【2025年最新】ネクストエンジンの評判と実態
在庫管理システム「ネクストエンジン」の評判と口コミを徹底調査しました。他サービスと比較したメリットや料金プラン、「ネクストエンジン」の導入実績や効果も網羅。この記事だけで、「ネクストエンジン」のすべてが分かります。
- <総評>ネクストエンジンは運営者目線で開発された自由度の高いシステム
- ネクストエンジンとよく比較されるサービス
- ネクストエンジンの7つのメリット
- 徹底調査で分かったネクストエンジンを使うべき人・会社
- ネクストエンジンの料金プラン
- ネクストエンジンの導入実績・効果
- まとめ
「ネクストエンジン」は、神奈川県小田原市に本社を構えるHameeが提供している在庫・受注・発注管理システムです。ECサイトを楽しく運営するための豊富な機能や優れたコストパフォーマンスで支持を受けており、これまでの導入社数は4,000社以上にのぼります。
本記事では、発注業者比較サービス「PRONIアイミツ」の調査をもとに、ネクストエンジンを紹介します。在庫管理機能にスポットをあて、導入メリットや実際の事例などを解説していくので、在庫管理システムをお探しの方はぜひ参考にしてください。
<総評>ネクストエンジンは運営者目線で開発された自由度の高いシステム
ネクストエンジンは、在庫管理にくわえて受注管理、発注管理が一気通貫で行えるシステムです。複数にわたる店舗のページ管理や在庫連携、受注処理などが自動化できるほか、外部システムとの連携やアプリ機能による高いカスタマイズ性を備えています。
また、運営元のHameeは現役のネットショップ運営者でもあるため、「現場目線」で開発が行われている点も大きな特徴です。
ネクストエンジンとよく比較されるサービス


ネクストエンジンの7つのメリット
紹介したような特徴があるネクストエンジンですが、活用することで次のようなメリットがあります。
複数店舗の在庫管理が自動化できる
ネクストエンジンは、楽天市場やYahoo!ショッピング、Amazonといった各モールからの注文情報にもとづいて自動で在庫連携ができるシステムです。手動で1つひとつ情報を入力して在庫状況を更新する必要がありません。
在庫管理にとどまらず、商品登録や発注仕入れ管理、受注管理といったルーティン業務の自動化も可能。決済連携や送り状連携、POS連携などにも対応しているため、業務負担の大幅な軽減が実現するのではないでしょうか。
提供元が現役のネットショップ運営者
ネクストエンジンは、現役のEC事業者によって開発・運営されているという点も大きなメリットの1つです。
現場目線を大切に開発されており、使いやすさを追求しているのはもちろん、モールやカートの仕様に変更があった際には迅速に対応。また、店舗ごとの売り上げや在庫、商品の分析機能も備えているので、業務効率化だけでなく商品開発やマーケティングにも役立てられるでしょう。
必要なタイミングで機能が追加できる
メイン機能が充実しているだけでなく、アプリ機能を使えば機能が追加できる自由度の高さもネクストエンジンの魅力です。
たとえば、メルマガの自動作成や滞留在庫の見える化、セルフ領収書など「あったら便利」な細かな機能をもつアプリが80種以上用意されており、必要なタイミングで導入が可能。事業の成長にあわせてシステムをカスタマイズすることができます。また、ネクストエンジンはAPIを公開しているので、「独自にアプリを開発したい」という場合にもうってつけです。
外部システム連携が豊富
外部サービスとの連携が充実しており、さまざまな情報が一元管理できる点もネクストエンジンの大きなメリットです。
楽天市場やAmazon、Yahoo!ショッピング、PayPayモールなど10種以上のモールにくわえて、MakeShopやカラーミーショップ、EC-CUBE、ショップサーブを含む20種のカートと標準で連携。また、倉庫管理システムや会計ソフトとの連携にも標準で対応しています。
複数人でも管理しやすい
店舗の数や規模の拡大とともに課題となるのが、複数人で管理する際の業務効率やミスの発生です。しかし、ネクストエンジンには情報共有のための作業用メモ欄や、1つの受注に対して複数人が更新作業を行った際のアラート表示、各操作の履歴機能など、複数人による作業で起こりがちなヒューマンエラーや作業待ちを未然に防ぐための機能を備えているので安心。
さらに、ユーザーごとの権限設定にも対応しているため、担当する業務ごとに閲覧・操作できる範囲を分けて運用が可能です。
倉庫委託で出荷業務も効率化
ネクストエンジンは楽天スーパーロジスティクスやYahoo!ロジスティクス、オープンロジなど多くの倉庫やWMS(倉庫管理システム)との連携に対応しているため、出荷倉庫が遠方にある会社や、外部の倉庫へ発送業務を委託している会社でも安心です。
一部の倉庫・WMSでは倉庫への出荷指示や、入出荷後の在庫反映も自動で行えるようになっているのも大きな魅力といえます。
充実したサポート
ネクストエンジンでは、操作方法・活用方法に関するオンラインマニュアルやFAQにくわえて、電話やメールによるサポートを提供。なかでも電話サポートでは画面共有を用いて分かりやすく説明するので、システムの操作に不慣れな場合でも安心です。
また、導入時だけでなく導入後にも作業効率化や店舗運営に関する相談ができるのは、自社もECサイトを運営するネクストエンジンならではのメリットといえるでしょう。
徹底調査で分かったネクストエンジンを使うべき人・会社
紹介したメリットを踏まえ、ネクストエンジンは一体どんな人・会社が使うべきなのか、具体的にお伝えします。
ECサイト運営業務全般を効率化したい方
ネクストエンジンは、在庫管理だけでなく受注管理や商品登録・管理、メール送信といったECサイトの運営に関わる一連の業務をまとめて効率化できるシステムです。
ECサイト運営は業務が多岐にわたるため、一部をシステム化・自動化しても効果を発揮しにくいもの。まとめて自動化ができれば、販路の拡大や繁忙期に際しても人件費を増やすことなく対応が可能となるため、利益率の向上にもつながるのではないでしょうか。
また、複数人で管理する場合も安全に運用するための工夫が施されているのもネクストエンジンの魅力の1つ。担当業務ごとに閲覧・操作範囲が制限できる機能や重複処理アラート機能を備えているので、事業規模を拡大しても統制をとりながら効率的な運用が行えます。
店舗数が増え煩雑なオペレーションにお悩みのEC運営者
多くのEC事業者が直面する課題としてあげられるのが、出店モールが増えるごとにアナログ操作が増え、業務負担が大きくなるということです。ネクストエンジンは、在庫管理や受注管理などの自動化だけでなく、店舗の増加にも柔軟に対応が可能。複数モールの注文が1つの画面で管理・処理ができるほか、在庫情報の一元管理や振り分け、商品ページの一括更新にも対応しています。売上の管理や分析も行えるため、より戦略的な運用にも役立つでしょう。
標準で連携しているモールだけでなく、アプリを活用すればBASEやebayなどとの連携も容易に行えるため、長きにわたって利用できると考えられます。ネスレや日本食研、三省堂書店などの大手企業が数多く導入している点も安心できるポイントです。
事業の成長に合わせて拡張できる在庫管理システムをお探しの方
ネクストエンジンはアプリ機能を搭載しており、必要なタイミングで自由に機能を追加することができます。顧客管理や分析、データ出力などさまざまなアプリが用意されており、その種類は80以上。有料だけでなく無料のものが多く提供されているのもうれしいポイントでしょう。
ネクストエンジン自体も最小限の費用で導入できるのが特徴で、初期費用は無料、月額費用は1万円(税抜)から。導入ハードルが低いので、「自社にでシステムを導入するのはまだ早い気がする」という場合にもおすすめです。在庫管理だけでなく受注管理、商品登録・管理ができるシステムはECサイト運営の基盤となるシステムとなるため、乗り換え時の負担は大きいもの。
その点、ネクストエンジンは事業規模の拡大にも柔軟に対応が可能なので、長期にわたって利用することができます。創業期・成長期のEC事業者にとって心強いサービスといえるでしょう。
ネクストエンジンの料金プラン
ネクストエンジンの料金プランは、受注件数に応じた従量課金制を採用しており、基本料金は400件までの受注込みで月額1万円から。400件を超えた場合は合計の受注数によって単価が追加されていくので、無駄な費用を払う必要がありません。
従量課金の単価は、401〜1,000件で1件あたり25円、1001〜3,000件で1件あたり20円と月間の受注数が多いほど単価が下がるので、大規模な店舗を運営している場合でも安心。初期費用や店舗数、商品数に応じた追加料金も発生しないので、継続して利用しやすいのではないでしょうか。
※契約から2年目以降は前年分の保守費用として1万5,000円が発生します
※価格はすべて税抜
ネクストエンジンの導入実績・効果
ここからは実際にネクストエンジンを導入した企業の例を取り上げ、システム導入後にどんな効果があったのかをお伝えします。
ザボディショップジャパン株式会社
ネクストエンジンの導入事例ページ(Hamee株式会社 https://next-engine.net/the-body-shop.html 参照)によると、英国発の自然派化粧品ブランド「ザボディショップ」を日本全国に展開するザボディショップでは、楽天市場やYahoo!ショッピングといった主要モールでサイトを運営していますが、担当者の「勘」を頼りに在庫管理を行っていたことから在庫過多や欠品によるチャンスロスが発生していました。
ネクストエンジンを導入するきっかけとなったのは、2018年に予定されていた基幹システムの変更。既存の受注管理システムの改修に多額の費用が必要となることを受け、受注管理システムも入れ替えることになったそう。そして、新たな基幹システムとの連携や費用、サポートなども含めて検討した結果、ネクストエンジンの採用が決定しました。
ネクストエンジンの導入後は、在庫振り分け設定のおかげで欠品によるチャンスロスが大幅に削減。また、複数人で同時に操作ができるため、作業待ちもなくなったといいます。さらに受注処理の効率化によって施策の実行がよりスピーディとなったため、売り上げも2桁の成長率を達成。柔軟にカスタマイズができる点や、手厚いサポートも高く評価しているそうです。
株式会社インターナショナルスワングループ
ネクストエンジンの導入事例ページ(Hamee株式会社 https://next-engine.net/swangroup.html 参照)によると、女性向けアパレルを中心とした複数のECサイトを運営するインターナショナルスワングループでは、2016年の新ブランド立ち上げのタイミングからネクストエンジンを利用しています。
ブランドの立ち上げと同時にシステム導入に踏み切った理由は、過去に立ち上げたブランドのECサイト運営で苦労した経験。在庫管理もエクセルで行っており、受注の増加とともにアナログ業務の負担が大きくなることから「次は立ち上げ時から一元管理ツールを使おう」と考えていたといいます。
数ある一元管理ツールのなかからネクストエンジンを採用した決め手は、営業担当者の説明と抜群の知名度。ほかのシステムを比較して利用しやすい価格設定も大きな判断ポイントでした。導入後は在庫連携機能を中心に活用しており、生産性向上が実現。業務の負担も大幅に軽減されたので、商品開発や販売戦略の立案にリソースが割けるようになったのもうれしい効果だったと語ります。
ネクストエンジンがあれば人件費を増やさずにモールを拡大することができるため、今後もさらなる効率化を通じて利益率の改善も図っていくとのことです。
まとめ
本記事では、ネクストエンジンの特徴や導入のメリット、実際の導入事例などをご紹介してきました。4,000社・3万店以上で導入された豊富な実績をもつネクストエンジンは、商品登録・管理や在庫管理、受注管理などECサイト運営に必要な機能を豊富に備えたシステムです。さまざまな業務が自動化できるので、ECサイト運営の効率化に大きく貢献するのではないでしょうか。
PRONIアイミツでは、さまざまな条件で在庫管理システムを比較できます。導入実績のある業界・企業規模・使いたい機能などで絞り込み、あなたの会社に最適なサービスを探してみてください。
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