【無料あり】2024年最新のシフト管理アプリおすすめ7選
従来のシフト管理では、従業員の希望シフトを転記する際、ミスが発生するケースがあります。シフト作成のミスは不適切な人員配置だけでなく、法令違反やサービスの低下、従業員の満足度下落や離職率の上昇などさまざまなリスクに繋がる可能性もあります。
そこでおすすめなのが、シフト管理アプリです。スマホアプリを通じて従業員自身がいつでもシフトを提出・編集・確認できるため、転記の手間やミスを大幅削減できます。
本記事では、おすすめのシフト管理アプリ7選を厳選して紹介します。スマホアプリ対応のシフト管理アプリ導入を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
- シフト管理アプリとは
- シフト管理アプリ導入のメリット
- シフト管理アプリの選び方・比較ポイント
- シフト管理アプリの比較表
- 【2024年最新】おすすめのシフト管理アプリ7選
- まとめ:シフト管理アプリの導入で、シフト提出をラクに
- よくある質問
シフト管理アプリとは
シフト管理アプリとは、従業員のシフトを管理するアプリケーションを指します。
シフト管理アプリを利用すると、従業員はシフトの提出や確認がいつでも可能となります。また管理者も事前の条件設定や収集した希望シフトをもとに、シフトを自動で作成できます。他にも、シフト締切前に自動でリマインドしたり、人手不足の時はヘルプ要請できるアプリもあります。シフト管理アプリの導入により、シフト管理に関するさまざまな業務やヒューマンエラーの削減が可能です。
シフト管理アプリがおすすめの理由
2024年1月に発表された株式会社クロスビットの『シフトワーカーの本音に関するアンケート』において、「現在のシフト管理をもっとDX(デジタル化)してほしいか」という質問に対し、約7割が「はい」と回答しました。
引用:株式会社クロスビット『シフトワーカーの本音に関するアンケート』
また、「シフト管理のDX(デジタル化)が、働きやすい職場環境に繋がると思うか」に対し、約8割が働きやすい職場環境に繋がると思っていることがわかりました。
引用:株式会社クロスビットの『シフトワーカーの本音に関するアンケート』
従業員がスマホアプリを通じていつでもシフト提出できるというのは、シフト管理全体の工数削減だけでなく、従業員の離職率低下や満足度の向上に繋がると言えます。
シフト管理アプリ導入のメリット
シフト管理アプリを導入する従業員と管理者のメリット、それぞれにわけて解説します。
【従業員のメリット】シフト申請が簡単
従来のシフト申請方法では、従業員が職場に赴いて紙のスケジュール表に記入したり、LINEやメールで担当者に連絡したりする必要がありました。その方法では時間や手間がかかるだけでなく、コミュニケーションの誤解が生じるリスクも伴います。シフト管理アプリはインターネット環境さえあれば、従業員がいつでもシフトの申請が可能になります。
【従業員のメリット】リアルタイム通知によるシフト確認
アプリのリアルタイム通知により、常に最新のシフト情報を確認できるため、わざわざ職場に赴く必要がありません。またシフトの変更・更新があった場合でも、すぐアプリに通知されます。すぐに自分のシフトを確認できることは、通知漏れのミスを防ぐだけでなく、従業員の満足度向上に寄与します。
【管理者のメリット】シフト作成時間の短縮
アプリで収集した希望勤務日をもとに、管理者がシフトを作成するプロセスが簡略化されます。また、シフトの変更・確定後の通知もアプリを通じて即座に行うことができるため、時間を要する連絡作業が削減されます。シフト管理時間を短縮することで、管理者はその他の業務により多くの時間を割り当てることができます。
またシフト管理アプリは転記ミスや漏れを防ぐことにも寄与します。デジタル化されたシステムは、手書きのミスや入力漏れを自動で検出し、エラーを即座に訂正する機能を持っています。シフト作成の正確性が向上することで、無駄な労働力の割り当てやスケジュールの混乱を防ぐことが可能となります。
シフト管理アプリの選び方・比較ポイント
シフト管理アプリの選び方を解説します。シフト管理アプリは基本的に従業員がシフト提出・確認を行うための機能です。そのため、管理者がシフト管理を自動作成したい場合、スマホアプリ対応のシフト管理アプリを選ぶといいでしょう。
従業員が使いやすいか
シフト管理アプリを日々実際に使用するのは従業員のため、従業員の使いやすさは非常に重要なポイントです。アプリが操作しづらいと従業員のシフト提出が遅れ、業務効率・満足度の低下に繋がる可能性も。まずは無料トライアル版で試し、従業員から「使いやすい」と好評だったアプリを選びましょう。
スマホのOS(Android/iOS)に対応しているか
「iOSにしか対応していない」あるいは「Androidにしか対応していない」アプリの場合、そのOSを搭載していないスマホを持つ従業員は使えないことも。iOS・Androidの2種類のOSに対応しているアプリかどうか確認しましょう。
自社の勤務形態・業務内容に必要な機能が揃っているか
シフト管理アプリは、多様な業種・勤務形態に対応できるよう設計されています。ですが必ずしも全てのシステムが、各業界特有の細かな要件に対応しやすいとは限りません。
介護施設では24時間体制の場合、多様な勤務形態(早出・遅出・夜勤)と職員のスキルセットを考慮し、バランスの取れたシフトを作成することが重要です。例えば新人同士の夜勤を避けるための設定や、フリーの職員配置という柔軟な人員配置機能が必要不可欠。また訪問介護施設の場合は、移動時間の考慮や利用者ごとのケアプランに基づく訪問時間の調整など、シフトの細分化が必要です。
業界特有の要件がある場合、より業界に特化した製品を選ぶのがおすすめです。自社のニーズに合うシステムの選定は、業務効率化の向上や人件費削減、そしてサービス品質維持に寄与します。
初期費用・月額料金を比較
シフト管理アプリは、初期導入費用や月額料金が発生します。初期費用は無料の製品が多く、月額料金は1ユーザーにつき100円から300円が相場です。月額料金は、登録従業員数に応じた課金形式のシステムが大半です。
料金項目 | 費用相場 |
---|---|
初期費用 | 無料 |
月額料金 | 1ユーザーにつき100円〜300円 |
初期費用や月額料金を明確に公表していない製品もあるため、見積もりの依頼をしましょう。一定期間無料トライアルを利用できるシステムもあるため、導入前に実際の使用感を試すことができます。積極的に活用しましょう。
外部システムと連携可能か
シフト管理アプリを、既存の外部システムと連携したい場合、シームレスに連携可能かを確認しましょう。システム間の連携を通じてデータの一貫性を保てるため、組織全体の効率や生産性の向上に寄与します。
シフト管理アプリの比較表
ここからは実際に、おすすめのシフト管理アプリの月額料金や無料トライアルを比較します。シフト管理アプリの導入を検討している担当者はぜひ参照ください。
アプリ名 | 無料プラン | 無料トライアル |
---|---|---|
oplus | 無料〜 | 30日間無料 |
シフオプ | 300円/1ユーザー | 要問い合わせ |
SHIFTEE | 200円/1ユーザー | 45日間 |
Airシフト | 無料〜 | 利用開始月と翌月 |
Sync Up | 50,000円 ※300ユーザーの場合 |
60日間 |
R-Shift | 100,000円〜 | あり |
らくしふ | 要問い合わせ | 要問い合わせ |
ほとんどのアプリには、月額料金が無料もしくは無料トライアルがあります。初めての方でも試してから導入できるため、安心です。
【2024年最新】おすすめのシフト管理アプリ7選
おすすめのシフト管理アプリ7選を紹介します。
- oplus
- シフオプ
- SHIFTEE(シフティ)
- Airシフト
- Sync Up
- R-Shift
- らくしふ
oplus
oplus(オプラス)はoplus株式会社が提供する、クラウド型シフト管理アプリ。導入社数は20,000社以上で、2023年第8回HRテクノロジー大賞にて「注目スタートアップ賞」を受賞した注目のシステムです。飲食業界を始めさまざまな業界で導入されています。
oplusはシフト管理を効率化する機能を多く備えています。また打刻・勤怠管理機能を搭載しており、勤務実績の管理もできる点が特徴です。アプリ版では、従業員がシフトを提出できるだけでなく、管理者によるシフト自動作成も可能です。
従業員100名以下の店舗の場合、月額料金無料でシフト提出・管理・確定のシフト自動作成機能が一貫して利用可能です。他にも、従業員への出勤要請依頼やメッセージ機能も利用できるため、急なシフト変更による調整にも対応がききます。無料トライアル期間は30日間で、その後自動的に無料プランへ切り替わります。
- 勤務希望・休み希望の収集
- 提出のリマインド
- シフト表の自動作成
- シフト表示の切り替え
- 時間帯別の必要人数を表示
- 概算経費の算出・表示
- メモ入力
- AIによる自動作成
- 勤務条件の設定
- イベント設定
シフオプは、株式会社リクルートが提供するクラウド型シフト管理アプリです。利用ユーザー数80,000人を突破しており、多くの飲食店で導入されています。
シフオプは人手不足対策・シフト管理効率化などの課題解決を強みとしており、飲食業や小売業、サービス業など多様な業種に対応しています。シフトの自動作成、警告機能、専用アプリ、メール一括送信などの便利な機能を備えており、シフト管理の効率化を図ることが可能です。アプリでは主に、シフト申請やシフト確認、人員不足の際のヘルプ応募が可能です。
初期費用は無料、月額料金はユーザー1人あたり月額300円で、1,000名以上での利用の場合は1,000名で月額270,000円から利用開始可能。ユーザー数が多いほどお得な設計です。
- 勤務希望・休み希望の収集
- 提出のリマインド
- シフト表の自動作成
- 時間帯別の必要人数を表示
- 概算経費の算出・表示
- エラーチェック
- シフト調整依頼
- 自動アラート
- チャット機能
- シフト表の共有
SHIFTEE(シフティ)は、株式会社システムサポートが提供するクラウド型シフト管理アプリで、導入実績はユーザー数25,000以上です。小売業、飲食店、コールセンター、宿泊施設などあらゆる業種で導入されています。
シフト確認、ラインシフト作成、月間シフト作成、シフト希望収集など最適なシフトを作成するための機能を提供しています。他にも効率的な勤務管理を支援するための、豊富なオプションが揃っています。アプリではシフト確認や連絡や通知の受け取りが可能です。
初期費用は無料。SHIFTEE Light版がユーザー1人あたり月額料金200円から利用開始できます。より多くの機能をカスタマイズしたSHIFTEE Full版は別途見積もりが必要です。
- 勤務希望・休み希望の収集
- シフト表の自動作成
- 時間帯別の必要人数を表示
- 概算経費の算出・表示
- AIによる自動作成
- 勤務条件の設定
- 自動アラート
- シフト表の共有
- Excel出力
- スタッフの管理設定
Airシフト
Airシフトは株式会社リクルートが提供する、クラウド型シフト管理アプリ。「本部・現場の生産性を高めるシフト管理サービス」というコンセプト通り、主に飲食店や小売店など複数の店舗を運営する企業に導入されています。
同社が提供するシフト管理アプリ「シフトボード」と連携することで、スマホから従業員がシフト提出・確認が可能です。アプリには他にも、自動給料計算や複数バイトの掛け持ちにも対応できる、さまざまな機能が搭載されています。
Airシフトは初期費用およびサポート費用は無料。有料プランでも利用開始月および翌月は無料で利用できるため、初めての導入でも気軽に試すことができます。3ヶ月目以降の月額料金は、従業員1人あたり110円という低コスト。無料体験期間を過ぎても無料版へ自動で切り替わります。
- 勤務希望・休み希望の収集
- 提出のリマインド
- シフト表の自動作成
- シフト表示の切り替え
- 時間帯別の必要人数を表示
- 概算経費の算出・表示
- メモ入力
- シフト調整依頼
- チャット機能
- シフト表の共有
Sync Up(シンクアップ)は、シェアフル株式会社が提供するクラウド型シフト管理アプリで、約550社・約60,000名の導入実績があります。本部や店舗、スタッフといった企業全体の生産性向上を実現する管理システムです。飲食店やスーパー、アパレルやアミューズメントなど様々な業界で導入されています。
誰でも使いやすいことが、Sync Upのメリットの一つ。専用のモバイルアプリにより、従業員がどこでもシフト提出や確認ができます。また、シフト確定の通知や各種シフトのリマインダー機能により、共有の抜け漏れを防ぐことも可能です。
料金プランはスタッフ数や店舗数により対応可能で、自社のビジネス規模に合わせた金額で開始できます。600名・20店舗以下の場合は60日間、無料トライアルが利用可能です。
- 勤務希望・休み希望の収集
- 提出のリマインド
- シフト表の自動作成
- シフト表示の切り替え
- 時間帯別の必要人数を表示
- 概算経費の算出・表示
- メモ入力
- 勤務条件の設定
- イベント設定
- エラーチェック
R-Shift
出典:オーエムネットワーク株式会社 https://www.omnetwork.co.jp/
R-Shiftはオーエムネットワーク株式会社が提供する導入企業数5年連続No.1(※東京商工リサーチ調べ)のクラウド型シフト管理アプリ。利用ユーザー数400,000人、導入店舗数は20,000店舗にのぼります。飲食店やスーパー、アミューズメントやアパレルなどさまざまな業界で導入されているのが特徴です。
高度な自動シフト作成機能によって、労務管理の効率化や人材管理の最適化を図ることが可能です。シフト作成を最短1分で完了できるAI技術や、各企業のニーズに沿うため800以上の標準機能を備えていることが強みで、ユーザーの満足度向上と離職率の低下に貢献しています。希望シフトの収集や完成シフトの配布も、専用アプリ1つで完結します。
初期導入費用は無料で、月額料金が100,000円から開始可能です。月額料金は、利用する機能や登録従業員数によって変動するシステム。画面や操作感を事前に確認できるデモンストレーションが用意されているため、積極的に活用しましょう。
らくしふは、株式会社クロスビットが提供するLINEを活用したクラウド型シフト管理アプリで、導入事業所数20,000を突破、契約継続率は99.4%以上を達成しています。外食、小売、ホテル、アミューズメント施設、医療介護施設など様々な業種で導入されています。
らくしふの強みは、LINEアプリを通じてシフトの提出・確認ができること。手間と時間を要していたシフトの作成や共有が効率化され、シフト作成時間を大幅に削減することが可能です。
らくしふでは、利用する機能や店舗・事業所の規模に応じた価格プランを提案してもらえるため、企業のニーズに合わせたシステム導入が可能です。
まとめ:シフト管理アプリの導入で、シフト提出をラクに
従業員が簡単にシフト申請や確認がしやすいアプリ、管理者にとってもシフトが収集・通知しやすいアプリ。双方に多くのメリットがあると言えます。シフト管理アプリの導入によりシフト管理に関するさまざまな業務やミスを削減。従業員の満足度上昇や離職率低下につなげることが可能です。
しかし、シフト管理アプリは多数あり、どれを導入すべきか迷ってしまうでしょう。「まず候補を絞りたい」という担当者はぜひPRONIアイミツを活用ください。PRONIアイミツでは、いくつかの質問に答えるだけで希望要件に合ったシフト管理アプリが分かる診断(無料)ができます。
よくある質問
シフト管理アプリについてよくある質問に答えます。
無料で使えるシフト管理アプリはある?
「oplus」「Airシフト」「ジョブカン勤怠管理」については、無料プランおよび無料トライアルの両方が用意されています。月額料金に無料プランがなくても、シフト管理アプリは無料トライアルがあるツールが多くあります。ぜひお試しください。また多くのシフト管理アプリでは無料トライアルを利用できます。
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シフト管理で特に労力や手間がかかるのが、シフト収集および自動作成。シフト収集は提出日前にリマインド機能のあるアプリを選びましょう。また、シフトを自動作成する際は、収集したシフトの反映だけでなく、労務アラートが搭載されているアプリがおすすめです。労務アラート機能を利用することで、労働時間上限を超過していないか、18歳未満の労働条件に違反していないか、リアルタイムに確認しながらシフトを組むことができます。
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