TeamViewer(チームビューア)の評判と実態【2025年最新版】
リモートアクセスツール「TeamViewer」がどんなサービスか気になっている方も多いのではないでしょうか。今回は「TeamViewer」の評判について調査しました。機能や連携サービスから特徴を紹介。導入実績や企業からの声を参考に評判・実態をお伝えします。
他のページでは料金プランや機能・連携サービス、詳細な導入実績についてもご紹介しています。
- TeamViewer(チームビューア)とは
- TeamViewerとよく比較されるサービス
- TeamViewer(チームビューア)の料金プラン
- TeamViewer(チームビューア)のメリット・デメリット
- TeamViewer(チームビューア)の評判と実績
- 他のリモートアクセスツールと比べてどうなのか
- 【総評】TeamViewer(チームビューア)は最新のリモート管理を実現するサービス
TeamViewer(チームビューア)とは
TeamViewerは、リモートでコンピュータを管理することのできるクラウドサービスです。自分のPCから各拠点のPCを運用することで、リモートでの円滑な業務遂行や、情報共有などを促します。導入や運用に伴う特別なスキルは必要なく、誰でも簡単に利用をスタートできるのが便利なところです。
TeamViewerの特徴
リモートでPCを操作できるサービスにはいくつかの種類がありますが、TeamViewerの特徴はなんといってもグローバルな運用実績がある点です。世界の名だたる企業で導入が進んでおり、世界全体で25億回ものダウンロードが行われました。とにかく信頼性に優れ、数々のフィードバックをもとに洗練されたシステムをユーザーに提供します。
TeamViewerに適した事業者・企業
TeamViewerを導入している多くの企業は、日本全国や海外に複数の拠点を抱えるスケールの企業です。個人事業主よりも大企業での運用実績が豊富で、規模の大きな事業を運営している組織での活躍が期待できます。
詳しい機能一覧・連携サービス一覧はこちらからご覧ください。
TeamViewerとよく比較されるサービス
TeamViewer(チームビューア)の料金プラン
TeamViewerの料金プランは、大きく分けて
・TeamViewerプレミアム
・TeamViewerコーポレート
の2種類に分かれます。前者は一般的な料金プランで、月額は1万1,500円です。後者はより規模の大きな導入に適したプランとなっており、月額2万1,000円となっています。基本的な機能は同じですが、コーポレートプランは同時接続数が1台から3台に増えるなどの恩恵が受けられるのが特徴です。
コーポレートプランは、プレミアムプランでは物足りない場合に検討すると良いでしょう。
詳しい料金プランはこちらからご覧ください。
TeamViewer(チームビューア)のメリット・デメリット
紹介したような特徴がある「TeamViewer」ですが、活用することでどのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。
【メリット】幅広いデバイスとプラットフォームに対応している
TeamViewerが優れているのは、まず幅広いプラットフォームに対応している点です。
リモート操作を実施する際、問題となるのがデバイスやOSとの互換性ですが、TeamViewerはあらゆるシステムとの互換性を有しているので、問題なく遠隔操作が可能です。拠点ごとに仕様や環境が異なる場合でも、難なく運用できるのが強みと言えます。競合の2倍に相当する互換性で、他社製品との差別化を図ります。
【メリット】ユーザビリティに優れる
TeamViewerはユーザビリティにも配慮し、ユーザーの満足度向上に努めている点も評価されています。利用にあたって複雑な操作は必要なく、パフォーマンステストにおいても高い水準を記録しています。これまでリモートシステムを導入したことがない人でも、蓄積されたノウハウに基づく最新のサービスをすぐに利用開始できます。
多様な業界で導入されている実績も、そのユーザビリティの高さを裏付けています。
【メリット】頑強なセキュリティ対策
ユーザーの安心・安全の利用に貢献すべく、セキュリティ対策にも力を入れているのがTeamViewerの特徴です。エンドツーエンドの256 ビットAES暗号化や2要素認証などを通じて、不正アクセスや情報流出のリスクを最大限回避できる仕組みを実装しています。アクセス権限の詳細設定やデバイス認証機能も搭載し、拠点数が増えていても低リスクな管理が可能です。
【デメリット】海外基準の規格に適応する必要がある
TeamViewerは多様な企業から信頼されている確かな製品です。ただ、注意したいのは同製品が海外のサービスであり、日本企業の文化やニーズに最適化されていない可能性があることです。
TeamViewerはドイツ発の製品で、欧米を中心に導入実績を重ね、現在は日本企業でも採用されています。日本語対応や日本企業のフィードバックにも耳を傾けている様子はあるものの、海外規格への適応が求められる可能性がある点は注意が必要です。
TeamViewer(チームビューア)の評判と実績
ここで、TeamViewerの評判や実績について解説します。TeamViewerの導入実績の大半は海外の企業ですが、近年は日本企業の導入事例も増えています。
導入事例1:株式会社HUGE
複数のレストラン店舗経営を手掛けるHUGEでは、Teamviewerを導入して業務端末の積極的な活用を推進しています。
導入の結果「リカバリ対応の迅速化で店舗スタッフの負担を大幅に軽減、レスポンスの速さと使い勝手のよい機能で作業効率を向上、新店舗開店時の業務端末をスムーズに追加できるため、作業負荷を軽減し運用コスト増も抑制できた」(※1)と高い評価を受けました。各拠点のスタッフを遠隔で効果的にサポートしたい場合、TeamViewerは役に立つことがわかります。
※1出典:https://www.teamviewer.com/ja/success-stories/huge/
導入事例2:東京特殊車体株式会社
車両製造を手掛ける東京特殊車体株式会社は、設計担当者が製造現場での作業を直接確認ができないことや、管理者の対応負担増大が課題となっていました。
導入後「動画や画像を見ながら問題対応や相談に応じることができるようになり、正確性が高まりました。また効率性も格段に向上したことで、同時並行に対応できる車両数が増えました」(※2)と製品を評価しています。また同社の離職率の低下にも貢献したということで、業務負担を軽減して人材確保に努めたい企業にも有効なサービスと言えます。
※2出典:https://www.teamviewer.com/ja/success-stories/tokyo-special-coach-manufacture/
詳しい導入実績はこちらをご覧ください。
他のリモートアクセスツールと比べてどうなのか
TeamViewerが他のリモートアクセスツールと比べて優れているのは、最新のAR技術やウェアラブルデバイスを活用したサービス提供に優れている点が挙げられます。拡張現実による業務支援を提供する「TeamViewer Assist AR」は、現場の映像をカメラで捉えながら、ARを使って具体的な指示を管理者が遠隔で出せるので、従業員の育成やフィードバックに役立ちます。
また、管理者が現場に赴く移動費や管理者への負担削減にもつながり、よりスピーディで負荷の少ない業務遂行に貢献するのが強みです。リモートアクセスツールをただ導入するだけでなく、最新の技術を積極活用したい場合に活躍するのがTeamViewerと言えるでしょう。
【総評】TeamViewer(チームビューア)は最新のリモート管理を実現するサービス
この記事では、TeamViewerの特徴や導入メリット、具体的な導入事例などについて解説しました。TeamViewerはドイツ発のリモートアクセスツールで、欧米や日本企業における導入事例も増加しています。通常のリモートアクセス機能はもちろん、ARを使った独自のシステムなども提供し、業界トップクラスの顧客満足度や利用者数の獲得を達成してきました。
グローバル企業での運用実績が豊富であるため、例え拠点数がどれだけ多くとも、確かな導入効果を期待できます。リモートアクセスツールを導入したいが、スムーズな導入が実現できるか心配、あるいは海外の最新のツールを導入してみたいと考えている事業者の方に、おすすめのサービスです。