【2024年最新】個人利用におすすめなオンラインストレージ6選
大容量ファイルのやり取りができるオンラインストレージ。ちょっとした写真や動画のやり取りからビジネスまで、幅広く利用されています。個人用では無料で使えるサービスもあり、既にお使いの方も多いことでしょう。
今回は、これからオンラインストレージを使う方や、既に使っていて乗り換えを検討している方に向けて、個人利用でおすすめのオンラインストレージサービスをご紹介します。
- 個人で使うならこれ!おすすめのオンラインストレージ6選
- オンラインストレージの個人利用で注意したいポイント
- ビジネス用と個人用、オンラインストレージをどう使い分ける?
- セキュアで使いやすいオンラインストレージをお探しなら……
個人で使うならこれ!おすすめのオンラインストレージ6選
現在、多くのベンダーからさまざまなオンラインストレージが提供されています。ここでは、個人向けでおすすめのオンラインストレージサービスを6つご紹介します。
Dropboxは、米国のDropbox, Inc.が提供しているオンラインストレージ。現在、世界6億人以上のユーザーと50万チームに利用されています。
特徴は相手がアカウントを持っていなくても利用できる点で、リンクを共有するだけで大容量の写真や動画、ファイルの送受信が可能です。また共有したファイルについては更新状況をリアルタイムで確認でき、更新情報は共有している全員のデバイスで同期されます。
料金プランは大きく分けて個人用とビジネス用の2種類。個人用は個人向け月額1,200円〜、ファミリー向け月額2,000円〜。ビジネス用は個人事業主向け月額2,000円〜、小規模チーム向けユーザー1人あたり月額1,250円〜、大規模チーム向けユーザー1人あたり月額2,000円〜です。
Google ドライブは、Google社が提供しているオンラインストレージサービスです。既存のテクノロジーとの融合度が高く、Microsoft Officeをはじめ100以上のファイルでも編集・保存できるのが特徴。ドライブの利用はどのデバイスでも可能で、場所と端末を選ばない点でも高い支持を得ています。
利用体系は個人向け・チーム向け・ビジネス向けの3種類で、個人向けは最初のストレージ15GBが無料です。チーム向けの「Google Workspace Essentials」は1ユーザーあたり月額8$。ビジネス向けは1ユーザーあたり「Starter」が月額680円、「Standard」が1,360円、「Plus」が2,040円、最上位の「Enterprise」は要問い合わせです。※価格はすべて税抜
OneDriveは、マイクロソフトが提供する個人用オンラインストレージ。ファイルや写真を保存しておくと、どのデバイスからもアクセスできます。
バックアップは自動で行われ、デバイスを紛失してもデータは保護されています。Officeアプリなら常に連携できるため、ファイル・写真の共有や共同編集作業も可能。保存されたデータはWindows10でアクセスできますが、PC領域を消費しない点が魅力でしょう。重要なファイルは個人用Vaultに保存することでデータ保護を強化できます。
料金プランは、家庭向けと一般法人向けの2種類。家庭向けでは「OneDrive Basic 5 GB」を無料で利用可。一般法人向けにはユーザー1人当たり月額540円、月額1,090円、月額1,360円の3つのプランを提供しています。※価格はすべて税抜
Boxは、米国に拠点を構えるBox, Inc.が提供するオンラインストレージです。10GBの無料オンラインストレージで、写真やビデオ、財務情報まで幅広くセキュアに管理できます。どこにいても全てのデータにアクセスでき、オフラインでも利用可能。大きなファイルでも簡単にやり取りできるのが特徴です。Microsoft Office 365やBox Notesとのコラボレーションも可能で、共同編集できるのも便利。
料金体系は「Individual」と「Business」の2通り。Individualは個人ユーザー向けプランで、無料プランと月額1,200円の2種類を提供。Businessプランは4種類を用意しており、最安のStarterプランは月額522.50円〜、最上位のEnterpriseプランも月額4,200円〜利用できます。
firestorageは、ロジックファクトリーが提供している容量無制限の無料オンラインストレージサービス。個人、法人いずれも無料で使えるサービスで、誰でも簡単に大容量ファイルを共有・保存・管理できます。また新機能としてスクリーンショット機能が登場し、直接切り出しての送信も可能です。
登録なしでも使える一方、会員登録すればファイル管理ができるため、大事なファイルをやり取りする場合、もしくはビジネス用途の場合は登録をおすすめします。なお会員登録は無料です。
料金は無料プランのほか、ライト会員が月額1,037円(税込)、正会員が月額2,085円(税込)。このほか大容量送信・大容量保存・登録ユーザー数無制限の法人プランも用意され、利用用途に応じた柔軟なカスタマイズにも対応しています。
Teracloudは、静岡市と東京都千代田区に拠点を構えるテラクラウドが提供するオンラインストレージです。大容量の保存領域を持ち、容量不足に悩むことなく大切な写真やデータをバックアップできます。
特徴は、一般的な通信プロトコルであるWebDAVを採用している点。さまざまなアプリとの連携が可能で、お好きな端末でいつでも必要なデータにアクセスできます。サーバーは耐震、セキュリティなどの基準をクリアした国内データセンターに設置されているため、万が一の事態にもスピーディーに対応可能。
料金プランは無料と有料の2通り。無料アカウントは10GBまで、有料アカウントは+300GBが月額880円、+3TB(3,000GB)が月額1,320円、+10TB(10,000GB)が月額4,400円です。※価格はすべて税込
オンラインストレージの個人利用で注意したいポイント
ここからは、オンラインストレージの個人利用で注意したいポイントについてご紹介します。実際にオンラインストレージを導入する際には次の3つの点に注意をしてください。
セキュリティ面に問題はないか
オンラインストレージを個人利用するにしても、重要なファイルを扱うこともあれば、絶対に外部に漏洩させられない情報もあるでしょう。 個人利用の場合もビジネス用途で利用をする場合は、法人用に近いレベルのセキュリティ体制を構築しているサービスを利用してください。一人で使う場合は権限管理やアクセスログの取得まで必要はありませんが、外部脅威に対して十分な対策は必要です。不正アクセスがあれば情報漏洩してしまうような脆弱なツールはおすすめできません。 個人利用でも機密情報を扱う場合は、ビジネス用のオンラインストレージにアップグレードすることも視野にいれてください。
機能に不足はないか
オンラインストレージを個人利用する場合、ついコスト面に目がいきがちですが、機能に不足はないかも確認してください。一般的に機能数に比例してコストがかさむためオーバースペックは避けたいところですが、必要な機能がなければ用を成さないため最低限の機能を搭載している製品を選ぶのが肝心です。
どのような機能が必要かは、オンラインストレージの導入でどのようなことをしたいのか各人のニーズによって異なります。導入に際しては自分が必要な機能を見極めた上で製品選びをしてください。
ビジネス用と個人用、オンラインストレージをどう使い分ける?
ここまで、個人用のオンラインストレージについて解説しました。オンラインストレージには個人用とビジネス用があります。個人用は低価格で利用でき導入ハードルも低いですが、基本的に個人向けのオンラインストレージを法人(ビジネス)で使うのはおすすめできません。
インターネット上に情報を保存する以上、サーバーへのサイバー攻撃リスクは常につきまといます。法人用では幾重もの防御を構築していますが、個人用は法人用に比べるとセキュリティ体制は脆弱。個人が趣味の範囲で使う分には被害はなくても、ビジネス用に使うのであればリスク大です。また、個人用は機能も限定的ですが、法人用であれば豊富な機能が搭載されています。
オンラインストレージの利用に際しては、あくまでもプライベートに限定される場合のみ個人用、ビジネスで使うなら機能面やセキュリティ面が整った法人向けサービスを利用するようにしてください。
セキュアで使いやすいオンラインストレージをお探しなら……
いかがでしたか。個人利用でおすすめのオンラインストレージのご紹介は以上です。
個人利用のオンラインストレージは手軽に導入できますが、セキュリティ面や容量、機能面では課題が残ります。セキュアなオンラインストレージをお探しなら、格安・無料のものなどではなくビジネス用のオンラインストレージがおすすめです。
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