無料トライアル・無料プランがあるSaaS管理システム5選
「無料で試せるSaaS管理システムが知りたい」こんなお悩みはありませんか?近年、Web上で手軽に導入できるSaaSによって、社内の業務効率化を図る企業が増えています。その一方で、従業員のSaaSアカウント発行や権限付与、各SaaSの料金管理など、SaaS管理者の負担が大きくなっているのではないでしょうか。SaaS管理システムを導入すれば、面倒なアカウント発行・削除、SaaSのコスト管理などを一元管理できます。
しかし、SaaS管理システムの導入にはコストがかかるため、「無料トライアルで試してから導入したい」という方も多いかと思います。そこで本記事は、BtoB向けサービスの比較サイトであるPRONIアイミツが、無料トライアル・無料プランのあるSaaS管理システムを5つ紹介します。
- SaaS管理システムとは
- SaaS管理システムの無料プランと有料プランの違い
- 無料トライアル・無料プランがあるSaaS管理システム5選
- SaaS管理システムを無料プランで利用する注意点
- SaaS管理システム|無料トライアル中に確認すべきポイント
- まとめ
SaaS管理システムとは
SaaS管理システムとは、社内に導入されているSaaSを一元管理できるツールです。SaaS管理システムを導入することで、下記の課題が解決できます。
- 従業員が利用しているSaaSの管理ができていない
- 新入社員の入社時、新規アカウント発行に手間がかかる
- 従業員の異動、昇進時のSaaS権限付与が大変
- シャドーITによるセキュリティリスクが心配
- 有料プランを解約していないアカウントを把握できていない
SaaS管理システムを導入することで、アカウントの新規発行や削除、権限付与を一括操作。利用中のSaaSを一元管理でき、SaaS管理者の負担を削減できます。
SaaS管理システム導入によるメリット・デメリット
メリット | ・アカウントの一元管理で、管理業務を効率化できる ・放置アカウントを削除することで、コスト削減 ・未使用アカウントを削除することで、不正アクセスなどのリスク回避 |
デメリット | ・導入コストがかかる |
SaaS管理システムでSaaSの一元管理をすることで、業務効率化、コスト削減、セキュリティ対策が可能です。しかし、各SaaS管理システムによって機能や料金が異なります。導入後のミスマッチをなくすためにも、まずは無料トライアル・無料プランの利用がおすすめです。
SaaS管理システムの無料プランと有料プランの違い
SaaS管理システムの一般的な違いについて下記の表にまとめました。
無料プラン | 有料プラン | |
---|---|---|
月額料金 | なし | あり |
操作できるユーザー数 | 1人 | ユーザー毎に課金 |
管理できるSaaS数 | 制限あり | 無制限 |
アクセス制限機能 | なし | あり |
サポート | 通常サポート | 優先サポート |
オプション機能追加 | なし | あり |
SaaS管理システムの有料プランでは、管理できるSaaS数や操作できるユーザー数が無制限で利用できるプランもあります。自社の規模に合わせてプランの選択やオプション機能をカスタマイズ可能です。一方で、無料プランでは機能に制限はあるものの、コストなしでお試しできます。
無料トライアル・無料プランがあるSaaS管理システム5選
無料トライアル・無料プランが利用できるSaaS管理システムを5つ紹介します。
サービス名 | 無料トライアル | 無料プラン |
---|---|---|
ジョーシス | 2週間 | ‐ |
マネーフォワード Admina | 2週間 | 50IDまで利用可能 |
デクセコ | 1ヵ月 | ‐ |
Bundle | あり | ‐ |
メタップスクラウド ※新規受付終了 |
SaaS30個まで 90日間お試し可能 |
SaaS30個まで 90日間お試し可能 |
ジョーシス
「ジョーシス」は、入社・在籍・退社までのライフサイクルで発生する面倒なコーポレートIT業務を自動化するITデバイス・SaaS統合管理サービスです。入社時や退社時のアカウント管理はもちろん、SaaSの契約・利用状況をダッシュボードからすぐに確認できます。人事異動や退職に伴って使わなくなったアカウントは、アラート機能で見逃すことなくワンクリックで削除可能です。ジョーシスはすべての機能を14日間無料でお試しいただけます。
- SaaS情報のダッシュボード表示機能
- ITデバイス管理
- アカウントの発行機能
- アカウント一括削除機能
- 解約期限などのアラート通知設定
- コストの分析機能
- 利用状況の分析機能
- 組織情報のCSVインポート機能
- 簡易レポートの作成機能
- IP制限
マネーフォワード Admina
「マネーフォワード Admina」は、SaaSの可視化・アカウントの一元管理ができるSaaS管理システムです。シャドーIDや野良IDなどの自動検知が可能であり、ウイルス・情報漏洩などあらゆるセキュリティリスクを低減します。200種類以上のSaaSと連携できるため、メジャーなSaaSを導入している企業であれば、問題なく利用できるでしょう。マネーフォワード Adminaは50IDまで利用料が無料。51ID以上必要でも14日間無料トライアルをお試しできます。
- 従業員や組織情報の統合機能
- SaaS情報のダッシュボード表示機能
- ITデバイス管理
- アカウントの発行機能
- アカウント一括削除機能
- 解約期限などのアラート通知設定
- ファイル棚卸し機能
- 権限管理機能
- コストの分析機能
- 利用状況の分析機能
「デクセコ」は契約情報の管理・利用状況の計測・シャドーITの検出などができるSaaS管理システムです。デクセコには2,000以上のSaaSが登録されており、ほとんどの企業で利用できるでしょう。また、カスタム連携機能が備わっているため、マイナーツールや自社開発のツールも管理できるのが特徴です。1ヵ月の無料トライアルが可能なので、しっかり自社との適正を調べられます。
- ITデバイス管理
- アカウントの発行機能
- アカウント一括削除機能
- ファイル棚卸し機能
- 利用状況の分析機能
- 組織情報のCSVインポート機能
- 簡易レポートの作成機能
- 二要素認証・二段階認証
- 監査ログ機能
- オートメーション機能
「Bundle」は、入職や人事異動、退職などで発生する、アカウントの発行・削除・棚卸しを自動化できるSaaS管理システムです。設定さえしておけば、人事異動があった瞬間に移動先で必要となるSaaSのアカウント発行・不要なアカウントの削除を自動化が可能です。月額利用料に関しては、お問い合わせが必要ですが、無料トライアルをご利用できます。
- SaaS情報のダッシュボード表示機能
- ITデバイス管理
- アカウント一括削除機能
- 権限管理機能
- コストの分析機能
- 組織情報のCSVインポート機能
- 監査ログ機能
- API連携
- オートメーション機能
【新規受付終了しました】
「メタップスクラウド」は、導入しているSaaSを一元管理する「SaaS管理」とセキュリティ強化「ID管理」が搭載されているSaaS管理システムです。SaaSごとに行っていたアカウントの一元管理や角SaaSの利用状況を組織ごと・人員ごとで把握できるなどSaaS管理者の負担を削減できます。連携できるSaaSはすでに500種類を超えており、主要なサービスは基本的に連携可能です。メタップスクラウドは、30個のSaaS連携がお試しできる、無料プランを90日間ご利用いただけます。
- SaaS情報のダッシュボード表示機能
- アカウントの発行機能
- アカウント一括削除機能
- 解約期限などのアラート通知設定
- ファイル棚卸し機能
- コストの分析機能
- IP制限
- シャドーIT検知機能
- API連携
- オートメーション機能
SaaS管理システムを無料プランで利用する注意点
- 管理できるSaaS数に制限がある
- ユーザー数に制限がある
管理できるSaaS数に制限がある
無料プランでは社内で管理できるSaaS数に制限があるため、社内のSaaSをすべて管理できない可能性があります。社内で利用しているSaaSを把握した上で、管理したいSaaSが管理可能か確認しましょう。
ユーザー数に制限がある
SaaS管理システムの特長はアカウントの一元管理ですが、企業によってはSaaSの権限付与やアカウント作成業務など一部業務を他部署に任せる場合も想定されます。無料プランではユーザー数に制限があるため、実際にSaaS管理システムを使う人全員が、無料プラン内で利用可能か確認が必要です。
SaaS管理システム|無料トライアル中に確認すべきポイント
SaaS管理システムを無料トライアルで試すときに、システムのどこを見れば良いか下記にまとめました。
- 管理者全員が使える操作性
- アクセス制限などのセキュリティ
- 管理したいSaaSと連携してみる
- 導入後のサポート体制
管理者全員が使える操作性
SaaS管理システムを選ぶときは、直感的に操作できるものを選びましょう。なぜなら、SaaS管理システムの利用者は、システムに強い情報システム部だけではないからです。アカウント管理業務を各部署に任せる場合、操作が難しいツールを選んでしまうと従業員が使いこなせず、十分な効果を発揮しない可能性があります。そのため、無料トライアル中に、SaaS管理をする可能性がある従業員全員に操作性を確かめてもらうことで導入後の定着までスムーズになります。
アクセス制限などのセキュリティ
セキュリティの高いSaaS管理システムを選ぶのは必須です。理由は、企業には情報漏洩が許されないお客様の情報などを多く扱っているからです。具体的なセキュリティリスクとは、退職者による不正アクセスやフィッシングメールなどによる情報漏洩などが挙げられます。こういった問題を阻止できる二段階認証・端末ごとのアクセス制限などの機能が備わっているSaaS管理システムを選ぶと良いでしょう。
管理したいSaaSと連携してみる
SaaS管理システムを導入する前に、管理したいSaaSを連携してみましょう。SaaS管理システムごとに対応しているSaaSが異なるのは上述のとおりですが、導入後のミスマッチを防止するためにも、実際にSaaS管理システムと連携した時の動作を確認しておきましょう。
導入後のサポート体制
導入後のサポート体制は必ず確認しておきましょう。無料トライアル中にあらゆるトラブルを想定して確認することは困難です。もし、一部の機能が停止した際に、迅速な対応がなければ業務の支障は避けられません。導入前の使い方セミナーや緊急時対応、マニュアル完備などのサポートを確認しておくと良いでしょう。
まとめ
操作面やサポート体制などは、実際に利用してみないとわからない部分は大きいでしょう。そのため、無料トライアルの利用や、導入前に無料トライアルでお試しいただくことをおすすめです。
しかし、「SaaS管理システムも複数あるので、どのサービスを試せば良いかわからない」という方も多いのではないでしょうか。BtoB向けサービスの比較サイトであるPRONIアイミツが、貴社に適したSaaS管理システムを無料診断いたします。興味のある方は下記のボタンからぜひ診断してみてください。
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