Mac対応のウイルス対策ソフトおすすめ8選【2025年最新】
「自社のMacがウイルスに感染したらどうしよう」「情報漏えいや不正アクセスが心配」そんな不安を抱えている企業担当者も多いでしょう。特にリモートワークやオンライン決済の普及により、Macユーザーもセキュリティリスクが高まっています。そこで重要になるのはMac対応のウイルス対策ソフトです。
ウイルス検知や不正アクセスの防止はもちろん、フィッシング対策や複数デバイス保護など、Macの標準機能だけでは補えないセキュリティ対策をしてくれます。
本記事では、2025年最新比較でMacにおすすめのウイルス対策ソフト8選を紹介します。さらに、Macにセキュリティソフトを入れる必要性や選び方のポイントについても解説しています。「Macをより安全に使いたい」とお考えの方は、ぜひ参考にしてください。
- Macにセキュリティソフトを入れる必要はある?
- 【比較表】Macで使えるウイルス対策ソフト
- 【2025年最新】Mac対応のウイルス対策ソフトおすすめ6選
- 【無料プランあり】Mac対応ウイルス対策ソフトおすすめ2選
- ウイルス対策ソフトの選び方
- まとめ:Mac用のウイルス対策ソフトで自社端末を脅威から守ろう
Macにセキュリティソフトを入れる必要はある?
そもそもウイルス対策ソフトとは、パソコンやスマートフォンをウイルスやマルウェア、フィッシング詐欺などの脅威から守るためのセキュリティプログラムです。ファイルのスキャンや危険な通信の遮断、怪しいサイトへのアクセス防止など、端末を守る機能が搭載されています。
「Macは安全」と言われることもありますが、近年ではMacを狙ったウイルスやサイバー攻撃が増加しており、決して無防備で良いわけではありません。ここでは、Macにセキュリティソフトを導入する必要があるかを、具体的な脅威を交えて解説します。
MacOS標準の保護機能との違い
Macには「Gatekeeper」や「XProtect」といった標準的なセキュリティ機能が搭載されており、不正なアプリや既知のマルウェアをある程度防いでくれます。また、アプリのインストール時にAppleが認証した開発元かをチェックする仕組みもあります。
しかし、これらは基本的な防御にとどまり、最新のフィッシング詐欺サイトのブロックや、危険なメール添付ファイルの検出、Wi-Fi経由の不正アクセス防止などの高度な機能まではカバーできません。 特にビジネス利用やリモートワーク環境では、MacOS標準機能だけに依存するのは不十分です。
Macを狙うウイルスや脅威
| 代表的なウイルスの種類 | 概要 |
|---|---|
| マルウエア | ネットワークへの攻撃や情報を盗み出すことを目的とした悪質なソフトやコード |
| ウイルス | 悪質な動作を行うプログラムやパソコンソフト |
| ワーム | 宿主を必要とするウイルスに対し、単独で活動可能な悪質なプログラム |
| トロイの木馬 | デバイスに侵入してユーザーの意図しない操作を実行するプログラム |
| スパイウェア | 情報を盗むことを目的とした不正なソフトウェア |
| ボット | デバイスを遠隔操作する不正なプログラム |
Macを狙う脅威として代表的なものは、アドウェア、トロイの木馬、フィッシング詐欺、ランサムウェアなどが挙げられます。
これらの脅威は、単に動作を妨害するだけでなく、個人情報やビジネスデータの流出、金銭的な被害に発展します。たとえば、ランサムウェアに感染すればファイルが暗号化され、業務そのものが止まってしまう可能性もあります。
そのため結論として、Macにもセキュリティソフトを導入する必要があります。特にリモートワークやビジネス利用では、1台の感染が組織全体のリスクに繋がるため、個人ユーザー以上に強固な対策が欠かせません。セキュリティソフトを入れることで、標準機能だけではカバーしきれない部分を補い、自社のMacを保護できます。
【比較表】Macで使えるウイルス対策ソフト
ここからは実際に、Macで使えるウイルス対策ソフトの価格を比較します。以下、初期費用や月額料金、無料プランの有無を比較した表をご覧ください。
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料金
要問合せ
初期費用 要問合せ |
料金
10,430円/ライセンス
初期費用 要問合せ
(他3プラン)
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料金
9,146円
初期費用 要問合せ
(他1プラン)
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料金
年4,780円(税込)
初期費用 要問合せ
(他3プラン)
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料金
要問合せ
初期費用 要問合せ |
料金
4,500円/PC
初期費用 要問合せ
(他3プラン)
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料金
年3,980円
初期費用 要問合せ
(他2プラン)
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料金
要問合せ
初期費用 要問合せ |
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導入実績社数 情報なし |
導入実績社数 25万社(シリーズ累計) |
導入実績社数 情報なし |
導入実績社数 情報なし |
導入実績社数 情報なし |
導入実績社数 1億1千万ユーザー(シリーズ累計) |
導入実績社数 世界4億3,500万人 |
導入実績社数 情報なし |
他社と比較したおすすめポイントは、「台数無制限で使えるサブスクリプションモデル」です。一般的なウイルス対策ソフトは台数制限がありますが、マカフィーでは、1契約で複数デバイスを一括保護できる点が魅力です。さらに、オンライン保護に特化した各種機能も標準搭載されており、クラウドベースの脅威対策技術によってリアルタイムで最新のサイバー攻撃にも対応可能です。
他社と比較した際のおすすめポイントは、「多機能性」です。ノートンはウイルス検出力の高さに加え、パスワード管理、オンラインバンキング保護、ダークウェブ監視など、インターネット利用時のさまざまなリスクに対応する多機能性が魅力です。これらがワンパッケージで利用できるため、個別に別サービスを契約する必要がなく、利便性にも優れています。
他社と比較したおすすめポイントは、「高精度な脅威検出」です。ウイルスバスターは、AI技術を活用した不正サイトブロックやフィッシング対策、ランサムウェア防御も標準装備されており、最新の脅威にも抜け目のない防御が可能です。さらに、PC上のリソースを圧迫することなく、クラウド上で脅威の解析・対応を行うため、動作が軽いのも魅力です。
他社と比較したおすすめポイントは、「軽さと高性能を両立したウイルス検出エンジン」です。ESETは独自の検出技術により、未知の脅威にも素早く対応します。それでいてシステムへの負荷が少ないため、PC作業の邪魔にならないのが大きな特徴です。さらに、複数台の端末をまとめて保護する「ファミリーセキュリティプラン」など、ライセンスの柔軟さも好評です。
他社と比較したおすすめポイントは、「クラウドベースのウイルス検出機能」です。アバストは常時インターネットを通じて最新の脅威データを収集・反映しており、未知のマルウェアにも迅速に対応できます。無料版であってもリアルタイム保護、スパイウェア対策、フィッシング防止など多機能で、セキュリティの面で妥協したくない方にも安心です。動作も軽快で、PCのパフォーマンスを損なわない点も魅力です。
他社と比較したおすすめポイントは、「高度なセキュリティ機能をひとつのツールに統合している点」です。Fortinetのセキュリティファブリックと連携することで、エンドポイントからネットワークまで包括的な保護が可能となります。無料版でもVPN接続やマルウェアスキャンといった基本的な保護が利用でき、企業ネットワークに接続する個人端末のセキュリティ対策にも適しています。
多くのウイルス対策ソフトは無料プランやトライアルがあり、手軽に試せる点が魅力です。利用制限やサポートが不十分な場合もありますが、小規模チームや試験導入におすすめです。導入目的や予算に応じて最適なツールを検討しましょう。
【2025年最新】Mac対応のウイルス対策ソフトおすすめ6選
2025年最新比較で、Mac対応のウイルス対策ソフトおすすめ6選を紹介します。ツールごとに特徴が異なりますので、ウイルス対策ソフトの導入を検討している方はぜひ参考にしてください。
- ZEROウイルスセキュリティ
- カスペルスキー
- マカフィー
- ノートン
- ウイルスバスター
- ESET
ZERO ウイルスセキュリティ
ZEROウイルスセキュリティは、ソースネクスト株式会社が提供する、Mac対応のウイルス対策ソフトです。導入実績も豊富で、販売本数はシリーズ累計で1,200万本を突破しており、信頼性の高いセキュリティツールとして知られています。30日間の返金保証があるため、実際に利用してみてその機能を試せる点も好評です。
他社と比較した際のおすすめポイントは、「一度購入すれば追加費用がかからない価格設定」です。多くのウイルス対策ソフトは年額更新が必要で、長期的に見るとコストが膨らみがちですが、ZEROウイルスセキュリティは初回購入のみで永年利用が可能です。また、ウイルス定義ファイルは常に自動で最新に保たれ、基本機能も充実しているのも魅力です。
Kaspersky Security for Internet Gateway
カスペルスキーは、株式会社カスペルスキーが提供する、Mac対応のウイルス対策ソフトです。ウイルス・マルウェア対策に加え、フィッシング防止やプライバシー保護など総合的な機能を搭載しており、導入前には無料トライアルで気軽にその機能を試せます。
他社と比較したおすすめポイントは、「AIによるリアルタイム保護機能」です。カスペルスキーには常に最新の脅威に対応する仕組みが整っており、未知のウイルスやランサムウェアにも強く、安心してネット環境を利用できます。無料版でも有料版と同等のウイルス検出エンジンを搭載しており、初めてウイルス対策ソフトを導入するユーザーにもおすすめのソフトです。
主な機能
McAfee リブセーフ
マカフィーは、マカフィー株式会社が提供する、Mac対応のセキュリティソフトです。世界150か国以上で利用されており、グローバル市場における豊富な実績と信頼性を誇ります。「マカフィー リブセーフ」など利用規模に応じた多機能な製品も複数提供されており、30日間の返金保証もあります。
他社と比較したおすすめポイントは、「台数無制限で使えるサブスクリプションモデル」です。一般的なウイルス対策ソフトは台数制限がありますが、マカフィーでは、1契約で複数デバイスを一括保護できる点が魅力です。さらに、オンライン保護に特化した各種機能も標準搭載されており、クラウドベースの脅威対策技術によってリアルタイムで最新のサイバー攻撃にも対応可能です。
主な機能
ノートン 360
ノートンは、Gen Digital Inc.が提供する、Mac対応のセキュリティソフト。世界的に高いシェアと信頼性を誇る老舗ブランドです。日本国内でも長年にわたり多くの家庭や企業に導入されており、30日間の返金保証による安心感も魅力です。
他社と比較した際のおすすめポイントは、「多機能性」です。ノートンはウイルス検出力の高さに加え、パスワード管理、オンラインバンキング保護、ダークウェブ監視など、インターネット利用時のさまざまなリスクに対応する多機能性が魅力です。これらがワンパッケージで利用できるため、個別に別サービスを契約する必要がなく、利便性にも優れています。
主な機能
ウイルスバスター™ ビジネスセキュリティ
ウイルスバスターは、トレンドマイクロ株式会社が提供する、Mac対応の総合セキュリティソフトです。日本国内では20年以上にわたり高いシェアを維持しています。無料トライアルも用意されており、個人・法人問わず幅広いユーザーに支持されています。
他社と比較したおすすめポイントは、「高精度な脅威検出」です。ウイルスバスターは、AI技術を活用した不正サイトブロックやフィッシング対策、ランサムウェア防御も標準装備されており、最新の脅威にも抜け目のない防御が可能です。さらに、PC上のリソースを圧迫することなく、クラウド上で脅威の解析・対応を行うため、動作が軽いのも魅力です。
主な機能
ESET インターネットセキュリティ
ESET(イーセット)は、キヤノンマーケティングジャパン株式会社が提供する、Mac対応のセキュリティ対策ソフトです。月額660円から利用できる手軽さから、世界200以上の国と地域で利用されており、日本国内でも多くの法人・個人ユーザーに導入されています。
他社と比較したおすすめポイントは、「軽さと高性能を両立したウイルス検出エンジン」です。ESETは独自の検出技術により、未知の脅威にも素早く対応します。それでいてシステムへの負荷が少ないため、PC作業の邪魔にならないのが大きな特徴です。さらに、複数台の端末をまとめて保護する「ファミリーセキュリティプラン」など、ライセンスの柔軟さも好評です。
主な機能
【無料プランあり】Mac対応ウイルス対策ソフトおすすめ2選
次に、無料プランのあるウイルス対策ソフト2選を紹介します。コストをかけずにセキュリティを強化したい方はぜひ参考にしてください。
- アバスト
- FortiClient
Avast
アバストは、Avast Softwareが提供するセキュリティソフトウェアツールです。世界中のユーザーに利用されており、無料で高性能なウイルス対策ソフトを提供している点で高い評価を受けています。日本国内でも広く知られており、PC初心者から上級者まで幅広いユーザーに支持されています。
他社と比較したおすすめポイントは、「クラウドベースのウイルス検出機能」です。アバストは常時インターネットを通じて最新の脅威データを収集・反映しており、未知のマルウェアにも迅速に対応できます。無料版であってもリアルタイム保護、スパイウェア対策、フィッシング防止など多機能で、セキュリティの面で妥協したくない方にも安心です。動作も軽快で、PCのパフォーマンスを損なわない点も魅力です。
FortiClient
FortiClient(フォーティクライアント)は、Fortinet社が提供するウイルス対策ソフトです。特に企業向けのネットワークセキュリティ分野で豊富な実績を持っています。無料版も提供されており、導入ハードルが低いのも魅力です。
他社と比較したおすすめポイントは、「高度なセキュリティ機能をひとつのツールに統合している点」です。Fortinetのセキュリティファブリックと連携することで、エンドポイントからネットワークまで包括的な保護が可能となります。無料版でもVPN接続やマルウェアスキャンといった基本的な保護が利用でき、企業ネットワークに接続する個人端末のセキュリティ対策にも適しています。
ウイルス対策ソフトの導入を検討中の方は、ぜひPRONIアイミツ(当サイト)をご活用ください。PRONIアイミツでは、いくつかの質問に答えるだけで希望要件に合ったウイルス対策ソフトが分かる診断(無料)ができます。
ウイルス対策ソフトの選び方
Mac対応のウイルス対策ソフトはさまざまで、機能や価格帯が異なります。安易に「有名だから」「価格が安いから」といった理由で選んでしまうと、思わぬセキュリティの穴を生むこともあります。ここでは、ウイルス対策ソフトを選ぶ際のポイントをご紹介します。
- ウイルス検知率の高さ
- 動作の軽さや快適さ
- 定義ファイルやプログラムが自動的に更新されるか
- サポート窓口が日本語対応しているか
- 複数デバイスで使えるか
ウイルス検知率の高さ
ウイルス対策ソフトを選ぶ際に重要なのは、ウイルスやマルウェアをどれだけ高い精度で検知できるかです。検知率が低いと、危険なプログラムを見逃してしまい、セキュリティが形だけになってしまいます。独立系のセキュリティ機関(AV-TESTやAV-Comparativesなど)が発表している検証結果を参考にするのもおすすめです。
動作の軽さや快適さ
いくら高機能でも、Macの動作が重くなってしまってはストレスの原因になります。特に、動画編集やプログラミングなどリソースを多く消費する作業をする人にとっては、軽快に動作するかが大切です。CPUやメモリへの負担が少なく、普段の作業を妨げないソフトを選びましょう。
定義ファイルやプログラムが自動的に更新されるか
サイバー攻撃は日々進化しており、新しいウイルスが次々と登場しています。そのため、定義ファイルやプログラムが自動で更新される仕組みは欠かせません。更新が手動のみのソフトは管理が大変になるため、自動更新に対応しているかを必ず確認しましょう。
サポート窓口が日本語対応しているか
いざというときに安心できるのが、サポート体制の充実度です。特に日本語での問い合わせ窓口があるかは重要なチェックポイントです。英語対応のみのソフトは、トラブル時に説明が難しく、解決に時間がかかる可能性があります。初心者やビジネス利用では、日本語サポートが整っているソフトを選ぶと安心です。
複数デバイスで使えるか
1つのライセンスで複数台のMacやiPhone、さらにはWindows PCやAndroid端末まで保護できるソフトもあります。家庭内や仕事用で複数のデバイスを利用している場合、コストパフォーマンスに差が出ます。自分が使うデバイス環境に合わせて、台数制限や対応OSを確認しておくと良いでしょう。
まとめ:Mac用のウイルス対策ソフトで自社端末を脅威から守ろう
近年はMacを狙ったウイルスやフィッシング詐欺も増えており、特にビジネスで利用している端末は、1台の感染が社内全体の情報漏えいにつながる可能性があります。自社の端末を脅威から守るためにも、ウイルス対策ソフトの導入がおすすめです。
しかし、数あるウイルス対策ソフトを比較して自社のニーズに合ったものを選ぶのは大変です。「まず候補を絞りたい」という担当者はぜひPRONIアイミツを活用ください。PRONIアイミツでは、いくつかの質問に答えるだけで希望要件に合ったウイルス対策ソフトが分かる診断(無料)ができます。
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