【2024年最新】HubSpotの評判と実態
SFA「HubSpot」の評判と口コミを徹底調査しました。他サービスと比較したメリットや料金プラン、「HubSpot」の導入実績や効果も網羅。この記事だけで、「HubSpot」の全てが分かります。
- <総評>「HubSpot」は無料ながらも機能が充実したサービス
- 「HubSpot」の4つのメリット
- 徹底調査で分かった「HubSpot」を使うべき人・会社
- 「HubSpot」の料金プラン
- 「HubSpot」の導入実績・効果
- まとめ
「HubSpot」は、米国マサチューセッツ州ケンブリッジに本社を置くHubSpot, Inc. が提供するSFA(営業支援システム)です。世界中で多くの企業に導入されており、日本でも幅広い業種で活用されています。
そこでこの記事では、「HubSpot」が多くの企業から支持を集める理由を徹底調査。ほかのSFAと比較したメリットや使うべき人・会社、導入事例などを紹介します。SFAの導入を検討されている方は、ぜひ参考にしてください。
<総評>「HubSpot」は無料ながらも機能が充実したサービス
出典:HubSpot https://www.hubspot.jp/
「HubSpot」の最大の特徴は、なんといっても「無料で使用できる」ということです。もちろん、期間限定のトライアルではありません。
無料版であっても豊富な機能が備わっているため、できるだけコストをかけずにSFAを導入したい場合にもぴったりのサービスだといえます。また、利用中に機能を増やしたくなった場合は、HubSpot社が提供するほかの有料プロダクトと組み合わせることができるのもうれしいポイントです。
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「HubSpot」の4つのメリット
紹介したような特徴がある「HubSpot」ですが、活用することで次のようなメリットがあります。
無料で使える
「HubSpot」のもつ最大のメリットは、やはり「無料で使える」ことです。無料のトライアルが可能なSFAは数多く存在していますが、「HubSpot」の場合は無料で使い続けられます。
「無料のSFAは機能があまり搭載されていないのではないか」と考える方もいるかもしれませんが、「HubSpot」は便利な機能を実装しているので安心です。SFAの導入にあたって障壁になりやすいコスト面を気にする必要がないのは、多くの会社にとって魅力といえるのではないでしょうか。
すべてのやりとりを一元管理できる
チームで共有しているメールアドレスの管理が簡単なのも「HubSpot」の特徴の1つです。共有アドレスを「HubSpot」のメンバー共通の受信トレイに接続すれば、すべてのやりとりの一元管理・確認・返信が可能となります。
通常、共有アドレスの運用は「(受信したメールに対して)すでに誰かが対応しているのか」などを確認する必要がありますが、「HubSpot」を使えばすべてのやりとりが透明化されるため、業務工数の削減が実現するでしょう。
顧客の課題を迅速に解決できる
「HubSpot」は、顧客・見込み客の抱える課題のスピーディーな解決にも役立つツールだといえます。先ほど紹介したメンバー共通の受信トレイを使うことで、チームの全メンバーが顧客・見込み客とのやりとりを確認できるため、どんな時でも最適な対応が可能です。
また、Eメールテンプレート機能の利用によってよくある質問への回答の効率化が図れるほか、チャットボットも用意されているので、簡単な質問であればユーザーを自己解決へ導くことができるでしょう。
ほかのプロダクトと組み合わせてより便利に使える
「HubSpot」は無料でさまざまな機能が使用できるSFAですが、HubSpot社が提供するほかの有料プロダクトと組み合わせることによって、さらに高機能なツールになります。
営業業務の効率化が図れるセールスツールをはじめ、マーケティング専門ツール、カスタマーサービス専門ツール、コンテンツマネジメントツールなどを提供しているので、必要に応じて「HubSpot」に組み合わせることが可能です。
徹底調査で分かった「HubSpot」を使うべき人・会社
紹介したメリットを踏まえ、「HubSpot」は一体どんな人・会社が使うべきなのか、具体的にお伝えします。
SFAにかかる費用を抑えたい会社
SFAの導入には高額な費用が発生することも多く、「導入してみたいけれど、費用の面でハードルが高い」と感じている方も多いのではないでしょうか。
そこでおすすめしたいのが、無料で使い続けられる「HubSpot」です。無料のSFAツールでありながらも、中小企業に必要な機能が豊富に備わっているので、「費用を抑えながらも、機能が充実しているSFAを探している」とお考えの方にもぴったりのツールだといえます。
また、HubSpot社の提供する有料プロダクトと組み合わせてより便利に使うこともできます。この場合も必要なものだけを選べるので、無駄なコストが発生する心配がありません。
営業活動を効率化したい会社
営業活動の効率化を図りたいという会社にも、「HubSpot」はおすすめのSFAツールです。チームの共通アドレスに寄せられた顧客からの連絡や問い合わせが一元管理・確認・返信できるので、業務の属人化を防ぎ、チーム全体で効率よくビジネスを進められます。優先して対応すべき案件がすぐにわかることも、スピーディーな作業を後押しするでしょう。
また、レポート作成機能によって改善点が見つけやすいことや、アプリマーケットプレイスで提供されるさまざまなアプリとの接続が可能なのもうれしいポイント。アプリとの接続は「HubSpot」上で簡単に行えるので、専門的な知識がなくても安心です。
段階的にITツールを導入したい会社
段階的にITツールの導入を進めていきたいという会社にも、「HubSpot」はおすすめのサービスです。
「HubSpot」は、他社のアプリなどとの連携だけでなく、HubSpot社の提供する有料プロダクトとの連携によってさらに便利に使うことができます。さらに多機能なSFAのほか、マーケティングに特化したツールやカスタマーサービスに特化したツールが用意されているので、必要なサービスだけが選べるというのも魅力的なポイントです。
「まずは無料版で使用感や自社との親和性を確かめて、効果が見込めそうであればほかのプロダクトも使用したい」という場合はもちろん、「既存のツールを徐々にHubSpot社のものに移行させていきたい」といった場合にもぴったりのSFAといえるのではないでしょうか。
「HubSpot」の料金プラン
【HubSpot CRM】
無料
【Marketing Hub/Sales Hub/Service Hub】
Starter:月額6,000円〜
Professional:月額9万6,000円〜
Enterprise:月額38万4,000円〜
【CMS Hub】
Professional:月額3万6,000円〜
Enterprise:月額10万8,000円〜
【バンドル】
(HubSpot CRM、Marketing Hub、Sales Hub、Service Hubが使用可能なプラン)
Starter:月額1万3,500円〜
Professional:月額20万4,000円〜
Enterprise:月額67万2,000円〜
※価格はすべて税抜き
「HubSpot」の導入実績・効果
ここからは実際に「HubSpot」を導入した企業の例を取り上げ、システム導入後にどんな効果があったのかをお伝えします。
株式会社構造計画研究所
「HubSupot」の導入事例ページ(HubSpot, Inc. https://www.hubspot.jp/case-studies/hubspot-casestudy-in-japan-kozo-keikaku-engineering 参照)によると、構造計画研究所は建物の構造設計や地震・津波のシミュレーション、コンサルティングなどを手がけている会社です。2016年に新たにハードウェア事業に参入し、入室管理システム兼データ収集デバイスの販売を開始しました。
これまでに構造計画研究所が行ってきた事業とは顧客層も価格帯も異なる製品をいかに効率的に販売するかを検討した結果、「オンラインで契約成立の間近までもっていくのがよいのではないか」という考えになったそうです。そうした背景から、包括的なツールである「HubSpot」の導入を決定したといいます。
「HubSpot」の画面では、「どの見込み客がどのような興味を持っているか」や「どの商談フェーズにあるのか」が一目瞭然です。案件管理もドラッグ&ドロップで瞬時にできるので、受注までのプロセスがスムーズになりました。
また、「HubSpot」の使用開始後は、1年間で月間CVはなんと10倍以上に。web経由で月数百件の資料請求・問い合わせを獲得できるようになったそうです。
まとめ
「HubSpot」は、無料でありながらもさまざまな機能が備わっており、利用者からも好評を得ているSFAです。HubSpot社の提供する有料プロダクトとの組み合わせも可能なので、顧客のニーズにあわせて柔軟に利用できるツールだといえるでしょう。
また、「PRONIアイミツ」では「HubSpot」を含むおすすめのSFAを比較した記事も公開していますので、あわせてご覧ください。
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