LMSの利用率低迷は社員の自主性に委ねた運用設計が最大要因であるケースが多く、サービスをリプレースしても運用設計を変えなければ同じ課題が再発します。
改善には評価制度との連動が最も効果的で、「このスキル要件にはこの講座を受講」と評価サイクルに学習推奨を組み込み、1on1や評価面談で受講内容・テスト結果を参照する運用にすることで、LMSが評価のためのインプット手段として位置づけられ、自然に利用率が上がります。一般職と管理職で求められるスキル領域が大きく異なる業界では、管理職は対面研修、一般職はeラーニングという役割分担を明確にしたうえで、それぞれに最適な選定を行うのが現実的な進め方です。
現行ベンダーから提供される組織別カリキュラムマッピングを、人事ではなく現場部門にレビューさせる会議を商談前にセットすると、リプレース判断が人事側の独断にならず、現場合意付きで進められます。
契約終了の3〜4カ月前にリプレース候補のトライアル期間と現行サービスの併用期間を確保することで、移行時の利用空白を回避できます。評価制度との連動が必要なら、タレントマネジメントシステム(カオナビなど)を組み合わせて学習履歴と評価データを統合する選択肢を、現行LMS継続と並べて比較すると判断軸が揃います。
更新日 2026年05月25日
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