【2025年最新】クリプト便の評判と実態
ファイル転送サービス「クリプト便」の評判と口コミを徹底調査しました。他サービスと比較したメリットや料金プラン、「クリプト便」の導入実績や効果も網羅。この記事だけで、「クリプト便」の全てが分かります。
- <総評>「クリプト便」は安全・便利なファイル転送サービス
- 「クリプト便」の7つのメリット
- 徹底調査で分かった「クリプト便」を使うべき人・会社
- クリプト便の料金プラン
- 「クリプト便」の導入実績・効果
- まずは「クリプト便」の見積もりを
- まとめ
「クリプト便」は、情報セキュリティ専門企業・NRIセキュアテクノロジーが開発・運用を行っているセキュアファイル転送サービスです。クラウドサービスとしてはじめて「情報セキュリティ格付け」において最高位の「AAAis」を取得し、2019年にはユーザー間ファイル転送サービス市場でシェアNo.1を獲得しました。
この記事では、「クリプト便」が多くの支持を集める理由を徹底調査。サービスの特徴や利用するメリットなどを紹介していきます。
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<総評>「クリプト便」は安全・便利なファイル転送サービス

出典クリプト便 https://www.nri-secure.co.jp/service/solution/crypto
データや文書の送信は、どの企業でも通常業務のなかで発生する作業です。社内でのやりとりはもちろん、取引先や顧客など機密性の保持が必須となるデータ送受信を行うこともあるでしょう。
「クリプト便」は、第三者機関によるセキュリティ格付けにおいて高い評価を獲得したファイル転送サービスです。情報漏えいが許されない企業にとって、安全性を担保しながらも業務の効率化やコスト削減を可能にする使い勝手のよさが大きな魅力といえます。
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「クリプト便」の7つのメリット
紹介したような特徴がある「クリプト便」ですが、活用することで次のようなメリットがあります。
安心のセキュリティ体制
「クリプト便」は、セキュリティの専門家によって開発・運営されているサービスです。ファイル送信時のウイルスチェックや暗号化、多段ファイアウォールとWAFによる不正侵入防止にくわえて、システムへのアクセス自体の管理やNRIセキュアのセキュリティチームによるシステム診断の実施によって、高いセキュリティを確保しています。
ほかのファイル転送サービスを比較しても強固なセキュリティが構築されているのは、大きな強みといえるでしょう。
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ファイルの送信形態が選べる
3つの送信方法から、目的に応じた形態でファイル転送ができるのも「クリプト便」の特徴です。
全社員のOAツールとしての利用や、未登録のアドレスへのファイル転送には「オープン送信」、ファイルの誤送信や情報漏えいのリスクを軽減したいときには「クローズド送信」がおすすめ。さらに、システム連携によって文書の送受信が自動化できる「自動集配信」も利用が可能となるので、業務の効率化に役立てることができます。
セキュリティポリシーに合わせた運用が可能
「クリプト便」はファイル送信時のファイルパスワード設定や送信可能なファイル拡張子、ログイン接続元のIPアドレスの制限などが可能なので、企業で独自に策定されたセキュリティポリシーに合わせた運用が可能です。
自社のセキュリティポリシーに合わせて運用することによって、社会的な信頼を失うリスクを回避しながら安全にファイル転送サービスが利用できるのは大きなメリットといえるでしょう。
ファイル共有も利用できる
ファイル転送とファイル共有は、いずれも「ファイルを相手に渡す」という目的がありますが、ファイル共有はオンライン上にファイルを保存する必要があるので、情報漏えいのリスクがあります。
「クリプト便」ではユーザー間のアクセスコントロールも徹底することで、ファイル共有における社内資料の流出や情報持ち出しのリスクを排除。1つサービス内でファイル転送とファイル共有の同時提供を実現しています。
業務システムとの連携が可能
「クリプト便」のオートパイロットオプション(自動送受信)では、「CLIクライアント(送信・受信)」と利用企業の業務システムの連携が可能です。これによってファイルの自動送信や一斉配信ができるようになるため、業務負荷の削減とリスクの低減を同時に叶えることができます。
ファイアウォールや侵入検知といったセキュリティ担保のための初期費用や定期的な維持費用もかからないため、コスト削減の面でも魅力といえるでしょう。
ファイルの誤送信や情報漏洩が防げる
「クリプト便」では、ユーザーがファイルを転送できるメールアドレス・ドメインの制限ができるので、宛先を誤ってファイルを送信してしまうというミスを未然に防ぐことが可能です。万が一、送信先を誤ってしまった場合でも、相手がダウンロードする前であれば送信を取り消すことができます。
また、ユーザー属性ごとにグループを設定することで、異なるグループ間でのファイル送受信だけでなく、同一グループ内の社外ユーザー間の送受信の管理・制限が可能。社外への情報漏えいや他グループへのファイル誤送信といったリスクが軽減できるでしょう。
ログ取得によって監査も可能
ログの取得によって「いつ・誰が・どこに・何を送ったのか」が管理できるのも、「クリプト便」を使用する大きなメリットです。保管ログにくわえて、送信されたファイルのアーカイブにも対応しているので、管理者は必要に応じて詳細の確認も可能です。
さらに、管理者に対しても適切な権限の設定や操作ログの取得も行っているので、ユーザーだけでなく管理者も含めた統制を行いたい場合にもうってつけでしょう。
徹底調査で分かった「クリプト便」を使うべき人・会社
紹介したメリットを踏まえ、「クリプト便」は一体どんな人・会社が使うべきなのか、具体的にお伝えします。
ファイル送受信に対して高いセキュリティを求める企業
社外秘の機密情報や個人情報を取り扱う企業にとって、文書を安全にやりとりするためのツール探しは大きな課題です。情報漏洩は企業の信頼を失うだけでなく、社会的な責任が求められるような大きな事件につながる可能性も否定はできません。
「クリプト便」は国内最高のセキュリティ格付けを取得しており、セキュリティの堅牢性についてはお墨付きともいえるサービスです。ファイル転送サービス市場でトップのシェアを誇るだけでなく、50%以上の顧客が金融関連であることからも、安全性の高いサービスであることがうかがい知れます。
堅牢なセキュリティと機能性を兼ね備えたファイル転送サービスを求めている企業にとって、「クリプト便」はうってつけといえるでしょう。
部署やプロジェクトでファイル共有の必要がある人
部署やプロジェクト内での資料の共有にはいくつかの方法があります。社内のみであればオンプレミスのサーバー上での共有が可能ですが、他社との共同プロジェクトなどの場合はクラウドサービスを使用することになるでしょう。
無料のファイル共有サービスは手軽な反面、企業間での利用には安全面で不安が残るのも事実です。「クリプト便」は1つのサービス内でファイル転送とファイル共有が行えるというのがメリットの1つ。ユーザーを属性ごとにグループ分けができるので、セキュリティ対策も万全だといえます。
強固なセキュリティのもとで、社内だけでなく社外の人ともファイル共有ができるサービスをお探しの方にもおすすめのサービスです。
業務の効率化を図りたい人
多くの顧客への文書送付や一斉配信には、思いのほか時間やコストがかかるものです。手動で作業を行う場合には、ヒューマンエラーを招く可能性もあるでしょう。
「クリプト便」は、社内システムとの連携によって、ファイルの自動送受信が可能になります。たとえば、複数の会社宛てに文書を一斉送信する際に、「クリプト便」のオートパイロットオプションを利用すると、各社宛てのファイルの振り分けから送信までを無料で行えるので、時間とコストの大幅な軽減が可能です。
また、大容量データを送受信できるので、デザインや動画などのデータのやりとりもスムーズ。DVDやUSBといった記憶媒体に保存する手間も省けるので、業務の効率化にもつながるでしょう。
クリプト便の料金プラン
「クリプト便」の料金プランは、以下のとおりです。
【エントリプラン(20ユーザー/月間100通まで)】
初期費用:2万円
月額利用料:2万円
【ライトプラン(50ユーザー/月間400通まで)】
初期費用:10万円
月額利用料:5万円
【スタンダード(100ユーザー/月間1,000通まで)】
初期費用:10万円
月額利用料:9万円
※100ユーザー以上での利用の場合は別途見積もり
※価格はすべて税抜き
「クリプト便」の導入実績・効果
ここからは実際に「クリプト便」を導入した企業の例を取り上げ、システム導入後にどんな効果があったのかをお伝えします。
アフラック(アメリカンファミリー生命保険会社)
クリプト便の導入事例ページ(NRIセキュアテクノロジーズ株式会社 https://www.nri-secure.co.jp/service/case/cryptobin_aflac 参照)によると、アフラックは、がん・医療保険を中心としたサービスを取り扱う会社です。「クリプト便」の導入前は代理店や取引団体へのデータ提供にはCD-RやUSBメモリといった記憶媒体を利用していましたが、2005年の個人情報保護法の施行をきっかけに、セキュリティを備えたファイル転送サービスの導入を決定。
数あるサービスのなかから「クリプト便」を選んだ理由は、「保険会社に必要なレキュリティレベルを満たす暗号化機能」と「使い勝手のよさ」でした。「クリプト便」に実装されているAES暗号方式や、提供元であるNRIセキュアの柔軟な対応力も決定を後押ししたといいます。
「クリプト便」の導入後は記憶媒体の紛失や盗難による情報漏えいの心配もなくなり、安全なデータ提供を実現。また、管理部門の社員の業務負担が軽減できたことも大きな成果です。
第一生命カードサービス株式会社
クリプト便の導入事例ページ(NRIセキュアテクノロジーズ株式会社 https://www.nri-secure.co.jp/service/case/cryptobin_daiichilife-card 参照)によると、第一生命カードサービスは、生命保険や損害保険の保険料の収納代行業務や、クレジットカード事業を行っている会社です。収納代行業務では膨大な個人データの受け渡しを行っており、「クリプト便」の導入前は物理媒体に情報を格納し、郵送や宅配便で送っていたといいます。
保険料の収納代行業務では、取引先や保険会社から送られてきた顧客の個人情報をもとに代行業務を実施、業務完了後にはデータを送信元の企業へ送り返すという処理がルーティンとして行われています。セキュリティの強化に積極的に取り組んではいたものの、年間170万件にのぼる情報のやりとりには安全面で限界があり、「クリプト便」のオートパイロットオプションの利用を開始しました。
オートパイロットオプションの利用によって、セキュリティ強化はもちろん、コスト削減という効果も。導入コストの削減だけでなく、物理媒体の郵送費や外部に委託していた管理費など、年間200万円ものコスト圧縮に成功しました。
まずは「クリプト便」の見積もりを
業務に関わるデータをCD-RやUSBメモリなどの物理媒体でやりとりしている企業にとって、セキュリティ強化は重要な課題です。同じような課題を抱えたユーザーの多くが、「クリプト便」の導入によって情報漏洩防止や業務効率化に成功しています。
安全性の高さに定評がある「クリプト便」について、もっと詳しく知りたいという方は「PRONIアイミツ」で見積もりをしてみてはいかがでしょうか。
まとめ
ファイル転送サービスには手軽さが求められるとともに、セキュリティ面での対応や管理など多くの課題があるのも事実です。利便性と安全性のどちらを優先させるのかは、企業にとって悩ましい問題でもあるでしょう。
個人情報を取り扱う多くの企業で導入されている「クリプト便」は、セキュリティ強化と業務効率化のどちらも実現させたいという場合におすすめのサービスです。
ファイル転送サービスの導入でお悩みの方には「クリプト便」も選択肢に加えてみることをおすすめします。