【2025年最新】Moodle(ムードル)の評判と実態!特徴やメリットも解説
eラーニングシステム(LMS)の「Moodle(ムードル)」がどんなサービスか気になっている方も多いのではないでしょうか。今回は「Moodle」の評判について調査しました。機能や連携サービスから特徴を紹介。導入実績や企業からの声を参考に評判・実態をお伝えします。料金プランや機能・連携サービス、詳細な導入実績についてもご紹介しています。ぜひご覧ください。
- Moodleとは
- Moodleの料金プラン
- Moodleのメリット・デメリット
- Moodleの評判と実績
- 他のeラーニングシステム(LMS)と比べてどうなのか
- 【総評】Moodleは高機能かつコストパフォーマンスの高いeラーニング
Moodleとは
Moodleは、世界240カ国、3億人以上が利用するeラーニングシステム(プラットフォーム)です。2001年のリリース以降、ユーザーの声を参考にしながら改善とアップデートを繰り返し、教育者・管理者・学習者すべてに対して柔軟な学習環境を構築するためのシステムを作り上げてきました。
操作面においては、ドラッグアンドドロップをはじめとした継続的な操作性の改善により、使いやすさを極限まで追求。言語的な制限をなくすため、120を超える言語での翻訳が実施されているため、グローバルな環境でオンライン学習を実施したい方にもおすすめです。
また、個々のニーズに合わせてさまざまな方法でカスタマイズ可能なだけでなく、数人から数百万人規模に至るまであらゆる規模のニーズをサポートできるよう拡張可能であるとともに、セキュリティーやプライバシーにも配慮して構築されています。
主な機能と特徴
レスポンシブデザインを採用しているMoodleでは、PCはもちろん、スマホ、タブレットなどさまざまな端末をそのまま利用できます。利用可能なファイルはドキュメントに加え、動画や音声ファイにも対応。動画配信、音声配信、YouTube配信といった柔軟な学習環境構築が可能となっており、幅広いニーズをカバーすることが可能です。
また、オンライン学習を実現するだけでなく、集合学習の出欠席、進捗管理、コース未完了者への最速メッセージ送信機能、アンケート配信など、学習の進捗・管理に役立つ機能が充実しています。
多機能であるがゆえに「使いにくいのでは?」という不安が生まれることを考慮し、必要最小限の機能に絞り込んだ「Moodle(ムードル)シンプルパターン」を用意するとともに、オリジナルマニュアルや導入サポートまで用意されていますので、初めての方でも安心です。
詳しい機能一覧・連携サービス一覧はこちらからご覧ください。
Moodleの料金プラン
Moodle自体は、OSS(オープンソースソフトウェア)のため、無償で導入が可能です。
本サービスを提供する株式会社イオマガジンは、Moodleの正式パートナーであり、Moodleのサーバー構築からカスタマイズ開発、設定・運用のサポートまで幅広く依頼することができます。
提供形式は、多機能のMoodleを生かした「Moodle(ムードル)」と、必要最小限まで機能を絞った「Moodle(ムードル)シンプルパターン」の2通りです。サービスの料金プランは、非公開となっているため、企業ごとの問い合わせが必要です。
詳しい料金プランを知りたい方はこちらからご覧ください。
Moodleのメリット・デメリット
ご紹介したような特徴がある「Moodle 」ですが、活用することでどのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。
【メリット】学習をサポートする豊富な機能がある
Moodleには、学習をサポートするさまざまな機能があります。eラーニングは、個人で受講するのが基本であるため、習得レベルに差が出やすいことや管理の難しさに課題があります。
しかしMoodleなら、集合学習機能や出欠席を確認する機能、課題の出題・提出・評価ができるレポート機能、テスト機能、進捗確認機能などが備わっているため、学習の過程を全面的にサポートすることができます。学習を効果的に行える点は、大きなメリットと言えるでしょう。
【メリット】多言語対応のためグローバル企業でも安心
多言語対応が可能な点もMoodleを利用する大きなメリットの1つです。
Moodleは、⽇本語・英語・中国語など160言語に対応しています。世界240ヵ国、3.0億人以上に利用されていることからもわかるように、多国籍の従業員が在籍する企業や、グローバルに展開する企業にとっても使いやすいシステムと言えるでしょう。
【メリット】レスポンシブデザインで場所を選ばず利用ができる
Moodleは、レスポンシブデザインを採用しているため、PCはもちろん、スマートフォン、タブレットでも利用が可能です。
そのため、場所を選ばずオンライン学習をすることができます。
また、新たに専用機器を購入することもなく、普段使っているデバイスを利用できため、設備費等もかかりません。使い勝手の良さから、一般企業だけでなく、大学や専門学校、医療機関など多くの団体で利用されています。
【デメリット】スムーズかつ効果的な運用には知識が必要
Moodleは、eラーニングのプラットフォームであることから、コスト面のパフォーマンスが高いシステムと言えます。
しかし、実際の利用には、自社にとって必要な機能の選定や設定、カスタマイズ、運用など、さまざまな手間がかかる上に十分な知識も必要。スムーズかつ効果的な運用を行うためには、Moodleのエキスパートと言えるサポート企業が必要です。
Moodleの評判と実績
Moodleは、世界240ヵ国・3億人以上に利用されているだけでなく、日本の大学市場普及質は約40%(調べ)と、国内でも高いシェアを獲得しています。
実際にMoodleを導入した企業からは「導入後に講座の受講者が以前の3倍に増えた」「受講者の大幅増加により、売上が1.5倍に拡大した」などの声が挙がっており、手軽に受講できるeラーニングシステムの強みを活かし、人材育成はもちろん、事業そのものにもプラスの影響が出ているとのことです。以下に具体的な事例を紹介しますので、参考にしてください。
導入企業からの声
リモート・センシング技術センター(RESTEC)では「従来、人工衛星を用いて宇宙から地球を観測するリモートセンシング関連の研修をすべて対面式で行っていましたが、実施場所が東京のみとなっていた影響で地方のスタッフがなかなか研修を受講できない課題を抱えていました。
そこで解決策として2019年4月からMoodleを導入。導入後は時間や場所などの制約を受けずに納得いくまで受講できる環境を構築し、遠隔地からでも手軽に研修参加できるようになりました。
さらに、Moodleの柔軟性を活かし、研修からチェックテスト、実習といった複数のコンテンツを組み合わせて提供することで、研修の幅を広げられるようになった」(※1)と評価しています。eラーニングシステムの特徴を活かし、時間や場所を選ばない学習を実践できているだけでなく、質の高い人材育成・研修にシステムが役立てられていることが分かります。
※1出典:https://www.io-maga.com/news20191002/
他のeラーニングシステム(LMS)と比べてどうなのか
Moodleは、他のeラーニングシステム(LMS)と比べ、数多くの言語に対応している点や学習をサポートする機能が豊富な点が評価できます。多国籍な従業員を抱える企業にとっても有用なシステムと言えるでしょう。
また、Moodleは日本国内でも複数の企業によりサービスが提供されていますが、2016年にMoodleの正式パートナーに認定されたイオマガジンでは、サーバー構築から設定・運用・カスタマイズ開発まで、トータルで依頼が可能。これまでにも多くの企業や教育機関、医療施設に導入してきた実績を持ちます。他のサービス提供企業と比べても安心してサポートを頼むことのできる会社と言えるでしょう。
【総評】Moodleは高機能かつコストパフォーマンスの高いeラーニング
Moodleは、高機能かつコストパフォーマンスの高いeラーニングシステムです。
レスポンシブデザインで場所を選ばず学習ができることに加え、集合学習機能やレポート機能、学習の進捗確認機能など、学習をサポートする豊富な機能を利用することができます。
また、120を超える言語で翻訳が実施されている点も注目のポイント。グローバル企業にも嬉しいシステムと言えるでしょう。
あわせてMoodleは、OSSであるため、導入費用を抑えられる点も大きな魅力です。高機能かつコストパフォーマンスの高いeラーニングシステムをお探しの企業にはうってつけです。