サーバー導入型のおすすめメール配信システム7選【2025年最新版】
リモートワークの導入が進む中で、これまでオフラインでの接触を中心としていた企業にもオンラインマーケティングの活用が進んでいます。そこで注目を集めているのがメール配信システム。しかしセキュリティ上の問題でクラウドサービスを利用できず、お困りの企業も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、サーバー導入型のメール配信システム7選をご紹介!配信性能や搭載している機能、料金などを徹底比較いたします。導入をご検討中の方はぜひご参考ください。
- 1.メール配信システムとは
- 2.サーバー導入型の格安メール配信システム3選
- 3.サーバー導入型の人気のメール配信システム2選
- 4.サーバー導入型の高速配信が魅力のメール配信システム2選
- 5.メール配信システムの選び方のポイント
- 6.【まとめ】メール配信システム選びで迷ったら
1.メール配信システムとは
メール配信システムとは、メルマガなどの一斉配信やステップメールなどの電子ダイレクトメールの配信を効率化させるシステムを指します。
例えば、HTMLメールを簡単に作成できるエディタ機能や、配信リスト管理機能、ステップメールのシナリオ設定機能などは業務効率化に役立つでしょう。効果検証機能などのマーケティング補助、迷惑メールフィルタ対策などの配信性能の向上などに役立つ機能を搭載しているシステムも存在します。
メール配信システムは多様な用途に対応していますので、自社での利用を具体的にイメージしながらマッチするシステムを選んでいくことが重要です。
2.サーバー導入型の格安メール配信システム3選
まずは、サーバー導入型の格安メール配信システムをご紹介します。
-
料金
50,000円 -
初期費用
なし
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
なし
「acmailerDB」は、京都府京都市に本社を構えるシーズが提供するサーバー導入型のメール配信システムです。
ステップメール、予約配信や絞り込み配信、スマホ・ガラケー配信にも対応しており、絵文字・デコメール対応、多言語対応も可能。ほかにも、不着メール管理、やバックナンバー機能、空メール登録、ダブルオプトインなど、欲しい機能が網羅されています。
また、携帯・スマホ向けメール高速配信エンジン「アクセルメール」に対応しているため、携帯・スマホへの大量一斉配信をお考えの方でも安心です。
DB版の料金は50,000円(税別)で、1年間の標準サポートライセンス付き。また、自社でカスタマイズをお考えの方向けに、開発者向け技術的アドバイザリーサポートが付くテクニカルサポートライセンス年間4万円(税別)も用意されています。
- ISMS
- Pマーク
- セグメント配信機能
- ステップメール配信機能
- アドレスの重複チェック機能
- 宛先情報のCSVアップロード機能
- HTMLメール作成
- 絵文字メール作成
- 個別情報の差し込みメール作成
- メールテンプレート設定
関連記事:acmailer(エーシーメーラー)の評判と実態|15個のメール配信システムを試したアイミツが徹底比較!
サーバー導入型の格安のメール配信システムを3つご紹介しました。
手軽にメール配信を始めたい方の心強い見方となるのが格安のシステム。できるだけコストを抑えるポイントは、必要な機能をコンパクトに搭載しているシステムを選ぶこと。例えばBtoB向けでテキストメール主体の利用であればHTMLエディタは不要ですし、ステップメールは行わず一斉配信のみであれば必要な機能も絞られます。
送信したい内容やボリュームなどに合わせて選定していきましょう。
3.サーバー導入型の人気のメール配信システム2選
次に、サーバー導入型の人気のメール配信システムをご紹介します。
WEBCAS e-mail
-
料金
月10,000円~ -
初期費用
30,000円~
-
最低利用期間
1ヵ月
-
最低利用人数
なし
「WEBCAS e-mail」は東京都品川区に本社を構える株式会社WOW WORLDが提供するメール配信システムです。300万通/時の高速配信や業界最高レベルの到達環境、外部システム連携に強い点を特徴としており、大手企業や官公庁を中心に6,000社以上の導入実績を誇ります。
大量一斉送信はもちろんのこと、ステップメール配信、レコメンドメール配信、絞り込み配信、時間指定メール配信など多様なメール配信が可能で、絵文字メール、多言語配信にも対応。
またAPI連携では、顧客データベースや商品購入などのトランザクションデータ、ECシステムやSFAなど多様なシステムとの連携が可能となっています。
提供形式としてはクラウド型とサーバー導入型(パッケージ型)が用意されており、サーバー導入型の料金はライセンス費用200万円(税抜)〜。別途保守費用がかかります。
- ISMS
- Pマーク
- 通信の暗号化
- サーバー監視
- セグメント配信機能
- ステップメール配信機能
- シナリオメール配信機能
- アドレスの重複チェック機能
- 宛先情報のCSVアップロード機能
- 配信エラー解析・自動停止の設定
Cuenote FC
-
料金
月5,000円~ -
初期費用
30,000円~
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
なし
「Cuenote FC」は東京都渋谷区に本社を構えるユミルリンク提供のメール配信システムです。サイバーエージェントやクックパッドなど大手企業を含め、2,500社以上の実績を有します。
HTMLメールエディタが搭載されており、端末ごとに最適なメールを配信。一斉配信だけでなく、ステップメールやセグメント配信、配信予約機能、RFM分析・開封率・クリック率・コンバージョン率の計測、ABテスト、パーソナライズ配信、多言語配信にも対応しています。また直感的に操作できる使いやすい画面も特徴で、3STEPで簡単に設定が可能です。
クラウド型とサーバー導入型が用意されており、サーバー導入型の料金は要問い合わせ。1台のサーバーシステムで構成するオールインワン構成の他、メール配信の規模や運用に応じてスタンバイマシン用ライセンス、クラスター構成時ライセンスなども用意されています。
- ISMS
- Pマーク
- 通信の暗号化
- サーバー監視
- セグメント配信機能
- ステップメール配信機能
- シナリオメール配信機能
- アドレスの重複チェック機能
- 宛先情報のCSVアップロード機能
- 配信エラー解析・自動停止の設定
サーバー導入型の人気のメール配信システムを3つご紹介しました。
現在はバラエティ豊かなメール配信システムが出回っていますが、中でも人気なのは高速配信に応える高い配信性能と、一斉配信・ステップメール・絞り込み配信など多彩な配信方法に対応する機能をあわせ持ったシステム。
さらに柔軟なシステム連携機能があれば、効率的かつ効果的なメール配信につながります。もちろん多機能・高性能なほど料金も高くなっていきますので、何が必要かを見極めながら選びましょう。
4.サーバー導入型の高速配信が魅力のメール配信システム2選
最後に、サーバー導入型の高速配信が魅力のメール配信システムをご紹介します。
-
料金
お問い合わせ -
初期費用
なし
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
なし
「SENDMAGIC」は神奈川県横浜市に本社を構えるニュークリアス提供のメール配信システムです。
導入実績はオムロンや北海道庁など、大手企業や官公庁を含め1,000ライセンス以上。超高速配信に特化した高い配信性能で人気となっています。
1分間最大3万通以上の速さを誇る超高速メール配信エンジンという特徴以外にも、ブロッキング回避機能、ドメイングループ別送信設定機能、配信禁止時間設定などの細やかな設定が可能。予約配信や割り込み配信、同報配信、リレー送信にも対応しています。
配信リストなどのデータベースや管理画面を持たない純粋なメール配信エンジンとなっている一方で、MA/CRMシステムなどとの柔軟な連携で高速配信を行うことが可能です。
クラウド型とサーバー導入型が用意されており、サーバー導入型の料金は要問い合わせ。送信IPアドレス数による料金体系となっています。
- Pマーク
- 通信の暗号化
- サーバー監視
- HTMLメール作成
- レスポンシブ対応メール作成
- トランザクションメール配信機能(自動返信)
- 絵文字メール作成
- 配信予約機能
- 配信停止時間の設定
- 配信承認フローの設定
アララ メッセージングソリューション
出典:アララ株式会社 https://ms.repica.jp/
「アララ メッセージングソリューション」は、東京都港区に本社を構えるアララ提供のメール配信システムです。
メール配信管理システム「repica editor」、高速メール配信エンジン「repica sender」、メール配信自動連携API「repica auto-mail」の3パーツ構成となっており、フレキシブルなシステム構成が可能。
高速かつ到達性の高いメール配信が持ち味で、ドメインごとの配信最適化、配信禁止時間帯設定、詳細なログ出力機能など細やかな配信が可能です。配信管理システムでは予約配信やセグメント配信、絵文字・デコメール、フォローアップメール、多言語配信にも対応しています。またAPI連携が可能なため、複雑な開発なしで基幹システムなどとの連携が可能です。
ASP型とサーバー導入型のサービスプランが用意されており、詳細な料金は要問い合わせとなっています。
設立年 | 2006年 |
従業員数 | 30-99人 |
会社所在地 | 東京都港区南青山2丁目24番15号 青山タワービル別館 |
電話番号 | 03-5414-3611 |
5.メール配信システムの選び方のポイント
ここからは、メール配信システムを選ぶ際に失敗しないためのポイントをご紹介します。
用途にあった機能・スペック選定
メール配信システムの機能は多岐にわたるため、自社の用途や課題に合わせて選ぶことが重要です。
例えば、HTMLメールエディタなどの編集機能から、配信管理機能、高速配信や高い到達率などのメール配信エンジンとしての性能、分析やマーケティング機能など、システムによって搭載している機能や強化されている機能範囲は異なります。
一斉送信時の遅配や迷惑メールフィルタにお困りなのか、マーケティングオートメーションで作業の効率化を図りたいのかなど、目的を絞って選んでいきましょう。
サポート体制
サーバー導入型(オンプレミス型)は、自社のセキュリティ体制にに合わせた環境構築ができる点や自社に合わせて柔軟にカスタマイズできる点がメリットとなる一方で、自社で保守・運用を行う手間が発生するというデメリットも。
設定方法や利用方法、カスタマイズ方法などで不明な点があった際にどこまでサポートしてくれるのかはサービスによって異なります。ライセンス費用だけでなく、サポートの費用と内容もチェックした上で選定しましょう。
6.【まとめ】メール配信システム選びで迷ったら
ここまで、サーバー導入型のメール配信システム7選の比較を中心に、メール配信システムの導入のメリットや選び方のポイントなどをご紹介しました。
メール配信システム選びでは、配信性能や細かな機能、各種システムとの連携など、詳細な比較が必要不可欠。特に初期費用の負担が大きいサーバー導入型の場合は、じっくり検討する必要があるでしょう。
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