クラウド型CMSランキング
最新のクラウド型CMS11件をランキング形式で一覧掲載(2024年11月21日時点のランキングを表示中)。クラウド型CMSの料金や機能、特徴をまとめて比較することができます。画面左に設置された【検索機能】を活用すれば、「導入企業の規模」「導入業界の実績」「使いたい機能」「連携したいシステム」を絞り込んで条件に合ったサービスの人気ランキングを一覧で確認できます。また、画面下に表示される【比較表を作る】から最大6サービスの比較表を作成することも可能です。サーバー不要で、安く手軽にWebサイト構築を行えるクラウド型CMSをお探しの方は、ぜひご活用ください。
クラウド型CMSとは
クラウド型CMSとは、クラウド上で利用できるCMSです。Contents Management System(コンテンツマネジメントシステム)の略であるCMSは、コードなどのプログラミング知識がなくても、サイト作成や更新ができるシステム。クラウド型CMSでは、そのCMSを、他社が用意したクラウドのサーバー上で利用可能です。また、企業向けに提供されていることもあり、ターゲット設計、分析機能、コンサルティングサービスなどリードや顧客獲得を支援する機能もあります。
クラウド型CMSを利用すれば、自社でサーバーを用意する必要がないので、メンテナンスの手間がないほか、導入費用が抑えられます。
企業が自社サイトを持つのが当たり前の現代において、専門的な知識も必要とせず、高クオリティの自社サイトを低コストで作れるサービスとして注目を集めています。
クラウド型CMSの選び方
クラウド型CMSの選び方で特に重要なのは以下の3つです。
・Webサイトを作る目的を明確にする
・操作性はいいか
・セキュリティは強固か
クラウド型CMSには、案件獲得、リード拡大、企業ブランディングなどさまざまな目的に合わせた機能やサービスが実装されています。自社に必要な機能を把握するためにも、あらかじめWebサイトを作成する目的を明確にしておくのが重要です。
実際のサイト作成においては、操作性のいいシステムを選ばないと、自社のニーズを満たすサイトが作れない可能性があります。また、サイトを閲覧するユーザーにとっても使いやすい必要があるでしょう。
また、セキュリティ面も重要です。企業が自社サイトを持つのが当たり前の事態になったことで、企業サイトへのサイバー攻撃も増えています。クラウドCMSを提供している会社のセキュリティが強固かも確認しましょう。
クラウド型CMSの価格・料金相場
クラウド型CMSの料金体系は、初期費用+月額費用+オプション費用です。月額費用はプラン制で、CMSの利用料に加えて機能・容量・運用代行・コンサルサポートなどにより変動します。オプション費用には、自社の代わりにサイト作成を担ってくれるプランなどもあり、CMSを提供する企業のノウハウが詰まった最低限の成果を出すのに必要なサイト構築をすることで、スタートダッシュが可能です。
料金相場
初期費用:10万円~
月額料金:10,000円~40,000円程度から
クラウド型CMSのメリット・デメリット
クラウド型CMSの代表的なメリットは以下の3つです。
・低コストでサイト作成できる
・サイト運用の負担を軽減できる
・売り上げに貢献する
クラウド型CMSは、イチからシステム開発するCMSに比べて人件費・管理コストなど多くの費用を抑えて利用できます。サイト作成の知識がない企業もそうでない企業も、低コストで高品質な自社サイトを持てるのはメリットです。
また、サーバーを提供している企業がメンテナンスを行うので、自社は負担なくサイト運用に集中できます。
加えて、SEO対策・分析機能など、マーケテイングに活かせる機能も充実しているので、売り上げ向上への貢献も期待できるでしょう。
クラウド型CMSの機能
クラウド型CMSの代表的な機能は以下の2つです。
・サイト作成機能
・分析機能
・ほかシステム連携機能
サイト作成機能では、ホームページだけでなく、いわゆるオウンドメディア(記事作成)やコンバージョン設定のフォームなども作成可能。直感的なドラッグ&ドロップで各パーツを配置できるので、自社の希望通りにカスタマイズできます。
分析機能では、サイト分析には欠かせないGoogleアナリティクスとの連携や法人IPトラッキングなどを活用し、より精度の高いマーケティングを実現できるでしょう。
クラウド型CMSの導入事例
クラウド型CMSの導入により、リード獲得・CV率アップなどの成果を上げている企業は多くあります。
とある企業では、自社サイトの作成を行う中で、セキュリティ面に加えてSEOやマーケティングに注力するだけのリソースがない点に課題を感じ、クラウド型CMSを導入。導入後はサービスの指名検索で必ず1位を獲得できるようになったほか、分析や施策により月間のCV数を2倍にまで伸長させることに成功しました。
また、別の企業でもクラウド型CMSを導入後に閲覧数300%アップ、問い合わせ数150%アップを実現しています。
上記の例のように、自社サービスの認知拡大、売上向上、求人応募率アップなどを実現したい企業にはクラウド型CMSの導入がおすすめです。
クラウド型CMSの市場規模・シェア率
企業が自社サイトを持つのが当たり前の現代において、自社サイトはマーケティングの観点からも非常に重要な役割を持ちます。総務省の調査(※1)によると、自社のホームページを開設している企業の割合は全体で90.1%です。
クラウドサーカス株式会社の調査(※2)では、自社の情報発信媒体で最も力を入れている・成果を感じている媒体はWebサイトだと回答した割合が半数でした。また、成果を感じている企業の多くは「定期的にWebサイトを更新」「CMSを導入している」と、同調査で明らかになっています。この結果から、成果を出すWebサイト作成にはCMS導入の必要性が高く、定期的なメンテナンスが重要だとわかるでしょう。
クラウド型CMSを使えば、マーケティングに効果的なサイトを作成できるほか、定期的なメンテナンスもサービス提供会社に任せられるので、より成果を出すために必要な分析・施策に注力できます。このことからも、クラウド型CMSのニーズはより高まっていき、市場規模を拡大していくと予想できるでしょう。
※1:総務省|令和2年 通信利用動向調査(企業編)(https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/statistics/pdf/HR202000_002.pdf)
※2:クラウドサーカス株式会社|WebマーケティングとCMSに関する意識調査(https://cloudcircus.jp/media/release/a171)