Web給金帳Cloud(ウェブキュウキンチョウクラウド)の評判と実態【2024年最新版】
Web給与明細「Web給金帳Cloud」がどんなサービスか気になっている方も多いのではないでしょうか。今回は「Web給金帳Cloud」の評判について調査しました。機能や連携サービスから特徴を紹介。導入実績や企業からの声を参考に評判・実態をお伝えします。
他のページでは料金プランや機能・連携サービス、詳細な導入実績についてもご紹介しています。
- Web給金帳Cloudとは
- Web給金帳Cloudの料金プラン
- Web給金帳Cloudのメリット・デメリット
- Web給金帳Cloudの評判と実績
- 他のWeb給与明細と比べてどうなのか
- 【総評】Web給金帳Cloudは効率性を重視する方におすすめ!
Web給金帳Cloudとは
Web給金帳Cloudは、給与明細を電子化することができるWeb給与明細サービスです。クラウド型で提供されているサービスであるため、設備を用意することなくスムーズに運用をスタートすることが可能。管理者側と従業員側の給与明細に関するやり取りを利便化・効率化する機能が充実しており、双方にメリットのあるサービスとなっています。
Web給金帳Cloudの主な特徴・機能について、以下にご紹介します。
Web給金帳Cloudの主な特徴
Web給金帳Cloudの主な特徴は以下のとおりです。
・短時間で効率的に明細・帳票の配布が可能
管理者側はデータをアップロードするだけで簡単に給与明細・各種明細の配布が可能。
・時間、場所に関わらずドキュメントを閲覧可能
ブラウザ上から専用サイトへアクセスすることで、いつでもどこでも明細・帳票の確認が可能。
・給与計算ソフトから公式認定
各種給与計算ソフトベンダーから公式認定されており、紙と同じデザインで電子化したり、支給・控除の項目も連動させることが可能。
Web給金帳Cloudの主な機能
Web給金帳Cloudには、以下のように充実した機能が搭載されています。
■管理者側
・明細配布機能
給与明細・各種明細・各種帳票・オフィス文書等を電子化して自動配信する機能。
・一覧表示機能
明細の作成日時・公開状態・公開日時・対象者・対象人数を一覧で確認できる機能。
・明細書承諾管理機能
給与明細電子化の承諾を管理画面上で実施する機能
■従業員側
・明細閲覧機能
配布された自身の明細や各種ドキュメントを端末上から閲覧できる機能
・パスワード機能
明細用にパスワードを個別に設定、安全に管理する機能
・自動グラフ作成機能
自身で選択した項目に応じてグラフ化、推移や状況を確認できる機能
従業員側にも便利な機能が充実しているため、利便性を提供したい場合にはおすすめです。
詳しい機能一覧・連携サービス一覧はこちらからご覧ください。
Web給金帳Cloudの料金プラン
Web給金帳Cloudの料金プランは、以下のとおりです。
契約人数 | 月額パック | 1年パック | 5年パック |
10~99人 | 220円 | 2,500円 | 1万2,000円 |
100~199人 | 130円 | 1,500円 | 7,000円 |
200~299人 | 85円 | 950円 | 4,500円 |
300~499人 | 66円 | 750円 | 3,500円 |
1,000人~ | 43円 | 480円 | 2,200円 |
※価格はすべて税抜
利用人数に応じて細分化されているのが特徴で、利用人数が多いほど、長期間のパックを選択するほど、1人あたりの単価は安くなります。
詳しい料金プランはこちらからご覧ください。
Web給金帳Cloudのメリット・デメリット
紹介したような特徴がある「Web給金帳Cloud」ですが、活用することでどのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。
【メリット】給与明細作成・配布の手間やコストを大幅に削減可能
Web給金帳Cloudでは、給与明細の電子化により、給与明細の作成から配布までを10分程度で完了することが可能。従来の紙の給与明細のように印刷・封入・封緘・配送といった作業が不要となるため、大幅な業務効率化・負荷軽減を実現することができます。
また、給与明細業務に要する人的コストや用紙代・配送費も不要となるため、コストに関しても大幅な削減が可能です。給与明細に関する業務に負担を抱えている場合や、コスト削減を図りたい場合には、大きな導入メリットを得ることができます。
【メリット】便利な機能が充実
Web給金帳Cloudには、紙の給与明細を電子化できるだけでなく、以下のようにユーザーがより便利に利用できる機能が充実しているのもメリットです。
・紙の給与明細と同じデザインで電子化が可能
・給与計算ソフトと各項目を連動させることが可能
・PDF・テキストにて社員への通知を配布可能
・リアルタイムで回答できる安否確認を利用可能
他のWeb給与明細よりも機能面で充実しているため、働き方改革やDXの推進にも大きく貢献することができます。
【デメリット】導入開始までに時間がかかる
Web給金帳Cloudに限った話ではありませんが、Web給与明細の導入には以下のような手順を踏襲する必要があるため、運用開始までには1~2ヵ月程度の期間がどうしても必要となります。
・従業員への告知
・従業員からの承諾の取得
・必要な情報の収集
・ツールの設定
上記の運用準備は必ず行う必要があるため、通常業務が忙しくて時間やリソースを捻出できない場合には、予定通りに運用を開始できない場合があるため留意しておく必要があります。
【デメリット】レスポンスが遅く感じる場合がある
Web給金帳Cloudでは、ログイン後の操作・メールの通知・クラウドの動作などにおいて、レスポンスが遅く感じる場合があるとの意見があがっています。利用している状況・環境にもよると思いますが、レスポンスの遅さから社内問い合わせが増加しているユーザーも発生しています。
サービスの利用に支障が生じるなど、致命的なレベルのトラブルについては発生していませんが、導入にあたっては留意しておいた方が良いでしょう。
Web給金帳Cloudの評判と実績
Web給金帳Cloudは、さまざまな業界・業種・規模の企業に導入されている実績を持つサービス。導入を検討している方は、実際に導入を行った企業の事例を参考にしてみるのもおすすめです。ここでは、Web給金帳Cloudが公開している事例のなかから、おすすめの参考事例を2件ご紹介します。
導入事例1:ピープル株式会社
ピープルは、乳幼児玩具・遊具・時点さの開発・販売を主な事業として活動している企業。給与明細ならびに従業員向けの案内配布を効率化するために、社労士事務所から提案を受けたことをきっかけにWeb給金帳Cloudを導入。以下のような導入効果を得ることができています。
「ミスが許されない給与業務の精神的な負担から解放されました。
導入後の効果としてはどのようなことが挙げられますか。
効果①:手作業によるミスの心配がなくりました
明細の電子化によって、郵送や封入時のミスの心配がなくなり、絶対に間違えてはいけないという精神的な負担から解放されました。(分枝様)
効果②:Web配信で在宅勤務者への郵送が不要に
導入したタイミングがちょうどコロナ禍で、在宅勤務と出社を並行していました。半分くらいの従業員が在宅勤務でしたので、紙で郵送せずにWeb配信できるようになったのはタイミング的にもよかったです。明細の配信作業も私が自宅で行えるので実務的にも助かっています。(分枝様)
今まで紙の明細を開封していなかった方が、Web配信によって明細をよく見るようになったという話を聞いています。(小岩様)
明細を受け取る側も紙の明細を開封する手間や保管する必要がなくなったのはよかったと思います。(分枝様)
効果③:給与明細配付業務の時短
どれくらい明細配付の作業時間を短縮できましたか?
約60名への明細配付に、封入、封緘、送り状、同封する書類などの準備で2時間以上かかっていました。これらの手間がなくなり、明細の内容を確認するだけになったため、20分で作業が終わるようになりました。(分枝様)」(※1)
給与明細の配布に加え、さまざまなお知らせの配信・確認の取得・提出物の収集などにファイル宅配ボックス機能も積極的に活用しています。
※1出典:https://www.intercom.co.jp/webkyukincho/casestudy/people/
導入事例2:株式会社フォトロン
フォトロンは、画像ならびに画像処理の分野に特化したハードウェア・ソフトウェアの開発・導入支援・運用サポートを提供している企業。給与明細の作成・配布業務に時間と労力が掛かっており、ミスも多かったことから、Web給金帳のV3を経てWeb給金帳Cloudの導入を行いました。導入効果のインタビューについて以下にご紹介します。
「作業が楽になって、配付ミスの心配もなくなりました。
導入後の効果はいかがでしたか。
4月の給与通知書や確定拠出年金の配付に使用しました。これまでの作業とかなり違いました。だいぶ楽でしたね。仕分けや封入作業がないので、配付ミスの心配もなくなりました。
また、新型コロナウイルス感染症による緊急事態宣言が発令されて、急に出社できない状況になった際、現場で配付物の問題が出ました。普段は事業部ごとに配付物を渡すのですが、出社できないとなると従業員のデスクに溜めておくわけにもいかず、自宅に送るなどの対応が必要でしたが、「Web給金帳Cloud」があったので、クラウド上で作業をして、簡単に配付できたのは助かりました。
「Web給金帳Cloud」は、過去の給与明細や配付書類を、従業員がいつでも見られるという点も大きな利点だと思っています。今までは従業員からの「昨年の源泉徴収票が欲しい」などの依頼にその都度対応をしなければならず、依頼する側もされる側も面倒なやり取りでした。その点「Web給金帳Cloud」なら履歴のデータを遡って従業員自身で簡単に手に入るのでとても便利です。」(※2)
Web給金帳Cloudのパフォーマンスに満足しており、バージョンアップに伴い今後も利用を継続していく意向を示しています。
※2出典:https://www.intercom.co.jp/webkyukincho/casestudy/photron/
詳しい導入実績はこちらをご覧ください。
他のWeb給与明細と比べてどうなのか
ここでは、Web給金帳Cloudと他のサービスとの違いについて解説します。導入を検討している方は、Web給金帳Cloudの特徴や優位性を把握するためにも、ぜひご参考ください。
・各種給与計算ソフトから公式認定を受けている
さまざまな給与計算ソフトから公式に認定されているため、連携やバージョンアップにも対応。安心して利用できる。
・セキュアな環境で閲覧可能
利用者側は自身のID・PWだけでなく、各ドキュメントにもパスワードを設定可能。個人情報である給与明細をはじめとした明細・帳票を安心して管理できる。
・目立ったデメリットが少ない
他のWeb給与明細サービスと比較しても特に目立ったデメリットは見当たらず、サービスとしての完成度が高いことが特徴。
【総評】Web給金帳Cloudは効率性を重視する方におすすめ!
Web給金帳Cloudは、給与計算ソフトの公式認定も受けており、各ツールで作成したデータを取り込むことで速やかに電子化された給与明細の配布を行うことが可能なサービス。
管理者側・利用者側双方の機能が充実しており、処理の効率やスピードにも優れているため、給与明細に関する業務に負担や課題を抱えている場合には非常におすすめです。紙の明細書と同じデザインを使用できるため、違和感なく導入できるのもポイント。
給与明細ならびに各種ドキュメントの配布に効率性やスピードを重視する方は、ぜひWeb給金帳Cloudを検討してみることをおすすめします。