自動で文字起こし!議事録作成AIツールおすすめ8選【無料あり】
議事録作成AIツールとは、会議内容を自動で文字起こしし、AIでその内容を要約できるツールです。文字起こしした議事録の内容は、要約だけでなく、翻訳をしたり、アイディアの相談が可能。従来の手作業による議事録作成の手間を大幅に削減し、効率良く内容理解を進めることができます。現在、働き方の多様化に伴いオンライン会議が増加しており、議事録作成AIツールの需要が高まっています。一方で、議事録作成AIツールの数も増えており、どれが自社に最適かわからない方も多いです。
そこで本記事では、議事録作成AIツールおすすめ8選を紹介。議事録作成AIツールがおすすめの理由やツールの選び方、使用上の注意点も解説しています。議事録作成を効率化した方はぜひご覧ください。
- 議事録作成AIツールがおすすめの理由
- 議事録作成AIツールの比較表【無料あり】
- 議事録作成AIツールおすすめ8選【2024年最新】
- 議事録作成AIツールの選定ポイント
- 議事録作成AIツールのデメリット
- まとめ:AIで会議内容を効率良く整理しよう
議事録作成AIツールがおすすめの理由
議事録作成AIツールとは、会議内容を自動で文字起こしし、AIでその内容を要約できるツールです。文字起こしした議事録の内容は、要約だけでなく、翻訳をしたり、アイディアの相談が可能。従来の手作業による議事録作成の手間を大幅に削減し、効率良く内容理解を進めることができます。
キヤノンマーケティングジャパン株式会社が全国20〜59歳までのビジネスパーソン1,000名を対象とした「議事録/発言録の作成業務」における調査で、「この1年以内に自身で作成したことがある」と回答した735名中、オンライン会議によって議事録/発言録の作成に負担を感じているという方は67.2%。 こうした状況の中で、議事録作成において72.6%の人がサポートツールやアプリ使用したいと回答。今後、議事録作成AIツールによる業務効率化の期待が高まっていると考えられます。
出典:キヤノンマーケティングジャパン株式会社『ビジネスパーソン*は平均約320時間/年も議事録作成に費やしている!議事録の作成業務における現場の負担とDXの浸透を調査』
そこでまずは、議事録作成AIツールがおすすめの理由を解説します。
- 会議内容を迅速に把握できる
- 議事録作成の時間を削減できる
- 議事録作成のコストを削減できる
会議内容を迅速に把握できる
議事録作成AIツールを使用することで、会議の内容を自動で文字起こしできます。そのため、会議終了後すぐに議事録の確認が可能。重要な決定事項や次の行動を迅速に把握できます。またAI機能では、会議内容の要点だけを生成することもできます。必要な情報を効率良く抽出することで、細かい部分に時間を取られることがありません。
議事録作成の時間を削減できる
従来の手作業による議事録作成は、多くの時間と労力を必要とします。一方で、議事録作成AIツールでは、AIが自動的に音声を認識し、テキストに変換するため、会議後に録音を聞き返しながら文字起こしする手間が省けます。これにより、議事録作成にかかる時間を大幅に削減でき、その分他の重要な業務に時間を割くことができます。
議事録作成のコストを削減できる
議事録作成にかかる人件費を削減することは、企業にとって大きなメリットになります。特に、多くの会議を頻繁に行う企業では、議事録作成にかかるコストと労力が長期的にみると大きな負担となります。議事録作成AIツールを導入することで、月額料金のみで文字起こし作業を自動化できるため、コストの削減が期待できるでしょう。
議事録作成AIツールの比較表【無料あり】
ここでは、おすすめの議事録作成AIツールを比較します。月額料金と無料トライアル期間を比較した以下の表をご覧ください。
サービス名 | 月額料金 | 無料トライアル |
---|---|---|
AI GIJIROKU | 1,500円~ | (年契約の場合、初月無料) |
AmiVoice ScribeAssist | 要問合せ | 14日間 |
ZMEETING | 要問合せ | デモあり |
AI議事録取れる君 | 1,078円~ | 7日間 |
AutoMemo | 1,480円~ | (無料プランあり) |
スマート書記 | 10,000円~ AIパックオプション:15,000円~ |
14日間 |
YOMEL | 28,000円~ | 14日間 |
Notta | 2,200円~ | 7日間 (無料プランあり) |
(価格は税込み)
おすすめの議事録作成AIツールには、無料プランや無料トライアルが用意されています。本格導入前に画面の見やすさや音声認識精度などを事前に確認できるので、導入後のミスマッチ防止のため積極的に利用しましょう。
「まず候補を絞りたい」という担当者はぜひPRONIアイミツ(当サイト)を活用ください。以下のボタンからいくつかの質問に答えるだけで、希望要件に合った議事録作成AIツールが分かる診断(無料)ができます。ぜひ一度お試しください。
議事録作成AIツールおすすめ8選【2024年最新】
ここでは、2024年最新の議事録作成AIツールおすすめ8選を紹介します。各ツールの特徴をまとめていますので、比較選定の参考にしてください。
- AI GIJIROKU
- AmiVoice ScribeAssist
- ZMEETING
- AI議事録取れる君
- AutoMemo
- スマート書記
- YOMEL
- Notta
AI GIJIROKU
出典:AI GIJIROKU公式サイト
AI GIJIROKU(エーアイ ギジロク)は、株式会社オルツが提供する議事録作成AIツールです。ZoomやSkype、Teamsなどのオンライン会議ツールと連携し、会話をリアルタイムで文字起こしできます。
AI GIJIROKUのおすすめポイントは、30言語に対応したリアルタイム翻訳機能。外国語を使用する会議でも即座に内容を理解し、コミュニケーションを円滑に進めることが可能です。たとえば、日本語の会議を英語に翻訳したり、その逆も可能です。AIに翻訳テキストを発話させることもできます。特に、外国語を交えた国際的な会議での使用におすすめです。
AmiVoice ScribeAssist
出典:AmiVoice ScribeAssist公式サイト
AmiVoice ScribeAssist(アミボイス スクライブアシスト)は、株式会社アドバンスト・メディアが提供する議事録作成AIツールです。AI音声認識とChatGPTを連携し、自動で議事録を作成できます。音声録音からテキスト化、編集、要約までワンストップで対応し、議事録作成の手間を大幅に削減します。
AmiVoice ScribeAssistでは、ChatGPTの技術を使った自動要約機能により、文字起こしの内容をワンクリックで議事録に変換します。特別な知識がなくても高精度な議事録を簡単に作成できるため、時間と労力を大幅に削減可能です。また、「ファシリテーションモード」を活用することで、会議の目的設定から情報共有までをワンストップでサポートし、議題ごとに議事録の作成・出力が可能。会議のクオリティと効率を向上させます。
ZMEETING
出典:ZMEETING公式サイト
ZMEETING(ジーミーティング)は、産総研(国立研究開発法人産業技術総合研究所)発のベンチャー企業、Hmcomm株式会社によって開発されたAI議事録作成ツールです。Web会議や対面会議の議事録を自動でテキスト化し、リアルタイムで確認することができます。また、多言語翻訳機能もあり、国際的な会議にも対応可能です。
ZMEETINGのおすすめポイントは、会議中の発言をリアルタイムでテキスト化できること。会議参加者はその場で発言内容を確認しながら会議を進めることができます。ZMEETINGには、発話者ごとに識別する機能があるため、誰が何を発言したのかが明確に記録されます。また、フィラー除去機能により、「ええと」や「その」などの不要な語句は自動的に削除。これにより、正確で読みやすい議事録作成が実現できます。
AI議事録取れる君
出典:AI議事録取れる君公式サイト
AI議事録取れる君は、株式会社ALMが提供するオンラインおよび対面会議の議事録を自動で作成できる議事録作成AIツールです。音声をリアルタイムで文字起こしし、その後、AIが要約を行います。
AI議事録取れる君のおすすめポイントは、幅広い連携機能。Zoom、Microsoft Teams、Google Meetといった主要なオンライン会議ツールと連携可能です。対面の打ち合わせ時の文字起こしも可能で、様々な環境で一貫した議事録作成ができます。さらに、音声ファイルや動画ファイルのインポート機能も搭載。録音データでも話者識別を行い、議事録を生成できます。オンラインとオフライン両方の会議に対応できる汎用性の高さがおすすめの議事録作成AIツールです。
AutoMemo
出典:AutoMemo公式サイト
AutoMemo(オートメモ)は、ソースネクスト株式会社が提供する議事録作成AIツールです。PCで録音し、その音声の文字起こしや要約が自動でできます。録音はブラウザで完結し、容量無制限のクラウドに保存。テキストデータの共有も簡単です。話者ごとの発言を自動でブロック分けし、議事録作成を効率化します。
AutoMemoは、ChatGPTの生みの親であるOpenAIの音声認識AI「Whisper(ウィスパー)」を搭載しており、文字起こしの精度が非常に高い点がおすすめポイントです。環境音が40db程度の会議室で、話者と端末との距離が50cm、5名での検証で、正解率は98.9%に達しています。この高精度な文字起こしにより、後からの編集や修正がほとんど不要となり、ユーザーの負担を大幅に軽減します。
スマート書記
出典:スマート書記公式サイト
スマート書記は、エピックベース株式会社が提供する議事録作成AIツールです。高精度で文字起こしを行い、AIによる要約や書き言葉への変換などを実現します。会議中のメモや文字起こしと音声をリンクさせることで、重要な箇所の音声を簡単に聞き直すことも可能です。
運営会社のエピックベース株式会社では、情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)認証を取得済み。スマート書記には、データの暗号化、IPアドレス制限、多要素認証、監査ログなど、さまざまなセキュリティ機能を搭載しています。データは日本国内のデータセンターで保管されており、不正アクセス対策としてWAF(Web Application Firewall)も導入しています。これらの対策により、ユーザーは安心してサービスを利用できる点がおすすめポイントです。
YOMEL
出典:YOMEL公式サイト
YOMEL(ヨメル)は、アーニーMLG株式会社が提供する議事録作成AIツールです。会議内容をリアルタイムで録音し、自動的に議事録を作成します。高精度な音声認識技術を活用し、発言者ごとに文字起こしできます。さらに、議事録の自動要約機能やキーワード検索機能もあり、必要な情報を迅速に見つけることが可能です。ユーザーインターフェースも直感的で使いやすく、特別な操作を必要とせずに利用できます。
YOMELの「カスタム要約」機能では、ユーザーが要約したい特定のトピックを指定できできます。従来の自動要約では、ユーザーにとって重要な情報が欠けることがありましたが、カスタム要約機能によりユーザーに必要な内容の要約が指定できるようになりました。これにより、効率的な情報収集が可能です。
Notta
-
料金
月1,317円 -
初期費用
なし
-
最低利用期間
1ヶ月
-
最低利用人数
なし
Nottaは、Notta株式会社が提供する議事録作成AIツールです。リアルタイムで音声を文字化し、わずか数分で要約を作成します。ウェブ版やアプリ、Chrome拡張機能を通じて多様なデバイスで利用でき、会議、インタビュー、ウェブ会議など、さまざまなシーンでの音声データを迅速かつ効率的に文字起こしします。また、AIテンプレートや多言語対応機能により、専門用語の認識精度向上や国際的なコミュニケーションをサポート可能。ユーザーは議事録作成の負担を大幅に軽減し、情報の共有と再利用が容易になります。
Nottaのおすすめポイントは、文字起こし精度が非常に高い点。環境音約40db、話者と外部マイクとの距離が1m、4名の会話(発言がかぶらない)の環境で、98%の正確性を誇ります。多くの自動文字起こしシステムが苦労する音声の認識において、NottaはAI技術を駆使し、短時間で高い精度の文字起こしを実現します。このため、ビジネス会議やインタビューなど、精度が求められる場面で特に効果を発揮します。
議事録作成AIツールの選定ポイント
ここでは、議事録作成AIツールの選定ポイントを解説します。導入時には、以下の点を参考にしてみてください。
- 音声認識精度は高いか
- 無料で使えるか
- セキュリティ対策は万全か
音声認識精度は高いか
議事録作成AIツールの選定において、最も重視すべきポイントの一つが音声認識精度です。会議中に話した内容を正確にテキスト化するためには、高い音声認識精度が不可欠です。特に、会議の参加者が多い場合、音声認識の精度が低下する可能性があります。AIによる話者特定機能を搭載したツールであれば、複数の参加者がいてもクリアな音声入力が可能になり、認識精度が向上します。
また、グローバルなビジネス環境では、複数の言語が使用されることが一般的です。そのため、使用するAIツールが多言語にも対応しているかを確認することが重要です。高い音声認識精度を持つツールを選ぶことで、議事録の正確性が保たれ、会議後の見直しや修正の手間が省けます。
無料で使えるか
議事録作成AIツールには、無料で利用できるものから有料の高機能なものまでさまざまな種類があります。無料のAIツールは月額料金がかからず、手軽に試せる点がメリットです。しかし、無料版では機能が制限されている場合が多いため、必要な機能が含まれているかを確認することが重要です。
一方で、有料版は機能制限なく利用でき、長時間の会議や会議が多い企業におすすめです。有料版では、無料トライアルが用意されているAIツールもあるため、本格導入後のミスマッチを防ぐために積極的に利用しましょう。
セキュリティ対策は万全か
会議の内容には機密情報が含まれることが多いため、セキュリティ対策は非常に重要です。議事録作成AIツールを選ぶ際には、データの暗号化やIPアドレス制限、多要素認証や監査ログなど、十分なセキュリティ機能があるか確認しましょう。また、提供会社の情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)認証の取得など、セキュリティ対策やデータ保護ポリシーもチェックすることが必要です。セキュリティが万全であるツールを選ぶことで、安心して利用できます。
議事録作成AIツールのデメリット
議事録作成AIツールは多くの利点を持つ一方で、いくつかのデメリットも存在します。以下では、その主要なデメリットについて詳しく説明します。
- 音声認識がうまくいかないことがある
- AIが間違った内容を生成することがある
音声認識がうまくいかないことがある
議事録作成AIツールの音声認識は、環境や状況によってうまくいかないことがあります。複数の人が同時に話すと、AIはどの発言を記録するべきかを判断しにくくなり、重要な情報を認識できない可能性があります。さらに、方言によりアクセントや発音が異なる場合、認識精度が低下することも。これらの状況では、議事録の精度が低下し、後から手動で修正する必要があるため、各ツールの音声認識精度に加えて、会議室の環境や話し方に気をつけることが重要です。
AIが間違った内容を生成することがある
議事録作成AIツールには、文字起こし機能だけでなく、生成AIによる要約機能があります。会議内容の重要な部分をAIに質問するだけで、わかりやすく内容をまとめてくれます。一方で、AIはその性質上間違った内容を生成することがあります。この問題に対処するためには、AIが生成した内容と議事録を人間がチェックし、必要に応じて修正するプロセスが不可欠です。AIツールの限界を理解し必要に応じて人間がチェックすることで、議事録作成の質を高めることができます。
まとめ:AIで会議内容を効率良く整理しよう
議事録作成AIツールとは、会議内容を自動で文字起こしし、AIでその内容を要約できるツールです。文字起こしした議事録の内容は、要約だけでなく、翻訳をしたり、アイディアの相談が可能。従来の手作業による議事録作成の手間を大幅に削減し、AIで会議内容を効率良く整理できます。
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