【550人にアンケート】eラーニングシステムの選び方!導入フェーズの違いも解説
当社が実施したeラーニングシステムを利用・導入している550名を対象としたアンケート調査の結果、システム選定で最も重視されているのは「価格の手頃さ」、次いで「登録されている教材の質」であることが分かりました。
【当記事の要点】
- 重視ポイント:1位は価格(39.1%)、TOP3合計では教材の質(66.0%)が逆転。コストと質のバランスが選定の鍵
- 導入フェーズによる傾向:新規導入は「価格」を、乗り換えは「教材の質」を重視
- 選び方のコツ:「価格で足切り」「規模で優先付け」「乗り換え失敗から学ぶ」の3つがコツ
本記事では、550人のリアルな声に基づいた「後悔しないeラーニングシステムの選び方」を、導入フェーズや乗り換え理由などの切り口から詳しく解説します。
- eラーニングシステムの選び方ランキング【550人調査】
- 導入フェーズ(新規・乗り換え)で変わる「選び方」
- 乗り換え理由から見る、失敗しない選び方
- 最適なeラーニングシステムとは?おすすめ5ツールを紹介
- まとめ:アンケートで分かった失敗しない選び方のコツ
- eラーニングシステムの利用実態アンケートの概要
eラーニングシステムの選び方ランキング【550人調査】
PRONIアイミツSaaSでは、eラーニングシステムを実際に利用・導入している担当者550名を対象にアンケート調査を実施しました。アンケートでは、eラーニングシステムを選ぶ・利用する際に重視したポイント(価格の手頃さ、教材の質など7項目)について、重要だと思う順に1位から3位まで順位をつけて回答してもらいました。
1位回答で最も多かったのは「価格の手頃さ(39.1%)」
アンケート調査の結果、1位の回答が最も多かったのは「価格の手頃さ」で、550人中215人(39.1%)が選択しました。2位以下を大きく引き離しており、次点の「登録されている教材の質」(25.5%・140人)、「教材作成・登録のしやすさ」(13.8%・76人)と続きます。
【選定時に重要だと思うポイント(1位回答)】
- 価格の手頃さ:39.1%
- 登録されている教材の質:25.5%
- 教材作成・登録のしやすさ:13.8%
eラーニングシステムは、利用ID数や教材の追加に応じて費用が変動するサービスが多く、対象人数が増えるほど総コストへの影響が大きくなります。研修担当者にとって「まず予算内に収まるかどうか」が最初の絞り込み条件になりやすいことが、この結果からうかがえます。
TOP3合計では「登録されている教材の質」が僅差で逆転
一方で、1位〜3位までの合計得票率(TOP3合計)を見ると、順位が入れ替わります。「登録されている教材の質」が66.0%で最多となり、1位回答で最多だった「価格の手頃さ(62.9%)」をわずかに上回りました。
この逆転現象は、価格と教材の質という2つの基準の性質の違いを表していると考えられます。価格は比較検討の入り口として真っ先に意識されやすい一方、実際に社員が学習を継続できるかは「自社の業務・階層に合った教材が揃っているか」に大きく左右されるため、「1位ではなくても、上位の候補には必ず入れておきたい」という手堅い支持を集めやすいと考えられます。
TOP3合計では、3位に「受講管理・進捗確認のしやすさ(50.4%)」、4位に「教材作成・登録のしやすさ(49.8%)」が続きます。「価格」「教材の質」という入り口の基準に加えて、実際に運用が回るかという管理・運用面も、約半数の担当者が重視していることが分かります。
導入フェーズ(新規・乗り換え)で変わる「選び方」
次に、「新規導入」の企業と、一度運用を経験した「乗り換え」の企業で、選定基準(TOP3合計)にどのような差が出るのかをまとめました。
新規導入企業では、TOP3合計で見ても「価格の手頃さ(66.7%)」がわずかに首位を守っています。一方、乗り換え企業では「登録されている教材の質(69.6%)」がで明確に1位となり、「価格の手頃さ(60.9%)」を8.7%上回りました。1章目で見た「価格→教材の質」の逆転現象は、実は乗り換え経験者の間でより強く表れていたことが分かります。
【乗り換え層で「TOP3」に選ばれた割合が高い項目(新規導入層との比較)】
- 登録されている教材の質:69.6%(新規導入より3.5%多い)
- 受講管理・進捗確認のしやすさ:53.0%(新規導入より7.6%多い)
- 他システムとの連携性:8.7%(新規導入より4.3%多い)
注目すべきは、乗り換え層の方が「教材の質」だけでなく「受講管理・進捗確認のしやすさ」も新規層より高く重視している点です。これは、一度eラーニングシステムを運用してみて「教材が自社に合わなかった」「受講状況を把握しづらかった」という失敗を経験した層ほど、次の選定では価格以上に「実際に運用が回るか」を重視するようになることを示していそうです。
乗り換え理由から見る、失敗しない選び方
eラーニングシステムの選び方は、今使っているシステムへの不満の裏返しでもあります。今回のアンケートでは、別のeラーニングシステムから乗り換えたと回答した113人に、乗り換えた理由を尋ねています。
乗り換え組の3人に1人は「機能不足」が引き金に
乗り換えた理由を尋ねたところ、「機能が不足していた(31.0%)」が最多となりました。次いで、僅差で「教材の種類が少なかった(29.2%)」、「コストが高かった(27.4%)」、「教材の質が低かった(26.5%)」と、教材・機能・コストに関する理由が上位に並んでいます。
前章の選び方ランキングで「教材の質」がTOP3合計で1位だったことと合わせて考えると、多くの担当者は導入時に「価格」を優先して選んだものの、運用を進めるうちに「教材のラインナップや質が自社のニーズに合っていなかった」という失敗を経験し、次の選定では教材面を重視するようになっていると読み取れます。
「教材作成・更新がしづらかった(22.1%)」、「受講管理が使いにくかった(21.2%)」といった運用面の理由も2割を超えており、価格だけでなく、実際に教材を追加・更新できるか、受講状況を把握しやすいかまで確認しておくことが、乗り換えを避けるポイントだといえます。
最適なeラーニングシステムとは?おすすめ5ツールを紹介
今回のアンケートでは「価格の手頃さ」「教材の質」「受講管理のしやすさ」がシステム選定の重要な軸であることが分かりました。ここでは、実際に回答者が利用しているeラーニングシステムの中から、利用シェアが高かった5ツールを紹介します。
| サービス名 | |||||
|---|---|---|---|---|---|
| 料金 |
月 19,800 円 初期費用 100,000円 |
月 200 円 /ユーザー 初期費用 要問合せ
(他2プラン)
|
月 5,500 円 /100アカウント 初期費用 要問合せ
(他2プラン)
|
月 1,650 円 /ID 初期費用 110,000円 |
月 29,400 円 /30ID 初期費用 100,000円
(他1プラン)
|
| 機能 |
受講者の基本情報管理機能
教材作成の機能
講義進捗の管理機能
学習傾向の分析機能
動画ファイル対応
|
受講者の基本情報管理機能
教材作成の機能
講義進捗の管理機能
学習傾向の分析機能
動画ファイル対応
|
受講者の基本情報管理機能
教材作成の機能
講義進捗の管理機能
学習傾向の分析機能
動画ファイル対応
|
受講者の基本情報管理機能
教材作成の機能
講義進捗の管理機能
学習傾向の分析機能
動画ファイル対応
|
受講者の基本情報管理機能
教材作成の機能
講義進捗の管理機能
学習傾向の分析機能
動画ファイル対応
|
| 導入実績 |
6,900社 |
情報なし |
1,900社以上 |
累計4,500社 |
累計100,000アカウント以上 |
まとめ:アンケートで分かった失敗しない選び方のコツ
アンケート回答から見えてきた「失敗しない選び方」のコツは以下の3点です。
1. 「価格」で絞り込んだら、必ず「教材の質」を確認する
アンケートでは「価格の手頃さ」が1位回答で最多でしたが、TOP3合計では「教材の質」が僅差で上回りました。価格だけで候補を決めると、自社の研修ニーズに合う教材が少なく、結局使われないシステムになりかねません。価格で候補を絞り込んだ後は、無料トライアルなどで実際の教材ラインナップを確認しましょう。
2. 従業員規模に応じて、価格と教材の質のバランスを見極める
1〜99人の小規模企業では価格の手頃さが圧倒的に重視される一方、1,000人以上の大規模企業では教材の質が価格に迫るほど重視されていました。自社の規模が大きいほど、価格だけでなく階層別・部門別の教材の幅広さも比較材料に加えることをおすすめします。
3. 乗り換え経験者の失敗から、機能と教材のミスマッチを避ける
乗り換え組の理由の上位には「機能不足」「教材の種類の少なさ」「教材の質の低さ」が並びました。価格の安さだけでツールを決めると、後から機能・教材面で不満が出やすい傾向にあります。無料トライアルの段階で、自社が実施したい研修に近い教材が揃っているか、実際の管理画面で受講状況を確認しやすいかまで試しておくことが、乗り換えを避ける近道です。
▼おすすめのeラーニングシステムは以下記事でも紹介しています。ぜひ参考にしてください。
eラーニングシステムの利用実態アンケートの概要
この記事にまとめたeラーニングシステムの利用実態アンケートの概要です。
eラーニングシステムの利用実態アンケートの概要
- 調査対象:eラーニングシステム利用回答者データ550名
- 調査地域:全国
- 調査期間:2025年11月14日
- 調査方法:インターネット調査
- 主な回答業種:製造業(29.1%)、情報通信業(12.4%)、サービス業(11.6%)、金融・証券・保険業(8.4%)など
- 主な調査項目:現在利用しているeラーニングシステム、導入経緯(新規導入・乗り換え)、選ぶ際に重視したポイントなど
当記事の引用や転載をする際は、必ず出典として「PRONIアイミツSaaS」および記事URL(https://saas.imitsu.jp/cate-payment/article/h-2805)を明記願います。
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