【400人アンケート】クラウドPBXの選び方を解説!導入経緯ごとの違いも紹介
当社が実施したクラウドPBXを利用・導入している400名を対象としたアンケート調査の結果、システム選定で最も重視されているのは「機能の豊富さ」と「初期費用・月額料金の安さ」、次いで「現場での使いやすさ(UI/UX)」であることが分かりました。
【当記事の要点】
- 重視ポイント:1位は機能の豊富さ(40.5%)、2位は料金の安さ(39.3%)。わずか1.2%差の接戦で、機能と価格のバランスが選定の鍵
- 導入経緯による傾向:新規導入企業は「価格の手頃さ」を最優先(56.7%)、乗り換え企業は過去の失敗経験から「使いやすさ(UI/UX)」を重視(43.5)
- 選び方のコツ:「機能と価格を天秤にかける」「新規導入か乗り換えかで優先順位を検討」「乗り換え時は過去の不満点を具体的に洗い出す」の3つがコツ
本記事では、400人のリアルな声に基づいた「後悔しないクラウドPBXの選び方」を、導入経緯による傾向などの切り口から詳しく解説します。
- クラウドPBXの選び方ランキング【400人調査】
- 導入フェーズ(新規・乗り換え)で変わる「選び方」の傾向
- 最適なクラウドPBXとは?おすすめ5ツールを紹介
- まとめ:アンケートで分かった失敗しない選び方のコツ
- クラウドPBXの利用実態アンケートの概要
クラウドPBXの選び方ランキング【400人調査】
PRONIアイミツSaaSでは、クラウドPBXを実際に利用・導入している担当者400名を対象にアンケート調査を実施しました。アンケートでは、現在利用しているクラウドPBXを選ぶ際に特に重視したポイントを「上位3つまで」選択式で回答してもらいました(集計対象は、実際にクラウドPBXを導入・利用している341名)。
「機能の豊富さ」が40.5%で最も選ばれた重視ポイント
集計の結果、選ぶ際に重視したポイントとして最も多く選ばれたのは「機能の豊富さ」で、341人中138人(40.5%)が上位3つの一つに挙げました。僅差の2位は「初期費用・月額料金の安さ」(39.3%・134人)、3位は「現場での使いやすさ・画面の見やすさ(UI/UX)」(35.5%・121人)と続きます。
【選定時に重要だと思うポイント】
- 機能の豊富さ:40.5%
- 初期費用・月額料金の安さ:39.3%
- 現場での使いやすさ・画面の見やすさ(UI/UX):35.5%
- 音質の良さ :33.1%
「初期費用・月額料金の安さ」を重視する声も僅差の2位
一方で、1位の「機能の豊富さ(40.5%)」と2位の「初期費用・月額料金の安さ(39.3%)」の差はわずか1.2%でした。この僅差の結果から、多くの企業が「必要な機能が揃っているか」と「コストに見合うか」を天秤にかけながら選定していることが読み取れます。
なお、この「価格の手頃さ」は導入経緯によって重視される度合いが大きく変わる項目です。特に初めてクラウドPBXを導入する企業では、この項目が最重要視される傾向が顕著に表れています(詳しくは次章で解説します)。
「使いやすさ・UI/UX」が35.5%で3位に
3位は「現場での使いやすさ・画面の見やすさ(35.5%)」で、4位の「音質の良さ(33.1%)」とも僅差であり、機能面・価格面に次いで「日々の運用のしやすさ」が選定基準として重視されていることが分かります。
クラウドPBXは経営層だけでなく、現場の従業員が日常的に操作するツールです。高機能であっても、ボタン配置や画面操作が複雑だと従業員にストレスが溜まり、定着しないリスクがあります。
導入フェーズ(新規・乗り換え)で変わる「選び方」の傾向
クラウドPBXは、企業規模よりも「初めての導入か、それとも乗り換えか」によって選び方の基準が大きく変化する傾向が見られました。今回のアンケートでは、回答者(341人)を「新規導入(134人)」と「乗り換え(207人)※」に分けて、重視したポイントを集計しています。
新規導入では「初期費用・月額料金の安さ」が56.7%で単独1位に
初めてクラウドPBXを導入する企業(134人)では、「初期費用・月額料金の安さ」を選んだ割合が56.7%(76人)に達し、単独の1位となりました。全体集計では2位だった「初期費用・月額料金の安さ」が、新規導入企業に限ると17.4%も上昇し、1位項目そのものが入れ替わる結果です。
固定電話や紙の連絡網からクラウドPBXへの移行を検討する企業にとって、「そもそも導入コストに見合うのか」という予算承認のハードルが最初の関門になっていることがうかがえます。運用実績のない状態でいきなり高機能・高価格なプランを選ぶのはリスクが大きいため、まずは価格で候補を絞り込み、その中で必要な機能を満たすツールを選ぶという流れが一般的だと考えられます。
一方で、2位は「機能の豊富さ(38.8%)」、3位は「音質の良さ(35.8%)」となっており、価格を最優先しつつも、通話品質や必要機能は妥協しないという堅実な選び方をしていることも分かります。
乗り換えでは「使いやすさ・UI/UX」を最重視
一方、既に固定電話や他のシステムを使った経験がある「乗り換え組」(固定電話からの乗り換え106人+他クラウドPBXからの乗り換え89人+その他システムからの乗り換え12人=207人)では、「現場での使いやすさ・画面の見やすさ(UI/UX)」を選ぶ割合が43.5%に達し、最も選ばれるポイントとなりました。
全体集計では3位だった「使いやすさ・UI/UX」が、乗り換え組に限ると8.0%上昇し、1位に浮上する結果です。僅差の2位は「機能の豊富さ(41.5%)」でした。
乗り換え理由の1位は「操作が難しい(UI/UX)」が39.3%で最多
「使いやすさ・UI/UX」が1位に上昇した背景には、乗り換え前のシステムに対する不満が影響していると考えられます。実際、乗り換え組のうち他クラウドPBXから乗り換えた89人に絞って乗り換え理由を見ると、「操作が難しい(UI/UX)」が39.3%で最多の回答となっており、次に「機能が不足していた」38.2%、「コストが高い」33.7%が続く結果です。
つまり、多くの乗り換え組は過去に「機能はあっても現場に定着しなかった」という失敗を経験しており、次の選定では機能の多さよりも「実際に現場で使いこなせるか」を優先条件に置くようになっていると読み取れます。
他クラウドPBXから乗り換えた89人の乗り換え理由でも「動作が重い・不具合が多かった(15.7%)」が一定数挙がっており、過去のトラブル経験が「使いやすさ」だけでなく「安定して動くこと」への要求にもつながっていると考えられます。
最適なクラウドPBXとは?おすすめ5ツールを紹介
今回のアンケートでは「機能の豊富さ」「初期費用・月額料金の安さ」「使いやすさ(UI/UX)」がクラウドPBX選定の3大ポイントであることが分かりました。ここでは、実際に回答者が利用しているクラウドPBXの中から、利用シェアが高かった5ツールを紹介します。
| サービス名 | |||||
|---|---|---|---|---|---|
| 料金 |
月 1,575 円 /ユーザー 初期費用 要問合せ
(他3プラン)
|
月 3,000 円 初期費用 30,000円 |
月 3,000 円 初期費用 20,000円
(他5プラン)
|
問い合わせ |
月 11,000 円 /専用BOX1台 初期費用 4,950円 /1工事
(他1プラン)
|
| 機能 |
転送機能
保留機能
内線基本機能
スマホアプリ(iOS)対応
スマホアプリ(Android)対応
|
転送機能
保留機能
内線基本機能
スマホアプリ(iOS)対応
スマホアプリ(Android)対応
|
転送機能
保留機能
内線基本機能
スマホアプリ(iOS)対応
スマホアプリ(Android)対応
|
転送機能
保留機能
内線基本機能
スマホアプリ(iOS)対応
スマホアプリ(Android)対応
|
転送機能
保留機能
内線基本機能
スマホアプリ(iOS)対応
スマホアプリ(Android)対応
|
| 導入実績 |
ライセンス販売数700万以上 |
ブランドユーザー数約1,500万人 |
10,000社 |
27,000社以上(シリーズ累計) |
情報なし |
▼中小企業向けのシステムについて詳しく知りたければ、以下記事も参照ください。
まとめ:アンケートで分かった失敗しない選び方のコツ
アンケート回答から見えてきた「失敗しない選び方」のコツは以下の3点です。
1. 「機能」と「価格」はどちらも譲れない、天秤で比較する
重視ポイントのアンケート回答では「機能の豊富さ(40.5%)」と「初期費用・月額料金の安さ(39.3%)」がわずか1.2%差で1位・2位となりました。片方だけを基準にすると、機能不足で現場が困る、あるいは想定外のコストが発生するといった失敗につながりかねません。まずは自社の業務に必要な機能をリストアップしたうえで、その条件を満たす候補の中から価格を比較する、という順番で検討するのがおすすめです。
2. 新規導入なら「価格」、乗り換えなら「使いやすさ」を最優先する
初めてクラウドPBXを導入する企業は、「価格の手頃さ(56.7%)」を最優先に候補を絞り込む傾向がありました。一方、固定電話や他のクラウドPBXからの乗り換えを検討している企業は、過去に「使いにくさ」で失敗した経験から、価格以上に「現場での使いやすさ・UI/UX(43.5%)」を重視する傾向が強く出ています。自社が今どちらの立場にあるかを踏まえて、優先順位を切り替えることが失敗しない選び方につながります。
3. 乗り換えを検討するなら、過去の不満点を具体的に洗い出す
乗り換え組が新しいクラウドPBXに求める基準は、過去のシステムへの不満と表裏一体でした。「操作が難しかった」「動作が重かった」といった具体的な不満点を洗い出したうえで、それらを解消できる機能(直感的な操作画面、安定した通話品質など)を持つツールに絞り込むことで、同じ失敗を繰り返すリスクを減らせます。
クラウドPBXの利用実態アンケートの概要
この記事にまとめたクラウドPBXの利用実態アンケートの概要です。
の利用実態アンケートの概要
- 調査対象:クラウドPBX利用回答者データ400名
- 調査地域:全国
- 調査期間:2026年1月23日
- 調査方法:インターネット調査
- 主な回答業種:製造業(25.25%)、サービス業(12.25%)、建設業・情報通信業(各8.25%)など
- 主な調査項目:選定時に重視したポイント、導入経緯、利用ツール等
当記事の引用や転載をする際は、必ず出典として「PRONIアイミツSaaS」および記事URL(https://saas.imitsu.jp/cate-pbx/article/h-2802)を明記願います。
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