子契約システムを詳しく解説しました。なお、個人事業主やフリーランスにおすすめのサービスは以下の記事で紹介していますのでぜひ活用ください。
まとめ:電子契約システム選びで迷ったらPRONIアイミツへ
電子契約システムを選ぶには、各サービス・製品の特徴を把握し、自社の目的やニーズに合った会社を見つけることが大切です。
PRONIアイミツでは、さまざまな条件で電子契約システムを比較できます。指定の連携ツールや無料プランの有無など、あなたの会社に最適なサービスを機能ひとつから探すことが可能です。
→電子契約システムのランキングはこちら
とはいえ、API連携できる電子契約システムは多数あり、どれを導入すべきか迷ってしまうでしょう。PRONIアイミツ(当サイト)では、ITツール受発注支援のプロとして、電子契約システム選びについての相談を受け付けています。いくつかの質問に答えるだけで希望要件に合ったツールが分かる診断(無料)もありますので、ぜひ一度お試しください。
探すのに時間がかかる
相場がわからない
複数を比較しづらい
プロが代わりに探して紹介します!