【2025年最新】マネーフォワード クラウド年末調整の評判と実態
労務管理システム「マネーフォワード クラウド年末調整」がどんなサービスか気になっている方も多いのではないでしょうか。今回は「マネーフォワード クラウド年末調整」の評判と実態を調査しました。
マネーフォワード クラウド年末調整の機能や連携サービスから特徴を紹介。導入実績や企業からの声を参考に評判・実態をお伝えします。他のページでは料金プランや機能・連携サービス、詳細な導入実績についてもご紹介しています。
- マネーフォワード クラウド年末調整とは
- 小規模企業・中小企業におすすめのサービス
- マネーフォワード クラウド年末調整の料金プラン
- マネーフォワード クラウド年末調整のメリット・デメリット
- マネーフォワード クラウド年末調整の評判と実績
- 他の労務管理システムと比べてどうなのか
- 【総評】マネーフォワード クラウド年末調整は業務効率化におすすめ
マネーフォワード クラウド年末調整とは
マネーフォワードクラウド年末調整とは、年末調整に特化したクラウド型の労務管理システムです。マネーフォワード給与計算と連携が可能なため、業務効率化が可能です。
管理する企業側の作業やコストを削減できることはもちろん、同時に従業員の手間も減らせることがメリットです。従業員が年末調整で入力する内容は、アンケート形式で用意された質問に回答するだけで完了できます。
操作性の高さや使いやすさで手間を少なくできることはもちろん、入力ミスの防止につなげることが可能です。また、テレワークをしている場合でもクラウド型なら場所に縛られずにデータを入力できます。
主な機能
マネーフォワードクラウド年末調整は、スマホブラウザ対応や操作ログ取得、人事基本情報の管理機能などの基本的な機能が備わっています。
また、従業員の一覧表示機能では、従業員データのCSVインポート・エクスポート機能にも対応しているため、効率的にデータ管理ができるでしょう。年末調整の申請手続きへの対応だけではなく、明細の発行から配布、源泉徴収票の発行機能までツールひとつでまとめて管理することが可能です。
現場ごとの権限カスタマイズ機能や担当者によって権限を設定する機能などセキュリティ対策も行えます。
連携できるサービス
マネーフォワードクラウド年末調整は、給与計算システムのマネーフォワード クラウド給与とも連携することが可能です。普段の給与計算システムから年末調整にかかわるデータを連携できるため、ストレスなく利用できるでしょう。
さらに詳しい機能や連携サービスを知りたい方はこちらをご覧ください。
小規模企業・中小企業におすすめのサービス
マネーフォワード クラウド年末調整の料金プラン
マネーフォワード クラウド年末調整には個人向け・法人向けのプランがありますが、ここでは法人向けの料金について説明します。
■スモールビジネス
年額プラン:2,980円/月(3万5,760円/年)
月額プラン:3,980円/月
■ビジネスプラン
年額プラン:4,980円/月(5万9,760円/年)
月額プラン:5,980円/月
■50名以上、IPO準備・中堅〜上場企業の場合
要見積もり
ちなみに個人向けプランの場合、1ヶ月あたり800円〜2,980円で利用することができます。
さらに料金プランは知りたい方はこちらをご覧ください。
マネーフォワード クラウド年末調整のメリット・デメリット
紹介したような特徴がある「マネーフォワード クラウド年末調整 」ですが、活用することでどのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。
【メリット】管理者・従業員どちらも使いやすい
マネーフォワード クラウド年末調整を利用するメリットとしてはじめにあげられるのが、管理者・従業員のどちらにとっても使いやすく便利なサービスであるというポイントです。
操作ログの管理・作業メモの作成などが可能なので、人事労務の担当者間で気軽に情報共有しやすいのは魅力の1つ。書類の依頼や提出、チェックに至るまでの進捗管理も簡単であるほか、従業員はアンケートに答えるような感覚で書類を提出できます。
【メリット】Web上ですべて対応可能
マネーフォワード クラウド年末調整を利用するメリットとして2つ目にあげられるのが、Web上ですべて対応可能というポイントです。
「年末調整に必要な書類の作成や管理をクラウド上で行えるだけだろう」と思っている人もいるかもしれませんが、マネーフォワード クラウド年末調整は電子申告にも対応可能。
「源泉徴収票」や「法定調書合計表」、「給与支払報告書」を電子申告することができるため、より手間を減らすことができるでしょう。
【メリット】サポートも充実
マネーフォワード クラウド年末調整を利用するメリットとして3つ目にあげられるのがサポートも充実しているというポイントです。
これまでに年末調整の準備においてソフトを使用したことがない、クラウドシステムは初めてだなどという場合、使いこなせるのかどうか不安なこともあるでしょう。
しかしマネーフォワード クラウド年末調整であれば、サポートサイトが充実しているだけでなく、管理者向けeラーニングも用意されています。
【デメリット】従業員数が多い場合は料金がかさむ
マネーフォワード クラウド年末調整を利用するメリットは数多くありますが、強いてデメリットを挙げるとするならば、コスト面には注意するべきでしょう。
マネーフォワード クラウド年末調整は、個人向け、小規模事業者向け、中小企業向けなど規模別にプランが用意されており、従量課金は1ユーザーあたり100円です。人数が多い場合には料金がかさんでしまうため注意しましょう。
マネーフォワード クラウド年末調整の評判と実績
マネーフォワードクラウド年末調整の評判と実績を導入した企業の事例をもとに紹介していきます。年末調整に特化したサービスということもあり、従業員数が50名以上の企業からの高評価が多くなっています。以下では、導入企業からの声を紹介します。
導入企業からの声
ここでは、マネーフォワードクラウド年末調整を導入した企業からの声を2つ紹介します。
電通デジタルアンカーでは「企業規模の拡大に伴う様々な課題を解決するために、各種クラウドを段階的に導入しました。2020年4月にクラウド勤怠とクラウド給与、クラウド年末調整。翌2021年8月にクラウド人事管理、クラウド社会保険、クラウド契約を導入しました。
人事・勤怠・給与計算など、各種クラウドのデータを自動連携することで、業務負荷を圧倒的に軽減。またクラウド人事管理やクラウド契約によって、オンラインで従業員情報の変更申請・共有や、ペーパーレスの契約更新ができるため、従業員と管理者双方の作業負荷が軽減されたそうです。
人事情報の管理が格段にスムーズになった現在、従業員がよりパフォーマンスを高められる環境づくりや人材育成に注力できています。」(※1)と評価されています。生産性向上だけではなく、各種クラウドサービスと連携できることで、ストレスなく作業できる点も評価されていることがわかります。
フレッシュ物流では「最大の成果は、何よりベテラン1名が欠けた状態、いわばほぼ未経験者2名だけで1,000人分の年末調整を無事完了できたことです。
人事労務のブラックボックス化解消に向け、大きな一歩を踏み出せました。加えて作業時間を大幅に削減でき、残業も減らせました。」(※2)と評価されています。
導入前はアナログで行っていた年末調整をツールに切り替えたことで業務時間の削減に成功するなど、コスト削減の面から高く評価されているようです。
※1出典:https://biz.moneyforward.com/case/moneyforward-cloud/07022/
※2出典:https://biz.moneyforward.com/case/tax-adjustment/07024/
他の労務管理システムと比べてどうなのか
マネーフォワード クラウド年末調整は、単なる人事労務システムであるだけでなく、行政機関への電子申告までのフローをまとめてカバーしている点が他サービスより優れています。
従業員の書類作成は、まるでアンケートに答えるような形で気軽に行えるだけでなく、担当者による進捗管理も楽々。税額の自動計算も行えて、これまでよりもミスを減らすことができるでしょう。
電子申告にも対応しているため、年末調整における書類作成・提出業務をなるべく簡単に終わらせたい、パソコン1台で対応できるようにしたいという場合にはうってつけです。
【総評】マネーフォワード クラウド年末調整は業務効率化におすすめ
マネーフォワード クラウド年末調整は、年末調整に関連する手続きをまとめて効率化させたい場合にはぴったりのシステムです。
人事労務担当者にとっても、そして書類を提出する従業員にとっても便利で使いやすいシステムとなっているので、導入することによってこれまでよりもスピーディに年末調整業務を終えられるでしょう。
書類管理に悩んでおりペーパーレス化を進めたいという会社や、すでに年末調整用のソフトを利用しているものの乗り換えを検討しているという場合にもおすすめです。