モバイルオーダーシステムの費用相場を解説。初期費用・月額料金・決済手数料はいくら?
モバイルオーダーシステムは、顧客のスマホで注文ができ、店舗の負担を減らせるツールです。本記事では、モバイルオーダーシステムの初期費用・月額料金・決済手数料を解説。あわせてお手頃に導入できるモバイルオーダーシステムも紹介します。
- モバイルオーダーシステムとは
- モバイルオーダーシステムの費用相場
- 【比較表】おすすめのモバイルオーダーシステム
- お手頃に導入できるモバイルオーダーシステム8選
- モバイルオーダーシステムの費用を抑えて導入する方法
- モバイルオーダーシステム導入の費用対効果
- モバイルオーダーシステムを導入するメリット
- モバイルオーダーシステムのデメリット・注意点
- モバイルオーダーシステムに関するよくある質問
- まとめ
モバイルオーダーシステムとは
モバイルオーダーシステムとは、顧客が自分のスマホでQRコードを読み取り、注文から決済までを完結できるツールです。店舗側は専用タブレットや端末を追加購入しなくても始められます。
モバイルオーダーシステムの仕組みは3タイプに分かれます。以下にタイプをまとめました。
| 系統 | 仕組み |
|---|---|
| イートイン型 | 来店した顧客が店内でQRコードを読み取り、注文後に店員が配膳するか事前会計をすませる仕組み |
| テイクアウト型 | 来店前にスマホから注文と決済をすませ、店舗は受け渡しだけを行える仕組み |
| 多様型 | イートインとテイクアウトの両方に対応し、店舗の営業スタイルにあわせて使い分けられる |
モバイルオーダーシステムの費用相場
モバイルオーダーシステムは、初期費用・月額料金・決済手数料の3つの費用がかかります。以下に費用相場をまとめました。
| 費用区分 | 相場 | 補足 |
|---|---|---|
| 初期費用 | 無料〜20万円程度 | 高額になるのは有人の導入支援依頼や、機器を追加購入する場合が中心 |
| 月額料金 | 無料〜15,000万円程度 | 上限に近い金額は、LINE連携など機能追加時が中心で、シンプル運用なら低く抑えられる |
| 決済手数料 | 注文額の3%程度 | 決済手数料は売上に応じ継続的に発生し、手数料率は契約プランや決済方法で変動する |
【比較表】おすすめのモバイルオーダーシステム
おすすめのモバイルオーダーシステムを一覧にまとめました。
| サービス名 | ||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 料金 |
月 3,375 円 /契約 初期費用 要問合せ
(他2プラン)
|
月 10,000 円 初期費用 0円
(他3プラン)
|
月 4,950 円 初期費用 要問合せ
(他3プラン)
|
月 3,000 円 / 1店舗 初期費用 0円 |
月 15,000 円 初期費用 要問合せ
(他1プラン)
|
月 5,000 円 /契約 初期費用 要問合せ
(他2プラン)
|
月 0 円 初期費用 0円
(他2プラン)
|
月 0 円 初期費用 0円 |
| 機能 |
店内モバイルオーダー
店外モバイルオーダー
オンライン決済
多言語対応
|
店内モバイルオーダー
店外モバイルオーダー
オンライン決済
多言語対応
|
店内モバイルオーダー
店外モバイルオーダー
オンライン決済
多言語対応
|
店内モバイルオーダー
店外モバイルオーダー
オンライン決済
多言語対応
|
店内モバイルオーダー
店外モバイルオーダー
オンライン決済
多言語対応
|
店内モバイルオーダー
店外モバイルオーダー
オンライン決済
多言語対応
|
店内モバイルオーダー
店外モバイルオーダー
オンライン決済
多言語対応
|
店内モバイルオーダー
店外モバイルオーダー
オンライン決済
多言語対応
|
お客さまがスマホでQRコードを読み取り注文から決済まで完結でき、初期投資を抑えつつ人件費の負担も軽減できます。
無料トライアルも用意されているため、費用を抑えて導入したい飲食店におすすめです。
QRコードをスキャンするだけで注文から会計まで完結し、動画メニューで客単価アップも狙えます。
事前決済形式で会計業務や現金管理の負担をなくし、レジ待ちによる機会損失も防げます。
POSレジがなくても既存レジのまま導入でき、自動翻訳でインバウンド対応も可能です。
注文から精算までを一台でこなせるため、レジ対応の負担を軽減し、少人数でも効率的な店舗運営が可能です。
QRコードから注文でき、キッチンプリンター連携やメニューカスタマイズも無料機能として利用可能です。
AIによる自動席予約や高性能CRM、多言語対応も備え、注文から会計までのミスを削減できます。
お手頃に導入できるモバイルオーダーシステム8選
初期費用・月額料金の安さを軸に厳選したサービスを紹介します。
Square オンラインビジネス
「Square オンラインビジネス」は、Block, Inc.が提供するPOSレジ・決済サービスの一機能として使えるQRコードを使えます。導入費用や月額固定費は不要で、無料プランからすぐ始められ、かかる費用は決済手数料(対面2.5%〜)のみという明瞭な料金体系が魅力です。
お客さまがスマホでQRコードを読み取り注文から決済まで完結でき、初期投資を抑えつつ人件費の負担も軽減できます。
主な機能
L.B.B.Cloud
「L.B.B.Cloud」は、株式会社LBBが提供するクラウド型モバイルオーダー・POSシステムです。月額11,000円〜で導入でき、決済機能は初期費用・月額利用料不要、決済手数料3.6%のみで利用できます。QRコードを読み取るだけで注文から会計まで完結し、人手不足でもホール業務を軽減します。
無料トライアルも用意されているため、費用を抑えて導入したい飲食店におすすめです。
主な機能
funfo POSレジ
「funfo」は、Funfo Inc.が提供するiPad1台で使える飲食店向けモバイルオーダー・POSレジです。初期費用と月額料金が無料でモバイルオーダー・POSレジ機能が使えるBASICプランから始められます。店舗規模に応じて月額4,950円〜のプランに拡張することも可能。
QRコードをスキャンするだけで注文から会計まで完結し、動画メニューで客単価アップも狙えます。
主な機能
CASHIER モバイルオーダー
「CASHIER モバイルオーダー」は、店舗情報とメニューを登録するだけで注文ページを構築できる飲食・小売業向けモバイルオーダーシステムです。初期費用0円、月額利用料3,000円/店舗、決済手数料3.9%というシンプルな料金体系で導入でき、専用端末の購入も不要なため初期投資を抑えられます。
事前決済形式で会計業務や現金管理の負担をなくし、レジ待ちによる機会損失も防げます。
主な機能
食べログオーダー
「食べログオーダー」は、株式会社カカクコムが提供する飲食店向けモバイルオーダーシステムです。月額15,000円(税込16,500円)にシステム利用料・ハンディ利用料・24時間コールセンターまで含まれています。
POSレジがなくても既存レジのまま導入でき、自動翻訳でインバウンド対応も可能です。
主な機能
CHUUMO
「CHUUMO」は、エフ・エス株式会社が提供するモバイルオーダーシステムです。月額4,950円のLIGHTプランから、9,900円のBASIC、14,850円のPREMIUMまで、店舗規模や必要機能に応じて選べる料金プランを用意しています。
注文から精算までを一台でこなせるため、レジ対応の負担を軽減し、少人数でも効率的な店舗運営が可能です。
主な機能
STORES モバイルオーダー
「STORES モバイルオーダー」は、STORES, Inc.が提供する飲食店向けモバイルオーダーシステムです。テイクアウトオーダーは初期費用・月額0円、テーブルオーダーも月額7,700円〜/店舗という業界最安水準の料金で導入できます。
QRコードから注文でき、キッチンプリンター連携やメニューカスタマイズも無料機能として利用可能です。
主な機能
Qder
「Qder(キューダー)」は、Qder Japan株式会社が提供する飲食店特化型モバイルオーダーシステムです。初期費用・月額利用料・システム手数料・追加決済手数料がすべて無料というコストパフォーマンスの高さが最大の特長で、個人経営店からチェーン店まで導入しやすい料金体系です。
AIによる自動席予約や高性能CRM、多言語対応も備え、注文から会計までのミスを削減できます。
主な機能
モバイルオーダーシステムの費用を抑えて導入する方法
初期費用や月額費用をできるだけ抑えて導入するための方法を紹介します。
モバイルオーダーシステムを安く抑えて導入する方法3つ
無料プラン・トライアルをフルに活用する
サービスの操作性や機能、自店との相性などを把握するために、有料プランを契約する前に無料プランやトライアルを試してみましょう。無料プランが用意されているサービスには、WaiterやL.B.B.Cloud、funfoなどがあります。また、決済機能を搭載しているSquareなら、初期費用や月額料金は無料で、決済手数料のみで利用可能です。
最初は無料で使ってみて、モバイルオーダーシステムの運用や注文件数が掴めてから、必要に応じて有料プランに移行することで、多額の費用をかけて失敗してしまう事態を防げます。
必要な機能に絞りオーバースペックを避ける
月額料金を抑えるために、必要な機能を洗い出したうえでプランを選びましょう。例えば、CHUUMOはLIGHTプラン(月4,950円)からPREMIUMプラン(月14,850円)まで3段階、Squareもプラスプラン(月3,375円)からプレミアムプラン(月9,180円)まで幅があり、搭載機能が多いプランほど月額費用は高くなります。
まずは必須の機能だけで契約し、さらに効率化が必要になったタイミングで上位プランに切り替えることで、オーバースペックによる余分な出費を避けられます。
補助金・助成金を活用する
モバイルオーダーシステムの導入費用は、補助金や助成金を活用することで負担を抑えられます。活用できる補助金・助成金の一例を以下にまとめました。
| 制度名 | 補助額・助成額 | 対象 |
|---|---|---|
| 小規模事業者持続化補助金 | 通常枠50万円 賃金引上げ枠等200万円 インボイス特例加算+50万円 |
小規模事業者の販路開拓等の取り組み |
| IT導入補助金 | ツールの区分・申請枠により異なる | ITツール導入でDX・生産性向上を図る中小企業・小規模事業者 |
| 自治体独自の助成金 | 自治体により異なる | 地域の中小企業・店舗のDX推進等(詳細は各自治体へ要確認) |
対象となる事業者の条件は制度によって異なり、申請には事前準備が必要なうえ、必ず採択されるとは限りません。利用を検討される場合は、公式サイトで最新情報を確認しましょう。
料金以外の比較ポイントは、別記事「モバイルオーダーシステムおすすめ比較18選。費用相場や選び方も解説」で解説しています。あわせてご覧ください。
モバイルオーダーシステム導入の費用対効果
モバイルオーダーシステムの費用は、削減できる人件費と比べることで、投資として妥当かどうかを判断しやすくなります。
例えば注文や会計対応にあてていたスタッフの稼働を、1日3時間・月10日分削減できたとします。時給1,500円のスタッフ1人分で計算すると、時給1,500円×1人×3時間×10日間=45,000円の人件費削減効果です。
モバイルオーダーシステムの月額費用をシンプルなプランの目安である1万円程度とすると、差額は45,000円−10,000円=35,000円となり、人件費の削減分だけでシステムの月額費用を十分にまかなえる計算になります。
実際の削減額は業態や店舗規模、店舗運営の方針によって異なりますが、浮いた時間や費用を接客の質向上やメニュー開発など、本質的な業務に再投資できるようになるでしょう。
モバイルオーダーシステムを導入するメリット
モバイルオーダーシステムの導入は、店舗運営に以下の4つの効果をもたらします。
モバイルオーダーシステムを導入するメリット4つ
注文・会計業務を省人化し人手不足を補う
注文の聞き取りや伝票入力といった作業を、顧客自身のスマホ操作に置き換えられるため、限られた人数のスタッフでもホール業務を回せるようになります。例えば、Squareを導入した店舗では、多言語対応のモバイルオーダーで注文時のやり取りを減らし、少人数かつ英語が話せないスタッフも含めて店舗運営が実現しています。
スタッフの手が足りない時間帯でも、注文対応に追われることなく本来の接客や調理に集中できる体制を整えられます。
待ち時間を短縮し回転率を高める
顧客はスタッフを呼ばずに好きなタイミングで注文できるため、着席から注文までの待ち時間が短くなり、回転率が上がります。例えば、L.B.B.Cloudを導入した店舗では、事前予約と事前決済型のモバイルオーダーにより、週末最大70組を超える予約にもスムーズに対応できるようになりました。funfoを導入した店舗では、スタッフ経由の注文で発生していた案内の遅れがなくなっています。
混雑時間帯でも、限られた席数・人員でより多くの顧客に対応できるようになります。
注文ミス・聞き漏れによる機会損失を防ぐ
口頭での注文は、聞き間違いや伝達漏れによる作り直しが発生しがちです。顧客が画面上で内容を確認してから送信するため、注文内容がそのままキッチンへ正確に伝わります。例えば、食べログオーダーを導入した店舗では、手書き伝票で発生していた記載忘れ・取り間違え・会計ミスがすべてなくなりました。
食材のロスやクレーム対応の時間を減らし、スタッフの心理的な負担も軽減できます。
注文しやすくなり客単価を上げられる
スマホからいつでも気軽に追加注文ができるようになるため、これまでスタッフを呼べずに注文を諦めていた機会損失を防ぎ、客単価の向上につながります。例えば、funfoを導入した店舗では、客単価が最大20%向上しました。食べログオーダーを導入した店舗でも、トッピングやセットメニューを紙のメニューより選びやすく表示できるようになった結果、客単価が25%以上アップしています。
メニューの見せ方を工夫すれば、スタッフの声かけに頼らずとも、自然な追加注文を促せるようになります。
モバイルオーダーシステムのデメリット・注意点
モバイルオーダーシステム導入後に後悔しないためにも、以下の3つの注意点をあらかじめ押さえておきましょう。
モバイルオーダーシステムのデメリット・注意点3つ
操作に不慣れな客には負担になる
スマホの操作に不慣れな高齢の顧客や、初めて利用する顧客には、QRコードの読み取りやメニュー画面の操作がハードルになることがあります。対策として、口頭注文にも対応できるモバイルオーダーシステムの導入がおすすめです。例えばCHUUMOは、画面から店員を呼び出せる機能を備えており、操作が難しい顧客にもスタッフが通常通り対応できます。
店内Wi-Fiの電波が弱い席があると注文が滞る
モバイルオーダーシステムは、顧客のスマホがWi-Fiや携帯電波に接続されている前提で動作します。奥まった席や地下フロアなど、店内の一部で電波が弱いと、その席だけ注文画面が読み込めない、送信エラーが起きるといったトラブルが起こりえます。
導入前に、全席で実際に注文画面が開けるかを確認し、電波が弱い席にはフリーWi-Fiの案内を用意しておくと安心です。
決済手数料が売上に応じ発生し続ける
初期費用や月額費用が無料のプランでも、決済手数料は売上に応じて継続的に発生します。手数料率を3%程度とすると、月商100万円なら月3万円、月商300万円なら月9万円の負担です。月商が大きい店舗ほど、月額費用よりも手数料率の低さを重視したプラン選びが総コストを左右します。
モバイルオーダーシステムに関するよくある質問
Q. モバイルオーダーシステムの導入費用はどのくらいかかりますか?
A. 初期費用は無料〜20万円程度、月額費用は無料〜1.5万円程度が目安です。加えて、売上の3%程度の決済手数料が別途発生するプランもあります。
Q. モバイルオーダーとPOSレジは両方導入する必要がありますか?
A. 必ずしも両方の導入が必須ではありません。ただし、POSレジと連携できるサービスなら、注文データと売上データを自動で紐づけられ、会計時の二重入力を防げます。
Q. 導入までどのくらいの期間がかかりますか?
A. QRコードとメニュー登録だけで始められるサービスなら、申し込みから数日〜1週間程度で運用開始できます。POSレジ連携や決済機能の審査をともなう場合は、2週間〜2ヶ月程度を見込んでおきましょう。
まとめ
モバイルオーダーシステムは、初期費用・月額費用・決済手数料を含めた費用相場を把握したうえで、料金以外の比較ポイントや補助金の活用もあわせて検討することで、自店に合った選択がしやすくなります。まずは無料プランやトライアルを用意しているサービスから、実際の操作感を試してみることがおすすめです。
数あるモバイルオーダーシステムの中から自社に合うサービスをスムーズに選びたいなら、ぜひPRONIアイミツSaaS(当サイト)を活用ください。アイミツSaaSでは、1分程度の無料診断に回答するだけで、希望要件に合ったモバイルオーダーシステムを選定。毎日の業務でモバイルオーダーシステム選びに時間を取れない方こそ、ぜひ活用してください。
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