無料で使えるWAFおすすめ7選【2025年最新比較】
「WAFを導入したいけど、まずはコストをかけずに試したい」「有料WAFの導入を検討しているが、その前に無料で使えるツールを知りたい」とお考えの企業担当者は多いでしょう。実際、導入前にトライアルで試せるWAFは数多く存在しています。
本記事では、2025年最新比較で無料で使えるWAFを7個紹介します。それぞれのツールの特徴や導入のメリットを比較しながら解説しているので、「コストを抑えてセキュリティ対策をしたい」とお考えの企業担当者はぜひご覧ください。
- 【比較表】無料で使えるWAF
- 【無料トライアルあり】WAFおすすめ5選
- 【無料で使える】オープンソースWAF2選
- オープンソースWAFの注意点
- WAFの選び方
- まとめ:無料で使えるWAFで自社Webアプリやサイトを守ろう
【比較表】無料で使えるWAF
実際に、無料で使えるWAFの料金を比較します。以下、初期費用や月額料金、無料プランの有無を比較した表をご覧ください。
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料金
月10,000円~/1サイト
初期費用 要問合せ
(他5プラン)
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料金
月25,000円〜
初期費用 100,000円
(他2プラン)
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料金
月28,000円~
初期費用 68,000円~ |
料金
月45,000円
初期費用 100,000円
(他2プラン)
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料金
要問合せ
初期費用 要問合せ |
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導入実績社数 20,000サイト以上 |
導入実績社数 150万サイト以上 |
導入実績社数 614社以上 |
導入実績社数 情報なし |
導入実績社数 情報なし |
他社と比較したおすすめポイントは、「自動運用型WAF機能」です。専門のセキュリティチームが最新の脅威情報を反映し、常に最適なルールでシステムを防御してくれるため、ユーザーは複雑な設定や監視作業に追われることがありません。加えて、サポート体制も充実しており、セキュリティ対策の内製化が難しい企業におすすめです。
他社と比較したおすすめポイントは、「柔軟な導入形態」です。SiteGuardは、パッケージ型の「SiteGuardシリーズ」として販売されており、クラウド型WAFと比べてランニングコストを抑えやすい構成になっています。また、必要な機能だけを選んで導入できるため、無駄なコストが発生しにくく、自社のニーズに最適化したセキュリティ対策が可能です。高精度な検知エンジンと柔軟なルール設定により、セキュリティとコストのバランスを重視する企業に最適です。
他社と比較したおすすめポイントは、月額定額制で利用できる「トラフィック無制限プラン」です。多くのクラウド型WAFがトラフィック量に応じた従量課金制を採用する中で、Cloudbric WAFは定額で提供されており、アクセスが急増しても追加費用が発生しないのが強みです。これにより、キャンペーンやメディア露出時などアクセス変動の大きいWebサイトでも安心して利用でき、コスト管理がしやすくなります。
他社と比較したおすすめポイントは、「マネージド型のWAF」である点です。Blue Sphereは、WAFの導入だけでなく、その後のルール設定や監視・運用までワンストップで提供しているのが特徴です。これにより、利用者側でのセキュリティ対応が不要となり、ITリソースに余裕のない企業やスタートアップにとって大きなメリットとなります。さらに、迅速な対応が求められるインシデント時にも、プロのチームによるサポートが受けられる点もおすすめです。
他社と比較したおすすめポイントは「従量課金制+無料枠」の柔軟な料金体系です。AWS WAFは月額固定費ではなく、ルール数とリクエスト数に応じた従量課金モデルを採用しており、使った分だけ支払う仕組みです。特に注目したいのが無料枠の存在で、毎月100万件までのリクエストは無料で処理されます。この無料枠を活用すれば、小規模なWebサービスやスタートアップであれば、実質的に無料でWAFを導入・運用できるケースもあるため、初期コストを抑えたい企業にはメリットです。
多くのWAFは無料トライアルがあり、手軽に試せる点が魅力です。利用制限やサポートが不十分な場合もありますが、試験導入におすすめです。導入目的や予算に応じて最適なツールを検討しましょう。
【無料トライアルあり】WAFおすすめ5選
2025年最新比較で、無料トライアルがあるWAF5選を紹介します。ツールごとに料金や特徴が異なりますので、WAFの導入を検討している方はぜひ参考にしてください。
攻撃遮断くん
遮断くんは、サイバーセキュリティクラウド株式会社が提供するWAFサービスです。遮断くんは、主にSQLインジェクションやXSSなど、Webアプリケーションへの攻撃をリアルタイムでブロックし、専門的な知識がない企業でも安全な運用を実現できる点が評価されています。無料トライアルも用意されており、個人・法人問わず幅広いユーザーに支持されています。
他社と比較したおすすめポイントは、「自動運用型WAF機能」です。専門のセキュリティチームが最新の脅威情報を反映し、常に最適なルールでシステムを防御してくれるため、ユーザーは複雑な設定や監視作業に追われることがありません。加えて、サポート体制も充実しており、セキュリティ対策の内製化が難しい企業におすすめです。
主な機能
SiteGuard
SiteGuard(サイトガード)は、EGセキュアソリューションズ株式会社が提供するWAFサービスです。日本国内で開発・提供されており、高い信頼性と安定性を兼ね備えたサービスとして多くの企業・自治体・教育機関で導入されています。特に、オンプレミス型とクラウド型の両方に対応している点が特徴で、導入環境に応じた柔軟な運用が可能です。
他社と比較したおすすめポイントは、「柔軟な導入形態」です。SiteGuardは、パッケージ型の「SiteGuardシリーズ」として販売されており、クラウド型WAFと比べてランニングコストを抑えやすい構成になっています。また、必要な機能だけを選んで導入できるため、無駄なコストが発生しにくく、自社のニーズに最適化したセキュリティ対策が可能です。高精度な検知エンジンと柔軟なルール設定により、セキュリティとコストのバランスを重視する企業に最適です。
Cloudbric WAF+
Cloudbric WAF+(クラウドブリック)は、株式会社Penta Security Systemsが提供するクラウド型WAFサービスです。グローバルでの導入実績は28,000サイト以上にのぼり、中小企業から大手企業、公共機関まで幅広く活用されています。30日間の無料トライアルがあるため、実際に利用してみてその機能を試せる点も好評です。
他社と比較したおすすめポイントは、月額定額制で利用できる「トラフィック無制限プラン」です。多くのクラウド型WAFがトラフィック量に応じた従量課金制を採用する中で、Cloudbric WAFは定額で提供されており、アクセスが急増しても追加費用が発生しないのが強みです。これにより、キャンペーンやメディア露出時などアクセス変動の大きいWebサイトでも安心して利用でき、コスト管理がしやすくなります。
主な機能
BLUE Sphere
Blue Sphere(ブルースフィア)は、株式会社Blue Sphereが提供するクラウド型WAFサービスです。日本国内で開発・運用されており、中小企業から大手企業まで幅広い業種での導入実績を持ちます。必要な情報を入力するだけで利用できる無償トライアルも用意されているため、導入前から気軽にその機能を試せます。
他社と比較したおすすめポイントは、「マネージド型のWAF」である点です。Blue Sphereは、WAFの導入だけでなく、その後のルール設定や監視・運用までワンストップで提供しているのが特徴です。これにより、利用者側でのセキュリティ対応が不要となり、ITリソースに余裕のない企業やスタートアップにとって大きなメリットとなります。さらに、迅速な対応が求められるインシデント時にも、プロのチームによるサポートが受けられる点もおすすめです。
主な機能
AWS WAF
AWS WAF(エーダブリューエス)は、Amazon Web Servicesが提供するクラウド型WAFサービスです。全世界で数百万以上の企業に利用されており、DDoS攻撃やSQLインジェクション、XSSなどの脅威からWebアプリケーションを保護します。大企業から中小規模のビジネスまで、規模を問わず幅広い導入実績を持っています。
他社と比較したおすすめポイントは「従量課金制+無料枠」の柔軟な料金体系です。AWS WAFは月額固定費ではなく、ルール数とリクエスト数に応じた従量課金モデルを採用しており、使った分だけ支払う仕組みです。特に注目したいのが無料枠の存在で、毎月100万件までのリクエストは無料で処理されます。この無料枠を活用すれば、小規模なWebサービスやスタートアップであれば、実質的に無料でWAFを導入・運用できるケースもあるため、初期コストを抑えたい企業にはメリットです。
主な機能
【無料で使える】オープンソースWAF2選
次に、無料で使えるオープンソースのWAF2選を紹介します。無料で公開されているため、コストを抑えた導入が可能ですが、導入・運用に一定の技術力が必要です。
ModSecurity
ModSecurity(モッドセキュリティ)は、Trustwave社が提供する無料のオープンソースのWAFツールです。2002年に初版が公開されて以来、ApacheやNginx、IISなど主要なWebサーバーと連携可能な点から、世界中の開発者・セキュリティ担当者に広く導入されています。多くのOSSプロジェクトやクラウドサービスでも活用されており、WAFの基本的な機能を無償で試したい企業や個人にとって、実績と信頼性のある選択肢です。
他社と比較したおすすめポイントは、「高度なカスタマイズ性」です。ModSecurityは、独自のセキュリティルールを作成・適用することが可能で、特定の攻撃パターンやトラフィックに合わせたチューニングが行えます。加えて、OWASP Core Rule Set(CRS)と連携することで、SQLインジェクションやクロスサイトスクリプティング(XSS)など、一般的な脆弱性にも幅広く対応できます。これにより、商用WAFに匹敵する防御力を実現しながら、コストを抑えた運用が可能です。
NAXSI
NAXSI(ナクシィ)は、NBS System社が開発する無料のオープンソースWAFです。名前の由来は「Nginx Anti XSS & SQL Injection」とされており、その名の通り、XSSやSQLインジェクションなどの一般的な脆弱性からWebアプリケーションを保護することに特化しています。Nginxユーザーの間では軽量かつ高速なWAFとして評価されており、中小規模のWebサイトやアプリケーションに多く導入されています。
他社と比較したおすすめポイントは、「ホワイトリストモデルを採用している」点です。NAXSIは従来のブラックリスト方式と異なり、不正なリクエストをパターンで検出する代わりに、正当な通信だけを許可するアプローチを取ります。これにより、誤検知を減らしながらも、高いセキュリティ水準を維持できるのが特長です。また、学習モードを活用することで、運用初期のチューニング作業を効率的に進めることが可能です。
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オープンソースWAFの注意点
オープンソースWAFは無料で利用でき、柔軟にカスタマイズできる点が大きな魅力です。しかし、その一方で導入や運用にあたってはいくつかの注意点があります。
導入・運用に一定の技術力が求められる
オープンソースのWAFを利用する場合、導入・運用に一定の技術力が求められます。ルール設定やカスタマイズを自社で行う必要があり、セキュリティやネットワークの専門知識を持つ担当者がいないと十分に活用できません。誤った設定は、正規のアクセスを遮断したり、逆に攻撃を見逃したりするリスクにつながります。
サポート体制が限定的
オープンソースWAFは、サポート体制が限定的である点も注意が必要です。商用WAFのようにベンダーによるサポートや24時間の監視があるわけではないため、トラブルが発生した際には自力で解決する必要があります。コミュニティベースの情報共有はありますが、即時対応が求められる場面では不安が残るでしょう。
機能面やアップデート対応に限界がある
オープンソースWAFは、機能面やアップデート対応に限界があることも考慮すべきです。基本的な攻撃には対応できても、最新の脅威や高度な攻撃には追従が遅れる場合があります。そのため、オープンソースWAFだけに頼るのではなく、脆弱性診断やログ監視、アクセス制御などと組み合わせて多層的に防御することが望まれます。
WAFの選び方
WAFはさまざまなベンダーから提供されていますが、機能や料金体系、導入形態は製品によって大きく異なります。「価格だけで選んで失敗した」というケースも少なくないため、自社のシステム環境やセキュリティ要件に合わせたWAFを選ぶことが重要です。ここでは導入前に確認しておきたい5つのポイントを紹介します。
- 導入形態は自社に合っているか
- サイバー攻撃の検知精度が高いか
- 自動更新機能が搭載されているか
- 管理コンソールの使いやすさ
- サポート体制は整っているか
導入形態は自社に合っているか
WAFには、クラウド型・アプライアンス型・ソフトウェア型があります。短期間で導入したい、運用や保守の負担を減らしたい場合はクラウド型。一方、自社で機器を管理し、細かな設定やデータ保持を重視する場合はアプライアンス型が適しています。また、コストを抑えつつ自社で運用できる技術力があるならソフトウェア型を選ぶことも可能です。自社の体制やリソースに合わせて形態を選ぶことが第一歩となります。
サイバー攻撃の検知精度が高いか
WAFの役割は攻撃を検知・遮断することですが、その精度が低ければ攻撃を見逃す可能性があり、逆に誤検知が多すぎると正常な通信を遮断してしまうリスクがあります。最新の脅威情報に対応できるか、既知の攻撃だけでなく未知の攻撃にも柔軟に対応できるかなど、検知精度は必ず比較して確認しましょう。
自動更新機能が搭載されているか
サイバー攻撃は日々進化しているため、攻撃パターンを常に最新化する仕組みが欠かせません。自動更新機能を備えたWAFであれば、担当者が都度手作業でルールを更新する必要がなく、常に最新の防御状態を保てます。運用負担を減らしつつセキュリティを維持するために、自動更新の有無は重要な比較ポイントです。
管理コンソールの使いやすさ
導入後の運用をスムーズに行うためには、管理画面の操作性や見やすさも大切です。直感的に操作でき、設定変更やログ確認、レポート作成が簡単にできるWAFであれば、セキュリティ担当者の負担を軽減できます。運用体制を考慮して、使いやすいUIを持つ製品を選ぶと良いでしょう。
サポート体制は整っているか
WAFを運用する中で、攻撃の急増や設定変更、障害対応などが必要になる場面は少なくありません。24時間対応のサポートや専門エンジニアによる運用支援があるかは安心して利用するうえで重要です。緊急時にすぐ相談できるサポート体制の充実度は、料金だけでは測れない大きな価値となります。
まとめ:無料で使えるWAFで自社Webアプリやサイトを守ろう
WebアプリケーションやWebサイトを狙った攻撃は年々巧妙化しており、セキュリティ対策は避けて通れません。その中で、無料で利用できるWAFは、コストを抑えつつ基本的な攻撃から自社サービスを守る第一歩として有効です。
無料版は機能制限やサポートが限定される場合があるため、ビジネス規模の拡大や高度なセキュリティ要件に応じて有料版への移行を検討することも大切です。まずは無料WAFを導入し、自社のWebアプリやサイトのセキュリティレベルを高めるところから始めましょう。
しかし、数あるWAFを比較して自社のニーズに合ったものを選ぶのは大変です。「まず候補を絞りたい」という担当者はぜひPRONIアイミツを活用ください。PRONIアイミツでは、いくつかの質問に答えるだけで希望要件に合ったWAFが分かる診断(無料)ができます。
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