WEB給の評判と実態【2025年最新版】
Web給与明細「WEB給」がどんなサービスか気になっている方も多いのではないでしょうか。今回は「WEB給」の評判について調査しました。機能や連携サービスから特徴を紹介。導入実績や企業からの声を参考に評判・実態をお伝えします。
他のページでは料金プランや機能・連携サービス、詳細な導入実績についてもご紹介しています。
WEB給とは
WEB給は、10年以上の運用実績を持つWeb給与明細サービスです。クラウドサービスのためサーバーの手配は不要。給与明細のほか、賞与明細や源泉徴収票にも対応しています。
給与明細の発行が3分で完結
WEB給では、給与計算ソフトのCSVデータを転送し公開日時を指定するだけで、簡単に給与明細を作成できます。Excelで計算した給与データにも対応しているため、給与計算ソフトを使用していない方にもおすすめです。
発行した明細書は、PDF形式で従業員のメールアドレスに自動配信。また、明細書が公開された際に送信されるお知らせメール機能も特徴です。
明細発行以外の機能も充実
ログインに必要な情報は、WEB給にメールアドレスを登録した従業員に自動で送信されます。手間をかけずにURLやID、パスワードを知らせることができるため、従業員が多い企業や営業所が複数ある企業にもおすすめです。
さらに、社内報の発信や自然災害が発生した場合の安否確認機能も充実。幅広く活用できるWeb給与明細サービスです。
詳しい機能一覧・連携サービス一覧はこちらからご覧ください。
WEB給の料金プラン
WEB給では料金プランを公開していません。そのため、価格を確認したい場合は問い合わせが必要です。
なお、30日の無料トライアル版が提供されている点も特徴の1つ。「本当に3分で給与明細が発行できるのか」「業務負担の軽減に役立つサービスか」などの疑問を抱えている企業はチェックしてみましょう。
詳しい料金プランはこちらからご覧ください。
WEB給のメリット・デメリット
紹介したような特徴がある「WEB給 」ですが、活用することでどのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。
【メリット】多彩な給与計算ソフトに対応している
データがCSV形式に変換できるすべての給与計算ソフトに対応している点が、WEB給のメリットです。オンプレミス版・クラウド版の双方が利用可能で、すでに給与計算ソフトを活用している企業もスムーズに導入できます。
具体的な連携可能ソフトは、給与奉行クラウドや給与奉、弥生給与、給与大臣NXなど。CSVファイルをアップロードするだけで簡単に給与明細が発行できるため、業務時間の軽減に役立ちます。
【メリット】給与明細の配信に役立つ機能が満載
WEB給では、明細の公開日時を指定して配信できます。これにより、従業員は給与振り込み日と同日に明細を閲覧することも可能です。給与明細が公開された際は従業員にお知らせメールが自動で送信されるため、閲覧忘れの防止にも役立ちます。
また、従業員へのコメントも入力可能。全従業員向けのコメントはもちろん、個別に異なる連絡事項が記載できます。明細は日本語だけでなくの英語での表記にも対応しているため、外国籍の従業員を持つ企業にもおすすめです。
【メリット】安否確認や社内報の発信も可能
メールアドレスを登録した従業員へ向け、安否確認メールを一斉送信できる機能もWEB給のメリットです。外回りをしている従業員やテレワーク中の従業員がいる場合も、状況をいち早く収集できます。
また、給与明細の配信と同時に社内向けの広報を発信できる機能も搭載。10MBまでであれば、jpgやpng、xlsxなどのファイル形式や動画が送れるため、社内でのお知らせ周知にも役立ちます。
【デメリット】Web給与明細の同意機能は搭載されていない
Web給与明細を導入する際は、事前に従業員からの同意を得なければいけません。これは国税庁により、電子交付の種類や内容を導入前に明示するよう定められているためです。
Web給与明細サービスの中には、同意に関する一連の作業をシステム上で行えるケースもあります。一方、WEB給には事前同意に関する機能が備わっていません。そのため、同意書を別途作成する必要がある点はWEB給のデメリットと言えるでしょう。
WEB給の評判と実績
ここでは、WEB給の具体的な評判と実績を2例ご紹介します。
1.明治企業株式会社の導入事例
明治企業では、WEB給のシンプルな操作性とコメント機能を高く評価しています。担当者からは、「年末調整など全社員向けのコメントと、手当や契約更新については個別コメントを活用しています」※という声も上がっているほど。いずれは社内報機能を利用し、契約書をPDFファイルで添付する方法も検討しているそうです。
約180名いる従業員は半数が60代以上で、中にはWEB給をきっかけにスマートフォンの利用をはじめた従業員も。このように、WEB給はインターネットに不慣れな高齢層の利用実績も確かなため、従業員の年齢を理由にIT化に踏み切れない企業にもおすすめできます。
※出典:https://webimpact1994.blogspot.com/2019/06/webq-meijienterprise.html
2.株式会社スタイル・エッジの導入事例
総合コンサルティング企業であるスタイル・エッジでは、使用していた他社のWeb給与明細サービス終了をきっかけにWEB給の利用をスタートしました。WEB給を選んだ決め手はアップロードの手軽さだと言います。CSVデータを簡単にアップロードできる点が高評価のポイントです。
加えて、担当者が「給与明細がちゃんと確認されているかを管理側で確認することができるので良い機能だと思います」※と言っているように、管理者が従業員のログイン履歴をチェックできる機能も評判を得ています。
※出典:https://webimpact1994.blogspot.com/2019/03/webq-styleedge.html
詳しい導入実績はこちらからご覧ください。
他のWeb給与明細と比べてどうなのか
WEB給は他のWeb給与明細と比べ、業務の自動化に特化したサービスと言えるでしょう。ログインに必要なURLやID、パスワードは、従業員がメールアドレスを登録した際に自動で送信されます。また、給与明細や賞与明細、源泉徴収票が公開された際も、自動的に従業員へメール送信が可能です。従業員はPDFファイルで明細が受け取れるため、明細の印刷やデータ保管にも適しています。
加えて、属性が異なる相手に対して簡単に給与明細を発行できる点も強み。役員や社員、アルバイトごとに異なる明細を発行したい場合も、表示設定を手軽に行えます。明細発行元が複数登録できるため、グループ会社への明細発行も可能です。
【総評】WEB給は豊富な機能で業務を自動化できるサービス
WEB給は、豊富な機能とシンプルな操作性が評判のWeb給与明細サービスです。アップロードしたCSVデータから簡単かつスピーディーに給与明細が発行できるため、印刷や封入、郵送、配布などの手間とコストを削減します。また、さまざまなメールを自動送信する機能が備わっていることにより、企業にとっても従業員にとってもメリットの大きなWeb給与明細サービスと言えるでしょう。
安否確認や社内報の発信にも対応しており、Web給与明細サービスを活用して業務を効率化したい方にもおすすめ。多彩な機能を搭載したWeb給与明細を探している方は、導入を検討してみることをおすすめします。