無料で使えるeラーニングシステム(LMS)おすすめ9選
無料プランのあるおすすめのeラーニングシステムは、コストをかけずに従業員のスキルアップを図れるメリットがあります。しかし、無料プランには機能や利用できる人数に制限があります。そのため、各サービスのプラン内容を比較して導入するのがおすすめです。
そこで本記事では、無料で使えるeラーニングシステムおすすめ9選を比較します。コストを抑えてeラーニングシステムを導入したい方はぜひご覧ください。
- 無料でeラーニングシステムを使う方法
- 無料で使えるeラーニングシステムの選び方
- 【比較表】無料で利用できるeラーニングシステム
- 【2024年最新】無料のeラーニングシステムおすすめ2選
- 無料トライアルを実施するeラーニングシステムおすすめ7選
- 無料のeラーニングを利用する際の注意点
- まとめ:eラーニングシステム選びで迷ったらPRONIアイミツへ
- よくある質問
無料でeラーニングシステムを使う方法
eラーニングシステムとは、インターネット上にある教材にPC・スマホでアクセスして学習できるシステムです。インターネットに接続さえできれば、いつでもどこでもアクセスできるため、学習者は隙間時間を利用して効率的な学習が可能です。また教材や受講者を管理するためのシステムを学習管理システム(LMS:Learning Management System)といい、eラーニングシステムはLMSの機能も具えています。
効率的に学習できるeラーニングシステムは、企業のリモートワーク化・リスキリング(ビジネススキルの再教育)推進を背景に、多くの企業で導入されています。株式会社矢野経済研究所の調査によると、2021年度の法人向けeラーニングの市場規模は前年度比112.61%の971億3,000万円に拡大。※
今後も「DX人材の育成のため」「従業員のリスキリング推進のため」に、法人向けeラーニングシステムの導入が増加すると考えます。
※出典:株式会社矢野経済研究所「eラーニング市場に関する調査(2023年)」(2023年4月11日発表)
では、便利なeラーニングシステム(LMS)を無料で使うには、どのような方法があるのでしょうか。以下、2つの方法を紹介します。
①オープンソース型のeラーニングシステムを活用する
1つ目の方法は、オープンソース型のeラーニングシステムを活用する、というものです。オープンソースとはソースコード(プログラミング言語による文字列)が無料で公開されているソフトウェアのこと。ゼロからeラーニングシステムを構築せずとも、簡単に自社用の学習管理システム(LMS)を構築することができます。
詳しくは「オープンソース型でおすすめのeラーニングシステム」(別記事)で解説していますので、合わせてご確認ください。
②無料プランを提供するeラーニングシステムを利用する
2つ目の方法は、無料プランを提供するeラーニングシステムを利用するというもの。2024年現在、無料プランを提供するeラーニングシステムは複数社あり、ユーザー数や機能に制限があるものの、Excel管理と比較して、簡単・便利に学習管理機能(LMS)を利用できます。
「多機能でなくても、必要最低限の機能が揃ったeラーニングシステム(LMS)を使いたい」「少人数でeラーニングシステムを使いたい」という場合は、無料プランを検討してみるのもおすすめです。
無料で使えるeラーニングシステムの選び方
eラーニングシステムを活用すれば、社員の効率的な学習や資格取得が促進されて、円滑な企業活動も促進されていきます。eラーニングで従業員のスキルアップを目指すためには、自社に最適なシステムを比較選定したいところ。そこでここからは、eラーニングシステムの選び方について詳しく解説をしていきます。
目的に合った機能は搭載されているか
無料のeラーニングシステムを選ぶ際には、管理者や受講者の目的に合った機能が搭載されているものを選択しましょう。例えば管理者にとっては、受講者の学習の進捗状況や理解度をグラフなどで簡単に管理できる機能があれば便利です。また、受講者に対して迅速にお知らせなどができるコミュニケーションツールなどもあれば効率的に利用できます。
受講者側にとっては、在宅勤務中などでもいつでも利用できるマルチデバイス機能などがあれば便利です。スマホやタブレット端末でスキマ時間を利用したスキルアップが図れます。さらにコミュニケーション機能などに特化していれば、学習時の質問などもすぐにできてスムーズな学習が促進されます。
ビジネス・看護・介護など、業界に特化した教材があるか
無料のeラーニングシステムを選択する際には、業界に特化した学習コンテンツ(教材)があるか確認することも重要なポイントです。eラーニング内に用意されているコンテンツを使用するのであれば、そのコンテンツが自社教育にマッチしているかどうかを事前に検討しましょう。各業界に特化したeラーニングシステムは以下の記事でまとめているので、興味のある方はぜひご覧ください。
関連記事:ビジネス支援対応のおすすめeラーニング
関連記事:医療・看護向けおすすめeラーニング
関連記事:介護・福祉職員向けの研修が受けられるおすすめeラーニング
一方で、自社独自のノウハウを研修資料に落とし込みたい場合には、システム上で教材作成ができるeラーニングがおすすめです。
関連記事:教材作成でおすすめのeラーニングシステム
【比較表】無料で利用できるeラーニングシステム
ここからは実際に、無料で利用できるeラーニングシステム(LMS)を比較します。無料で受講できるeラーニングや、無料で学習管理ができるシステム(LMS)をお探しの担当者はぜひ参照ください。
サービス名 | 無料プランの有無 | 無料プランのユーザー数 |
---|---|---|
learningBOX | 〇 | 10人まで |
Schoo(スクー) | 〇(法人向けサービスでは無料プランなし) | 無料会員登録したユーザー |
etudes(エチュード) | ×(1ヶ月の無料トライアルあり) | - |
Smart Boarding | ×(2週間の無料トライアルあり) | - |
AirCourse | ×(無料トライアルあり) | - |
SAKU-SAKU Testing | ×(30日間の無料トライアルあり) | - |
Learning Ware | ×(2週間の無料トライアルあり) | - |
ひかりクラウド スマートスタディ | ×(2週間の無料トライアルあり) | - |
LearnO(ラーノ) | ×(1ヶ月の無料トライアルあり) | - |
無料プランを提供しているのは「learningBOX」「Schoo(スクー)」の2サービスです。このうち、学習管理機能(LMS)を利用したい法人におすすめなのが「learningBOX」。一方で、社会人向けコンテンツを無料で学びたい個人におすすめなのが「Schoo(スクー)」です。
また、ビジネス向け動画教材なども充実している人気のeラーニングシステムの多くは、無料トライアルを実施しています。まず機能や使い勝手を確認したいという場合は、無料トライアルのあるeラーニングシステムもおすすめです。
しかし、数あるeラーニングシステムを比較して自社のニーズに合ったものを選ぶのは大変です。「まず候補を絞りたい」という担当者はぜひPRONIアイミツを活用ください。PRONIアイミツでは、いくつかの質問に答えるだけで希望要件に合ったeラーニングシステムが分かる診断(無料)ができます。以下のボタンからぜひ一度お試しください。
【2024年最新】無料のeラーニングシステムおすすめ2選
2024年現在、無料で使えるeラーニングシステムは「learningBOX」「Schoo(スクー)」の2つです。それぞれの特徴やおすすめポイントを紹介していますので、ぜひ参照ください。
learningBOXは、learningBOX株式会社が提供するeラーニングシステムです。10ユーザーまで無料で使える「フリープラン」を提供しており、有料プランと同じ機能を無料で利用できる点がおすすめです。
機能面をみると、教材作成機能や学習者の成績管理機能、メッセージボックス機能などがあり、1つのシステムで学習進捗をスムーズに管理することができます。また、学習者にとって使いやすい操作画面となっている点もおすすめで、ストレスなくオンライン学習を進めることが可能。「まず少人数でeラーニングを運用したい」という企業は、ぜひlearningBOXを検討ください。
- メールサポートあり
- 電話サポートあり
- オンプレミス(パッケージ)
- クラウド(SaaS)
- スマホアプリ(iOS)対応
- スマホアプリ(Android)対応
- Pマーク
- 通信の暗号化
- IP制限
- 二要素認証・二段階認証
Schoo for Business
Schoo(スクー)は、株式会社Schooが提供するeラーニングシステムです。個人向けプランでは、「未来に向けて社会人が学んでおくべきこと」をテーマに、19のカテゴリ8,000本以上の授業を受講することができます。無料会員登録をすることで、一部の授業を無料で視聴することができます。
法人プラン「Schoo for Business」には無料プランがありませんが、デモアカウントを発行して機能や使い勝手を確認することが可能です。「Schoo for Business」は、200種類以上の研修パッケージ、新入社員や中堅社員など階層別の研修カリキュラムを具えたeラーニングシステムで、これまで3,000社以上に導入実績があります。「豊富な動画教材を視聴できるeラーニングを探している」という企業は、ぜひ「Schoo for Business」を検討ください。
- 導入支援・運用支援あり
- チャットサポートあり
- メールサポートあり
- 電話サポートあり
- クラウド(SaaS)
- スマホアプリ(iOS)対応
- スマホアプリ(Android)対応
- モバイルブラウザ(スマホブラウザ)対応
- ISMS
- シングルサインオン
無料トライアルを実施するeラーニングシステムおすすめ7選
「まずはeラーニングの機能を試したい」という企業には、無料トライアルを実施するeラーニングシステムもおすすめです。以下、導入実績が豊富な人気のシステム7選を紹介します。
- etudes(エチュード)
- Smart Boarding
- AirCourse
- SAKU-SAKU Testing
- Learning Ware
- ひかりクラウド スマートスタディ
- LearnO(ラーノ)
etudes(エチュード)は、アルー株式会社が提供するeラーニングシステム。約20年の人材教育ノウハウが詰まった学習管理システム(LMS)によって、スムーズな学びを支援します。
他社と比較したおすすめポイントは、直感的でシンプルな画面デザイン。受講者や管理者にとって使いやすく、効率的な学習が可能です。ストレージは無制限で、大量の教材も安心してアップロードできます。
etudess(エチュード)は初期費用無料・1ユーザーあたり月額料金500円で導入可能。1名から契約できるので、少人数でeラーニングシステムを利用したい場合にもおすすめです。1ヶ月間の無料トライアル期間もあるため、ぜひ一度お試しください。
- 導入支援・運用支援あり
- メールサポートあり
- クラウド(SaaS)
- モバイルブラウザ(スマホブラウザ)対応
- Pマーク
- 冗長化
- 通信の暗号化
- IP制限
- シングルサインオン
- 英語
Smart Boardingは、株式会社FCEトレーニング・カンパニーが提供するeラーニングシステム。教育研修のプロ監修のもとで開発された社員教育用システムで、動画視聴型の学習だけでなく、ライブ型のオンラインレッスンで実践トレーニングを積むことができます。「受動的なeラーニングだけでなくOJTまで対応したい」という企業に、Smart Boardingはおすすめです。
またeラーニングのカリキュラムも教育研修のプロが設計しており、社員それぞれの階層別・課題別に研修を受講することが可能。効率的な社員教育が実現します。
Smart Boardingでは無料トライアルを実施中。企業に合わせてオリジナルのコースを無料体験できますので、気になる方はぜひお問い合わせください。
- 導入支援・運用支援あり
- メールサポートあり
- 電話サポートあり
- クラウド(SaaS)
- スマホアプリ(iOS)対応
- スマホアプリ(Android)対応
- モバイルブラウザ(スマホブラウザ)対応
- 冗長化
- 通信の暗号化
- IP制限
AirCourse
AirCourseは、KIYOラーニング株式会社が提供するeラーニングシステムです。動画の学習コンテンツが充実しており、750コース・4500本以上の動画研修コンテンツを受講し放題。どの企業においても重要な情報セキュリティ基礎知識・ハラスメント研修・営業研修などのコンテンツを受講できます。
また、AirCourseは独自コンテンツの管理にも最適。作成した動画やスライド(PDF・PowerPointなど)をアップロードして簡単に教材を作ることができるほか、テスト、アンケート、課題提出も可能です。
AirCourseは30日間無料トライアルを実施しています。まずは機能や使い勝手を試してみるのがおすすめです。
- 導入支援・運用支援あり
- メールサポートあり
- クラウド(SaaS)
- モバイルブラウザ(スマホブラウザ)対応
- ISMS
- 通信の暗号化
- IP制限
- シングルサインオン
- 受講者の基本情報管理機能
- 受講者のグループ管理機能
SAKU-SAKU Testing
SAKU-SAKU Testingは、株式会社イー・コミュニケーションズが提供するeラーニングシステム。これまで1,500社以上に導入実績があり、企業の社員教育だけでなく、検定・資格試験団体の通信講座の実施にも利用されています。
機能としては、学習用ドリルやテストの実施機能、アンケート機能、レポート機能などがあります。「オンラインで教育・テストを実施したい」という企業や教育機関におすすめのeラーニングシステムです。
SAKU-SAKU Testingは30日間無料トライアルを実施しているので、ぜひ機能や使い勝手を試してください。
- 導入支援・運用支援あり
- メールサポートあり
- 電話サポートあり
- クラウド(SaaS)
- モバイルブラウザ(スマホブラウザ)対応
- Pマーク
- 通信の暗号化
- IP制限
- 二要素認証・二段階認証
- シングルサインオン
Learning Wareは、株式会社プロシーズが提供するeラーニングシステム。20年以上にわたり、企業研修・学校教育・オンライン試験などで幅広く活用されており、2,800社以上の導入実績があります。
他社と比較したおすすめポイントは、WEBスキルアップのための研修教材がある点。Excel・Word、CAD、WEB制作(HTML、Javaなど)の講座を受講できます。また、大規模な組織へも導入実績があり、幅広い利用シーンに対応できます。
Learning Wareは2週間の無料トライアルを実施しているので、まずは機能や使い勝手を試してみるのがおすすめです。
- 導入支援・運用支援あり
- メールサポートあり
- クラウド(SaaS)
- スマホアプリ(iOS)対応
- スマホアプリ(Android)対応
- モバイルブラウザ(スマホブラウザ)対応
- ISMS
- Pマーク
- 冗長化
- 通信の暗号化
ひかりクラウド スマートスタディ
ひかりクラウド スマートスタディは、NTT東日本が提供するeラーニングシステム。研修だけでなく、Web会議や情報共有の機能も備え、業務改革全般に活用できる点がおすすめです。これまでNTTデータ、本田技研工業、ローソン銀行など幅広い業種の企業で導入されています。
他社と比較したおすすめポイントは、料金が安い点。初期導入費用は5,500円(税込)、1ユーザーあたりの月額料金は198円(税込)となっています。なお、利用しないユーザーIDを休止することが可能で、これにより月額料金のコストを抑えることができます。
ひかりクラウド スマートスタディには多様な機能(ドキュメントの管理、自動正誤判定対応の問題配信機能、ストレスチェック機能など)があり、2週間の無料トライアル期間で機能をお試し利用することが可能です。
- 電話サポートあり
- クラウド(SaaS)
- モバイルブラウザ(スマホブラウザ)対応
- 通信の暗号化
- 中国語
- 英語
- フランス語
- 韓国語
- スペイン語
- タイ語
LearnO(ラーノ)は、3,800社以上の企業や団体に利用されているeラーニングシステムで、ライザップや日本経済新聞、セブン銀行など著名な企業を含む多様な業種の組織が導入しています。
他社と比較したおすすめポイントは、充実した学習管理機能(LMS)。動画教材やPDFコンテンツの作成が可能で、アンケートの集計も行えます。また、日本語と英語の切り替えにも対応しています。
月額料金が安い点もメリット。動画配信を行う場合は月額料金19,800円(税抜)の標準プラン、動画配信が不要の場合は月額料金9,800円(税抜)の安いプランを選べます。ぜひ1ヶ月間の無料トライアルをお試しください。
- 導入支援・運用支援あり
- メールサポートあり
- 電話サポートあり
- クラウド(SaaS)
- モバイルブラウザ(スマホブラウザ)対応
- ISMS
- Pマーク
- 通信の暗号化
- IP制限
- 二要素認証・二段階認証
無料のeラーニングを利用する際の注意点
無料のeラーニングシステム(LMS)は気軽に導入できる点がメリットですが、利用の際には下記の点に注意が必要です。
- データ容量や機能に制限がある
- 利用人数に制限がある
データ容量や機能に制限がある
eラーニングシステムの無料プランは、データ容量や機能に制限がかかっているため注意が必要です。たとえば「learningBOX」の無料プランでは、容量1GBまでしかデータをアップロードできません。そのため、データ容量が大きい動画教材や、複数のスライド教材をシステム上で管理することは難しいです。
そのほか、SSLなどのセキュリティ機能が適用されなかったり、EC機能が使えなかったりと、一部機能に制限がかかります。もし「eラーニングシステムの機能を最大限活用して、オンライン学習を効率化させたい」とお考えなら、有料プランも視野に入れてeラーニングシステムを選ぶのがおすすめです。
利用人数に制限がある
無料のeラーニングシステムは、多くの場合、利用人数に制限があります。無料プランでは10人~20人程のユーザーしか登録できず、それ以上の人数では利用が難しいです。
そのため、組織規模が比較的大きい企業や、今後利用人数が増えていくと見込まれる場合は、有料プランを契約することを念頭にeラーニングシステムを選ぶのがおすすめ。無料トライアルで機能や操作性を体験したり、料金を相見積もりすることで、自社に最適なサービスを選定しましょう。
まとめ:eラーニングシステム選びで迷ったらPRONIアイミツへ
Excelでの学習進捗管理が煩雑なら、シンプルな管理機能を無料で使えるeラーニングシステム(LMS)がおすすめです。受講者それぞれの受講履歴や進捗を手作業で更新する必要がなくなり、管理者の手間を削減できます。
とはいえ、無料プランには利用人数・機能の制限があり、大企業や教育機関には不向きです。eラーニングシステムの便利な機能を存分に利用したいなら、有料プランも検討しましょう。
PRONIアイミツでは、さまざまな条件でeラーニングシステムを比較できます。導入実績のある業界・企業規模・使いたい機能などで絞り込み、あなたの会社に最適なサービスを探してみてください。
なお、PRONIアイミツをご利用いただくと、希望要件に合ったeラーニングシステム(最大6社)の診断が可能です。ツール選びの時間を大幅に節約できるため、ぜひ一度お試しください。
よくある質問
eラーニングシステム(LMS)のよくある質問に答えます。
eラーニングシステムとは
インターネットを利用して学習を進めていく形態が、eラーニングです。eラーニングはwebラーニングやオンライン学習などと同じ意味を持つ学習形態であり、現在は多くの企業で利用されています。
また、大学などの教育機関での学習や資格取得、企業の能力開発や社内研修など、さまざまな分野で利用されてい点も特徴です。 チャットなどを活用して学習教材の配布、学習管理やフィードバック、受講者と講師のコミュニケーションの促進など、eラーニングを進めるためのシステムをeラーニングシステムといいます。eラーニングを進めていくうえで、eラーニングシステムを利用すれば効果的にコンテンツ配信や学習管理などができるので、欠かすことができません。
別記事「eラーニングシステムを徹底比較」では、2024年最新のおすすめシステムを紹介していますので合わせてご覧ください。
eラーニングシステムのメリット
eラーニングシステムを活用すれば、指導者と受講者がどこでも繋がることができて効率的な学習が促進されます。では、実際にeラーニングシステム使用時のメリットにはどのような点が挙げられるのでしょうか。
時間や場所を選ばずに学習できる
パソコンやタブレット端末、スマートフォンにeラーニングシステムをインストールするだけで、時間や場所を選ばずに学習できるのがeラーニングシステムのメリットです。特定の端末を持ち運ぶだけで、自宅やカフェなどでも気軽に学習可能になります。
また、eラーニングシステムを導入すれば、自主的に学習したいと感じる社員に対して、企業が効率的な学びの場を提供できるのです。結果として、効率的な学習を促進された社員の満足度も向上して、前向きなマインドで仕事に取り組んでいきます。
自分のペースで学習を進められる
eラーニングシステムを利用すれば、自分のペースで学習を進めることができるのもメリットでしょう。eラーニングシステムでは、自分自身の学習状況をデータ化した計画に基づき学習を進めるので、自分に最適なペースで学習できます。自分にとって最適なペースで学習が可能なため、無理のない学習できるのもポイントです。
学習管理が容易
eラーニングシステムは、自分の学習の進捗状況や正解率、苦手分野などのデータなどを保有してくれるので、学習管理が容易なのもメリットです。保有しているデータから、迅速なフィードバックなども取得できて、効果の高い学習が実現されます。
システムの機能として、社内でのeラーニングシステム受講の有無を管理する機能も設置されているので、綿密な受講計画を立てることも可能です。さらに学習完了後に理解度テストを受講した場合には、テストでの成績や個人のフィードバックなどを受け取ることができて学習効果も向上します。
運営側の手間やコストを削減できる
企業が研修のために会場をレンタルすれば、レンタル料金の他に設備設営のための人件費などの費用がかかってしまいます。さらに、研修に必要な教材費や段取りなどに多くの手間と費用がかかってしまうのが現状です。
一方でeラーニングシステムを利用すれば、端末にシステムをインストールするだけでどこでも学習が可能なので、前述のような手間や費用は一切かかりません。そして受講者リストの管理や、研修プログラムなどの作成などの手間がかからないのもメリットの1つです。
通常の研修では、参加者のスケジュール管理なども必要ですが、eラーニングシステムでは自動的にスケジュール調整などをしてくれるのも嬉しいポイントといえます。
eラーニングシステムのデメリット
eラーニングシステムは優れた教育用ツールですが、ネット環境がなければ使用できないのがデメリットです。eラーニングは研修動画や教材をオンライン上で開くため、使用するインターネット容量が多くなりがちのため、ネット環境に負荷がかかる可能性がります。
また、eラーニングシステムでは目の前に指導官や先生がいないので、実技研修などが難しいのもデメリットといえます。完全に座学型の講習であれば十分対応できるのですが、実技型の資格受講などでは目の前で指導員が実演できずに詳細が分かりにくくなってしまうのです。
プロが代わりに探して紹介します!