【2024年最新】ロジクラの評判と実態
在庫管理システム「ロジクラ」の評判と口コミを徹底調査しました。他サービスと比較したメリットや料金プラン、「ロジクラ」の導入実績や効果も網羅。この記事だけで、「ロジクラ」の全てがわかります。
- <総評>ロジクラはiPhoneでも使える低コストな在庫管理サービス
- ロジクラの8つのメリット
- 徹底調査でわかったロジクラを使うべき人・会社
- ロジクラの料金プラン
- ロジクラの導入実績・効果
- まとめ
ロジクラは、東京都新宿区に本社を置くロジクラ社が提供する在庫管理システムです。物流業界が近年注目を集め、企業戦略に大きく関わるなかで在庫データを有効に活用。従来のExcelを用いた在庫管理と比べて、格段に効率を上げることができます。
今回は、発注業者比較サービスのPRONIアイミツが、おすすめの在庫管理システムを厳選!今注目のロジクラは、一体どのような部分が評価されているのでしょうか。在庫管理の課題を解決する、数々の特徴と導入事例を調査しました。
<総評>ロジクラはiPhoneでも使える低コストな在庫管理サービス
出典:ロジクラ https://logikura.jp/
クラウド在庫管理システム「ロジクラ」は、個人事業主〜中小企業の導入を対象としています。PCのみ対応の在庫管理システムもあるなかで、iPhoneでの入出荷処理や在庫の確認が可能。
利用する機能によっては永久無料である点も選ばれる理由。有料プランも比較的低コストで、アプリでのピッキングや追跡番号の記録など便利な機能が揃います。何より外部システムとの連携が多く、活用できる領域が非常に幅広いのが魅力です。
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ロジクラの8つのメリット
ご紹介した特徴を持つロジクラですが、活用することで次のようなメリットがあります。
無料プランがありiPhoneとPCに対応
ロジクラは、1拠点の利用で月間出荷数の上限を超えない場合、無料である点が特筆すべきメリットの一つ。商品登録は無制限で、最小限の機能だけを使いたい方におすすめです。外部サービス連携や送り状作成、棚卸しなどの機能は月額プランが必須です。
対応環境はiPhoneのみで、Androidでの提供予定はありません。もちろんPCからも使えるため、PCでもスマホでも在庫管理システムを活用したいとの声に応えます。
複数のメンバーや拠点間で一元管理
複数のメンバーや拠点での在庫管理を一括で行えるのは、ビジネスでの強みと言えます。ロジクラは、これまで拠点が異なるとミスが発生しがちだった在庫管理をすっきり一元化できます。
同じアカウントでPCとiPhoneの両方からアクセスできて、いつでも誰でも状況を確認。適切な情報共有をすることで、通販事業において致命的だった欠品や誤出荷を大幅に減らせます。また、負担が特定の社員に集中する事態も避けられるでしょう。
入荷履歴のチェックでミスを改善
ロジクラであれば、入荷時のズレやミスを正確な記録で改善できます。Excelなどの入荷業務では、いつ誰が入荷したなどの記録が付けられずミスを招いていました。ロジクラでは入荷予定を事前に登録して、入荷後はアプリまたは納品書で正しくカウント。倉庫の棚への入庫業務まで紐づけて行えるため、その後の出荷作業もスムーズです。
万が一ミスが発生しても原因がすぐに見つかります。顧客の信用にかかわる重要な業務を改善できる、画期的な在庫管理システムでしょう。
棚卸しもできるリアルタイムの在庫管理
ロジクラは、すべての料金プランで商品登録数が無制限。膨大な在庫数でも安心して管理できます。さらに外部サービスとの連携で、在庫の変動をECサイトに即時反映させることも可能です。
リアルタイムの在庫を確認できて、ユーザーの権限設定による在庫操作のルール化まで実現。有料プランは複数拠点に対応しているため、社内全体の入荷予定数や出荷数の把握に便利です。倉庫にある商品を素早く探せるフリーロケーション機能もあり、棚卸しを効率化できるでしょう。
送り状・納品書の発行に対応
ロジクラでCSVエクスポートした情報を、ヤマト運輸の「B2クラウド」や佐川急便の「e飛伝」にインポートして送り状を作成可能。納品書と同じ順番で作られるため、オーダー順が入れ替わるようなミスが起こりません。
納品書は、ギフト対応やポイント対応などの条件に合わせて作成できます。記載のQRコードをスマホでスキャンすることで、該当のオーダーを表示可能。簡単に記録できることにこだわった在庫管理システムです。
バーコード検品と追跡番号の記録が可能
ロジクラのアプリは、バーコードスキャンを標準で搭載しています。送り状や納品書をスキャンした後、表示された商品データをアプリのカメラでスキャンするだけ。簡易的な検品を効率よく行うことができます。
検品後は送り状に記載の追跡番号をスキャンすれば出荷が確定。注文ごとの追跡番号を紐づけて記録できるため、誤出荷を減らして正しく届けられます。ロジクラの導入で、目視作業と比較して出荷量が4倍に増えた事例もあるほどです。
「NEXT ENGINE」と連携して在庫を操作
ロジクラでは、ECサイト運営を効率化するサービス「NEXT ENGINE」と連携が可能。届いた商品をロジクラアプリで入荷すると、NEXT ENGINEの在庫が自動的に足されます。さらに、NEXT ENGINE側の受注をロジクラで出荷指示することも可能。連携にバーコードは必要ありません。
連携機能で誤出荷がゼロになった・在庫のズレが無くなったとの声が寄せられています。出荷体制を整えて、正確な業務を目指したい方には最適でしょう。
「Shopify」や「fulfillment by Amazon」ともAPI連携
ロジクラでは「Shopify」と連携して、注文から倉庫業務までを効率化できる機能を採用。また、自社と「fulfillment by Amazon」両方の在庫を欠品させない機能もあります。さらに、店舗クラウドPOSシステム「スマレジ」とも連携可能。利用中の外部サービスと組み合わせて、最適な形で在庫管理ができます。
倉庫や店舗など在庫保管の拠点に応じて、物流のシステムが構築できるでしょう。在庫切れの心配も、入荷・受注ミスも減らせます。
徹底調査でわかったロジクラを使うべき人・会社
ご紹介したメリットを踏まえ、ロジクラは一体どんな人・会社が使うべきなのか、具体的にお伝えします。
アナログでの管理に課題を感じるEC事業担当者
EC事業において、紙の書類やExcelでの在庫管理は重大なミスにつながりかねません。手作業だと時間がかかるだけではなく、どうしても誤記入や伝達ミスが生じてしまいます。注文を受けてから発送まで社内での情報伝達がうまくいかず、悩んでいる方も多いかもしれません。
ロジクラは、従来のアナログ業務を劇的に改善できる在庫管理システム。入荷履歴や在庫数の把握、注文状況などを随時チェックして、常に正確なデータを得られます。何となくアナログの体制を続けてきたがクラウドシステムに興味がある方にもおすすめ。シンプルな設計のため、難しい操作が苦手なスタッフもすぐに慣れることができるでしょう。
複数の店舗や倉庫を管理する方
EC事業が拡大すると、拠点も増えていくものです。自社が保有する倉庫や委託倉庫、各店舗・支店での在庫保管も必要となるでしょう。そんな時に課題としてあげられるのが、拠点間のネットワーク。それぞれの拠点にいつ、どれくらい在庫があるかの状況確認ができていないと欠品が生じます。また、商品数が次第に増えて業務が追い付かない企業も少なくありません。
クラウド上に即時データが反映されるロジクラなら、拠点ごとの状況がすぐにわかります。複数のECモールでの販売も効率的に管理できるでしょう。膨大な商品数を扱っていても、在庫のズレがゼロになった事例が多く見られます。
利用中のEC管理システムをさらに効率よく使いたい方
ロジクラの強みの一つが外部サービスとの連携です。受注管理やPOSレジ、ECサイト運営などのシステムを現在使っている方にもおすすめ。ロジクラで入荷した在庫を他サービスに反映させることや、その逆も可能。在庫を適切にコントロールして欠品を起こしません。
現在は「NEXT ENGINE」「Shopify」などに対応。連携機能を活用することでさらに効率化を実現して、納品数が急増した企業が多数あります。管理システムを完全に切り替える必要がなく、出荷業務の自動化をすすめることも可能。在庫管理システムを新たに追加することをためらっている方は、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。
ロジクラの料金プラン
使える機能に応じて、無料プランと3つの有料プランから選べます。
・無料プラン
入出荷と在庫管理に特化して1拠点のみの利用
・スタータープラン:月額9,000円
スモールビジネス向け。棚卸しとログ機能あり(年間契約のみ)
・スタンダードプラン:月額2万5,000円〜
一番人気!送り状作成や外部サービス連携に対応
・WMSプラン:月額4万円〜
EC事業に最適。ピッキングやロケーション管理まで使える
月間出荷は最大1,000件で、1,000件を超える際は従量課金制です。
※導入支援:別途10万円
拠点数や商品数に合わせてプランを選びやすいのが特徴。
最小限の機能を利用したい方は無料プランから始めてみてはいかがでしょうか。
ロジクラの導入実績・効果
ここからは、実際にロジクラを導入した企業の例を取り上げ、システム導入後にどんな効果があったのかをお伝えします。
合同会社ブリッツワークス
こちらの導入事例ページによると、メンズジーンズブランドを展開する同社は企画立案から開発、商品管理までをトータルで行い、品質と価格を追求している企業です。出荷業務を倉庫に依頼するうえで、何より課題と感じていたのは誤出荷。Excelで管理をしていたものの、ジーンズは色やサイズの種類が多く品番の間違いが多発していました。また出荷履歴が残っていないため原因の特定も困難だったそう。
「ロジクラ」導入後は、バーコード検品機能を使って2か月で誤出荷ゼロに。ミスが起こっても作業履歴をたどれるため安心です。商品の動きが見えるようになり、経営判断にも活用できるように。その他、進捗を全員が確認できることやスムーズな倉庫連携、すぐに納品書を作れる機能が活躍しています。事務作業は2時間ほど短縮され、出荷確定が10分で可能になりました。
ミスを恐れると慎重になって作業効率が悪くなる一方です。そのためにも、まずはミスの起こらない環境づくりが大切と考えています。ロジクラでミスを減らし、倉庫との良い関係を構築できた事例です。
有限会社鹿宮
こちらの導入事例ページによると、同社はインテリアや雑貨を輸入販売するオンラインショップを運営しています。海外ブランドの雑貨を楽天市場やAmazon、自社ECサイトでも販売。2000年からEC事業を続けてきましたが、在庫管理に課題を感じていました。受注管理システムは導入していたものの、在庫管理システムはなく人手も減って困っていたとのこと。運用を構築できるサービスを探し、シンプルな設計やハンディターミナル機能に惹かれて「ロジクラ」を選びました。
導入すると、誰でも出荷作業に携われるオペレーションの構築に成功。4人配置していた担当者を、専任1人でも回せるようになりました。そしてスマホを使ったハンディターミナルとバーコード検品で、誤出荷は圧倒的に減少。運用は受注管理システム「NEXT ENGINE」と併用で、手作業だった棚卸しは5分の1の時間でできるようになったと言います。
アナログ作業を一新するために、現場が混乱しないよう慎重に運用を見直したそうです。重要なのは、在庫管理システムの機能を最大限に使って、自社に合った形を探していくこと。現場の意見も取り入れながら、導入から3ヶ月で業務効率70%アップに成功しています。
有限会社山七商店
こちらの導入事例ページによると、主に楽天市場とAmazonで出店・販売を行う同社。扱う商品は吸音ボードや壁紙シールなどのDIY関連商品です。ECモールの他に定期発送も行なっており多くの商品を揃えていますが、ロジクラ導入前は在庫管理が困難でした。「NEXT ENGINE」を既に使っていたものの、セット商品は品番管理が十分にできなかったとのこと。結果、在庫のズレや欠品が起こっていました。
ある日、一度に30件の欠品が生じたのをきっかけにシステムの見直しを決意。誰でも使えてシンプルなシステムである点に着目して「ロジクラ」を選びました。導入しての大きな変化は、自社倉庫と委託倉庫を一元管理できたこと。工数が大幅に減り、4名必要だった人員は2名に。時間のかかっていた在庫管理がスムーズになり、拠点間での在庫移動も可能になりました。導入支援がしっかりとあり、シンプルに使えることから安心して導入できたそう。スタッフに任せられる仕事が増えて、倉庫と確認しあう工数が減りました。受注業務の負担が軽減されたぶん、新商品の企画チームとの連携に力を入れられています。少人数体制での運営でも、商品を増やすことに不安を感じなくなったそうです。
まとめ
ロジクラの特徴や価格、実際に導入した企業の声をご紹介しました。アプリとPCでいつでも在庫確認ができ、複数拠点の管理を一元化。現場に求められる機能が豊富で、業務の負担を減らすことができます。人員不足や在庫のズレなど企業が抱える問題を解決する、画期的なシステムと言えるでしょう。通販業務の効率化をすすめたい方は、導入を検討してみてはいかがでしょうか。
また、PRONIアイミツでは、さまざまな条件で在庫管理システムを比較できます。導入実績のある業界・企業規模・使いたい機能などで絞り込み、あなたの会社に最適なサービスを探してみてください。
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