画面共有機能つきのWeb会議システム8選【2024年最新】
テレワークや時差出勤など、新たな働き方が増えている昨今。自宅から会議に参加する機会も増えたのではないでしょうか。webミーティングを行うにあたっても、実際に対面で行う時のようにスムーズに進行させたいもの。例えばプレゼン資料などを一緒に見てほしい場合には、プロジェクターが映し出すスクリーンを見られない代わりに、画面共有を行う必要があるでしょう。
そこで今回は、画面共有機能のあるWeb会議システム7選を紹介します。
- 画面共有機能とは
- Web会議システムのメリット
- 【比較表】画面共有機能つきのWeb会議システム
- 画面共有機能つきのWeb会議システムおすすめ4選
- 営業・商談向けの画面共有機能を持つWeb会議システム3選
- Web会議システムの選び方4つのポイント
- まとめ:自社にぴったりのWeb会議システムを選ぼう
画面共有機能とは
画面共有機能とは、その名の通り今表示している画面を共有できる機能のこと。例えば自分のパソコンの画面にプレゼンテーションのスライドを映し出している場合、webミーティングに参加している他のユーザーの画面にも、プレゼンテーションのスライドが映し出されます。資料のアップロードや書き込みのできる資料共有機能とは異なり、スライド画面の編集などは行えません。
Web会議システムのメリット
ここからは、Web会議システムを導入するとどのようなメリットがあるのかをチェックしていきましょう。
交通費や時間の節約ができる
Web会議システムを導入するメリットとして1つ目にあげられるのが、交通費や移動に使う時間を節約できるということ。
例えば、都内の貸し会議スペースにてミーティングを行うという場合、わざわざそこまで行くために時間を割かなければならず、交通費もかかってしまいます。自社の会議室でミーティングを行うという場合でも、外部の人が参加する場合にはわざわざ来てもらわなければなりません。
しかしWeb会議システムを導入しておけば、場所を選ばずすぐに会議を始められるので、時間もコストも抑えることが可能です。
資料の配布が容易
Web会議システムを導入するメリットとして2つ目にあげられるのが、資料の配布も簡単に行えるということ。
実際に対面でミーティングを行なっている場合、資料を一部ずつコピーし、1人ひとりに配るといった作業が必要になる場合があります。これでは印刷代も手間もかかってしまうでしょう。
しかし、Web会議システムの中でも画面共有機能が搭載されているものを導入しておけば、資料を視聴者の画面に一斉に映し出すことが可能です。資料をわざわざ用意する手間が省けるため、非常に楽でしょう。
画面共有機能が搭載されてなくとも、Web会議システムであれば資料を電子ファイルで配布することもできます。
意思決定のスピードが上がる
Web会議システムを導入するメリットとして3つ目にあげられるのが、意思決定がスピーディになるということ。
対面形式で会議を行う場合には、「Aさんは仕事の都合でその時間は出席できない」、「Bさんはその日出張中なので違う日にしなければならない」など、さまざまな都合が関係して迅速に会議を行えないこともあります。参加者が多ければ多いほどそれぞれの事情を考慮する必要があり、スケジューリングに手間取るでしょう。
しかしWeb会議システムを導入しておくとより柔軟性が高まるため、インターネット回線が利用できる環境であれば、いつでも会議に参加することができます。スケジューリングが大幅に楽になり、意思決定までの速さも上がるはずです。
【比較表】画面共有機能つきのWeb会議システム
ここからは画面共有機能つきのWeb会議システムを紹介していきたいと思います。まずはご紹介するWeb会議システムでPRONIアイミツがおすすめのサービスを料金や機能項目、連携サービスで絞り込んで比較表にまとめてみました。各サービスの違いや特徴が一目でわかるのでぜひご覧ください。
各サービスの具体的な特徴は後ほどご紹介しておりますので比較表と合わせて、Web会議システム選びの参考にしてください。
画面共有機能つきのWeb会議システムおすすめ4選
はじめに、画面共有システムの中でも特におすすめなWeb会議システムを紹介していきます。
Microsoft Teams
-
料金
月540円/ユーザー -
初期費用
なし
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最低利用期間
1ヵ月
-
最低利用人数
1名
MicrosoftTeamsは、Microsoftが提供しているオンラインビジネスツールです。ビジネスチャットツールとして活用できるチャット機能をはじめ、最大1万名まで参加できるWeb会議機能、WordやExcel、PowerPointなどを同時に編集することのできる共同作業機能が搭載されています。
Web会議機能では、Officeの各種アプリケーションを共有できるだけでなく、画面共有も可能。ホワイトボード機能も利用できるだけ、ミーティング中のアウトプットも書き残しておくことができるでしょう。
機能に制限は出てしまうものの無料で利用することもできるため、気軽に導入できるWeb会議システムをお探しの場合にもおすすめ。Microsoft 365の導入を検討しているという場合にはなおうってつけでしょう。
- 導入支援・運用支援あり
- チャットサポートあり
- メールサポートあり
- 電話サポートあり
- クラウド(SaaS)
- スマホアプリ(iOS)対応
- スマホアプリ(Android)対応
- モバイルブラウザ(スマホブラウザ)対応
- 通信の暗号化
- エンドツーエンドの暗号化
Zoom Meetings
-
料金
年20,100円/ライセンス -
初期費用
なし
-
最低利用期間
1ヵ月
-
最低利用人数
1ライセンス
Zoomは、Zoom Video Communicationsが提供しているWeb会議システムです。
最大1,000名までWeb会議に参加することができ、ビデオ通話であれば、49名までを画面に表示可能。ミーティングの様子はローカル/クラウドの双方において録画することができるため、参加できなかった人に共有することもできます。自動の文字起こし機能が搭載されているため、字幕を付けられるのもうれしいポイントでしょう。
画面を共有できるだけでなく、共有された画面へ注釈をつけることもできるので、より分かりやすく説明したい時や、アイディアを共有したい時などにもぴったり。SlackやSalesforce、Hipchatなどさまざまな外部システムとの連携も可能です。
- 導入支援・運用支援あり
- チャットサポートあり
- メールサポートあり
- 電話サポートあり
- オンプレミス(パッケージ)
- クラウド(SaaS)
- スマホアプリ(iOS)対応
- スマホアプリ(Android)対応
- モバイルブラウザ(スマホブラウザ)対応
- 通信の暗号化
-
料金
月10,000円/ライセンス -
初期費用
なし
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
なし
FACEHUBは、東京都港区に本社を構えてビデオチャットプラットフォーム事業を展開している会社、 FacePeerが提供しているweb会議システムです。パソコンやスマートフォンへのインストールは不要であるだけでなく、IDやパスワードの発行も必要ないため、誰でも気軽に利用できるのが特徴の1つ。ビデオ通話URLを作成するだけで、あとはURLをクリックすればすぐさま会議を始めることができます。
画面共有をはじめ、音声の自動文字起こし機能や録画、録音など便利な機能をさまざまに搭載。ファイルの送信やホワイトボード機能なども利用可能です。
導入前のサポートや、導入後の電話やメールによるサポート、万が一のトラブルの際にも安心な運用フォロー体制が整っているため、はじめてweb会議システムを導入するという場合でも心配ないでしょう。
- メールサポートあり
- クラウド(SaaS)
- スマホアプリ(iOS)対応
- スマホアプリ(Android)対応
- モバイルブラウザ(スマホブラウザ)対応
- 通信の暗号化
- 画面共有機能
- ホワイトボード機能
- 参加者へのファイル送信機能
- 全員もしくは個別でのチャット機能
Lite FreshVoice
-
料金
月16,500円 -
初期費用
110,000円
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最低利用期間
問い合わせ
-
最低利用人数
お問い合わせ
Lite FreshVoiceは、ネットワークやサーバーの構築・運用や、自社プロダクトの開発・提供、SES事業などを展開している会社、エイネットが提供しているWeb会議システムです。
インストールやメールアドレスの入力などは一切不要で、誰でも気軽に利用できるのが最大の特徴。「インストールが必要なものはセキュリティ面が気になる」、「個人情報を入力したくない」という場合にはぴったりでしょう。
パソコンのみならずスマートフォンからもWeb会議に参加でき、最大15人まで参加可能。画面共有も行うことができます。1,000万円までの補償のついたセキュリティ保険に加入しているため、万が一情報漏洩などが起こった際でもサポートを受けられるのが心強いでしょう。
営業・商談向けの画面共有機能を持つWeb会議システム3選
ここからは、営業・商談向けの画面共有機能を持つWeb会議システム3選を紹介していきます。
-
料金
月25,000円/ユーザー -
初期費用
なし
-
最低利用期間
3ヵ月
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最低利用人数
5
ソーバ・ミエルカは、京都と東京に拠点を構えているSOBAプロジェクト (ソーバプロジェクト)が提供しているWeb会議システムです。インバウンドセールスに特化したオンライン商談機能を利用することができるので、営業費や出張費を抑えたいという場合におすすめ。
初期費用はかからず、5ユーザー同時接続で月額2万5,000円(税抜)で利用できるコストパフォーマンスの高さも魅力でしょう。月額定額制を採用しているので、回数を気にする必要もありません。
画面共有や資料への線引き、音声認識機能を活用した自動議事録作成などの便利な機能が搭載されているだけでなく、SOBAフレームワーク・クラウドというミドルウェアをもとに構築されているため、「こんな機能が欲しい」というカスタマイズにも柔軟に対応可能。導入前から専門オペレーターが徹底してサポートしてくれるため、はじめてWeb会議システムを導入する場合でも安心でしょう。
- 導入支援・運用支援あり
- メールサポートあり
- 電話サポートあり
- クラウド(SaaS)
- モバイルブラウザ(スマホブラウザ)対応
- 通信の暗号化
- エンドツーエンドの暗号化
- 英語
- 画面共有機能
- ホワイトボード機能
ビデオトーク
出典:NTTコムオンライン・マーケティング・ソリューション株式会社 https://www.nttcoms.com/service/videotalk/
ビデオトークは、東京都品川区に本社を構えるNTTコム オンライン・マーケティング・ソリューションが提供しているWeb会議システムです。国内最大級のSMS送信サービス「空電」を活用しており、ビデオ通話用のURLをSMSを通して送信することで、そのURLをクリックしてもらうだけで会議や商談を始めることができます。
メールアドレスの取得やアカウントの作成などはいらず、SMSを送信するだけで自動でURLが送られるため、誰でも簡単に利用できるのがうれしいポイント。現在利用している顧客管理システムと連携させてデータを残しておくこともできるため、商談履歴の管理などにも役立つことでしょう。画面共有やビデオ録画、チャット機能などが搭載されているほか、API機能によって自動音声応答(IVR)による電話受付なども叶います。
BIZMEE
出典:株式会社grabss https://bizmee.net/
BIZMEEは、東京や福岡に拠点を構え、webサービスの企画や開発、運営、webシステムの受託開発などを行なっている会社、grabss(グラブス)が提供しているWeb会議システムです。アプリケーションのインストールやアカウント発行などは不要。ホストが会議室を作成しそこに招待するだけで会議を始めることができます。
画面共有機能のみならず、ホワイトボード機能や議事録作成機能などを搭載。もしも会議画面を自社オリジナルにカスタマイズしたいという場合には、「BIZMEEカスタマイズパッケージ」サービスを利用すれば低価格・堪能きで自社オリジナルのweb会議システムを構築可能です。推奨人数は2〜4名なので、商談や少人数のミーティングに利用できるシステムをお探しならぴったりでしょう。
Web会議システムの選び方4つのポイント
ここからは、Web会議システムを選ぶ際に注意しておきたいポイントを4つにまとめて紹介していきます。
通信通話品質の確認
Web会議システムを選ぶ際には、通信が安定しているのか、通話品質は高いのかなどをまずはじめに確認しておきましょう。せっかくWeb会議システムを導入しても、「通信が不安定でなかなか会議を開けない」、「ノイズが入ってしまい、クライアントの話をよく聞き取れない」という状況になってしまえば意味がありません。安定した通信状況で、なおかつクリアな音声で会話できなければ非常にストレスです。事前に無料トライアルなどを利用し、通信や通話品質に問題はないのか忘れずにチェックしておきましょう。
セキュリティ対策は万全か
Web会議システムを利用するにあたって、気になるのがセキュリティ面です。ミーティングや商談においては非常に重要な内容をやり取りするため、万が一情報漏洩などがあれば企業の信用問題にもつながってしまいます。Web会議システムを開発・提供している会社はプライバシーマークを取得しているのか、ISO27001/ISMS認証などを取得しているのか、通信は暗号化されるか、安全なデータセンターで管理されているのかなど、セキュリティに関するさまざまな事項を確認しておきましょう。
簡単に会議に参加できるか
Web会議システムを利用する際、誰でも気軽に利用できるかどうかというのが非常に重要なポイントです。Web会議システムを利用するのは、すでにそのシステムに慣れている社内の人間だけではありません。外部のスタッフやクライアントなども招待する機会が多いはずです。そのため、そのシステムの使用経験がない人であっても、抵抗なく会議に参加できるようなシステムを選ぶ必要があります。
数あるWeb会議システムの中でも、主催者がURLを送り、招待された人はそれをクリックするだけで会議に参加できるのがベストです。アカウントの発行やメールアドレスの登録がいらないものがいいでしょう。
参加人数の上限はどれくらいか
Web会議システムを導入する際は、同時に通話できる人数が何人なのかも確認しておかなければなりません。対応人数はシステムによってバラバラで、〜4名ほどまでの少人数を推奨しているものもあれば、1万名までの大規模セミナーレベルまで対応しているものもあります。特に無料で利用できるものは人数制限が厳しいことが多いため、導入前に対応人数の確認を忘れないようにしましょう。
大人数のミーティングよりも、商談などにおける利用がメインになりそうという場合には、対応人数はあまり気にしなくてもいいかもしれません。
まとめ:自社にぴったりのWeb会議システムを選ぼう
今回は、Web会議システムの中でも画面共有機能が搭載されているものをまとめて紹介してきました。無料で始められるものや、対応人数の多さが魅力のもの、オンライン商談向けのものなど、Web会議システムと言っても特徴はさまざまです。システムの選定に移る前に、どのような機能が必要か、対応人数、予算を社内で整理しておくと、よりスムーズにシステムを導入できるでしょう。
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