音質の良いWeb会議システム8選【2025年最新】
リモートワークが推奨される中、その中でも特に必要性を議論されたのが「会議」ではないでしょうか。会議は一カ所に集まり対面にて行わなくても、Web会議で十分ではないのかと思った人や企業が多々ありました。
多くのビジネスパーソンに、その利便性を認知され注目をあつめたWeb会議システムですが、使用が当たり前になってくると、音質がよりクリアに聞こえるものや使い勝手のいいシステムを選びたくなってくるものです。
そこで何を選べばいいかわからない人のために、発注業者比較サービスPRONIアイミツが、「音質の良さ」に注目したWeb会議システムを厳選しました!Web会議システムの導入を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
- Web会議システムとは
- 【比較表】音質の良いWeb会議システム
- 音質の良いWeb会議システム8選
- Web会議システム導入のメリット
- Web会議システムを選ぶ際のポイント
- まとめ:自社にあったWeb会議システムを導入しよう!
Web会議システムとは
Web会議とは、インターネット回線を利用しweb上で繋がり会議を行うためのシステムです。安定した通信環境さえあれば、パソコンだけではなくスマホでも繋がれるので、場所や媒体を選ばずに会議を実施できるのが最大のメリットと言えるでしょう。
ビデオ通話で話すだけならコミュニケーションアプリでも十分ですが、実際の会議では資料の共有や議事録も必要です。Web会議システムでは、会議を滞りなく行うために必要な機能が備わっているのでリモートワークのようなビジネスの場で重宝されています。
Web会議システムは、特徴を応用して会議以外の場でも活用されています。例えばオンラインによる営業活動、採用面接、学校の授業、さらにはリモートによる音楽レッスンでも使われるほどです。
オンライン会議の場では、日常会話に限りなく近いと感じられるほど音質が良い方が会議そのものに集中できます。会議の場では重要な判断をしたり、意見を述べたりする非常にセンシティンブな場です。音質面が悪いと、声がノイズのように聞こえて集中できないため、Web会議システムにおける音質は画質以上に大切なポイントとなるでしょう。
【比較表】音質の良いWeb会議システム
ここからは音質の良いWeb会議システムを紹介していきたいと思います。
まずはご紹介するWeb会議システムでPRONIアイミツがおすすめのサービスを料金や機能項目、連携サービスで絞り込んで比較表にまとめてみました。
各サービスの違いや特徴が一目でわかるのでぜひご覧ください。
各サービスの具体的な特徴は後ほどご紹介しておりますので比較表と合わせて、Web会議システム選びの参考にしてください。
音質の良いWeb会議システム8選
それではここから、音質が良いWeb会議システムを8社ご紹介していきます。
Zoom Meetings
-
料金
年20,100円/ライセンス -
初期費用
なし
-
最低利用期間
1ヵ月
-
最低利用人数
1ライセンス
zoomはアメリカの企業で、Eric S. Yuan CEOが、効率的な作業とスムーズにコミュニケーションが可能なビデオ環境を提供するために2011年にZoomを設立したことで生まれたWeb会議システムです。
初めての方でも使いやすい構造をしていることが特徴。特にミーティング参加者についてはアプリのダウンロードをせずとも、指定されたURLにアクセスするだけで参加することが可能です。高品質なオーディオが備わっており、オーディオの設定を細かく調整できます。
モバイル版アプリでも、パソコン環境と変わらない品質のミーティングを提供しているのでパソコン、スマホでも使用感も変わらず使えるのも魅力的です。
無料プランだと3人以上のミーティングは40分までという制限ですが、月額2,000円で有料プランのプロになれば時間制限が無制限になります。
- 導入支援・運用支援あり
- チャットサポートあり
- メールサポートあり
- 電話サポートあり
- オンプレミス(パッケージ)
- クラウド(SaaS)
- スマホアプリ(iOS)対応
- スマホアプリ(Android)対応
- モバイルブラウザ(スマホブラウザ)対応
- 通信の暗号化
-
料金
月15,000円/同時利用台数 -
初期費用
100,000円
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
2
FreshVoiceは東京に本社を持つ、ネットワークサービスを専門とするエイネットが運営するWeb会議システムです。大きな特徴はWeb会議の開催までの操作が極めて簡単なことと、国内では珍しいオンプレミス型にも対応していることです。
リリース当初から堅牢なセキュリティによってサービスを守り、覗き見や乗っ取り、さらに改ざんやスキミングといった犯罪被害が一つ発生していないというセキュリティ実績を持っています。料金はクラウド型で1拠点3,000円から利用できます。
音質もこだわっており、複数の同時発言にも対応し、音声が途切れることなく進行できるなど、Web会議にも関わらず対面で話しているような会話感を体現できるのが魅力です。東京都など官公庁から、銀行や保険会社といったセキュリティに厳しい一般企業まで、国内の導入実績は5,000社以上あります。
- 導入支援・運用支援あり
- チャットサポートあり
- メールサポートあり
- 電話サポートあり
- オンプレミス(パッケージ)
- クラウド(SaaS)
- 通信の暗号化
- IP制限
- 英語
- 画面共有機能
-
料金
月3,000円/ライセンス -
初期費用
78,000円
-
最低利用期間
1ヵ月
-
最低利用人数
なし
LiveOnは東京に本社を持ち、主にビジュアルコミュニケーションシステムの開発・販売・ポートを行っているジャパンメディアシステムが運営するWeb会議システムです。クラウド型で1アカウント3,000円/月で利用できます。
独自技術によって音声の遅延や音切れを防ぎ、クリアな音声となめらかな動画を提供し高品質なWeb会議を提供。一般的なweb会議システムの音質は8~11 KHz ですが、LiveOn の音質は32KHzというCDレベルです。
Microsoft Office関連資料の共有機能、ホワイトボード機能、録音録画などweb会議に欠かせない機能も備え、英語や中国語にも対応しています。日本語以外の言語にも対応していることもあり、共有鍵暗号方式AES、独自のプロトコルによるセキュリティ対策も万全です。
- メールサポートあり
- 電話サポートあり
- オンプレミス(パッケージ)
- クラウド(SaaS)
- スマホアプリ(iOS)対応
- スマホアプリ(Android)対応
- ISMS
- 通信の暗号化
- IP制限
- 会議室パスワード設定
-
料金
年132,000円/ポート -
初期費用
5,500円
-
最低利用期間
12ヵ月
-
最低利用人数
10
V-CUBE ミーティングは東京に本社を持ち、ビジュアルコミュニケーションツールの企画から販売、運用保守まで行うブイキューブが提供しているWeb会議システムです。
H.264/SVC映像コーデックという水準の高い映像・音声技術を採用しテレビ会議システムにも劣らないHD対応品質の高画質と高音質のWeb会議を実現しています。H.264というのは、映像コーデックの1種で、少ないデータ量で動画を伝送するための動画圧縮規格のことです。
専用アプリのインストールをせずとも、ブラウザのみでシステムを立ち上げることができるので、どのパソコンからでも簡単かつ手軽に操作ができます。さらにパソコンを使わずとも電話回線を利用して会議に参加することも可能です。
会議に参加する形式が自由に選べることは、さまざまな世代が混在する組織にとっても扱いやすいシステムと言えるでしょう。
- 導入支援・運用支援あり
- チャットサポートあり
- メールサポートあり
- 電話サポートあり
- オンプレミス(パッケージ)
- クラウド(SaaS)
- スマホアプリ(iOS)対応
- スマホアプリ(Android)対応
- モバイルブラウザ(スマホブラウザ)対応
- ISMS
-
料金
月1,490円/ホスト -
初期費用
なし
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最低利用期間
1ヵ月
-
最低利用人数
1ホスト 最大ホスト人数9名
Cisco Webex Meetingsは、アメリカのシスコシステムズが提供しているWeb会議システムです。無料プランでも最長50分まで会議を行うことができます。月額1,490円のプランにすることで1回の会議を最長24時間まで拡張可能です。
テレビ会議よりも低画質になりがちなWeb会議ですが、Cisco Webex Meetingsの画質は720Ppの高品質画像を採用しスムーズな映像表示が可能です。 さらにWebexのモバイルアプリをダウンロードしたモバイル端末で、さまざまな場所から対面での打ち合わせが実施できます。
他のシステムではファイル共有のためにアップロードする時間がかかる、ファイル数が多いとどれがどのデータかわからなくなるといった問題が発生しますが、Cisco Webex Meetingsではアップロードをせずにデータ共有を行うことが可能です。
- チャットサポートあり
- メールサポートあり
- 電話サポートあり
- クラウド(SaaS)
- スマホアプリ(iOS)対応
- スマホアプリ(Android)対応
- 冗長化
- 通信の暗号化
- エンドツーエンドの暗号化
- 二要素認証・二段階認証
-
料金
月19,800円 -
初期費用
40,000円
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
なし
VQSコラボ businessは東京に本社を持ち、Web会議システムや遠隔教育システムの販売・運営を行っているVQSによって提供されているシステムです。15拠点の映像表示と16拠点の視聴拠点を合わせて31拠点当時にWeb会議に参加できます。
高音質を提供するために、音楽用圧縮技術「TwinVQ」を取り入れているため、web会議なのに、まるでその場にいるようなリアルな会話感を実現しています。唇の動きに音声がしっかりと同期するように「リップシンク」にこだわった開発もしており、安定性を重視するためにブラウザ型ではなくアプリ型のシステムを構築しているのが特徴です。
国産の暗号化技術Camelliaを採用しており、暗号化されたセキュリティ体制も備えているので、安心してWeb会議を行うことができるでしょう。料金は一番手頃なプランだと月額1万9,800円のミニマムプランがあります。
- メールサポートあり
- 電話サポートあり
- クラウド(SaaS)
- スマホアプリ(iOS)対応
- スマホアプリ(Android)対応
- モバイルブラウザ(スマホブラウザ)対応
- Pマーク
- 通信の暗号化
- 英語
- ホワイトボード機能
-
料金
月3,000円/ID -
初期費用
78,000円
-
最低利用期間
12ヵ月
-
最低利用人数
なし
MORA Video Conferenceは東京に事務所を持つ、テリロジーサービスウェアが提供している法人向けWeb会議システムで、ASPモデルだと月3,000円から利用可能です
MORA Video Conferenceは導入前から徹底的にサポートをしてくれます。検討段階に導入目的、利用イメージ、環境をしっかりとヒアリングし、実際に導入した場合の環境を整えてくれます。
大事な音声を送受信することを最優先に考えてシステムを構築し、安定したサービス稼働を提供しているため、何かトラブルが発生したとしても安定してWeb会議ができるので安心です。
2005年のサービス提供開始から5,000以上の導入実績を持ち、AES方式による通信、SSLを利用したwebページなど強固なセキュリティでWeb会議システムを提供し続けています。銀行、建設、地方自治体など、幅広い業種への実績を持っています。
- 導入支援・運用支援あり
- メールサポートあり
- 電話サポートあり
- オンプレミス(パッケージ)
- クラウド(SaaS)
- スマホアプリ(iOS)対応
- スマホアプリ(Android)対応
- モバイルブラウザ(スマホブラウザ)対応
- ISMS
- 通信の暗号化
-
料金
月60,000円/ライセンス -
初期費用
30,000円
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
なし
sMeetingは、NTTdocomoグループのドコモ・システムズが提供している音声にこだわったWeb会議システムです。Super Liteプランで月2万8,800円の利用料となっています。
音声コーデック「Opus」を採用し人間の可聴域20~20kHZを全域カバーし、途切れが少なくクリアな音声を実現しています。CD音声のサンプリング周波数よりも細かい4万8,000HZの周波数をサンプリングすることで、臨場感のある音声品質を実現することが可能です。音声にこだわったシステムによって会議進行をスムーズに進めることができるでしょう。
また、セキュリティに関してもモバイル端末で使用することを想定し、端末紛失による情報漏えいのリスクを無くすために画面キャプチャの抑止や、端末認証やアクセスコントロールといったセキュリティ機能を充実させています。
※この製品は新規販売受付およびサービス終了をし、後継サービス「letaria(レタリア)」としてサービスを提供開始しています。
- メールサポートあり
- クラウド(SaaS)
- モバイルブラウザ(スマホブラウザ)対応
- 通信の暗号化
- IP制限
- 英語
- 画面共有機能
- ホワイトボード機能
- ホワイトボードへのテキスト入力機能
- 参加者へのファイル送信機能
Web会議システム導入のメリット
Web会議システムを導入する際のメリットを、5つのポイントにまとめてご紹介します。
場所を選ばずどこでも会議が可能
Web会議の一番のメリットは、webに繋がっているパソコンやスマホがあればどんな場所からでも会議ができるようになる点です。テレビ会議では高額なハード、システムを導入しなければならず、手軽に「どこでも」「誰でも」できるわけではなかったのですが、インターネットやスマホの使用が当たり前になったことによってweb会議の需要が高まりました。コストもかからず、すぐに導入もできるので、今後のビジネスツールとして欠かせないシステムとなっていくでしょう。
交通費・移動時間の削減
Web会議システムを活用することで、会議参加者の交通費コスト削減や移動時間の削減による有益な時間の使い方ができるようになります。Web会議であれば、会議をする度に一カ所に集合するという状況を作らないので、会議場所にいくまでの時間を計算しスケジュールを組む必要がありません。会議自体は1時間でも、会議場所に到着する時間が片道30分とすれば実質2時間の拘束を必要とします。Web会議を活用することで有益な時間が増えるでしょう。
低コストで運用が可能
web環境さえ整っていれば、新たに追加で購入するものはほとんどないため導入コストがかなり抑えられます。一部セキュリティを強化したい場合は独自のサーバーを用意して、オンプレミス型を組むことはあるでしょうが、実際にはクラウド型が多いので、その場合は導入費用がほぼかからず低コストで運用できます。クラウド型はネット上にあるシステムを活用するため、専用の機材などはほとんど必要なく、導入コストがかかりません。
意思決定のスピードがアップする
Web会議は、場所や状況に関わらずスピーディに招集ができるため、緊急な意思決定など重要な判断を行う機会を設けやすくなります。時には大きなプロジェクトの判断をスピーディに対応しなければビジネスチャンスを逃すという状況も起こりえるでしょう。そんな時に、会議が実施できないから判断ができないでは競合他社に勝てません。重要案件がスピーディに判断できるようになるのは、これから先は大きなメリットになります。
さまざまな働き方を推進できる
会議によって拘束されることが減るので、遠方からの勤務、時短による働き方、在宅ワークなど、場所や時間に拘束されない、さまざまな働き方の実現に貢献できるようになります。働き方の選択肢が広がることで、メリットがあるのは従業員側だけではありません。勤務地による制限がなくなり、距離に関わらず優秀な人材とWeb会議で繋がることができるので、さまざまな知見を得ることもできるでしょう。これまでの常識にとらわれない、新しい働き方を推進できるきっかけとなります。
Web会議システムを選ぶ際のポイント
Web会議システムを選ぶ際のポイントを5つに分けて解説していきます。
接続の安定性
まずは根本的にはweb接続が簡単には途切れない通信環境が求められます。これは、導入する自身の環境によって大きく左右されるのですが、Web会議システム自体にも接続の安定性を向上させるため、特に音声を途切れさせないようにする対策が取られているシステムを選ぶと良いでしょう。
相手との会話が多々途切れてしまうと、Web会議による利便性が活かされません。Web会議システムに組み込まれた「接続の安定性」に気をつけて選ぶようにしましょう。
同時接続できるアカウントや拠点数
複数人数や拠点で会議を実施する際、同時にアクセスできる人数が限られている(上限がある)ので注意しましょう。複数人、複数拠点で同時接続をする場合には「何人まで同時に接続可能で、どれぐらいの時間、接続しておけるのか」を把握しておくことが必要です。
事業規模によっては100名以上同時にWeb会議を接続する機会もあります。しかしそのような機会は頻繁にあるわけではありません。いざという時に焦らないでいいように、はじめから同時接続のID数や拠点数は確認しておく必要があります。
使いやすいかどうか
システムが使いやすいことは大切なポイントです。Web会議をする際に基本操作で時間を使ってしまうと、せっかく業務効率化をはかろうとしているのに意味がありません。パソコン操作が苦手な人でも、簡単に操作できるのが重要な点と言えるでしょう。
小規規模なミーティング形式のものまで、全てをWeb会議で完結させようとすると活用する機会が増えます。その時に、逐一「使い方の確認」から入るようでは、業務効率化に繋がらずむしろ手間です。
セキュリティ対策が万全か
会議の場では機密性の高い情報のやり取りを行う可能性があるため、セキュリティ面で安心できるかどうかも重要となります。Web会議システムを利用することによって、社内のセキュリティに支障を来すようでは問題です。
当然ながら、各web会議システムはサービスの特性上セキュリティ対策を必ず行っています。ですが、その対策方法は一緒ではありません。本記事で紹介した9つのサービスでも取り組んでいるセキュリティ対策はさまざまです。どのようなセキュリティを採用しているかはよく確認してサービスを決定しましょう。
音質の良さ
「音質」はこれまで、ご紹介してきたポイントに比べて、意識される方は少なかったかもしれません。しかしWeb会議では、音質が悪いと会議の内容に集中できないという弊害があります。音質にこだわりを持つことも、Web会議システムを選ぶ時には無視できない大切なポイントです。
オンライン会議が好まれない理由の中に、「聞き取りにくい」「通信が途切れることで会議が中断されてしまう」ことがあげられます。日常会話と比較して考えてしまうため、あまりに音質が悪すぎると、意識が会議の内容ではなく耳に聞こえてくるノイズに意識が向き、肝心の会議に集中できないという事態が発生してしまうからです。
まとめ:自社にあったWeb会議システムを導入しよう!
今回は音質という点をピックアップしました。スムーズな議論や会話をしたいのに、不快なノイズが混在してしまうことでWeb会議が台無しになってしまっては効率化どころではないからです。ぜひ自社にあったWeb会議システムを導入しましょう。
探すのに時間がかかる
相場がわからない
複数を比較しづらい
プロが代わりに探して紹介します!