【2024年最新】学校向けのおすすめメール配信システム9選
学校では、生徒はもちろん保護者との情報共有が重要です。スムーズに連絡事項が行き渡るように、電話による緊急連絡網があったのを覚えている方もいるでしょう。しかし、伝言ゲームになりがちな緊急連絡網では、すべての関係者に正確な情報を伝えるのは困難です。正確な情報を伝えなければならない学校にこそ、メール配信システムが必要です。
この記事では、発注業者比較サービスPRONIアイミツが、学校向けのおすすめメール配信システムをご紹介します。
- メール配信システムとは
- メール配信システムの選び方のポイント
- 【比較】学校・教育機関向けメール配信システム
- 学校・教育機関向けメール配信システム3選
- 学校向けに特化したメール配信システム4選
- 学校におすすめの携帯・スマートフォンメール配信システム2選
- まとめ:メール配信システム選びで迷ったらPRONIアイミツへ
メール配信システムとは
メール配信システムとは、一般的なメーラーでは難しいメールの一斉配信に特化したITシステムです。大量のメールを遅配・未達なしに届けたいユーザーに届けられるメール配信エンジンを持つのが特徴。顧客獲得に有効な多機能メール配信システムが多数登場しています。
たとえば、セグメント分類してメルマガ配信できるメール配信システムなら、学年・クラスを絞った情報配信や、学校行事の開催・延期などのリアルタイム一斉配信にも対応できます。安否確認を含む、学校向け連絡網サービスともいえるメール配信システムもあります。
関連記事:メール配信システムの仕組み
メール配信システムの選び方のポイント
用途・運用方法を明確にする
学校がメール配信システムを導入するメリットは、必要な人に確実に情報を届けられること・管理者の業務負担を軽減できること・セキュリティを確保できることなどです。多機能を誇るメール配信システムならすべての要件を満たせますが、運用方法が煩雑で業務負担が軽減できないのでは意味がありません。シンプルな操作性・使い勝手の良さがキーポイントです。自校がどんな用途でメール配信システムを導入したいのか、運用方法を含めて明確にしておきましょう。
フリートライアルで使い勝手を確認する
学校ではシステム導入の予算確保は簡単ではなく、公立学校であればよりその傾向は強まります。使い勝手を確認するとともに導入効果を明らかにし、上層部への説得材料とするためにも、フリートライアルの用意されたメール配信システムを利用するのがおすすめです。幸いご紹介したサービスには、ほとんどすべてにトライアル版が用意されているほか、無料プランが使えるサービスもあります。必要要件を事前に洗い出し、トライアルで1つひとつチェックしていくといいでしょう。
関連記事:メール配信システムの選び方
【比較】学校・教育機関向けメール配信システム
ここからは学校・教育機関向けメール配信システムを紹介していきます。まずはPRONIアイミツが料金や機能項目、連携サービスなどを絞り込んで比較表にまとめてみました。各サービスの違いや特徴が一目でわかるのでぜひご覧ください。
学校・教育機関向けメール配信システム3選
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料金
月3,000円~/ -
初期費用
10,000円
-
最低利用期間
12ヵ月
-
最低利用人数
なし
eメッセージPro2は、宮城県名取市に本社を構えるwebサイト制作・システム開発会社、アットシステム社のクラウド型メール配信システムです。企業・自治体向けの「ProW」「安否確認」「地域安心」、町内会向けの「回覧板」ほか、小中学校・高校向けの「Pro2」をラインナップ。全国3,000団体、100万人以上から利用される実績を誇っています。
使い慣れた方法でメールを転送するだけの簡単操作・大量のメール配信による集中アクセスに強い・メールアドレス非表示による個人情報保護などが特徴。PC・スマートフォンはもちろん、フィーチャーフォンを含むマルチデバイスでの送受信が可能です。行事の出欠確認にも使えるアンケート機能を備えているのも魅力。保護者から管理者にメッセージを送る通報機能も利用できます。
- ISMS
- Pマーク
- ファイル添付メール作成
- 配信予約機能
- 受信者からの返信通知
- アンケート作成機能
- 電話サポートあり
- クラウド(SaaS)
- モバイルブラウザ(スマホブラウザ)対応
- データバックアップ
-
料金
月2,980円 -
初期費用
12,800円
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最低利用期間
なし
-
最低利用人数
なし
オレンジメールは、東京都中央区に本社を構えるクラウドシステム開発・受託システム開発会社、オレンジスピリッツ社のクラウド型メール配信システムです。メールアドレス100件まで登録できる無料プランのほか、登録数に応じた「ビジネス」「エンタープライズ」の有料プランが用意され、高機能ながら気軽に利用できるのが特徴。6万5,000件を超える申込者数を誇るなど、シンプルで簡単に使えるインターフェースも好評です。
メルマガ配信もできるフル機能メール配信システムを、学校・教育機関向け特別価格で提供しているのもポイント。2,000ユーザーまで登録でき、空メール登録やステップメール、セグメント、スプリットなど、メルマガ配信機能の充実したビジネスプランを初期費用無料で導入できます。クリック解析などの分析機能が充実しているのも魅力。メールの開封状況もひと目で確認できます。
- 通信の暗号化
- サーバー監視
- セグメント配信機能
- ステップメール配信機能
- アドレスの重複チェック機能
- 宛先情報のCSVアップロード機能
- 配信エラー解析・自動停止の設定
- トランザクションメール配信機能(自動返信)
- 個別情報の差し込みメール作成
- メールテンプレート設定
RAKUME(楽メ)
出典:株式会社カレタカ https://www.rakume.jp/
RAKUME(楽メ)は、愛知県名古屋市に本社を構えるITコンサルティング・システム開発会社、カレタカ社のクラウド型メール配信システムです。2005年のサービス開始以来、顧客の声を開発に反映し高機能かつ低価格で利用できるのが特徴。店舗・企業向けの通常版ほか、学校・教育機関での利用を想定した学校版「楽メfor School」をラインナップしており、導入学校数が400に迫る実績を誇っています。
PC・スマートフォン・フィーチャーフォンにも対応する学校版は、メールアドレス登録数・送信回数無制限や、セグメント発信に必要な属性追加・クラス属性機能を持ちながら、月額2,000円(税抜)で利用可能。予約配信や定期配信、開封確認など、メルマガ配信に有効な機能も搭載され、HTMLメール送信も可能です。アンケート機能などの多彩なオプションも用意されています。
ここまで、学校・教育機関向けのプランが用意された、おすすめのメール配信システムをご紹介しました。PRONIアイミツ(当サイト)では、ITツール受発注支援のプロとして、メール配信システム選びの相談を承っています。いくつかの質問に答えるだけで自社におすすめのツールがわかる診断(無料)も用意していますのでぜひご活用ください。
学校向けに特化したメール配信システム4選
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料金
年53,900円~ -
初期費用
なし
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最低利用期間
なし
-
最低利用人数
なし
さくら連絡網は、岡山県新見市に本社を構えるマンタ社の、学校での利用に特化したクラウド型メール配信・コミュニケーションツールです。
メール配信・モバイルアプリ・オプションのLINEに対応し、有事の際にも必ず情報を伝達する仕組みと豊富な機能を搭載しているのが特徴。複数の連絡手法に加え、webのマイページから保護者が連絡事項を常に確認できるのもポイントです。
生徒名簿を管理する概念を持つ名簿管理システムを搭載し、連絡不達者・未登録者に対する迅速なフォローも特徴。フィーチャーフォンを含むマルチデバイスに対応し、欠席届やアンケートを実施できるほか、細やかなグループ設定によるセグメント配信も可能です。クリックひとつで進級・卒業・クラス分けを設定できるなど、管理者向けの機能も充実。安否確認機能も搭載されています。
- Pマーク
- サーバー監視
- アドレスの重複チェック機能
- 個別情報の差し込みメール作成
- ファイル添付メール作成
- 配信予約機能
- テスト配信機能
- 配信承認フローの設定
- アンケート作成機能
- 空メール登録・解除の設定
マチコミ
出典:ドリームエリア株式会社 http://mail.machicomi.jp/
マチコミは、東京都渋谷区に本社を構え、ソーシャルツール開発事業などを展開するドリームエリア社のクラウド型メール配信システム・連絡網サービスです。全国1万施設以上、220万人以上の登録者数を誇り、幼稚園から大学、PTAまで学校と保護者を結ぶ連絡網サービスを無料で提供しているのが特徴。リサーチ配信・広告掲載のない有料版も用意され、無料版からの移行も簡単。フィーチャーフォンを含むマルチデバイスで利用できます。
登録人数無制限・最大50まで管理可能なグループ機能が搭載され、グループ指定でのメール配信が可能。出欠確認にも使えるアンケート機能やファイル添付、開封確認はもちろん、再送・催促メールの配信にも対応しています。ホームページ作成やカレンダーでの情報共有も可能。プッシュ通知対応のアプリを無料で使えるほか、見守り端末「みもり」との連携にも対応しています。
スクールメールサービス
出典:株式会社スクールメールサービス https://schoolmail.co.jp/
スクールメールサービスは、東京都豊島区に本社を構えるスクールメールサービス社の登下校メール・一斉メール配信連絡網システムです。1人月額250円のICカード型登下校メールシステムを導入することで、クラス・学年・学校・地域単位での一斉配信が可能なクラウド型メール配信システムを無料で利用できるのが特徴。小平・国分寺・府中市など、東京都下の小中学校・高校で導入が進められています。
200名に1台程度のカードリーダーが学校に設置され、配布されたICカードをタッチするだけで登下校の状況をメール配信。ICカード1枚につき、メールアドレスを4つまで登録できるため、複数の保護者で生徒の行動を把握できます。メールアドレス・グループ数に制限がなく、広告表示もないメール配信システムを無料で使えるのもポイント。アドレスの表示・非表示や、既読確認機能も搭載されています。
グルプメ
出典:株式会社有明ねっとこむ https://www.grpm.jp/
グルプメは、福岡県大牟田市に本社を構え、コミュニティFM・ITソリューションなどの事業を展開する有明ねっとこむ社のクラウド型メール配信システムです。
高速メール配信・シンプルな操作性・安心セキュリティ設計をコンセプトにした、学校向けに特化したメール配信システムであるのが特徴。プッシュ通知に対応するモバイルアプリもリリースされており、携帯電話の迷惑メール設定もスマートに回避します。
登録者数に応じたプランが用意され、初期設定やレクチャーも無料。グループ別メール配信や開封確認、アンケート収集・集計はもちろん、進級・卒業などの年次更新・クラス分け機能などの直感的に操作できる管理機能も充実。多彩な機能をシンプルに使いこなせるUIを持ち、1,000名以上の学校・教育機関にも対応。個人情報保護を重視したセキュアな管理画面も好評です。
ここまで、学校向けに特化したおすすめのメール配信システムをご紹介しました。共通した特徴としては情報共有に重きを置いた「連絡網サービス・システム」の性格を持っているという点です。
メール配信システムと連絡網サービスを別のものとして捉える考え方もありますが、分類にこだわらずに機能をしっかりと把握し、過不足のない機能を持つメール配信システムを選定するのが重要です。
学校におすすめの携帯・スマートフォンメール配信システム2選
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料金
年10,000円/契約 -
初期費用
なし
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最低利用期間
12ヵ月
-
最低利用人数
なし
39メールは、岡山県倉敷市に本社を構え、人材アウトソーソング事業とシステム開発を含むIT事業を展開するアップストリーム社のクラウド型メール配信システムです。
スマートフォンとインターネット環境さえあれば、いつでもどこでもタイムリーに情報発信できるのが特徴。ライトからレギュラーまでの一般コースのほか、初期費用無料でメール配信数無制限の学校コースも用意されています。
学校コースなら、QRコード・空メールによる登録や予約・一斉メール配信、画像添付、Twitter連携などの基本機能を備えた無料コースも利用可能。有料コースであればセグメント配信や条件指定配信、アンケート配信や安否確認などを含むフル機能を年間1万円(税抜)で利用できます。100個までモバイルアプリを活用できるほか、アプリ利用者・グループ追加などのオプションも用意されています。
- 通信の暗号化
- サーバー監視
- セグメント配信機能
- アドレスの重複チェック機能
- 配信エラー解析・自動停止の設定
- HTMLメール作成
- 絵文字メール作成
- 誕生日メール作成
- ファイル添付メール作成
- 配信予約機能
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料金
月770円~ -
初期費用
なし
-
最低利用期間
3か月
-
最低利用人数
お問い合わせ
メールメイトは、愛知県名古屋市に本社を構えるメールメイト社の、学校・PTA向けに特化したクラウド型携帯メール配信システムです。メールの大量送信に一定の制限が設けられる携帯キャリアへ、遅延なく確実に情報を届ける工夫が盛り込まれているのが特徴。保護者への緊急連絡や不審者情報・イベント情報の配信、アンケート実施などのほか、携帯ホームページ作成機能で情報共有するなどの使い方も可能です。
QRコードを読み込むと登録リンクへの返信メールが届くため、学校側でメールアドレスを登録する必要がないのもポイント。学校ごとの特性にあわせ、自由自在にユーザー属性を追加できるため、細かなグループを設定してのメール配信も可能です。登録情報はCSVでダウンロード・アップロードでき、クラス替えなどの登録変更も簡単。既読を確認できる開封確認メールも送信できます。
まとめ:メール配信システム選びで迷ったらPRONIアイミツへ
一般的にはあまり認識されていませんが、学校教職員にかかる負担は年々大きくなる一方です。負担の大きい教職員の雑務を合理化し、本業である授業・生徒指導に集中してもらうためにも、学校へのメール配信システム導入は必須です。
とはいえ、学校がメール配信する目的は一般企業、店舗などの営利組織とは異なります。どのメール配信システムが最適なのか、選定に迷ってしまう場合もあるでしょう。
「まず候補を絞りたい」という担当者はぜひPRONIアイミツを活用ください。PRONIアイミツでは、いくつかの質問に答えるだけで希望要件に合ったメール配信システムが分かる診断(無料)ができます。
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