工事台帳に対応した施工管理フリーソフトを紹介【2024年最新版】
工事台帳の作成は、工事ごとのお金の動きを正しく管理し、利益を最大化するために重要です。しかしながら工事現場での会計は独特な方法が採用されていることに加え、さまざまな計算式が必要となる工事台帳の作成は簡単ではありません。もし工事台帳がうまく作成できないのであれば、施工管理システムの利用がおすすめ。もし導入コストが気になるのであれば、まずはフリーソフトを試してみるとよいでしょう。
そこでこの記事では、営業・バックオフィス・情報システムなど、さまざまな分野の法人向けSaaSサービスを比較検討できる「PRONIアイミツ」が、工事台帳向けの工程管理フリーソフトを厳選してご紹介!工程管理ソフトを利用するメリットや選び方も詳しく解説していきます。
- 工事台帳とは?
- エクセルで工事台帳を作成できる?
- エクセルで工事台帳を作成するメリット
- エクセルで工事台帳を作成するデメリット
- 施工管理フリーソフトで試してみるのもおすすめ
- 施工管理ソフトの選び方
- 【比較表】工事台帳に対応した施工管理ソフト
- 工事台帳に対応した施工管理フリーソフト5選
- 工事台帳に対応したフリーデモ付き施行管理ソフト3選
- フリーソフトと有料ソフトの違い
- 【まとめ】工事台帳に対応した施工管理ソフト選びで迷ったらPRONIアイミツへ
工事台帳とは?
工事台帳とは、工事現場における原価や日々の取引の情報が記載された帳簿です。工事ごとに発生したお金に関する情報がすべて記載されている帳簿と考えるとよいでしょう。
工事台帳は、さまざまな材料の原価を把握したり、時期による変化を確認したり、工事の予算管理が計画通りに進んでいるかを確認したりするために重要です。しかしながら、工事現場では独特の会計手法を用いるため、正しい理解のもとで作成する必要があります。
エクセルで工事台帳を作成できる?
工事台帳はエクセルで作成できます。多くの企業は、自社向けの工事台帳テンプレートを保有し、そのデータをもとに作成しています。まずは自社で工事台帳作成用のデータを保有しているか確認してみるとよいでしょう。
もしデータがない場合でも、エクセルを用いて工事台帳を一から作成することが可能です。ただし、機能面の優れた工事台帳を作成するには、会計に関する知識やExcelのスキルなども必要になります。
エクセルで工事台帳を作成するメリット
エクセルを用いて工事台帳を作成するメリットは以下の通りです。
・使い慣れている人が多い
・マクロや関数で自由にカスタマイズできる
使い慣れている人が多い
エクセルは多くの人が利用した経験があるため、すぐに導入できるのが大きなメリットです。基本的な情報や数値の記入であればほとんどの従業員が理解しているとともに、わからないことがあった場合にも同僚にすぐに相談し、解決できます。ネットを検索すれば、複雑な問題でも豊富な解決法が紹介されています。使い慣れている人が多い点が、エクセルで工事台帳を作成する大きなメリットといえます。
マクロや関数で自由にカスタマイズできる
エクセルは、マクロや関数を使いこなすことで、機能面の優れた高度な工事台帳を作成できます。関数をうまく組み込むことができれば、原価や予算算出のための計算を削減でき、短い時間で必要なデータを導き出せるでしょう。
また、エクセルはほかのシステムなどと連携しやすいというメリットもあります。自社向けに作成したデータファイルをほかのシステムに組み入れることで、さらに使い勝手のよい工事台帳に仕上げられます。
エクセルで工事台帳を作成するデメリット
一方で、エクセルを利用した工事台帳の作成には、以下のようなデメリットも存在します。
・属人化しやすい
・関数のミスがあった場合に適切な計算ができない
属人化しやすい
エクセルでの工事台帳作成は属人化しやすいというデメリットがあります。属人化とは、特定の人しかデータを扱えず、その人が退職してしまった場合に誰も対応できなくなることをいいます。
前任者がマクロや関数を使いこなし、高度な工事台帳を作成していた場合、後任者が必要に応じて書式を変更しようとしてもうまく変更できないという事例が多数発生しています。エクセルで工事台帳を作成する際には、複数の担当者が使いこなせるように計画的に進める必要があります。
関数のミスがあった場合に適切な計算ができない
エクセルは関数を組み込んでおけば毎回計算をしなくてすむのがメリットです。一方で、もし関数にミスがあった場合、すべての数値データが不適切になるという危険もあります。原価計算の関数が間違っていたが、それに気づかずに運用し、最終的に大幅な赤字になっているのに気づいたということもあり得ます。
エクセルで工事台帳を作成する際には会計知識とエクセルの専門性を備えた人材が行うようにし、複数人で関数ミスがないかを確認するとよいでしょう。
施工管理フリーソフトで試してみるのもおすすめ
もし工事台帳の作成をより簡易に、また正確に行いたければ、施工管理システムを用いるのがおすすめ。施工管理システムは、工事現場で必要となるさまざまな機能が搭載されており、工事台帳が作成できるものも多くあります。施工管理システムを導入するには一定のコストがかかりますが、なかには無料で利用できる機能を提供しているシステムもあります。エクセルでの作成が難しければ、施工管理フリーソフトを試してみるのもよいでしょう。
施工管理ソフトの選び方
テキストなし
【比較表】工事台帳に対応した施工管理ソフト
ここからは工事台帳に対応した施工管理ソフトを紹介していきたいと思います。まずはご紹介する施工管理ソフトでPRONIアイミツがおすすめのサービスを料金や機能項目、連携サービスで絞り込んで比較表にまとめてみました。各サービスの違いや特徴が一目でわかるのでぜひご覧ください。
各サービスの具体的な特徴は後ほどご紹介しておりますので比較表と合わせて、施工管理ソフト選びの参考にしてください。
工事台帳に対応した施工管理フリーソフト5選
工事台帳に対応したフリーソフト5選を紹介します。以下で紹介するソフトは、一部無料で利用できる機能が搭載されているため、気軽に試してみるのをおすすめします。
KANNAは、アルダグラムが運営する施工管理システムです。ユーザーのことをとことん考えた使い勝手の良さに定評があり、利用企業数は1万社を突破。PCはもちろん、タブレットやスマホを利用し、現場の情報を一元管理できます。
カスタム性に優れており、困ったときのサポートも充実。基本機能であれば無料版を導入するだけで利用できるため、まずは気軽に試してみるのがよいでしょう。
現場ポケットは、建設工事会社向けに設計された施工管理システムで、アステックペイントによって提供されています。工事現場で役立つさまざまな機能が搭載されているのに加え、常に現場の困りごとを吸い上げ、機能をアップデート。
初心者でも使えるように画面の見やすさ、扱いやすさにもこだわっています。最大で2ヵ月無料のトライアルを実施しているため、気軽に試してみることをおすすめします。
目視録は、エー・エス・ディが提供する施工管理システムです。工事現場の業務はスタッフの経験に大きく依存していることを問題視し、現場担当者に依存せずに質の均一化を図ることを目的に設計されました。
企業の抱える問題を丁寧にヒアリングし、システムをカスタマイズしてくれるため、自社にぴったり合ったシステムが導入可能。無料トライアルを利用できるため、気になる方は検討してみるとよいでしょう。
SPIDERPLUSは、スパイダープラスが運営する施工管理システムです。現場をらくにし、より楽しく働くのに役立つ機能が搭載されており、特に設計図面の管理作成や現場の管理機能に優れています。
1年以上利用したユーザーの42.7%が1ヵ月で20時間以上の時間短縮に成功しているなど、業務効率化も期待できます。アプリは無料でダウンロードできるため、試してみるとよいでしょう。
現場Plusは、ダイテックが提供する施工管理システムです。現場で気軽に導入できるようにと、低コストでサービスを提供しているのが魅力。コストパフォーマンスに優れ、初期費用・月額費用1万円からで工事現場で役立つさまざまな機能を利用できます。
使いやすい操作性と導入後の手厚いサポートもうれしいところ。スマホで操作でき、直感的に操作・入力できるため、施工管理システム初心者であっても使いこなせます。
工事台帳に対応したフリーデモ付き施行管理ソフト3選
施工管理システムがどのように機能するのかを見たい方は、フリーデモ付きの施工管理ソフトがおすすめ。実際に利用する画面が確認できるため、自社に合うかどうかを判断できます。
SITE
SITEは、CONITが運営する施工管理システムです。ITツールに慣れていない従業員でも利用できるように設計されています。機能を案件管理、チャット、スケジュールの3つに絞るとともに、見やすい画面と使いやすい操作性にもこだわっています。ほかの施工管理ツールは複雑すぎて使いこなせなかったという方に特におすすめ。
無料のデモもあるため、どのように操作できるのかを確認してみるとよいでしょう。
AnyONEは、エニワンが提供する工務店・リフォーム業界向けの施工管理ソフトです。エクセルのような操作感で利用できるため、ITツールを使い慣れていない方でも安心して利用できます。
これまでにアップデートを3,500回以上実施するなど、顧客の声を反映したシステムづくりを得意としています。工程表や契約書などの作成、進捗状況を一元管理できるとともに、顧客管理や見積もり機能なども掲載。無料デモも提供されているため、まずはどのように利用できるのかを確認してみるとよいでしょう。
建て役者は、システムサポートが提供する施工管理ソフトです。建設現場では1社1社が異なる課題を抱えていることから、個々にぴったり合ったカスタマイズ型のシステムを提供しています。このような機能があればいいな、という企業の要望に即座に対応し、オリジナルのシステムを設計してくれるため、早期に企業の問題を解決できるでしょう。
無料デモも提供されているため、気になる方はデモを視聴してみるとよいでしょう。
フリーソフトと有料ソフトの違い
フリーソフトと有料ソフトの違いは、提供している会社によって異なります。有料ソフトと同様の機能が利用できるもののあれば、一部機能のみの利用に制限されている場合も。また、無料アプリを提供している場合にも、一部機能の利用に制限していたり、枠組みだけは確認できるが実際の利用は費用を支払ったあとなど、企業によって提供しているサービス内容が異なります。
【まとめ】工事台帳に対応した施工管理ソフト選びで迷ったらPRONIアイミツへ
本記事では、工事台帳について詳しく説明するとともに、無料で利用できる施工管理ソフトについて紹介しました。施工管理ソフトを利用することで、工事に関する各種業務を効率化し、生産性アップやコストダウンを導きます。
もし施工管理システムの導入をお考えでしたら、PRONIアイミツをご利用ください。あなたの条件にマッチしたシステムを無料で選定し、ご案内させていただきます。
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