【対応モール一覧表あり】EC一元管理システムおすすめ7選
多くのEC一元管理システムでは、Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングなど、主要なECモールの受発注を一元管理できます。
しかし、越境ECモールやファッション系ECモールなど、業界に特化したECモールへの対応は各システムで違いがあります。
そこで本記事では、EC一元管理システムおすすめ7選の対応モールを一覧で紹介します。Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどの「主要ECモール」に加えて、「越境ECモール」「ファッション系ECモール」「フリマアプリ系ECモール」、「対応ECカート」に分けてまとめていますのでぜひご覧ください。
- 【比較表】EC一元管理システムの対応モール・カート
- Amazon・楽天市場対応のEC一元管理システムおすすめ7選
- EC一元管理システムを導入するメリット
- EC一元管理システムを選ぶポイント
- まとめ:将来的な事業拡大も念頭に対応モールを確認しよう
【比較表】EC一元管理システムの対応モール・カート
EC一元管理システムとは、複数のECモール・ECカートにおける受発注管理を一元化できるシステムです。Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどのECモール、独自サイトのECカートを一元管理することで、EC業務を効率化できます。EC一元管理システムの代表的な対応モールは以下の通りです。
種別 | ECモール名 |
---|---|
主要ECモール | Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピング |
越境ECモール | eBay、Qoo10、ZenPlus、Shopify など |
ファッション系ECモール | ZOZOTOWN、SHOPLIST、ロコンド など |
フリマアプリ系ECモール | 楽天ラクマ、メルカリ、BUYMA など |
ここでは、おすすめのEC一元管理システムの対応モール・カートを比較します。以下の比較表をご覧ください。
サービス名 | 主要ECモール | 越境ECモール | ファッション系ECモール | フリマアプリ系ECモール | 対応ECカート |
---|---|---|---|---|---|
アシスト店長 |
〇 | 〇 | 〇 | - | 〇 |
TEMPOSTAR | 〇 | 〇 | ◎ | 〇 | 〇 |
ネクストエンジン | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | ◎ |
CROSS MALL | 〇 | ◎ | ◎ | 〇 | 〇 |
GoQSystem | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
LOGILESS | 〇 | 〇 | ◎ | - | ◎ |
助ネコ | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
おすすめのEC一元管理システムでは、Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングといった主要ECモールにすべてのシステムで対応しています。CROSS MALL、LOGILESSの対応モールは、ファッション系ECモールが豊富に用意されているため、アパレルEC事業者におすすめのEC一元管理システムです。
また、ネクストエンジンは、対応ECカートが豊富です。独自サイトでEC事業を行っている事業者のニーズを幅広く満たしています。
Amazon・楽天市場対応のEC一元管理システムおすすめ7選
ここでは、Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングといった主要ECモールに加えて、幅広いジャンルへの対応モールがあるEC一元管理システムを紹介します。
アシスト店長
-
料金
月25,000円 -
初期費用
50,000円
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
なし
アシスト店長は、株式会社ネットショップ支援室が提供するEC一元管理システムです。
受注管理・在庫管理・メール配信・顧客管理を一元管理に加えて、顧客満足度を向上する機能が充実しています。顧客の行動を分析し、その情報をもとにフォローアップメールを自動送信できるCRM機能を搭載。リピーターの獲得に貢献し、売り上げアップが期待できる点がメリットです。
健康・美容分野での導入実績が豊富で、健康食品や化粧品販売に強いECモールに対応したEC一元管理システムです。
-
料金
月10,000円 -
初期費用
なし
-
最低利用期間
3ヵ月
-
最低利用人数
なし
TEMPOSTAR(テンポスター)は、SAVAWAY株式会社が提供するEC一元管理システムです。柔軟にカスタマイズできる点が人気で、幅広い業種に導入実績があります。
拡張性が高く、企業が独自に開発したECサイトやシステムとの連携が可能。個別要件に合わせた機能の追加もできるため、企業の細かいニーズに対応できます。
対応モールは、ファッション系ECモールを中心に豊富に用意されていて、アパレルEC業界で豊富な導入実績があります。
-
料金
月10,000円 -
初期費用
なし
-
最低利用期間
3ヵ月
-
最低利用人数
なし
ネクストエンジンは、NE株式会社が提供するEC一元管理システムです。利用店舗数47,000店以上の導入実績を誇り、多くの企業からの信頼を得ています。
連携できるシステムが業界最大級で、幅広いモール・カートに対応可能。倉庫管理システム(WMS)・決済サービス・送り状発行システム・POSなどの外部サービスや、自社で開発した独自のシステムにも連携でき、利用中のシステムがあってもスムーズに導入できます。
幅広いECモールへの対応に加えて、多くのECカートに対応している点がおすすめポイント。独自サイトでEC事業を行っている事業者におすすめのEC一元管理システムです。
-
料金
月5,000円 -
初期費用
なし
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
なし
CROSS MALL(クロスモール)は、株式会社アイルが提供するEC一元管理システム。株式会社アイルは創業以来30年以上、5000社の企業をサポートした実績があります。
他社と比較したおすすめのポイントは、充実したサポート体制。導入前は丁寧なヒアリングで、課題解決に最適なシステム運用を提案してくれます。システム導入時には、商品データの整備や操作方法のレクチャーでスムーズな立ち上げをサポート。システム導入後も専属サポーターによる手厚いサポートが受けられます。
対応モールは、eBay、Qoo10、ZenPlusといった越境ECモールに対応しており、海外事業を運営している事業者におすすめのEC一元管理システムです。
GoQSystem
-
料金
月15,000円 -
初期費用
30,000円
-
最低利用期間
3ヶ月
-
最低利用人数
なし
GoQSystem(ごくーシステム)は、株式会社GoQSystemが提供するEC一元管理システム。楽天旧RMSを元にした使いやすい管理画面が人気で、40,000社以上に導入実績があります。
在庫情報の反映が早い点が強みで、複数店舗の在庫を最短1分で連携可能。手動更新にも対応し、常に正確な在庫状況を把握できます。急な注文が多く入った際でも在庫状況をすぐに反映できるため、セールやイベントが多い企業におすすめです。
主要ECモールをはじめ多くの対応モールがありますが、未対応のモールやカートは「カスタムCSV店舗」機能を利用することで、一元管理できる点もおすすめポイントです。
LOGILESS
-
料金
月20,000円 -
初期費用
0円
-
最低利用期間
利用開始月を除き3ヶ月
-
最低利用人数
なし
LOGILESS(ロジレス)は、株式会社ロジレスが提供するEC一元管理システム。受注管理システム(OMS)と、倉庫管理システム(WMS)が一体化したEC自動出荷システムで、受注から出荷までの作業のほとんどを自動化できます。
複雑な出荷条件がある場合も業務を自動化できる点がおすすめポイント。「商品によって配送方法を変える」「初回購入者にカタログを同梱する」などの細かい条件も設定可能です。自社独自のマーケティング施策に対応できるため、売り上げアップが見込めます。
対応モールは、ZOZOTOWN、SHOPLIST、ベルーナなど、多くのファッション系ECモールに対応しているため、アパレル事業者には特におすすめのEC一元管理システムです。
-
料金
月20,000円 -
初期費用
なし
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
なし
助ネコは、株式会社アクアリーフが提供するEC一元管理システムです。受発注・在庫管理・商品登録を簡単に一括管理できるため、多くの企業に導入実績があります。
他社と比較したおすすめのポイントは、使いやすさ。操作方法が簡単で、直感的に使える管理画面に定評があります。パソコン操作が不慣れな方も、すぐに使い方を覚えられる点がメリットです。
対応モールも豊富で、特に食品、アパレル、家具・家電や雑貨など、生活に根ざした商品分野で多くの導入実績があります。
以上、豊富な対応モールがあるEC一元管理システムを詳しく解説しました。PRONIアイミツ(当サイト)では、ITツール受発注支援のプロとして、EC一元管理システム選びの相談を承っています。以下のボタンから、いくつかの質問に答えるだけで自社におすすめのツールがわかる診断(無料)も用意していますのでぜひご活用ください。
EC一元管理システムを導入するメリット
ここでは、EC一元管理システムを導入するメリットを解説します。EC店舗を一元管理することで以下4つのメリットがあります。
- ECサイト運営を効率化できる
- 売り上げアップが目指せる
- ヒューマンエラーを防止できる
- 顧客満足度の向上が期待できる
ECサイト運営を効率化できる
EC一元管理システムの導入は、EC運営を効率化できるのがメリットです。複数のECモールに出店しているEC事業者にとって、それぞれのECモールの在庫管理や入出庫管理は煩雑になりがちです。しかしEC一元管理システムを導入すれば、複数のECモールの在庫状況をひとつのシステム内で一括管理できます。それぞれのECモールの管理ページにアクセスする必要がないため、ECサイト管理の作業効率を高められます。
売り上げアップが目指せる
EC一元管理システムで複数のECモールを一元管理することで、在庫管理が正確になり、売り切れや過剰在庫を防げます。顧客が求める商品を適切なタイミングで提供できるため、売り上げの機会損失を減らせます。また、売上データ分析機能を活用することで、顧客の購買傾向を把握。効果的な販売戦略を立てることで、売り上げの増加が期待できます。
ヒューマンエラーを防止できる
複数のECモールでの販売を一元管理システムで行うことで、手作業によるデータ入力の必要性が減ります。たとえば、注文キャンセルになってしまった場合でも、在庫数を自動で調整。在庫数の誤入力や発送ミスなど、ヒューマンエラーの減少に貢献します。正確な運営を実現することで、顧客からの信頼を獲得しやすくなるでしょう。
顧客満足度の向上が期待できる
一元管理システムを通じて、顧客からの注文を迅速かつ正確に処理できます。在庫情報がリアルタイムで更新されるため、顧客は最新の在庫状況を確認でき、商品の欠品や長期間の納期遅延による顧客のストレスを減らせます。また、顧客データの一元管理により、個々の顧客が商品を購入した後のフォローメールや、顧客に最適化された情報を提供できるため、顧客満足度の向上が期待できます。
EC一元管理システムを選ぶポイント
ここでは、EC一元管理システムを選ぶポイントを解説します。対応ECモール・カート以外にも押さえてほしい選定ポイントがありますので、ぜひ参考にしてください。
- 初期費用・月額料金・受注件数や店舗数に応じた従量課金
- 他システムとの連携範囲
- IT導入補助金を適用できるか
- 無料トライアルを利用できるか
初期費用・月額料金・受注件数や店舗数に応じた従量課金
EC一元管理システムの料金体系は、ITツールによくある初期費用と月額料金に加えて、従量課金があります。たとえば、受注件数に応じて料金が加算される料金プランや、システム内で管理する店舗を追加するたびに課金されるプランなど、システムによってさまざまな料金体系があります。そのため、導入前には料金プランを確認し、長期的な運用予算を見越してシステムを選ぶことが大切です。
関連記事:料金が安いEC一元管理システム
他システムとの連携範囲
EC一元管理システムは、他システムとの連携にも優れています。たとえば、倉庫管理システムと連携すると、ECサイト上の在庫と商品の詳細な情報の連動が可能です。また、POSシステムと連携すると、在庫や売上データの共有ができます。
EC一元管理システムは、連携できる外部サービスが異なるため、連携したいシステムがある場合は事前に連携できる範囲を確認しておきましょう。特に自社独自のECサイトやシステムを保有しているなら、カスタマイズ性が高く、他のシステムとの互換性が高いEC一元管理システムがおすすめです。
IT導入補助金を適用できるか
EC一元管理システムには、IT導入補助金が利用できるものがあります。補助金申請をすることで、経済産業省からの補助が受けられる制度です。
しかし、すべてのシステムでIT導入補助金を利用できるわけではないので注意が必要です。経済産業省が定める要件を満たし、IT導入補助金の対象として認められたツールを導入する場合のみ補助金を受けられます。
また、IT導入補助金の対象ツールは、毎年審査があり、前年に引き続きIT導入補助金が利用できるわけではないので、必ず最新の登録状況を確認するようにしましょう。
無料トライアルを利用できるか
EC一元管理システムには、導入前にお試しで操作できる無料トライアルを利用できるものがあります。無料トライアル期間は、1ヶ月間が相場です。
無料トライアル期間中は、本格導入後に利用する従業員に利用してもらい、画面の見やすさや操作性を確認しましょう。会社の規模が大きく、導入後にEC一元管理システムを操作する人数が多い場合は、無料トライアル期間中の利用スケジュールを事前に決めておくのがおすすめです。
以上、EC一元管理システムの選ぶ際のポイントを解説しました。「EC一元管理システムのおすすめ比較」では、より詳しい選び方や2024最新のおすすめシステムを比較しています。こちらもぜひご覧ください。
まとめ:将来的な事業拡大も念頭に対応モールを確認しよう
EC一元管理システムを導入するなら、現在出店しているECモール・ECカートに対応していることは必須です。さらに、将来的な事業拡大を目指すなら、出店予定のECモール・ECカートにも対応しているか確認しておくと良いでしょう。
しかし、対応モールは各システムで異なるため、どれを導入すべきか迷ってしまうでしょう。PRONIアイミツでは、さまざまな条件でEC一元管理システムを比較できます。導入実績のある業界・企業規模・使いたい機能などで絞り込み、あなたの会社に最適なシステムを探してみてください。
しかし、数あるEC一元管理システムを比較して自社のニーズに合ったものを選ぶのは大変です。「まず候補を絞りたい」という担当者はぜひPRONIアイミツを活用ください。PRONIアイミツでは、以下のボタンから質問に答えるだけで希望要件に合ったEC一元管理システムが分かる診断(無料)ができます。
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