【2025年最新】効果測定が可能なおすすめメール配信システム9選
メールマーケティングにおいて到達率は非常に大切な要素。どんなに配信ターゲットを絞り込んでも、どんなに本文をつくり込んでも、スパムメールとしてブロックされてしまうようでは意味がありません。メールを送る目的が何であれ、まずはきちんと届けるのが大前提になります。
そこで今回は、発注業者比較サービスPRONIアイミツが、到達率を計測できる9種類のメール配信システムをピックアップ。それぞれの料金や機能、特徴について詳しく解説していきます。
また、記事の最後ではメール配信システムを選ぶ際のポイントもご紹介するので、メールを活用して顧客獲得や売り上げアップを目指す方、自社に合うメール配信システムを探している方はぜひ参考にしてみてください。
- メール配信システムとは
- メール配信システムの選び方のポイント
- 【比較表】おすすめのメール配信システム
- 到達率を計測できる格安メール配信システム3選
- 到達率を計測できる多機能メール配信システム3選
- 導入実績が豊富な到達率を計測できるメール配信システム3選
- まとめ:メール配信システム選びで迷ったらPRONIアイミツへ
メール配信システムとは
メール配信システムとは、アドレスの登録・管理からメールの作成・配信、効果測定まで一貫して行えるシステムのこと。導入することによってメールアドレスを手動で登録する、その都度本文を書き換えるなどの必要がなくなり、メール配信業務の効率が大幅にアップします。
また、セグメント機能やステップメール機能が搭載されたものも多く、読者の年齢・性別やwebサイト上の行動履歴に応じて異なる内容のメールを送り分けることが可能です。
メール配信システムはネットショップの集客・カスタマーサポートからイベントの告知まで幅広く役立てられており、成功事例も多数。たとえば交通情報のwebサービスを手がけるある企業では、メール配信システムの導入によって約2万人のサービス登録者を獲得しています。
関連記事:メール配信システムの仕組み
メール配信システムの選び方のポイント
ここからは、メール配信システムを選ぶ際のポイントを解説します。
機能
この記事のテーマである到達率の計測は、あくまでメール配信システムの数ある機能のうちの1つ。メルマガ経由で売り上げをアップさせたいのならセグメント配信機能や効果測定機能、カスタマ―サポートを強化したいのならステップメール機能などが不可欠です。
まずは配信の目的をきちんと整理し、複数のシステムを見比べながら相応の機能が搭載されているものを絞り込んでいきましょう。
セキュリティ
メルマガの誤配信によるインシデントは非常に多く、2019年には山梨県内の宿泊施設が人的ミスによって100件以上のメールアドレスを流出させる事故も起きています。一度こうした事故が起きると企業の社会的信用は落ち、リカバリーは容易ではありません。
メール配信システムを選ぶ際は、機能面とあわせて誤操作に対するアラートやアクセス制限、ログイン認証といったセキュリティ面に目を向けるのも大切です。
アフターサポート
前述のとおりメール配信システムは高機能・多機能化が進んでおり、初めて使う際は操作に迷ってしまったりすることも。そういった点で導入後のアフターサポートも大事なポイントの1つです。電話・メールでのサポートに加え、チャットでの問い合わせ受け付けに対応している会社のメール配信システムなら、より安心して利用できるのではないでしょうか。
また、利用者向けのセミナーを定期的に開催しているところもあるので、メルマガを配信するのが初めての方、「メールマーケティングのノウハウをイチから学びたい」といった方にはそうした会社のシステムも有力候補になるでしょう。
関連記事:メール配信システムの選び方
【比較表】おすすめのメール配信システム
ここからはおすすめのメール配信システムを紹介していきたいと思います。
まずはご紹介するメール配信システムでPRONIアイミツがおすすめのサービスを料金や機能項目、連携サービスで絞り込んで比較表にまとめてみました。
各サービスの違いや特徴が一目でわかるのでぜひご覧ください。
各サービスの具体的な特徴は後ほどご紹介しておりますので比較表と合わせて、メール配信システム選びの参考にしてください。
到達率を計測できる格安メール配信システム3選
はじめに、到達率を計測できる格安メール配信システムを紹介します。

める配くん
-
料金
月1,980円 -
初期費用
8,000円
-
最低利用期間
3ヶ月
-
最低利用人数
1名
める配くんは、東京都江東区にあるディライトフルが提供しているクラウド型のメール配信システムです。日本全国のネットショップや自治体、道の駅など2,000以上のクライアントに導入されています。
メール配信システムとしての強みは業界トップクラスの格安料金&充実したセキュリティ。一番人気の「める配ライト」プランは月額1,867円(税別)の料金で5,000件のアドレスに月間3万通のメールを配信できます。さらに、高いデザイン性のメールを配信したい人には、新プランの「める配7」もおすすめです。
一方、セキュリティ対策としてはSSL(暗号化通信)やIPアドレス制限のほか、操作ログの管理機能、バックアップ機能も付いており、提供元はプライバシーマークの認証を取得済みです。
できるだけコストを抑えたい方はもちろん、安心・安全にメールを送りたい方、セキュリティにこだわる方にもぴったりのメール配信システムでしょう。
- Pマーク
- 通信の暗号化
- セグメント配信機能
- ステップメール配信機能
- アドレスの重複チェック機能
- 宛先情報のCSVアップロード機能
- 配信エラー解析・自動停止の設定
- HTMLメール作成
- マルチパートメール作成
- 複数送信者の設定

WiLL Mail
-
料金
月4,000円 -
初期費用
なし
-
最低利用期間
1ヵ月
-
最低利用人数
なし
WiLL Mailは、東京都品川区にあるサパナが提供しているクラウド型メール配信システムです。利用者目線にこだわったメール配信システムをコンセプトに開発され、ネットショップや通販会社、メーカー、飲食店など幅広い業種への導入実績を誇ります。
料金はシンプルプランが月額4,000円から、顧客データベースやステップメール付きのプレミアムプランが月額1万円から(いずれも税別)。プランを問わず毎時100万通以上の高速配信に対応し、申し込みから最短2営業で利用可能です。
また、効果測定機能が非常に充実しているのも魅力の1つ。配信エラー数、到達率、開封率、クリック数といった各指標を速やかに計測し、ヒートマップや折れ線グラフ形式で表示します。曜日や配信時間ごとメールの効果を見比べる、ユーザーの行動履歴をトレースするといったことも可能です。
- ISMS
- Pマーク
- 通信の暗号化
- セグメント配信機能
- ステップメール配信機能
- シナリオメール配信機能
- アドレスの重複チェック機能
- 宛先情報のCSVアップロード機能
- 配信エラー解析・自動停止の設定
- HTMLメール作成

-
料金
月5,000円~ -
初期費用
50,000円
-
最低利用期間
お問い合わせ
-
最低利用人数
お問い合わせ
ベアメールは、東京都港区にあるリンクが提供しているクラウド型メール配信システムです。2017年のリリース以降、ネットショップやITサービス企業を中心に多くのクライアントに利用されています。
特徴はクラウド型ならではのリーズナブルな料金体系。毎月の配信数に応じて複数のプランが用意されており、月間1万通の場合は月額5,000円、5万通の場合は月額2万円で利用できます。初期費用も5万円に抑えられており、予算が限られる中小企業も安心して導入できるのではないでしょうか。
低価格ながら機能面も充実しており、メールの配信結果は30分以内に確認することが可能。エラーなどで不着の場合もすぐに改善に着手できるため、おのずと到達率が高まるのも心強いポイントでしょう。
ここまで到達率が計測できる格安メール配信システムを紹介しました。クラウド型のシェアが伸び続けるなか、メール配信システムの料金相場は下がりつつあり、今回取り上げた3種類のように、到達率の計測やログ管理、効果分析といった機能が付いたメール配信システムのなかにも、月額1万円以下で利用できるものが数多くあります。創業したばかりで予算に余裕がない企業も導入しやすいツールでしょう。
到達率を計測できる多機能メール配信システム3選
次に、到達率を計測できる多機能メール配信システムを紹介します。

-
料金
お問い合わせ -
初期費用
なし
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
なし
Mail Publisher smartは、東京都千代田区にあるエンバーポイントが提供しているメール配信システムです。2005年のリリース以降、幅広い業種のクライアントに導入されており、月間83億通以上の配信数を記録。アパレルネット通販大手のZOZOグループなど、有力企業での利用実績も少なくありません。
強みは業界トップクラスの豊富な機能。効果測定の面では独自に開発された高精度エラー解析モジュールが搭載されており、配信エラー数や到達率の計測はもちろんのこと、エラーを引き起こす500種類以上の原因を分析します。エラーになったアドレスを除外することで次回以降の到達率をアップさせることも可能です。
一方の配信面では毎時4,100万通の高速配信に対応。操作性の高さも魅力で、Gmalなどのアプリでメールを書き送信するのと同じ感覚で一斉配信することができます。
- セグメント配信機能
- ステップメール配信機能
- シナリオメール配信機能
- 宛先情報のCSVアップロード機能
- 配信エラー解析・自動停止の設定
- HTMLメール作成
- マルチパートメール作成
- レスポンシブ対応メール作成
- コンバージョン率の測定機能
- トランザクションメール配信機能(自動返信)

アララ メッセージ
-
料金
月9,500円 -
初期費用
なし
-
最低利用期間
1ヵ月
-
最低利用人数
なし
アララ メッセージは東京都港区にあるアララが提供しているメール配信システムです。
大きな特徴はメールの自動生成・自動配信機能。配信リストとメール本文をXMLファイルにまとめておけば、連携するwebサイトが更新されたタイミングやニュース速報が配信されたタイミングにあわせて人の手を介することなくメールを届けられます。少人数のスタッフでwebメディアを運営している会社などには非常に心強いツールではないでしょうか。もちろん効果測定機能も非常に充実しており、配信エラー数や到達率、開封率、クリック数を速やかに計測することが可能です。
- Pマーク
- 通信の暗号化
- サーバー監視
- セグメント配信機能
- ステップメール配信機能
- アドレスの重複チェック機能
- 宛先情報のCSVアップロード機能
- 配信エラー解析・自動停止の設定
- HTMLメール作成
- マルチパートメール作成

Cuenote FC
-
料金
月5,000円~ -
初期費用
30,000円~
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
なし
Cuenote FCは、東京都渋谷区にあるユミルリンクが提供しているメール配信システムです。2009年のリリース以来、サイバーエージェント、朝日新聞など2,500以上のクライアントに利用されています。月間のメール配信数は81億通以上にのぼり、ミック経済研究所が2014年に行ったSaaS型メール配信システムの市場調査では売上伸長率第1位に選ばれました。
メールマーケティングのあらゆる局面をカバーする豊富な機能に特徴があり、メールのパーソナライズ、配信レポートなど50種類以上のツールを搭載。到達率の計測はもちろんのこと、配信エラーの原因を分析・集計、リンク先のコンバージョンをトラッキングしてセグメント配信への活用なども可能です。じっくりと腰を据えてメールマーケティングに取り組みたい方にぴったりの配信システムといえるでしょう。
- ISMS
- Pマーク
- 通信の暗号化
- サーバー監視
- セグメント配信機能
- ステップメール配信機能
- シナリオメール配信機能
- アドレスの重複チェック機能
- 宛先情報のCSVアップロード機能
- 配信エラー解析・自動停止の設定
以上、機能面に定評があるメール配信システムを紹介しました。ネットショップの集客やイベントの告知など、幅広い目的にメールが活用されるなか、配信システムも多機能化・高機能化が進んでいます。今回取り上げた「Cuenote FC」のように、比較的廉価な料金でも数十種類にのぼる機能が搭載されているものも少なくありません。メールの作成から配信、効果測定まで1つのツールでカバーすることが可能です。配信の目的や予算を念頭に置いてじっくり検討すれば、おのずと自社に合った配信システムが見つかるのではないでしょうか。
導入実績が豊富な到達率を計測できるメール配信システム3選
最後に、導入実績が豊富な到達率を計測できるメール配信システムを紹介します。

配配メール
-
料金
お問い合わせ -
初期費用
なし
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
なし
配配メールは、東京都渋谷区にあるラクスが提供しているクラウド型メール配信システムです。2007年に販売を開始し、利用継続率は98%、サポート満足度は95%をマークしています。
成功事例も非常に多く、あるリゾート施設の運営会社では1回のメール配信で20件前後の宿泊予約を獲得できるようになりました。教育サービス関連のある企業では、無料カウンセリングに訪れた顧客にステップメールを配信することで売上を10%伸ばしています。導入実績やシェアを基準にメール配信システムを探している方はもちろん、売り上げなどより具体的な成果を重視する方にもぴったりのツールでしょう。
効果測定機能の使いやすさにも定評があり、配信エラー数・到達率の計測・集計のほか、一定のエラー回数を上回ったメールアドレスを配信対象から自動的に除外することが可能です。
- ISMS
- Pマーク
- 通信の暗号化
- サーバー監視
- セグメント配信機能
- ステップメール配信機能
- シナリオメール配信機能
- 宛先情報のCSVアップロード機能
- 配信エラー解析・自動停止の設定
- HTMLメール作成

WEBCAS e-mail
-
料金
月10,000円~ -
初期費用
30,000円~
-
最低利用期間
1ヵ月
-
最低利用人数
なし
WEBCAS e-mailは東証一部上場のWOW WORLDが提供しているメール配信システムです。2001年のリリース以降、上場企業や官公庁を含む6,000以上のクライアントに利用されてきました。ITコンサルティング会社・ITRが2018年に行った調査では、メール送信パッケージ市場のシェアNo.1を獲得しています。
機能的にはステップメールやセグメント配信、多言語配信などを網羅しているうえ、同一のメールアドレスに対して内容の異なる複数のメールを一斉に送ることも可能です。導入先のセブン銀行では、この機能によってATMの管理・清掃に関するメール配信コストを大幅に改善できたとのこと。あわせてエラーメールの原因解析機能も活用することで効率的な配信を実現できているようです。メールを活用してカスタマーサポートに力を入れていきたい企業にぴったりのツールではないでしょうか。
- ISMS
- Pマーク
- 通信の暗号化
- サーバー監視
- セグメント配信機能
- ステップメール配信機能
- シナリオメール配信機能
- アドレスの重複チェック機能
- 宛先情報のCSVアップロード機能
- 配信エラー解析・自動停止の設定

ブラストメール
-
料金
月3,000円/ -
初期費用
10,000円
-
最低利用期間
3ヵ月
-
最低利用人数
なし
blastmailは、東京都渋谷区にあるラクスライトクラウドが提供しているメール配信システムです。何より大きな特徴は、国内トップクラスの導入実績。リリース以降、1万2,000以上のクライアントに導入されており、ミック経済研究所が行っているクラウド型メール配信サービスの市場調査では、9年連続で導入数シェアの第1位に選ばれました。
楽天やNTTドコモといった各分野のリーディングカンパニーのほか、大学や地方自治体での利用事例も少なくありません。実績やシェアを基準にメール配信システムを選びたい方にはうってつけでしょう。
機能の面ではマルチパート配信やセグメント配信をカバーしており、配信エラー数や到達率の計測ももちろん可能。他のシステムと連携させるためのAPIが無料で用意されているのも「blastmail」ならではメリットの1つでしょう。
- Pマーク
- 通信の暗号化
- セグメント配信機能
- アドレスの重複チェック機能
- 宛先情報のCSVアップロード機能
- 配信エラー解析・自動停止の設定
- HTMLメール作成
- マルチパートメール作成
- 複数送信者の設定
- レスポンシブ対応メール作成
まとめ:メール配信システム選びで迷ったらPRONIアイミツへ
今回は到達率が計測できる9種類のメール配信システムを取り上げ、それぞれの料金や機能について解説しました。PRONIアイミツ(当サイト)では、ITツール受発注支援のプロとして、メール配信システム選びの相談を承っています。いくつかの質問に答えるだけで自社におすすめのツールがわかる診断(無料)も用意していますのでぜひご活用ください。
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