フィールドサービス管理(FSM)システムおすすめ10選|タイプ別に紹介
この記事でわかること
- フィールドサービス管理(FSM)システムの3つのタイプ
- 主要10製品のタイプ別の位置づけ
- 各製品ごとの特徴とおすすめ企業
本記事では、基幹業務まで管理できるタイプ・アフターサービス対応に特化したタイプ・現場の活動管理に特化したタイプの3つに分けて、主要10製品の対応業務範囲や特徴的な機能を紹介します。自社に合うタイプの絞り方から確認したい方は、選び方の記事もあわせてご覧ください。
| サービス名 | ||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 料金 |
月 24,000 円 /ID単価 初期費用 0円
(他1プラン)
|
問い合わせ |
問い合わせ |
問い合わせ |
問い合わせ |
問い合わせ |
問い合わせ |
月 2,400 円~ /ID 初期費用 100,000円
(他1プラン)
|
問い合わせ |
500 円 /ID 初期費用 0円
(他1プラン)
|
| 機能 |
問い合わせ・作業依頼管理
モバイル現場入力
位置情報・動態管理
作業報告・日報作成
訪問スケジュール管理
|
問い合わせ・作業依頼管理
モバイル現場入力
位置情報・動態管理
作業報告・日報作成
訪問スケジュール管理
|
機能情報なし
|
機能情報なし
|
機能情報なし
|
機能情報なし
|
問い合わせ・作業依頼管理
モバイル現場入力
位置情報・動態管理
作業報告・日報作成
訪問スケジュール管理
|
問い合わせ・作業依頼管理
モバイル現場入力
位置情報・動態管理
作業報告・日報作成
訪問スケジュール管理
|
機能情報なし
|
問い合わせ・作業依頼管理
モバイル現場入力
位置情報・動態管理
作業報告・日報作成
訪問スケジュール管理
|
| 導入実績 |
情報なし |
1,100サイト以上 |
情報なし |
情報なし |
情報なし |
情報なし |
情報なし |
680社以上 |
情報なし |
2000社以上 |
各種クラウドサービスとの連携や、環境の変化に応じたパラメータの設定変更、さらには専用機能の開発まで柔軟に対応できる点が特徴です。大規模プロジェクトでも要件定義からシステム構築まで一気通貫でサポートし、理想の業務フローを実現できます。自社独自の業務フローに合わせてシステムを作り込みたい企業に向いています。
20名程度のスモールスタートから数千名規模のエンタープライズ利用まで対応できる拡張性が特徴で、予算や業務の変化に合わせて業務モジュールやユーザー数を柔軟に追加できます。小規模から始めて将来的に拠点拡大を見込む企業に向いています。
交換部品や点検、作業、故障、見積など、物件に紐づくあらゆる履歴情報を蓄積・検索でき、担当者が代わっても過去の対応内容を迅速に参照可能。対応品質のばらつきを抑えられます。部品交換時期などをもとにした商談リスト機能もあり、提案の機会損失防止にもつながります。保守・修理業やビル管理業に向いています。
保全計画を自動生成・更新する機能を備えており、次にどの物件で・どんなメンテナンスが必要かをひと目で把握できます。修繕に必要な部材の調達計画や、修繕によって見込める収益の予測算出にも対応し、属人的な管理から仕組み化された予防保全体制へ切り替えられます。既に納品した設備の保守契約化を進めたい企業に向いています。
基幹システムや在庫管理システムなど既存の外部システムとの連携にも対応し、自社の運用に合わせた柔軟な構成が可能です。過去の問い合わせ履歴や修理履歴が蓄積されるため、原因分析や修理手順の見直しにも活用できます。直感的な操作性で、導入後の定着もスムーズです。低コストで外部システムと連携させたい企業に向いています。
システム導入だけでなく、経営課題の解決につながる業務プロセス変革のコンサルティングも一体で提供している点が特徴です。経験豊富な変革アドバイザーとともに、現状把握から経営層を巻き込んだ方向性策定まで、変革の3ステップを一気通貫で支援します。保守サービス事業の安定的な収益化に課題を抱える製造業に向いています。
納入した機器の稼働履歴や保証情報、SLA(サービス品質保証の基準)をリアルタイムに可視化し、現場と管理部門が状況を正確に把握できます。技術者は現場から必要なナレッジや部品、工具の情報に即座にアクセスでき、初回訪問での修理完了率向上につながります。世界規模で拠点や協力会社を抱える製造業・エネルギー関連企業に向いています。
最短1営業日で運用を開始できる導入スピードが特徴です。訪問営業だけでなく、清掃や不動産、ポスティングなど、業種ごとに最適化したテンプレートも用意され、幅広い現場業務に対応できます。さまざまな業種の外回り業務をまとめて効率化したい企業に向いています。
電波の届かない場所でも利用できるため、山間部や郊外の設備でも安心して使えます。作業地点ごとに点検結果を記録できるほか、複数の訪問先を登録すれば、最も効率的な順番に自動で並び替えることも可能です(有償オプション)。さらに、オフィスから現場のドライバーへ行先を直接指示することもできます。電力設備や街灯、通信基地局などの点検・保守を行う企業に向いています。
スマホから写真と必要事項を入力するだけで報告書を作成でき、指定フォーマットでの帳票出力やCSV出力にも対応します。顧客や現場を地図上にスポット登録可能で、過去の対応履歴やリマインダーで定期訪問の管理もしやすくなります。巡回・定期訪問が多い現場を抱える企業に向いています。
- フィールドサービス管理(FSM)システムとは
- フィールドサービス管理(FSM)システムの3タイプ
- 基幹業務まで管理できるフィールドサービス管理システム3選
- アフターサービス対応に特化したフィールドサービス管理システム4選
- 現場の活動管理に特化したフィールドサービス管理システム3選
- タイプを絞ってフィールドサービス管理システムを比較しよう
フィールドサービス管理(FSM)システムとは
フィールドサービス管理(FSM)システムは、現場に出向く作業員や技術者の動きを一括で把握・調整するためのツールです。訪問先ごとのスケジュール調整や作業指示の伝達、対応状況の確認までを一つの画面にまとめ、管理者がオフィスにいながら現場全体の状況をつかめるようにします。
電話やメール、Excelでのやり取りだけに頼っていると、担当者の割り振りに手間取ったり、現場から戻って報告書を作成するなど、対応が後手に回りがちです。こうした課題をどこまで解消できるかは製品によって差があるため、タイプ別に主要10製品を見ていきましょう。
フィールドサービス管理(FSM)システムのメリットや、導入で得られる効果について詳しく知りたい方は、「フィールドサービス管理(FSM)とは?仕組みとメリット」についてまとめた記事もご覧ください。
フィールドサービス管理(FSM)システムの3タイプ
FSMは対応する業務範囲によって、大きく3つのタイプに分かれます。まずはどのタイプが自社に近いかを把握しておくと、この後の製品紹介が読みやすくなります。
| タイプ | 特徴 |
|---|---|
| 基幹業務型 | ・現場対応~受注・在庫・請求などの販売管理まで一元管理できる ・バックオフィスも含めて全社的な効率化を目指す企業向け |
| アフターサービス特化型 | ・修理受付から技術者の手配、対応履歴の管理までに特化 ・問い合わせ窓口と現場の連携を重視したい企業向け |
| 活動管理型 | ・GPSや地図を使った現場の「見える化」とルート最適化が中心 ・現場の状況把握から着手したい企業向け |
各タイプの特徴や自社に合うタイプの選び方は、「フィールドサービス管理(FSM)の選び方」で詳しく解説しています。
基幹業務まで管理できるフィールドサービス管理システム3選
まずは、現場の対応から販売管理まで一気通貫で管理したい企業向けの3製品を紹介します。いずれもクラウド・オンプレミスの両方に対応しています。
基幹業務まで管理できるフィールドサービス管理システム3選
CSOne
CSOneは、株式会社シーエスワンが提供しているフィールドサービス管理システムです。フィールドサービスや保守契約管理、部品在庫管理、販売管理までを1つのシステムに統合。柔軟なカスタマイズ性で幅広い業種の保守・アフターサービス業務の効率化と顧客満足度向上を支援します。
各種クラウドサービスとの連携や、環境の変化に応じたパラメータの設定変更、さらには専用機能の開発まで柔軟に対応できる点が特徴です。大規模プロジェクトでも要件定義からシステム構築まで一気通貫でサポートし、理想の業務フローを実現できます。自社独自の業務フローに合わせてシステムを作り込みたい企業に向いています。
主な機能
ServAir
ServAirは、横河ソリューションサービス株式会社が提供しているフィールドサービス管理システムです。YOKOGAWAグループのアフターサービス業務のノウハウをもとに開発。製造業・保守サービス業を中心に、1,100サイト以上に導入されています。
20名程度のスモールスタートから数千名規模のエンタープライズ利用まで対応できる拡張性が特徴で、予算や業務の変化に合わせて業務モジュールやユーザー数を柔軟に追加できます。小規模から始めて将来的に拠点拡大を見込む企業に向いています。
主な機能
GrowOne メンテナンス
GrowOne メンテナンスは、株式会社ニッセイコムが提供しているアフターサービス業務向け基幹システムです。保守・修理業向け、ビル管理業向けの2タイプの製品ラインナップがあり、エレベーターや空調設備など幅広い設備のアフターサービス業務を支援します。立体駐車場や給排水設備、厨房機器なども対象です。
交換部品や点検、作業、故障、見積など、物件に紐づくあらゆる履歴情報を蓄積・検索でき、担当者が代わっても過去の対応内容を迅速に参照可能。対応品質のばらつきを抑えられます。部品交換時期などをもとにした商談リスト機能もあり、提案の機会損失防止にもつながります。保守・修理業やビル管理業に向いています。
アフターサービス対応に特化したフィールドサービス管理システム4選
次に、修理受付から技術者の手配、対応履歴の管理までを効率化したい企業向けの4製品を紹介します。いずれもクラウドで提供されています。
アフターサービス対応に特化したフィールドサービス管理システム4選
LC-Cube
LC-Cube(エルシーキューブ)は、ビズキューブ・コンサルティング株式会社が提供している設備機器業界向けのフィールドサービス管理システムです。設備のメンテナンス履歴や製品ライフサイクル情報(納品後の保守・修繕・更新に至るまでの一連の流れ)を一元管理可能。設備機器メーカーや販売店など既存顧客基盤を持つ企業向けに提供されています。
保全計画を自動生成・更新する機能を備えており、次にどの物件で・どんなメンテナンスが必要かをひと目で把握できます。修繕に必要な部材の調達計画や、修繕によって見込める収益の予測算出にも対応し、属人的な管理から仕組み化された予防保全体制へ切り替えられます。既に納品した設備の保守契約化を進めたい企業に向いています。
Field Planner
Field Plannerは、応用技術株式会社が提供している保守点検・修理サービス管理支援システムです。受付・手配・修理・見積といったアフターサービス業務の一連の流れを、Webシステム上でシンプルに統合管理できます。サーバーライセンス(利用人数ではなくサーバー単位で費用が決まるライセンス形態)の採用により、導入コストを抑えられます。
基幹システムや在庫管理システムなど既存の外部システムとの連携にも対応し、自社の運用に合わせた柔軟な構成が可能です。過去の問い合わせ履歴や修理履歴が蓄積されるため、原因分析や修理手順の見直しにも活用できます。直感的な操作性で、導入後の定着もスムーズです。低コストで外部システムと連携させたい企業に向いています。
NECのアフターサービス変革支援サービス
NECのアフターサービス変革支援サービスは、日本電気株式会社が提供しているフィールドサービス管理(FSM)システムです。納入機器の情報管理やメンテナンス作業履歴の管理、コールセンターでの最適なスケジューリングなど、現場業務を一元的にサポートします。サービスエンジニアは現地でタブレットを使い、作業報告まで完結できます。
システム導入だけでなく、経営課題の解決につながる業務プロセス変革のコンサルティングも一体で提供している点が特徴です。経験豊富な変革アドバイザーとともに、現状把握から経営層を巻き込んだ方向性策定まで、変革の3ステップを一気通貫で支援します。保守サービス事業の安定的な収益化に課題を抱える製造業に向いています。
IFSのフィールドサービス管理ソフトウェアは、AI(IFS.ai)を組み込んだスケジューリング最適化や需要予測により、現場業務の効率化を支援します。技術者ごとのスキルや稼働状況を踏まえ、最適な人員配置を行います。
納入した機器の稼働履歴や保証情報、SLA(サービス品質保証の基準)をリアルタイムに可視化し、現場と管理部門が状況を正確に把握できます。技術者は現場から必要なナレッジや部品、工具の情報に即座にアクセスでき、初回訪問での修理完了率向上につながります。世界規模で拠点や協力会社を抱える製造業・エネルギー関連企業に向いています。
主な機能
現場の活動管理に特化したフィールドサービス管理システム3選
最後に、現場作業員の動きを可視化したい企業向けの3製品です。いずれもクラウドで提供されています。
現場の活動管理に特化したフィールドサービス管理システム3選
cyzen(サイゼン)は、レッドフォックス株式会社が提供しているフィールドサービス管理システムです。全国680社以上に導入されており、利用ユーザー数は2.5万人以上、累計報告作成数は8,500万件を超えています。GPS機能で現場の位置情報を共有可能。スマホひとつで写真付きの報告書も作成できます。
最短1営業日で運用を開始できる導入スピードが特徴です。訪問営業だけでなく、清掃や不動産、ポスティングなど、業種ごとに最適化したテンプレートも用意され、幅広い現場業務に対応できます。さまざまな業種の外回り業務をまとめて効率化したい企業に向いています。
利用者のレビュー(口コミ、評価)
主な機能
Gorillada PRO
Gorillada PROは、パナソニック オートモーティブシステムズ株式会社が提供しているフィールドサービス管理システムです。電柱や街路灯、基地局など「住所のない地点」も目的地として登録・共有でき、車載カーナビをもとにした案内で現場までの移動をサポートします。
電波の届かない場所でも利用できるため、山間部や郊外の設備でも安心して使えます。作業地点ごとに点検結果を記録できるほか、複数の訪問先を登録すれば、最も効率的な順番に自動で並び替えることも可能です(有償オプション)。さらに、オフィスから現場のドライバーへ行先を直接指示することもできます。電力設備や街灯、通信基地局などの点検・保守を行う企業に向いています。
Report@
Report@(レポルタ)は、ナビッピドットコム株式会社が提供しているフィールドサービス管理システムです。2,000社以上に導入されており、継続率は98%を誇ります。リアルタイムのGPS位置情報と活動報告を連携し、営業・外回りの状況を即時に把握できます。警備や建築、製造、運送など幅広い業種で活用されています。
スマホから写真と必要事項を入力するだけで報告書を作成でき、指定フォーマットでの帳票出力やCSV出力にも対応します。顧客や現場を地図上にスポット登録可能で、過去の対応履歴やリマインダーで定期訪問の管理もしやすくなります。巡回・定期訪問が多い現場を抱える企業に向いています。
主な機能
タイプを絞ってフィールドサービス管理システムを比較しよう
フィールドサービス管理システムは、対応できる業務範囲によって「基幹業務型」「アフターサービス特化型」「活動管理型」の3つに分かれます。まずは自社がどのタイプに近いかを確認したうえで、比較表や各製品の特徴を見比べながら候補を絞り込んでいきましょう。気になる製品があれば、トライアルや資料請求から詳細を確認してみてください。