【2024年最新】農業経営にもおすすめな会計ソフト6選
法人向けSaaSサービスを比較検討できる「PRONIアイミツ」が、農業経営におすすめの会計ソフトを厳選してご紹介。会計ソフトを導入するメリットや選び方についても解説しています。会計ソフト選びにお悩みの方はぜひ参考にしてください。
- 農業経営ならではの会計の悩み
- 農業経営者が会計ソフトを利用するメリット
- 会計ソフトの選び方
- 【比較表】農業経営におすすめな会計ソフト
- 農業経営におすすめな会計ソフト6選
- まとめ:会計ソフト選びで迷ったらPRONIアイミツへ
農業経営ならではの会計の悩み
農業は、ほかの業界に比べて極端に外部雇用の少ない業界です。一般企業のように、営業やマーケティング部、人事部、そして会計を管理する経理部が存在する、というような構造はもちろん採用されていません。農業という仕事上、多くが都市部以外に拠点を構えている事業者が大多数。周辺の人口も少なく採用が難しいこともあり、多くが個人や家族などの小規模事業者として経営しています。
その場合、本業に専念するために人員を割かなければならず、会計のようなバックオフィス業務を管理するための人員は、あまり割けないのが事実。会計業務の時間を定期的に設けなければならないとは分かっていても、本業の忙しさからなかなか手をつけられず、確定申告前になってやっと1年分の取引を会計ソフトに入力していく……なんてこともあるかもしれません。
なかなかリアルタイムに会計管理をできないと、記帳するためにかかる時間が膨大になってしまうだけでなく、手間も非常にかかることから、予期せぬ書類不備や入力ミスが発生してしまう可能性も。経営状況を分かりやすく把握できず対策を打ちづらくなるなど、農業経営ならではの会計のお悩みは少なくないでしょう。
農業経営者が会計ソフトを利用するメリット
本業が忙しい上に人員も少ないため、会計のようなバックオフィス業務に時間も人員も割けない農業経営者にとって、会計ソフトを利用することには大きなメリットがあります。
会計ソフトといえば現在はクラウド型が主流となっていますが、クラウド型であればリアルタイムの会計管理が叶う点が大きなメリット。一度銀行口座やクレジットカードなどの情報を会計ソフトのアカウントと連携させてしまえば、取引があった際に自動で入力されていきます。農業ならではの勘定科目があるという場合でも、アカウントを作成した際の初期設定で簡単な登録を済ませれば、そのあとは自動で判断が可能です。
また法律の改定などがあった際、きちんと最新のルールに則らなければ各種帳票などを作成できません。手作業で、あるいはExcelや古い会計ソフトなどで会計業務を行っている場合には、かなりの負担となるでしょう。しかし、クラウド型の会計ソフトを利用している場合、法改正に伴って自動でアップデートされるため、常に最新のルールに則り正しく会計業務を進められます。
確定申告の際にも会計ソフトによって非常に簡単に書類を作成できるため、本業が忙しく人員も不足している農業経営においては、会計ソフトの導入は大きな一助といえるでしょう。
会計ソフトの選び方
会計ソフトを選ぶポイントは、以下の2つです。
搭載機能
一口に会計ソフトといっても、搭載機能は製品によってさまざま。自社の導入目的に合わせて会計ソフトを選びましょう。たとえば、経理業務の改善を目的とする場合は経理データを多角的に確認できる製品がおすすめです。
操作性
せっかく導入しても「操作が難しい」という理由で従業員に敬遠されてしまっては、手間と費用をかける意味がありません。導入前に無料トライアルを利用し、操作性をチェックしましょう。また、導入後のサポート窓口の有無も確認しておきたいポイントです。
【比較表】農業経営におすすめな会計ソフト
ここからは農業経営におすすめな会計ソフトを紹介していきたいと思います。
まずはご紹介する会計ソフトでPRONIアイミツがおすすめのサービスを料金や機能項目、連携サービスで絞り込んで比較表にまとめてみました。
各サービスの違いや特徴が一目でわかるのでぜひご覧ください。
具体的な特徴は後ほどご紹介しておりますので比較表と合わせて、会計ソフト選びの参考にしてください。
農業経営におすすめな会計ソフト6選
ここからは、農業経営にもおすすめな会計ソフトを紹介していきます。どれも農業所得向けの決算書を簡単に作成することができるため、会計業務をスムーズに進めたい農業経営者の方は必見でしょう。
freee会計
-
料金
月2,980円~ -
初期費用
なし
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
なし
クラウド会計freeeは、クラウド会計ソフト市場のなかでトップクラスの導入実績を誇るサービスです。クレジットカードや銀行口座と連携させるだけで、入出金データを自動で取得し勘定科目を推測。
農業所得向けの決算書作成にも対応しており、農業用の勘定科目も設定が可能です。実際のユーザーである農業経営者からは、「会計処理時間が6分の1になった」と喜びの声を寄せています。これまでに手入力で行っていた部分をシステムやAIに任せることができるため、経理業務になかなか時間を割けないという場合でも問題ありません。
- 電話サポートあり
- メールサポートあり
- チャットサポートあり
- 電子帳簿保存法対応
- Mac対応
- 勘定科目のCSVインポート機能
- AIによる勘定科目の提案機能
- 取引先のCSVインポート機能
- 取引明細の自動取込機能
- 仕訳帳の作成機能
マネーフォワード クラウド会計
-
料金
月2,980円/月 -
初期費用
なし
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
なし
マネーフォワードクラウド会計は、中小企業から上場企業や大手企業まで幅広く導入されているクラウド会計ソフトです。農業経営者へも数多く導入されており、実際に導入している経営者からは「農業経営に集中できる環境になった」という声も。
支払いや入金についてはリアルタイムにレポートされることから、費用対効果などの効果検証が行いやすいのが魅力です。連携された銀行口座から取引明細を自動で取り込み、それぞれの取引の勘定科目も自動で仕訳できるため、これまでのように手入力する必要がなく大幅な負担軽減に役立つでしょう。
- メールサポートあり
- チャットサポートあり
- 電子帳簿保存法対応
- Mac対応
- 勘定科目のCSVインポート機能
- AIによる勘定科目の提案機能
- 取引先のCSVインポート機能
- 取引明細の自動取込機能
- 仕訳帳の作成機能
- 現預金出納帳の作成機能
会計ソフトFX4クラウドを展開するTKCは、農業経営に特化した機能を搭載している会計ソフト「FX農業会計」を提供しています。インターネットバンキングなどといった金融機関との連携だけでなく、JAとの取引データも取り込むことができ、仕訳辞書機能を活用して誰でも簡単かつスピーディに仕訳作業を行えます。
導入時のマスターセットアップなどを代行してもらえるほか、定期的な運用コンサルティングも実施してもらえるなど、万全のサポート体制も魅力でしょう。買い切りではなくレンタル制を採用している点も特徴です。
- 電話サポートあり
- 電子帳簿保存法対応
- Mac対応
- 取引明細の自動取込機能
- 仕訳帳の作成機能
- 現預金出納帳の作成機能
- 総勘定元帳の作成機能
- 補助元帳の作成機能
- 残高試算表の作成機能
- 前期比較表の作成機能
-
料金
月10,000円 -
初期費用
30,000円
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
5ID
スマイルワークスは、さまざまな機能が1つになったクラウド型のERPシステムです。農業経営における青色申告業務などにも対応しており、バックオフィス業務全般を効率化させたい農業経営者の方にはおすすめでしょう。
プロジェクト別の収支管理機能をコアとし、財務会計や在庫管理、販売管理、給与計算や承認ワークフローなどの機能を網羅しており、バックオフィス系業務のシステムが集約されています。ほしい機能のプランを選んで導入できることから、費用の無駄も出ないのがうれしいポイントです。
- 電話サポートあり
- メールサポートあり
- 電子帳簿保存法対応
- Mac対応
- 勘定科目のCSVインポート機能
- 取引明細の自動取込機能
- 仕訳帳の作成機能
- 現預金出納帳の作成機能
- 総勘定元帳の作成機能
- 補助元帳の作成機能
-
料金
年13,200円/ -
初期費用
なし
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
なし
魔法陣会計クラウドは、インターネット環境さえ整っていれば簡単に使用できる会計ソフトです。事業者データを1件まで登録できる小企業・個人向けの「1データプラン」であれば、年間1万3,200円(税込)と非常にリーズナブルに利用できるとともに、農業経営における青色申告決算書の作成にも対応しています。
使用頻度の高い仕訳や摘要をあらかじめ設定しておけば作業がスムーズに進むほか、法人税や地方税、所得税などを管理できる「魔法陣 税務シリーズ」と連携して使うことも可能です。
- 電話サポートあり
- メールサポートあり
- 仕訳帳の作成機能
- 総勘定元帳の作成機能
- 補助元帳の作成機能
- 残高試算表の作成機能
- 前期比較表の作成機能
- 決算書の作成機能
- 消費税集計表の作成機能
- 勘定科目の設定
-
料金
月1,800円 -
初期費用
なし
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
なし
かんたんクラウドは、「かんたんクラウド会計」や「かんたんクラウド給与」などを提供しているクラウドソフトのシリーズです。月額1,800円(税抜)から・年額1万8,000円(税抜)からとリーズナブルに導入でき、農業所得の個人決算書の作成にも対応しているため、農業経営者の方にもおすすめです。
初期費用が無料、クラウド型であるためインストールする必要もなく気軽に始められるほか、銀行口座やクレジットカードなどといった金融機関からデータを自動で取得可能。そのまま仕訳まで自動で行ってもらえる点が非常に心強いでしょう。
- 電話サポートあり
- メールサポートあり
- チャットサポートあり
- 取引明細の自動取込機能
- 仕訳帳の作成機能
- 現預金出納帳の作成機能
- 総勘定元帳の作成機能
- 補助元帳の作成機能
- 残高試算表の作成機能
- 月次推移表の作成機能
まとめ:会計ソフト選びで迷ったらPRONIアイミツへ
会計ソフトを選ぶには、各サービス・製品の特徴を把握し、自社の目的やニーズに合った会社を見つけることが大切です。PRONIアイミツでは、さまざまな条件で会計ソフトを比較できます。指定の連携ツールや無料プランの有無など、あなたの会社に最適なサービスを機能1つから探すことができます。
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「まず候補を絞りたい」という担当者はぜひPRONIアイミツに問合せください。PRONIアイミツでは、いくつかの質問に答えるだけで希望要件に合った会計ソフトが分かる診断(無料)ができます。
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