SaaS管理システムのおすすめサービス比較6選
SaaS管理システムを選ぶ際には、複数サービスの料金や機能などを比較したい方も多いのではないでしょうか。しかし、それぞれのサービス概要を調べ、情報を照らし合わせるのは簡単な作業ではありません。
本記事では、SaaS管理システムを導入するおすすめの理由やSaaS管理システムのおすすめ6選を比較表付きで紹介します。多くのサービスから、自社に適した製品を効率的に検討するためにお役立てください。
- 複数のSaaS管理にはSaaS管理システムがおすすめ
- SaaS管理システムのおすすめ機能とメリット
- 【比較表】おすすめのSaaS管理システム6選
- SaaS管理システムを選ぶポイント
- まとめ:SaaS管理システムは導入前の比較検討がおすすめ
複数のSaaS管理にはSaaS管理システムがおすすめ
近年では、DX化の流れを受けて、部署や業務ごとに複数のSaaSを利用する企業が増えました。ただし、社内で利用するSaaSが増加するほど、アカウント管理やコスト管理などが煩雑になる課題も生まれます。SaaSごとにIDやパスワードを入力していると、作業効率が落ちる可能性も否定できません。
そこで活躍するのが、SaaS管理システムです。例えば、SaaS管理システムには、社内SaaSのアカウント利用状況や契約状況などを可視化できる機能があります。使われていないSaaSなども簡単に把握できるため、コストの最適化や業務効率化が可能です。SaaSの普及に伴い、SaaSの運用自体を最適化できるSaaS管理システムが必要とされています。
SaaS管理システムのおすすめ機能とメリット
SaaS管理システムは、社内で利用している複数のSaaSを一元管理できるツールです。上記のような機能は特におすすめです。例えば、SaaSコストの管理・分析機能やシャドーITの自動検知機能、アカウントの自動追加・削除機能などが基本的なスペックとして備わっています。SaaS管理システム導入のメリットは、以下のとおりです。
- コストの適正化
- セキュリティ強化
- アカウント管理の効率化
SaaS管理システムでは、利用状況の可視化・分析機能により、使われていないSaaSが簡単に検出できます。無駄な契約を見直し、コストを最適化できるのが利点です。また、退職済みで不要なアカウントを放置していると、退職者がアクセスするなどして情報漏洩につながる可能性も。不要なシャドーITを素早く検出する機能には、こうしたセキュリティ事故を未然に防ぐ効果も期待できます。
さらに、管理ツールは複数SaaSの統合管理に加え、アカウント管理作業などを自動化できるものがほとんどです。人為的なミスや手間を削減し、SaaS管理業務を効率化してくれます。
【比較表】おすすめのSaaS管理システム6選
ここでは、SaaS管理システムのおすすめ比較6選を比較表付きで紹介します。
サービス名 | 月額料金 | 特長 | 連携SaaS数 | 無料トライアル |
---|---|---|---|---|
ジョーシス | 要問合せ |
入退社時のアカウント発行・削除を1クリックで |
100個以上 | 2週間 |
マネーフォワードAdmina | 300円/1ユーザー | 社内ライセンスの割り当てが一目でわかる |
240個以上 | 2週間 |
デクセコ | 要問合せ | SaaS管理でやるべきことを自動でTodoリスト化 |
2,000個以上 | 1ヵ月 |
Bundle | 要問合せ | 外部共有ファイルの可視化 |
130個以上 | あり |
サブかん | 50,000円~ | 管理アカウントが増えても従量課金なし | 要問合せ | 2週間 |
メタップスクラウド ※新規受付終了 |
350円/1ユーザー | 組織ごとに必要なSaaSを簡単設定 | 500個以上 | 90日間 |
(価格は税抜き)
ジョーシス
-
料金
お問い合わせ -
初期費用
なし
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
なし
マネーフォワードAdminaは、金融機関とも連携実績を持つ、マネーフォワードグループが提供するSaaS管理システムです。SaaS管理に必要な基本機能をカバーしているのが特徴。ID数が50以下の場合は、スタートアッププランとして無料でサービスが利用できます。
- SaaS情報のダッシュボード表示機能
- ITデバイス管理
- アカウントの発行機能
- アカウント一括削除機能
- 解約期限などのアラート通知設定
- コストの分析機能
- 利用状況の分析機能
- 組織情報のCSVインポート機能
- 簡易レポートの作成機能
- IP制限
マネーフォワード Admina
-
料金
月300円/ID -
初期費用
0円
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
なし
マネーフォワードAdminaは、金融機関とも連携実績を持つ、マネーフォワードグループが提供するSaaS管理システムです。SaaS管理に必要な基本機能をカバーしているのが特徴。ID数が50以下の場合は、スタートアッププランとして無料でサービスが利用できます。
- 従業員や組織情報の統合機能
- SaaS情報のダッシュボード表示機能
- ITデバイス管理
- アカウントの発行機能
- アカウント一括削除機能
- 解約期限などのアラート通知設定
- ファイル棚卸し機能
- 権限管理機能
- コストの分析機能
- 利用状況の分析機能
-
料金
お問い合わせ -
初期費用
なし
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
なし
デクセコは、社内SaaSの正確な状況把握をサポートし、利用活性化を実現する管理ツールです。GoogleChromeの拡張機能でツール利用情報を収集可能なため、比較的手軽に導入できます。また、独自データベースに登録された2,000以上のSaaSについて、シャドーITの検出や利用状況の計測が可能です。
- ITデバイス管理
- アカウントの発行機能
- アカウント一括削除機能
- ファイル棚卸し機能
- 利用状況の分析機能
- 組織情報のCSVインポート機能
- 簡易レポートの作成機能
- 二要素認証・二段階認証
- 監査ログ機能
- オートメーション機能
-
料金
お問い合わせ -
初期費用
なし
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
なし
Bundleは、SaaSアカウントの作成や削除、棚卸し作業などが自動化できるSaaS管理システムです。入社や人事異動に伴うアカウント管理の負担を軽減してくれます。また、共有ファイルを適切に管理する機能で、外部に対する情報漏洩の防止も可能です。
- SaaS情報のダッシュボード表示機能
- ITデバイス管理
- アカウント一括削除機能
- 権限管理機能
- コストの分析機能
- 組織情報のCSVインポート機能
- 監査ログ機能
- API連携
- オートメーション機能
サブかん
出典:サブかん公式サイト
サブかんは、ビープラッツ株式会社が提供するSaaS管理システムです。IT資産の利用申請をオンライン化し、社内で利用しているSaaSサービスやサブスク、PCやモバイル機器を一元管理できます。IT資産を見える化することで、重複するツールや使われていないサブスクリプションを減らし、無駄なコストを削減します。
有償オプションの「サブぱす」では、システム管理者と従業員をつなぐコミュニケーション機能を搭載。ITツールの利用中に問題が発生した場合、従業員ごとの利用環境に合わせて迅速に対応できるため、不正アクセスやデータ漏洩などのリスクを最小限に抑えられるでしょう。
-
料金
月350円/1ユーザー -
初期費用
なし
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
なし
【新規受付終了しました】
メタップスクラウドは、社内で増えるSaaSを一元管理し、DX化を支援してくれるツールです。組織や個人のSaaS利用状況や総コストなどが簡単に確認できるため、SaaS管理業務全般を効率化できます。
- SaaS情報のダッシュボード表示機能
- アカウントの発行機能
- アカウント一括削除機能
- 解約期限などのアラート通知設定
- ファイル棚卸し機能
- コストの分析機能
- IP制限
- シャドーIT検知機能
- API連携
- オートメーション機能
SaaS管理システムを選ぶポイント
SaaS管理システムを選ぶ際のポイントとしては、次の3点が挙げられます。
- 目的を明確にする
- SaaSの対応範囲を確認する
- セキュリティレベルが高いものを選ぶ
自社が抱える課題などをもとに、SaaS管理システムを導入する目的を明確にしましょう。自社に適したサービスを選ぶためには、目的に沿って、必要な機能を過不足なく洗い出すのがおすすめです。また、SaaS管理システムは、製品ごとに連携できるSaaSの数や種類が異なります。対応SaaSの多さではなく、社内で使用中のSaaSに対応した管理ツールかどうかも、忘れずにチェックしましょう。
さらに、複数のSaaSを一元化する管理ツールが不正アクセスなどの被害に遭うと、大きな被害につながる可能性があります。企業の信用や顧客の安全を守るためにも、セキュリティ上の安全性が高いサービスを選ぶのが大切です。下記の記事で、「SaaS管理システムの選び方」を詳しくまとめています。興味のある方はぜひご覧ください。
まとめ:SaaS管理システムは導入前の比較検討がおすすめ
SaaS管理システムは、製品ごとに料金や機能、特長が異なります。導入目的を明確にして、必要な機能を洗い出した上で、複数サービスを比較検討するのがおすすめです。
SaaS管理システムを本格的に導入を検討したい方は、ぜひPRONIアイミツまでお問い合わせください。SaaS管理システムの選定のプロが貴社に合ったシステムをご提案します。「いきなり相談するのはちょっと…」という方は、下記の診断リンクで現状の整理から始めましょう。
探すのに時間がかかる
相場がわからない
複数を比較しづらい
プロが代わりに探して紹介します!