【2024年最新】「board」の評判と実態
請求書システム「board」の評判と口コミを徹底調査しました。他サービスと比較したメリットや料金プラン、「board」の導入実績や効果も網羅。この記事だけで、「board」の全てが分かります。
- <総評>「board」はカバーする業務領域の広さが特徴のサービス
- 「board」の7つのメリット
- 徹底調査で分かった「board」を使うべき人・会社
- 「board」の料金プラン
- 「board」の導入実績・効果
- まずは「board」の見積もりを
- まとめ
「board」は、東京都千代田区に本社を置くヴェルクが提供する業務・経営管理システムです。請求書や見積書、送付状などビジネスで欠かすことができない書類を自動生成する機能を備え、案件単位で受発注や損益の管理をすることが可能。有料導入社数2,700社以上にのぼり、有料継続率99%以上という高い満足度を誇ります。
この記事では、「board」について詳しく調査。高い満足度の理由はどこにあるのか、サービスの特徴やメリットをまとめました。請求書システムの導入を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
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<総評>「board」はカバーする業務領域の広さが特徴のサービス
出典:board https://the-board.jp/
「board」は、請求書や見積書、発注書、発注請書、納品書などの各種書類が作成できるサービスです。周辺業務や経営の効率化を想定した設計も特徴で、営業管理や支払い管理、キャッシュフロー予測といった機能を実装。請求書作成サービスと中堅向けERP(統合基幹業務システム)の中間にあたるシステムだといえます。
一般的な請求書サービスよりも高機能でありながら、中堅向けERPより低価格で導入することができるので、中小企業に最適です。
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「board」の7つのメリット
さまざまな特徴がある「board」ですが、活用することで次のようなメリットが得られます。
実務に沿った使いやすさ
「board」の大きな特徴としてあげられるのは、ヴェルクの経営者自身が企画・開発を担当しているということ。実際に業務・経営を行っているからこその配慮の行き届いており、実務との親和性の高い設計が支持を集めています。
たとえば、書類やステータスは「案件」を設定して、案件単位で管理することが可能。また、見積書を入力すると、請求書や装具状などの書類が自動的に生成されます。さらに、ステータス管理やPDF出力、メール送信、郵送といった書類作成にともなう作業の一括処理が可能。経営者目線から、さまざまな気配りがなされています。
充実した通知機能
「board」のタスク通知は、任意の複数のタイミングが設定できるのが特徴。未請求や未払い、請求期間終了などを通知設定することで、処理の抜け漏れの防止を図ることができます。
ほかのメンバーの操作による案件登録やステータスの変更など、業務処理状況の変化やCSVダウンロードが行われた際も通知されるため、常に最新の状況を把握することが可能。メールとSlack、Chatworkでの通知に対応しているのもうれしいポイントです。
請求書送付業務の軽減
作成した書類のメール送信・郵送に対応していることも「board」の特徴の1つ。メール送信では複数の請求書の一括送信に対応しているだけでなく、メール文をテンプレートとして保存することも可能です。
郵送代行は1通あたり170円で依頼することができ、封入作業などの業務コスト削減につながります。また、自社で郵送作業を行う場合には、請求書と同時に送付状がセットで出力できる機能や、窓付封筒対応レイアウトを使用することができます。
支払い漏れを防ぐ多彩な管理機能
「board」には、請求書の作成だけでなく、発注書の発行有無や入金状況など、請求・支払いの状況を適切に把握するためのさまざまな管理機能が備わっています。
たとえば、未請求件数の表示や、請求期限に合わせたアラートメール送信などの機能によって請求漏れの防止が可能。また、入金予定額を顧客単位で一覧表示できるなど、入金確認や支払い漏れ防止がしやすい設計も利点の1つです。
経営判断に役立つ損益管理・売上予測
「board」の特徴的な機能として、損益管理機能と分析機能があります。損益管理では受注と発注を案件単位で紐づけることができるので、案件ごとの損益管理が容易です。分析機能では、見積中の案件を確度別で集計することで、売り上げの予測を実現。
予測グラフ上では売り上げ目標や損益分岐点、粗利目標を設定することで、目標値に対する過不足が把握できるので、経営の見通しが立てやすくなるでしょう。
資金繰りを把握できるキャッシュフロー予測
キャッシュフロー予測も、「board」の特徴的な機能の1つ。家賃や従業員の給与、おおまかな経費など想定される固定費を登録することで、中小企業の経営者にとっては気になるポイントである入金状況とのバランスの可視化が可能です。
また、売り上げに含める項目が自由に設定できるのもうれしいポイント。「見積もり中の案件も含めなければ黒字にならない場合は失注しないよう積極的な働きかけが必要」など、自社の状況把握に役立てることができます。
安価で機能性に優れたアドオン
「board」では、サービスの機能性を高めるためのアドオン(拡張機能)が豊富に用意されており、月額数百円ほどで利用が可能です。
具体的なアドオンの種類は、フォントなどテンプレートを微調整することができる「書類デザインエディタPro」、変更履歴機能などが使える「書類のバージョン管理」、英語と12種類の外貨に対応できる「英語・外貨対応」など。アドオンを実装することで、さらなる業務効率化を図ることができます。
徹底調査で分かった「board」を使うべき人・会社
紹介したメリットを踏まえ、「board」は一体どんな人・会社が使うべきなのか、具体的にお伝えします。
経営の見通しを立てたい中小企業の経営者
「board」は、経営者の時間・心理面の負担軽減を目的に、ヴェルクの代表が自ら企画・開発を手がけているサービスです。請求書の発行をはじめとする請求業務の負担が軽減できるだけでなく、経営判断に必要な「売り上げ見込み」や「案件ごとの損益」「キャッシュフロー」などの数字を常にチェックできる機能が備わっています。数字を可視化することで、経営の見通しを立てることはもちろん、さまざまな確度からの現状分析に役立てることができるでしょう。
Excelなどのソフトによる表の作成や、ほかの経営管理システムでも数字の把握は可能ですが、「board」では請求業務と連動して数値を可視化するため、「さまざまな数字を突き合わせる」「ひとつずつ手入力する」といった作業負担の軽減が実現します。
起業したてでバックオフィス業務の体制を整えたい
起業から間もない会社には、経理や総務などのスタッフが揃っていないというケースも多いでしょう。少人数の会社であっても、主幹業務とバックオフィス業務を円滑にまわせる体制を構築するのに効果を発揮するのが、業務上で必要な機能を満たし、操作性にも優れた業務システムです。
「board」には「見積書・請求書などの帳票の作成や管理を案件ごとに行うことができる」「ステータス管理や送付作業をまとめて処理できる」といった特徴があり、実務に沿って効率よく操作することが可能。また、通知機能や管理機能が充実しており、請求漏れや支払い漏れなどの業務の抜け・漏れのチェックも簡単に行うことができるので、より本業に集中できる環境づくりが叶うでしょう。
請求業務のミスを減らしたい
Excelなどを使用して請求書の作成やステータス管理を行う方法の場合、「最新の情報をチェックするためにメールやチャットなど別のツールを確認する必要がある」「手入力による入力ミスが発生する」といった問題があり、業務上のストレスとなりがちです。
「board」には品目の候補が自動的に表示され、選択すると単価が自動的にセットされる機能や、見積もりからほかの書類を自動的に生成する機能など、手入力を省く機能が充実。また、請求一覧でステータスをひと目で確認できることに加え、未請求件数の表示や未請求アラートなど、作業の抜け漏れを防ぐ機能も多数備わっており、請求業務のミスの軽減をサポートしてくれます。
「board」の料金プラン
「board」には3つの法人向け料金プランと、1つの個人事業主向け料金プランが用意されています。
●法人向けプラン
・Basic(ユーザー数3名まで)
初期費用:0円/月額費用1,980円(税別)
・Standard(ユーザー数15名まで)
初期費用0円/月額費用3,980円(税別)
・Premium(ユーザー数50名まで)
初期費用0円/月額費用5,980円(税別)
●個人事業主向けプラン
・Personal(ユーザー数1名のみ)
初期費用0円/月額費用980円(税別)
また、利用状況に応じて、以下のような追加費用が発生します。
・ユーザー数が50以上の場合:1ユーザーあたり月額200円(税別)
・有料アドオン:月額300~800円(税別)
・郵送代行:1通170円(税・切手代込み)
「board」の導入実績・効果
ここからは、実際に「board」を導入した企業の事例を取り上げ、システム導入後にどのような効果が得られたのかをお伝えします。
株式会社アクティア
「board」の導入事例ページ(ヴェルク株式会社 https://the-board.jp/blogs/interview_actier 参照)によると、アクティアは、モデル駆動型開発によるシステム開発や、営業支援サービスの提供を行う会社です。
「board」を導入したきっかけは、必要な機能がほぼすべてシンプルにまとまっていて、使いやすそうな印象を受けたこと。「board」導入以前は自社で作ったプログラムで請求書を作成していたものの、「社長の端末でしか起動できず、毎回作成・発行を依頼する必要がある」「内容の入力に手間がかかる」という課題を抱えていました。
「board」の導入で得られたもっとも大きな効果は、社長以外の社員も請求書の登録・発行作業を行えるようになったことです。「board」上で案件ごとの状況が把握できることや、案件情報や見積書を登録するだけでほかの書類が自動的に発行されること、請求書発行漏れのアラートなどが業務に役立っています。
また、使用頻度は高くないものの、分析機能では自身の感覚と実際の数字の相違を知ることができるので、気づきにもつながっています。
株式会社ビヨンド
「board」の導入事例ページ(ヴェルク株式会社 https://the-board.jp/blogs/interview_beyond 参照)によると、ビヨンドは、ホテルや自治体、ツアー会社などをクライアントにもち、訪日外国人旅行客を対象としたマーケティング調査や企画、プロモーションなどを行っている会社です。
「board」の導入の目的は、請求業務の負担を軽減させること。以前は専任のスタッフが1人で請求業務を担当していましたが、案件の増加によって対応が困難となり、ミスが出てしまうという問題が発生したことから、時短と作業分担の再検討を行った結果、「board」の導入を決定しました。
導入の決定後に行ったのは、社内の運用ルールの整備です。最低限のルールを決め、基本機能と運用ルールのレクチャーを社内で実施。「board」は使いやすく、基本的な機能と使い方を理解すればマニュアルなしでもメンバーが使用しながら慣れていくことができました。
「board」の導入後は、従来は月末に4〜5時間かけて行っていた請求業務が1時間程度で完了。請求業務に要する時間が1/5に削減されました。また、案件の一覧化や情報の一元化による管理効率の向上や引き継ぎの円滑化、作業漏れの軽減など、導入目的以外にも大きな効果が。管理者としてメンバーの状況も把握しやすくなり、コミュニケーションコストの軽減も実現しました。
まずは「board」の見積もりを
「board」は、請求業務の負担軽減に加え、営業管理や支払い管理、売上見込みやキャッシュフローなど経営上有用な数字の確認なども行える、業務・経営管理サービスです。帳票の自動生成や案件単位でのステータス管理など、実際の業務に沿った気配りがなされているため、請求業務や周辺業務の効率向上に大きな効果をもたらしてくれるでしょう。
請求書システムの導入を検討している方は、「PRONIアイミツ」で「board」の見積もりをとってみてはいかがでしょうか。
まとめ
この記事では、請求書システム「board」の特徴や活用方法、実際に導入している企業の事例を紹介しました。
「board」は、請求書などの帳票作成や送付のサポートに加え、支払い管理や経営管理などの機能も備えたカバー範囲の広いサービスです。経営者が自身で企画・開発を行っており、実務にうまくフィットする使い勝手のよさが大きな特徴。2,700を超える会社で導入され、高いユーザー満足度を獲得しています。
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