官公庁・自治体向けファイル転送サービスおすすめ7選【2025年最新】
「住民情報や個人情報を安全に送受信したい」「メール添付ではセキュリティ面が不安」とお悩みの担当者は多いでしょう。官公庁・自治体では、民間企業以上に高いセキュリティ水準と厳格な運用ルールが求められるため、ファイル転送サービス選びは慎重に行う必要があります。
この記事では、官公庁・自治体向けのファイル転送サービスのメリットや選び方、そして5つのサービスを厳選してご紹介します。「安全性と利便性を両立したファイル転送環境を整えたい」というご担当者の方は、ぜひ参考にしてください。
- 官公庁・自治体がファイル転送サービスを使うメリット
- ファイル転送サービスの価格比較表
- 官公庁・自治体向けファイル転送サービスおすすめ5選
- 【無料で使える】官公庁向けファイル転送サービスおすすめ2選
- ファイル転送サービスの選び方・比較ポイント
- まとめ:官公庁には「高セキュリティで運用管理に強い」サービスがおすすめ
官公庁・自治体がファイル転送サービスを使うメリット
ファイル転送サービスとは、インターネットを通じてファイルを安全かつ効率的に送受信するサービスです。ファイル転送サービスでは、暗号化通信やアクセス制御、ダウンロード期限の設定、操作ログ管理などの機能により、大容量ファイルや機密性の高いデータも安全にやり取りできます。
特に官公庁・自治体では、個人情報や機密文書を扱う機会が多く、外部組織とのデータ授受においても高いセキュリティと運用管理が求められます。こうした背景から、メールに代わる安全な手段としてファイル転送サービスの導入が進んでいます。ここからは、官公庁・自治体がファイル転送サービスを使うメリットを詳しく見ていきます。
高いセキュリティ水準で情報漏えいリスクを低減できる
ファイル転送サービスは、暗号化通信やパスワード設定、ダウンロード期限の指定やアクセス制御など、官公庁・自治体に求められるセキュリティ機能を搭載しているものが多くあります。メール添付による誤送信や第三者による不正アクセスのリスクを抑え、個人情報や重要データを安全にやり取りできる点がメリットです。
大容量ファイルを安全かつスムーズに送受信できる
申請書類の電子化やデータ活用が進む中で、扱うファイルの容量は年々増加しています。ファイル転送サービスを利用すれば、メールでは送れない大容量データでも、分割や圧縮の手間なく安全に送受信できます。業務の停滞を防ぎ、迅速な情報共有ができれば、行政サービスの質向上にもつながるでしょう。
業務効率の向上と職員の負担軽減につながる
ファイル転送の仕組みを統一することで、職員ごとに異なる送付方法や手順を減らすことができます。操作がシンプルなサービスを導入すれば、ITに不慣れな職員でも扱いやすく、問い合わせや確認作業の削減にもつながります。
監査・運用ルールへの対応がしやすい
多くの官公庁・自治体向けファイル転送サービスでは、送受信履歴や操作ログを自動で保存できるため、監査対応や内部ルールの遵守がしやすくなります。誰がいつどのファイルを送受信したのかを把握できることで、トラブル発生時の原因特定や再発防止にも役立ちます。
ファイル転送サービスの価格比較表
ここからは実際に、ファイル転送サービスの料金を比較します。以下、初期費用や月額料金、無料プランの有無を比較した表をご覧ください。
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問い合わせ |
料金 月 800 円 /1ユーザー 初期費用 要問合せ |
料金 月 15,000 円 初期費用 20,000円
(他4プラン)
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料金 月 24,500 円~ /10ID 初期費用 50,000円 |
料金 月 30,000 円~ 初期費用 要問合せ |
無料 |
料金 月 300 円~ 初期費用 要問合せ
(他2プラン)
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導入実績社数 10290社(43カ国) |
導入実績社数 情報なし |
導入実績社数 1100社以上 |
導入実績社数 情報なし |
導入実績社数 情報なし |
導入実績社数 情報なし |
導入実績社数 情報なし |
他社と比較したおすすめポイントは、官公庁システムにも対応できる高い信頼性と制御性です。ULFTでは、暗号化通信や詳細な転送管理、エラー時の自動再送などを搭載しており、ファイル転送をより安全に運用できます。
他社と比較したおすすめポイントは、メール感覚で使える手軽さと官公庁水準のセキュリティを両立している点です。メールdeファイルでは、暗号化やパスワード設定、ダウンロード制限といったセキュリティに特化した機能が豊富にあり、情報漏えい対策を徹底した運用が可能です。
他社と比較したおすすめポイントは、大手通信事業者ならではの安定性とセキュリティです。Bizストレージには、アクセス制御やログ管理機能があり、官公庁の情報管理要件に沿ったファイル転送運用が可能です。
他社と比較したおすすめポイントは、官公庁業務に特化した機能設計です。GigaCC OKURNは、暗号化、送信制御、操作ログ管理機能を搭載しており、行政特有の厳格なセキュリティ要件に対応できます。
他社と比較したおすすめポイントは、シンプルな運用と高い安全性の両立です。グローバルセキュアは、暗号化通信やアクセス制限を搭載しているため、官公庁でも安心してファイルを送受信できる環境を構築できます。
他社と比較したおすすめポイントは、無料でありながら大容量のファイルを扱える点です。ダウンロード期限の設定など基本的な機能も搭載しており、コストをかけずにファイル転送を行いたい官公庁業務の簡易用途に適しています。
他社と比較したおすすめポイントは、導入不要ですぐに使える手軽さです。データ便は、ソフトのインストールや契約を必要とせず、URLを発行するだけでファイルを転送できます。そのため、コストをかけずに、迅速なファイル受け渡しが必要な場面で有効な選択肢です。
多くのファイル転送サービスは無料のプランやトライアルがあり、手軽に試せる点が魅力です。利用制限やサポートが不十分な場合もありますが、試験導入におすすめです。導入目的や予算に応じて最適なツールを検討しましょう。
ファイル転送サービスの導入を検討中の方は、ぜひPRONIアイミツ(当サイト)をご活用ください。PRONIアイミツでは、いくつかの質問に答えるだけで希望要件に合ったファイル転送サービスが分かる診断(無料)ができます。
官公庁・自治体向けファイル転送サービスおすすめ5選
2025年最新比較で、官公庁向けファイル転送サービスおすすめの5選を紹介します。ツールごとに料金や特徴が異なりますので、ファイル転送サービスの導入を検討している方はぜひ参考にしてください。
官公庁・自治体向けファイル転送サービス
ULFTは、株式会社セゾン情報システムズが提供するファイル転送サービスです。官公庁や自治体、金融機関、大企業を中心に導入実績があり、基幹システム間のファイル転送基盤として広く利用されています。大量データや重要情報を、安定かつ確実に送受信できる点が評価されています。
他社と比較したおすすめポイントは、官公庁システムにも対応できる高い信頼性と制御性です。ULFTでは、暗号化通信や詳細な転送管理、エラー時の自動再送などを搭載しており、ファイル転送をより安全に運用できます。
メールdeファイル
メールdeファイルは、官公庁や自治体での利用を想定して設計されたファイル転送サービスです。メール添付に代わる安全なファイル受け渡し手段として、多くの行政機関で導入実績があります。大容量ファイルや個人情報を含むデータも、専用の転送環境で安全に送信できます。
他社と比較したおすすめポイントは、メール感覚で使える手軽さと官公庁水準のセキュリティを両立している点です。メールdeファイルでは、暗号化やパスワード設定、ダウンロード制限といったセキュリティに特化した機能が豊富にあり、情報漏えい対策を徹底した運用が可能です。
主な機能
Bizストレージ ファイルシェア
Bizストレージは、NTTコミュニケーションズが提供する法人・官公庁向けのファイル転送・共有サービスです。行政機関や公共分野での導入実績があり、信頼性の高いインフラ上でファイルの送受信を行えます。
他社と比較したおすすめポイントは、大手通信事業者ならではの安定性とセキュリティです。Bizストレージには、アクセス制御やログ管理機能があり、官公庁の情報管理要件に沿ったファイル転送運用が可能です。
主な機能
GigaCC OKURN
GigaCC OKURNは、日本ワムネットが提供する法人向けファイル転送サービスです。行政機関での利用を前提に設計されており、個人情報や機密資料の安全な受け渡しに対応しています。メールでは扱いにくい大容量ファイルの送信にも適しています。
他社と比較したおすすめポイントは、官公庁業務に特化した機能設計です。GigaCC OKURNは、暗号化、送信制御、操作ログ管理機能を搭載しており、行政特有の厳格なセキュリティ要件に対応できます。
主な機能
グローバルセキュアデータ転送サービス
グローバルセキュアは、官公庁や自治体、法人向けに提供されているファイル転送サービスです。外部組織との安全なデータ連携を目的として導入されており、機密情報を扱う業務でも利用されています。
他社と比較したおすすめポイントは、シンプルな運用と高い安全性の両立です。グローバルセキュアは、暗号化通信やアクセス制限を搭載しているため、官公庁でも安心してファイルを送受信できる環境を構築できます。
主な機能
【無料で使える】官公庁向けファイル転送サービスおすすめ2選
GigaFile便
GigaFile便は、株式会社ギガファイルが提供する無料の大容量ファイル転送サービスです。登録不要で手軽に利用できる点から、官公庁や自治体においても一時的・補助的なファイル受け渡し用途で使われます。メール添付では送れない大容量ファイルを、URL共有によって簡単に転送できます。
他社と比較したおすすめポイントは、無料でありながら大容量のファイルを扱える点です。ダウンロード期限の設定など基本的な機能も搭載しており、コストをかけずにファイル転送を行いたい官公庁業務の簡易用途に適しています。
データ便
データ便は、株式会社ファルコが提供する無料のファイル転送サービスです。操作がシンプルで、誰でもすぐにファイルを送信できる点が特長です。無料サービスでありながら、官公庁でも緊急時や限定的な用途において利用されます。
他社と比較したおすすめポイントは、導入不要ですぐに使える手軽さです。データ便は、ソフトのインストールや契約を必要とせず、URLを発行するだけでファイルを転送できます。そのため、コストをかけずに、迅速なファイル受け渡しが必要な場面で有効な選択肢です。
ファイル転送サービスの導入を検討中の方は、ぜひPRONIアイミツ(当サイト)をご活用ください。PRONIアイミツでは、いくつかの質問に答えるだけで希望要件に合ったファイル転送サービスが分かる診断(無料)ができます。
ファイル転送サービスの選び方・比較ポイント
官公庁・自治体向けのファイル転送サービスを選ぶ際は、単に「使えるか」ではなく、行政業務特有の要件を満たしているかを重視する必要があります。セキュリティや運用ルールへの適合性に加え、現場で無理なく使い続けられるかを意識しましょう。ここでは、ファイル転送サービスを導入する際に確認しておきたい主なポイントを解説します。
選び方
- 用途・目的を明確にしておく
- ファイル容量の上限を確認する
- 操作性と受信者の利便性を確認する
用途・目的を明確にしておく
まずは、どのような業務でファイル転送サービスを利用するのかを整理しましょう。「庁内での情報共有が中心なのか?」「他自治体や外部事業者、住民とのデータ授受が多いのか?」によって、必要な機能は異なります。たとえば、外部とのやり取りが多い場合は、誤送信防止やアクセス制限、ダウンロード期限設定などの機能があるサービスを選びましょう。事前に用途・目的を明確にしておくことで、導入後のミスマッチを防ぐことができます。
ファイル容量の上限を確認する
行政手続きの電子化が進む中で、扱うファイルは年々大容量化しています。図面データやPDF、画像・動画ファイルなどを頻繁にやり取りする場合、容量制限の厳しいサービスでは業務に支障が出る可能性があります。1回の転送で送信できる容量を確認し、利用拡大も見据えて余裕のあるサービスを選ぶことが大切です。
操作性と受信者の利便性を確認する
ファイル転送サービスは、職員だけでなく受信者側の使いやすさも重要なポイントです。操作が複雑だと、ダウンロード方法に関する問い合わせが増え、業務負担がかえって大きくなってしまいます。アカウント登録が不要で簡単に利用できるか、PCだけでなくスマートフォンやタブレットにも対応しているかなど、誰でも迷わず使える設計かを確認しましょう。
まとめ:官公庁には「高セキュリティで運用管理に強い」サービスがおすすめ
官公庁・自治体におけるファイル転送サービスは、利便性だけでなく、高いセキュリティ水準と厳格な運用管理に対応できることが不可欠です。用途や容量、操作性といったポイントを踏まえて比較検討することで、業務効率を高めつつ情報漏えいリスクを最小限に抑えられます。
そのため官公庁には、セキュリティ対策が充実し、監査や運用ルールにも対応しやすいファイル転送サービスを選ぶことがおすすめです。
しかし、数あるファイル転送サービスを比較して自社のニーズに合ったものを選ぶのは大変です。「まず候補を絞りたい」という担当者はぜひPRONIアイミツを活用ください。PRONIアイミツでは、いくつかの質問に答えるだけで希望要件に合ったファイル転送サービスが分かる診断(無料)ができます。