新卒向け採用管理システム(ATS)おすすめ5選【比較表つき】
新卒採用は母集団が大きく、選考やフォローも長期化しがちです。採用管理システム(ATS)を導入すれば、説明会や面接の管理、内定者フォローまで一元化でき、対応の抜け漏れ防止と業務効率化が同時に実現します。
本記事では、新卒採用向けのおすすめ採用管理システムを厳選し、特徴や導入実績などを解説しました。選び方のポイントなども紹介しているため、自社に最適なツール選びに、お役立てください。
- 新卒向け採用管理システム(ATS)とは
- 新卒向け採用管理システム(ATS)の比較表
- 新卒向け採用管理システム(ATS)おすすめ5選
- 新卒採用で使う採用管理システム(ATS)の選び方
- まとめ:新卒採用に最適なツールを効率的に見つけよう
新卒向け採用管理システム(ATS)とは
新卒向け採用管理システム(ATS)とは、新卒での採用活動に役立つ機能をもつ採用管理システムを指します。
採用管理システムとは、応募者の管理から選考状況、面接調整や内定通知に至るまでを一元化するツールです。新卒採用に強い採用管理システムは、学生向けナビサイトとの連携や説明会・インターンの一括管理がしやすいなどのメリットがあります。
採用管理システムを新卒採用に利用する割合
採用管理システムを使って新卒採用を効率化したいと考える企業は、どの程度いるのでしょうか。PRONIアイミツSaaS(当社)が2025年5月~10月実施した独自調査では、採用管理システムを問い合わせた企業の97.1%は中途採用での利用を考えている様子でした。新卒採用に採用管理システムを使いたいと回答した企業の割合は、52.2%で半数以上が利用を検討していました。
最近では中途採用向け、新卒採用向けと分けて採用管理システムを提供するベンダーも多いです。そのため、中途・新卒採用の双方で利用したい場合は、どちらにも対応するツール、新卒採用だけに利用したい場合は、新卒採用向けのツールがおすすめです。
新卒採用に必要な機能
新卒採用では、中途採用と比較して応募数が多く、選考プロセスも長期化しやすいのが特徴です。応募者との最初の接点であるナビ媒体との連携から、説明会・インターンの受付、選考の進捗管理、内定後のフォローまで、企業と学生の関係は数ヶ月から半年以上に及びます。
そのため、新卒採用で使う採用管理システムは、応募から入社までの接点を一元管理し、長期的にフォローできるかが重要です。以下に代表的な機能とその概要をまとめました。
| 機能 | 概要 |
|---|---|
| 求人媒体との連携 | 新卒採用に使う求人媒体から応募者情報を自動取り込みする。 |
| 説明会・インターン管理 | 説明会・イベントの日程設定、予約管理、リマインド通知を設定。 |
| 選考進捗・面接日程の管理 | 面接日時の調整、選考ステータスなどを一括して管理する。 |
| 応募者情報の一元管理 | 学歴・応募経路・志望動機、選考段階での評価などを集約。 |
| 内定フォロー・リマインド | 承諾確認やイベント案内などを自動化。 |
以上、新卒向け採用管理システムの概要について説明しました。採用管理システムの導入を検討中の方は、ぜひPRONIアイミツ(当サイト)をご活用ください。PRONIアイミツでは、いくつかの質問に答えるだけで希望要件に合った採用管理システム(最大6社)をご案内可能です。1社1社に問い合わせる手間・ツール選びの時間を大幅に節約できるため、ぜひ一度お試しください。
新卒向け採用管理システム(ATS)の比較表
新卒採用を効率化するには、自社に合った採用管理システム(ATS)が必要です。しかし、数多くあるツールの中から適切な製品を選ぶのは簡単ではありません。ここでは、新卒採用に求められる機能の有無や料金の比較表を用意しました。採用形態(新卒・中途)に合わせた、最適なツール選びにお役立てください。
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料金
月19,000円〜
初期費用 0円 |
料金
月50,000円~
初期費用 要問合せ |
料金
月5,000円
初期費用 要問合せ
(他2プラン)
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料金
要問合せ
初期費用 要問合せ |
料金
要問合せ
初期費用 要問合せ |
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選考フローの管理機能
応募者へのLINE送信機能
応募者向けのWeb説明会機能
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選考フローの管理機能
応募者へのLINE送信機能
応募者向けのWeb説明会機能
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選考フローの管理機能
応募者へのLINE送信機能
応募者向けのWeb説明会機能
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選考フローの管理機能
応募者へのLINE送信機能
応募者向けのWeb説明会機能
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選考フローの管理機能
応募者へのLINE送信機能
応募者向けのWeb説明会機能
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導入実績社数 2,200社以上 |
導入実績社数 情報なし |
導入実績社数 800社以上 |
導入実績社数 情報なし |
導入実績社数 情報なし |
採用プロセスを柔軟にカスタマイズできる拡張性の高さに魅力があり、新卒採用ならではの煩雑な選考管理に対応可能です。企業ごとの選考フローや評価項目に応じて、システム設定を自在に構築でき、自社に最適な採用体制を実現できます。ほか、学生との接点を広げるナビサイトやLINEとの連携、内定者サイトや個別メッセージの配信なども搭載しています。
上記のような理由から、i-webは大量の新卒エントリーや複雑な選考フローに対応したい企業、採用ブランディングを強化したい企業におすすめです。学生との「接点づくり」「選考運用」「内定フォロー」の全プロセスをカバーしたい採用担当者にもおすすめできます。
JobSuite FRESHERSのおすすめポイントは、柔軟性と自動化を兼ね備えた機能設計です。説明会や面接予約、出欠確認、アンケート配布などが自動化され、業務負担を大幅に軽減できます。直感的なUIで操作も簡単なため、初めて採用管理システムを導入する企業でも安心して利用できます。
採用活動の効率化と応募者体験の向上を両立したいと考える担当者にとって、JobSuite FRESHERSは信頼できる選択肢となるでしょう。自社に合った採用フローを構築したい企業におすすめです。
MOCHICAの魅力は、LINEとの自動連携による応募者対応の効率化です。新卒にとって最も身近な連絡手段であるLINEを活用することで、連絡の見落としや返信遅れを大幅に減らせます。面接日程の調整・リマインド通知も自動化でき、採用担当者の負担を軽減可能です。
そのため、エントリー管理や候補者とのやりとりに課題を感じている企業、学生とのコミュニケーションを強化したい企業にとくにおすすめです。新卒採用での選考辞退率を下げたいと考える担当者により最適です。
マイナビが提供するツールであるため、マイナビ登録学生とシームレスに連携できるのもおすすめポイントです。学生はACCESS ON LINEへのエントリーやログインをマイナビIDでおこなえるため、離脱率が下がります。また、適性検査やWeb面接、LINEなどとも連携でき、新卒応募者と採用担当双方の負荷を削減できるでしょう。
マイナビ経由での学生獲得に力を入れたい、新卒採用に特化した採用管理システムが欲しい企業にとくにおすすめのツールと言えます。デモ画面を見ながらの解説やサポートも充実しているため、使い方に不安があるユーザーにもおすすめできます。
ハーモス採用 新卒版のおすすめポイントは、「選考データの可視化と分析機能の豊富さ」です。応募者の選考状況や通過率、辞退理由などをリアルタイムで把握でき、採用課題の早期発見と改善につながります。また、説明会や面接の枠作成、出欠管理やアンケート配布の自動化など、採用担当者の業務を効率化する機能も搭載しています。
ハーモス採用 新卒版は「業務効率化」と「データ活用」をバランスよく支援でき、応募者データを活用したい企業に最適です。効率だけでなく、質にもこだわった新卒採用を目指す企業にとって、心強いパートナーとなります。
中途採用向けも含んだ、人気の採用管理システムを検討したい方は以下の記事もご参照ください。
新卒向け採用管理システム(ATS)おすすめ5選
新卒採用向けの機能をもつ採用管理システム(ATS)おすすめ5選を紹介します。各ツールの特徴やおすすめポイントも紹介しますので、ぜひご参照ください。
新卒向け採用管理システム5製品一覧
i-web
i-web(アイウェブ)は、株式会社ヒューマネージが提供する新卒・中途採用に利用できる採用管理システムです。上場企業をはじめとする2,200社以上の企業が導入しています。エントリー受付から選考、内定フォローまでを一貫して管理でき、採用業務の効率化と応募者体験の向上を同時に実現します。
採用プロセスを柔軟にカスタマイズできる拡張性の高さに魅力があり、新卒採用ならではの煩雑な選考管理に対応可能です。企業ごとの選考フローや評価項目に応じて、システム設定を自在に構築でき、自社に最適な採用体制を実現できます。ほか、学生との接点を広げるナビサイトやLINEとの連携、内定者サイトや個別メッセージの配信なども搭載しています。
上記のような理由から、i-webは大量の新卒エントリーや複雑な選考フローに対応したい企業、採用ブランディングを強化したい企業におすすめです。学生との「接点づくり」「選考運用」「内定フォロー」の全プロセスをカバーしたい採用担当者にもおすすめできます。
主な機能
JobSuite FRESHERS
JobSuite FRESHERS(ジョブスイート フレッシャーズ)は、株式会社ステラスが提供する新卒向け採用管理システムです。インターンから内定までの流れを一括管理できる設計が特長です。新卒採用における大量のエントリーや複雑な選考業務にも対応し、企業の採用活動を効率化します。
JobSuite FRESHERSのおすすめポイントは、柔軟性と自動化を兼ね備えた機能設計です。説明会や面接予約、出欠確認、アンケート配布などが自動化され、業務負担を大幅に軽減できます。直感的なUIで操作も簡単なため、初めて採用管理システムを導入する企業でも安心して利用できます。
採用活動の効率化と応募者体験の向上を両立したいと考える担当者にとって、JobSuite FRESHERSは信頼できる選択肢となるでしょう。自社に合った採用フローを構築したい企業におすすめです。
主な機能
MOCHICA
MOCHICA(モチカ)は、株式会社ネオキャリアが提供する採用管理システムです。初めて採用管理システムを利用する人事担当者でも使いやすい設計です。さまざまな業界・業種の企業が導入しており、内定承諾率の改善に役立てています。
MOCHICAの魅力は、LINEとの自動連携による応募者対応の効率化です。新卒にとって最も身近な連絡手段であるLINEを活用することで、連絡の見落としや返信遅れを大幅に減らせます。面接日程の調整・リマインド通知も自動化でき、採用担当者の負担を軽減可能です。
そのため、エントリー管理や候補者とのやりとりに課題を感じている企業、学生とのコミュニケーションを強化したい企業にとくにおすすめです。新卒採用での選考辞退率を下げたいと考える担当者により最適です。
主な機能
ACCESS ON LINE
ACCESS ON LINE(アクセスオンライン)は、株式会社マイナビが提供する新卒特化の採用管理システムです。大手人材サービス企業であるマイナビのノウハウが活かされ、面接官やリクルーターにも使いやすい機能が充実しています。
マイナビが提供するツールであるため、マイナビ登録学生とシームレスに連携できるのもおすすめポイントです。学生はACCESS ON LINEへのエントリーやログインをマイナビIDでおこなえるため、離脱率が下がります。また、適性検査やWeb面接、LINEなどとも連携でき、新卒応募者と採用担当双方の負荷を削減できるでしょう。
マイナビ経由での学生獲得に力を入れたい、新卒採用に特化した採用管理システムが欲しい企業にとくにおすすめのツールと言えます。デモ画面を見ながらの解説やサポートも充実しているため、使い方に不安があるユーザーにもおすすめできます。
主な機能
ハーモス採用 新卒版
ハーモス採用 新卒版は、株式会社ビズリーチが提供する新卒採用管理システムです。採用業務を一括対応でき、学生一人ひとりに最適な候補者体験を実現します。業務効率化とやり取りの「見える化」により、個別対応の品質向上に寄与するでしょう。
ハーモス採用 新卒版のおすすめポイントは、「選考データの可視化と分析機能の豊富さ」です。応募者の選考状況や通過率、辞退理由などをリアルタイムで把握でき、採用課題の早期発見と改善につながります。また、説明会や面接の枠作成、出欠管理やアンケート配布の自動化など、採用担当者の業務を効率化する機能も搭載しています。
ハーモス採用 新卒版は「業務効率化」と「データ活用」をバランスよく支援でき、応募者データを活用したい企業に最適です。効率だけでなく、質にもこだわった新卒採用を目指す企業にとって、心強いパートナーとなります。
主な機能
採用管理システムの導入を検討中の方は、ぜひPRONIアイミツ(当サイト)をご活用ください。PRONIアイミツでは、いくつかの質問に答えるだけで希望要件に合った採用管理システム(最大6社)をご案内可能です。1社1社に問い合わせる手間・ツール選びの時間を大幅に節約できるため、ぜひ一度お試しください。
新卒採用で使う採用管理システム(ATS)の選び方
新卒採用に強い採用管理システム(ATS)を選ぶ際は、機能が充実しているかのほか、自社の採用方針やリソースに適しているかも確認が必要です。ここでは、選定時にチェックした方がいい以下のポイントを紹介します。
新卒向け採用管理システムを選ぶポイント
就職ナビサイトとの連携が可能か
新卒採用では、求人媒体としてリクナビやマイナビなどの就職ナビサイトを活用する企業が多いです。そのため、これらの媒体とスムーズに連携できる採用管理システムは必須と言えます。
ナビサイト連携機能があれば、エントリー情報が自動で取り込まれ、応募者情報の手入力や二重管理の手間が発生しません。さらに、応募者ごとの選考ステータスや連絡履歴も一元で管理できるため、対応漏れや情報の分散を防げます。特に大量エントリーが集中するピーク時期においては、採用業務の効率化とデータの正確性確保に直結するため、連携できる媒体の種類は選定時に必ず確認しましょう。
説明会・インターンの管理ができるか
説明会・インターンの管理ができるかは、採用管理システムを選ぶ際の重要な判断材料です。新卒採用では説明会やインターンがよく開催され、予約受付やリマインド、出欠管理などの業務が発生します。
そのため、日程調整や予約受付、リマインド配信を一括化し、自動化する機能があると、担当者の工数を大きく削減できます。出欠状況の記録、参加履歴などの情報もまとめられれば、選考でのフォローもしやすくなります。複数開催・複数地域の説明会を運用する企業や採用担当者が少ない企業は、とくに重要視した方がいい機能です。
学生の中長期フォローに対応できるか
内定後から入社までの期間、学生と継続的に接点を持てるかは、新卒採用の成功を左右します。とくに入社までの期間が長い新卒採用では、メルマガ配信やイベント案内、面談管理など、学生ごとのフォローアップを自動化・可視化できる機能が重要です。
応募者情報に紐づけてやり取りの履歴や進捗状況を一元管理できると、フォローの抜け漏れを防ぎ、個別対応の質も高まります。採用活動に関わる複数の担当者で連携するうえでも有効です。
公式サイトに「フォロー管理」や「タレントプール」といった表現があるか確認し、シナリオ設計や自動配信設定の自由度もチェックしましょう。
複数卒業年度・学年にまたがる運用が可能か
新卒採用の現場では、3年生インターンや4年生の本選考、内定者フォローと複数学年をまたぐ採用活動が当たり前になりつつあります。そのため、年度や卒業年ごとに応募者を分けて管理できる機能を搭載しているかは、重要なチェックポイントです。
とくに、説明会とインターン、選考と段階をまたぐ情報を一元管理できると、学生の状態に応じたアプローチがしやすくなります。履歴書や選考状況を年次別に整理できると、社内での情報共有もスムーズです。
採用管理システム全般の選び方を知りたい方は「採用管理システムの選び方・比較ポイント」もご参照ください。
まとめ:新卒採用に最適なツールを効率的に見つけよう
新卒採用は、中途採用とは異なるスケジュールやフォロー体制となるため、新卒採用フローに合ったツールを選ぶことが重要です。ナビサイトとの連携、説明会管理、中長期フォロー、学年ごとの情報管理など、必要な機能がそろっているかを事前にチェックしましょう。
PRONIアイミツでは、いくつかの質問に答えるだけで、自社に合った新卒採用向けの採用管理システムを無料でご案内可能です。時間や手間をかけずに最適なツールを見つけたい方は、ぜひご活用ください。
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