面接官がすぐに使える質問例60個!志望動機や経歴確認など6つの目的別に紹介
「人事担当に任命されたが、どんな質問を用意したらいいか分からない」とお悩みではありませんか?採用活動は、企業の将来を担う重要な業務です。応募者の中から求める人物像と合う人材を選考していく必要がありますが、面接においてどのような質問が適切か分からずお困りの方も多いでしょう。
そこでこの記事では、目的別に厳選した質問例をご紹介します。志望動機や経歴など幅広いテーマを網羅しているため、応募者の本音を引き出し、適切な採用判断に繋げるための材料としてご活用ください。
面接官がすぐに使える質問例60個
大半の応募者が緊張してしまうため、質問の仕方や内容がとても重要です。会社に悪い印象を持たれないように丁寧な対応を心掛けると同時に、求める人材像と比較できる質問内容にしなければなりません。以下では、新卒や中途採用の面接官を担当される方におすすめの質問例をご紹介します。
相手と距離を縮めるための質問例10個(アイスブレーキング向け)
応募者が緊張している場合、質問に対する答えがうまく出ない、本来の実力を発揮できないということがあります。そのため、アイスブレイクによって緊張をほぐし、応募者が本来の実力を発揮できるようしてあげましょう。効果的な質問例を以下の通りです。
- 最近は熱く(寒く)なりましたね、明日からも〇〇みたいですよ。
- 昨日のニュースで流れていた〇〇ご覧になりましたか?〇〇でしたね。
- 今日は弊社まで何を使って来られたんですか?
- ご出身は〇〇でしたよね?弊社周辺は迷われなかったですか?
- 〇〇周辺は来られることはありますか?
- 弊社まではどのくらい時間がかかりましたか?
- 弊社の横にある〇〇に行かれたことはありますか?
- 学生時代に〇〇されていたんですね、実は私もしていました。
- 履歴書を拝見して気になっていたんですが〇〇を習われていたんですね。
- .〇〇(部活)されていたんですね、職業病のようなクセってあるんですか?
相手の経歴やスキルを正しく把握するための質問例10個
ここでは、応募者の業務経験やスキル、成果、やりがい、学びたいことなどを聞きたい場合の質問を紹介します。過去の経験や成績を質問するだけでなく、将来のキャリアプランについても聞くことがポイントです。
- これまで一番力を入れて取り組んだことは何ですか?
- これまでの業務経験(学生生活)で一番得意だったことは何ですか?
- 業務(学校、部活)でどのような問題を解決したことがありますか?
- これまでに担当したプロジェクトでどのような成果を出しましたか?
- 今後、どのようなスキルを身に付けたいと思っていますか?
- 今までにチームリーダーとして率いた経験はありますか?その時の役割と成果について教えてください。
- 独学で学んだスキルや知識はありますか?どのように学びましたか?
- 過去の職歴で自分自身が改善した点は何ですか?
- 今後、どのようなキャリアアップを目指していますか?
- 今までにクレーム対応を行ったことがありますか?その経験について教えてください。
志望動機や本音を探る質問例10個
志望動機については、当社との関連性や当社に期待するものについて聞くことで、本音を引き出すことができます。質問の際には職種や業務内容に合わせた具体的な質問を心がけましょう。
- 当社を志望した理由は何ですか?
- この職種を選んだ理由はなんですか?
- 今後どのようなキャリアアップを目指していますか?そのために当社がどのように役立つと思いますか?
- あなたにとって理想的な職場の特徴は何ですか?
- これまでの職場(学校生活)で何を一番大切にしていましたか?
- 今回応募するポジションについて、具体的なイメージを持っていますか?
- 当社のビジネスどのような印象を持っていますか?
- あなたが専門的に興味を持っていたことは何ですか?
- あなたにとって、仕事でのやりがいとは何ですか?
- 今後どのような貢献ができると考えていますか?
コミュニケーション能力を図るための質問例10個
相手に注意を払って話を聞く姿勢や、相手に合わせたコミュニケーションを取ることができるかどうか確認しましょう。また、チームや他部署とのコミュニケーション能力も同時に確認できる質問も重要です。
- 30秒で自己紹介を依頼されたら何を話しますか?
- あなたが話を聞く際は相手のどのような点に注目していますか?
- 相手の意見と自分の意見が異なる場合、どのように対応しますか?
- 相手に伝わりやすく説明するために心がけていることはありますか?
- チームのコミュニケーションを円滑に進めるために何か工夫した経験はありますか?
- ミスや誤解が生じた場合、どのようにして解決していますか?
- 他部署(他部活)とのすり合わせが必要な場合はどのようにコミュニケーションをとっていますか?
- 接客(バイトでも可)時に何か意識していることはありますか?
- 相手の反応に合わせた対応が変える必要な場合、なにか事前準備はしますか?
- 上司や知人からあなたはどのような人だと言われることが多いですか?
仕事への意欲や姿勢を知るための質問例10個
仕事で必要な能力やスキルについて聞くことで、応募者の仕事への姿勢や意欲を理解することに繋がります。
- 仕事に取り組む際に自分で目標を設定しますか?
- どのような成果を出すことが自分にとって重要だと思いますか?
- 失敗やミスをした後にどのように対処しますか?
- 新しいことに挑戦する際はどのような心構えで臨みますか?
- チームで働く際に自分が果たすべき役割をどう判断しますか?
- 仕事のプレッシャーやストレスが大きい場合にどう感じますか?
- 自分が行う業務の質を上げるために意識していることはありますか?
- 誰かに仕事を依頼する場合に意識していることはありますか?
- 仕事で成果を出すために、どのような能力やスキルが必要だと思いますか?
- 今後、自分が成長するために必要なことは何だと思いますか?
ストレス耐性を図るための質問例10個
採用側は気になる項目ですが、ストレス耐性は人によって異なります。かつ、センシティブな内容なので、質問をする際は一概に良し悪しを判断せず、時には多様性として理解することも重要です。
- 仕事でストレスを感じた際はどのように対処しますか?
- デッドラインが迫っている時はどのように時間管理をしますか?
- 仕事の中でストレスを感じやすい状況は何ですか?
- 長時間の業務に取り組む際、どのように集中力を維持しますか?
- エラーやミスが発生した場合はどのように対処しますか?
- 仕事でミスが続いた時のセルフケアはありますか?
- 上司や同僚との意見の食い違いが生じた際、どのように対処しますか?
- 苦手な仕事や業務はありますか?
- これまでで一番苦手だった仕事はありますか?
- ストレスを感じた際、誰かに相談することがありますか?
膨大な質問を管理するのには「採用管理システム(ATS)」がおすすめ
面接選考を進める中で膨大な質問と回答を記録していく必要がありますが、応募者が多くなると手作業での管理は限界を迎えてしまいます。そこでおすすめしたいのが採用管理システム(ATS)です。採用管理システムであれば、応募者の情報を一元管理でき、時間と手間を節約できます。また、面接の質問や回答も簡単に記録できるため面接官の負担も軽減されます。
しかし、システムの導入にはコストや導入・運用のトレーニングなどが必要になるため、組織の規模や選考の頻度、業務量などを考慮した上で導入を検討しましょう。
まとめ
採用における質問は応募者の性格や思考回路、本質を見抜くうえで非常に重要です。さまざまな切り口で質問し、応募者を深く理解することが成功に繋がります。しかし、応募者が多くなると、管理が煩雑になりミスやトラブルが起きる可能性も。必要に応じて採用管理システムを導入することをおすすめします。
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