無料の給与計算ソフトおすすめ8選!機能と特徴を比較
給与計算ソフト(給与計算システム)のなかには料金無料で使えるものや、無料プランを提供しているものも少なくありません。無料の給与計算ソフトは、コストをかけずに給与計算を自動化したい人や、少人数・小規模企業や個人事業主におすすめです。
本記事では、無料で使える給与計算ソフトの機能や特徴を比較し、おすすめのシステムを紹介します。給与計算ソフトを選ぶ際の比較ポイントや注意点も解説するので、無料の給与計算ソフトの導入を検討している人はぜひご覧ください。
- 無料と有料の給与計算ソフトの違いを比較
- 無料の給与計算ソフトのメリット
- 無料の給与計算ソフトの比較ポイント
- 【比較表】無料で利用できる給与計算ソフト
- 【2024年最新】無料でおすすめの給与計算ソフト4選
- 無料トライアル期間がある給与計算ソフトおすすめ4選
- 無料の給与計算ソフトを利用する場合の注意点
- まとめ:給与計算システム選びは複数社の相見積もりがおすすめ
- よくある質問
無料と有料の給与計算ソフトの違いを比較
給与計算ソフト(給与計算システム)とは、給与計算の自動化により給与計算業務が効率化できるソフトウェアです。社会保険料や税金などの計算も自動化でき、Web上で給与明細を発行できるため、給与計算業務にかかる手間と時間が削減できます。また、正社員・アルバイト・派遣などさまざまな雇用形態に合わせた給与計算が可能です。
給与計算ソフトを提供する各社は、有料プランのほかに無料プランも提供しています。「給与計算に予算を割けない」「まずはお試しで使ってみたい」という人には無料プランもおすすめです。
無料の給与計算ソフトは、コストをかけずに給与計算を自動化できますが、有料版と比較するとさまざまな機能に制限があります。無料と有料の給与計算ソフトの違いを比較した表をご覧ください。
機能 | 有料プラン | 無料プラン |
---|---|---|
自動計算機能 (データを入力すると自動で給与が計算される) |
◯ | ◯ |
給料明細の発行機能 (Web上で給与明細が発行される) |
◯ | ◯ |
他システムとの連携機能 (主に勤怠管理システムなどとの連携) |
◯ | × |
年末調整機能 | ◯ | × |
カスタマーサポート窓口の有無 | ◯ | △ (制限あり) |
※上記の表は一例であり、製品によって異なる場合があります。
給与計算ソフトの無料プランでは、自動計算機能・給与明細の発行機能を利用できます。一方で、より高度な機能である他システムとの連携機能・年末調整機能などは無料プランにはない場合が多く、有料プランを契約する必要があります。また、無料の場合、カスタマーサポートが制限されている点も、有料プランと比較した違いです。
無料プランだけでなく有料プランも含めて、給与計算ソフトを比較検討したい方は、別記事「給与計算ソフト(給与計算システム)を徹底比較・最新のおすすめ解説」をご覧ください。
無料の給与計算ソフトのメリット
無料の給与計算ソフトを導入するメリットを5つ解説します。
- 給与計算自動化による手間と時間の削減
- 給与計算時の作業ミスを軽減
- 人件費やペーパーレス化によるコスト削減
- 業務の属人化を解消
- 法改正や税率変更に対応
給与計算自動化による手間と時間の削減
給与計算ソフトの最大のメリットは、毎月の給与計算業務を自動化できること。無料の給与計算ソフトも社会保険料や税金などの自動計算が可能で、Web給与明細の作成・送信も行えます。無料の給与計算ソフトでも、従来の方法(エクセルや電卓での計算など)と比較して手間と時間を大幅に削減できます。
給与計算時の作業ミスを軽減
エクセルなど手入力で給与計算する場合、ヒューマンエラーが起こりやすい点が課題です。とくに、締め日から給与支給日までの期間が短い企業や人員不足など、時間に余裕がない場合は、人為的なミスが起こる可能性が高くなります。給与計算ソフトでは、社会保険料や控除などの複雑な計算の自動化によって給与計算時の作業ミスを軽減できる点がメリット。勤怠管理システムと連携して、勤怠データ連携も自動化したい場合は、無料プランから有料プランへの切り替えもおすすめです。
人件費やペーパーレス化によるコスト削減
給与計算ソフトの導入は、人件費の削減につながる点もメリット。給与計算業務の自動化により、担当者は給与計算業務にかかっていた時間を他の業務に回せるようになります。人手不足の解消になり、休日出勤や残業代などの人件費削減が期待できます。
Web給与明細に対応しているクラウド型の給与計算システムでは、ペーパーレス化によるコスト削減も可能。用紙代・印刷代・封筒代・郵送代が削減できます。さらに勤怠管理システムとの連携で、紙のタイムカード代も不要になります。
業務の属人化を解消
給与計算ソフトは誰にでも使いやすい操作性・UI(ユーザーインターフェース)に設計されています。従来のエクセルなどの給与計算方法では、業務プロセスが複雑で専任担当者以外は対応できないといったブラックボックス化が課題でした。
無料の給与計算ソフトは余計な機能がない分、操作がシンプルな点がメリットです。専門的な知識を持たない従業員も給与計算業務が可能になり、属人化が解消。1人の担当者に業務負担が集中しないことで、急な休職・退職で業務が滞るリスクも回避できます。
法改正や税率変更に対応
給与計算担当者は法令改正や税率変更の都度、新しい知識を取り入れなければなりませんが、給与計算ソフトはバージョンアップするだけで新しい制度に則った給与計算が可能です。クラウド給与計算ソフトには無料の自動アップデート機能があり、法改正や税率変更にも即座に対応できます。面倒な更新作業を自社で行う必要がなく、常に最新の計算方法で給与計算ができる点がメリットです。
無料の給与計算ソフトの比較ポイント
自社のニーズに合った無料の給与計算ソフトの選び方や比較ポイントを5つ解説します。
- 必要な機能を搭載しているか
- 無料から有料プランへの切り替えが可能か
- セキュリティ対策は万全か
- 自社に導入済みのシステムと連携可能か
- サポート体制は十分か
必要な機能を搭載しているか
無料の給与計算ソフトでは、機能が制限されている場合があります。たとえば、対応可能な雇用形態が限られている場合があり、正社員やパート・アルバイト以外にもさまざまな雇用形態を採用している企業には、無料プランはおすすめできません。自社の雇用形態・給与規定に則した計算ができる給与計算ソフトを選びましょう。
無料から有料プランへの切り替えが可能か
無料の給与計算ソフトは機能に制限があります。将来、従業員の増加などによって使いたい機能が増える可能性が高いなら、有料プランへの切り替えも視野にいれて給与計算ソフトを比較検討するのがおすすめです。無料プランから有料プランに切り替えた際の利用料金も確認し、予算に含めておくなどの対応が必要でしょう。
関連記事:給与計算ソフトの費用相場・料金比較
セキュリティ対策は万全か
給与計算業務は、従業員の重要な個人情報を扱います。無料の給与計算ソフトもセキュリティ対策は実施されていますが、不正アクセスの可能性はゼロではありません。給与計算ソフト提供会社のセキュリティ対策方法や利用規定(プライバシーポリシー)を確認し、導入するシステムを選びましょう。
自社に導入済みのシステムと連携可能か
給与計算ソフトと勤怠管理システムを連携することで、勤怠データ取得から給与計算まで一連の作業を自動化できます。ただし、給与計算ソフトによって連携できる外部サービスに違いがあるため、「自社に導入済みのシステムと連が可能か」という観点で比較検討することも重要。なお、無料プランでは他のシステムと連携ができないケースが多いため注意が必要です。
必要に応じたサポート体制は十分か
無料の給与計算ソフトはカスタマーサービスなどのサポート体制が不十分な場合があります。「問題が発生した時に相談できるサポート窓口があるか」という観点での比較もポイント。操作に不安がある場合は、手厚いサポートが受けられる有料の給与計算ソフトもおすすめです。(無料トライアル期間中にも有料版と同等のサポート窓口を利用できる給与計算ソフトもあります)
【比較表】無料で利用できる給与計算ソフト
ここからは、無料で利用できる給与計算ソフトを比較して、おすすめのサービスを紹介します。以下、無料の給与計算ソフトの機能を比較した表をご参照ください。
サービス名 | 利用料金 | 上限人数 | 勤怠管理システムとの連携 | サポート窓口 |
---|---|---|---|---|
フリーウェイ給与計算 | 無料 | 5人 | 〇 | × |
ジョブカン給与計算 | 無料 | 5人 | × | 電話・メール |
PayBook | 無料 | 10人 | × | メール |
円簿給与 | 無料 | 無制限 | × | メール |
有料プランも含めた各サービスの機能・料金を比較したい方は、下記ボタンから比較表を確認ください。最大6社までの比較表を作成することができます。
【2024年最新】無料でおすすめの給与計算ソフト4選
2024年現在、無料プランを提供する給与計算ソフトを比較した結果、機能や料金面でおすすめできるサービス4選を紹介します。
- フリーウェイ給与計算
- ジョブカン給与計算
- PayBook
- 円簿給与
フリーウェイ給与計算は、従業員5人まで永久無料で利用できる給与計算ソフト。無料ながら、年末調整や給与明細メールの送信など、便利な機能が充実しています。また、全銀データの出力が可能で、振込先や金額を1件ずつ入力する手間なく、従業員の口座に給与振込を行えます。
同シリーズの勤怠管理システム(フリーウェイタイムレコーダー)との連携で、勤怠データの収集・入力を自動化できる点もおすすめのポイントです。フリーウェイ給与計算を6人以上で利用する場合は、月額料金1,980円が発生しますが、他のシステムと比較すると安いため、おすすめできます。
- 残業手当の自動計算機能
- 通勤手当の自動計算機能
- 社会保険料の自動計算機能
- 所得税の自動計算機能
- 住民税年度更新機能
- メールサポートあり
- 電話サポートあり
- クラウド(SaaS)
- 銀行連携による振込機能
- 給与振込用データ(FBデータ)の出力機能
ジョブカン給与計算は、社労士・給与計算担当者の声を元に開発された給与計算ソフト。給与計算業務を効率化する便利な機能が充実している上、シンプルな画面操作で初心者も使いやすい点がおすすめです。
無料プランは従業員数上限(5名まで)や、年末調整機能、他サービスとの連携機能などに制限があります。有料プランは1ユーザー400円から利用可能。有料プランでは同シリーズの勤怠管理システムや労務管理システムとのAPI連携が可能になり、人事労務管理業務がスムーズに行えます。
- 残業手当の自動計算機能
- 通勤手当の自動計算機能
- 社会保険料の自動計算機能
- 所得税の自動計算機能
- 住民税年度更新機能
- 各種手当や控除の計算設定
- チャットサポートあり
- メールサポートあり
- 電話サポートあり
- クラウド(SaaS)
PayBookは、従業員10人まで無料で利用できる給与計算ソフトです。簡単に入力できるシンプルな画面設計で、誰にでも使いやすいデザインがおすすめのポイント。
無料プランは、年末調整データ出力に対応しておらず、手当や控除のカスタマイズ項目数にも上限があります。一方、有料版では年末調整に必要なデータが出力可能になり、CSVファイルにエクスポートできます。有料プランは月額料金1,000円からで、登録従業員数の上限も解放されます。
まずは無料でPayBookをお試し利用してみるのがおすすめです。
- 残業手当の自動計算機能
- 社会保険料の自動計算機能
- 所得税の自動計算機能
- 各種手当や控除の計算設定
- メールサポートあり
- クラウド(SaaS)
- 支給項目・控除項目などの一覧表出力機能
- 賃金台帳の作成機能
- 管理者権限・ユーザー権限の管理機能
- Web給与明細の配布機能
円簿給与は、給与計算・給与明細作成・年末調整まで全ての機能が無料で利用できる給与計算ソフトです。広告収入によって運営されており、限定期間や機能アップによる課金はありません。
勤怠管理システムなど、他サービスとの連携は未対応で、勤怠データを手入力する必要があります。勤怠データ連携の手間はかかるものの、エクセルなどの従来の方法より業務効率化が図れます。
給与計算業務に必要な最低限の機能をそなえた無料システムをお探しなら、円簿給与がおすすめです。
- 残業手当の自動計算機能
- 通勤手当の自動計算機能
- 社会保険料の自動計算機能
- 所得税の自動計算機能
- 住民税年度更新機能
- 各種手当や控除の計算設定
- メールサポートあり
- クラウド(SaaS)
- スマホアプリ(Android)対応
- モバイルブラウザ(スマホブラウザ)対応
無料トライアル期間がある給与計算ソフトおすすめ4選
無料の給与計算ソフトでは機能が制限されており、希望要件を満たせない場合もあるでしょう。そんな方におすすめなのが低価格から利用できる給与計算ソフト。ここでは、無料トライアル期間で、1ヶ月の給与計算業務の流れや操作性を実際に試してから導入できる給与計算ソフトのおすすめ4選を紹介します。
- freee人事労務
- マネーフォワード クラウド給与
- ジンジャー給与
- 給料王
freee人事労務は、月額料金2,000円(6人以上の場合、1人あたり月額料金400円追加)から利用可能なクラウド給与計算ソフトです。給与計算だけでなく、人事労務管理にも対応しており、バックオフィス業務全体の効率化が期待できます。
給与計算機能においては、給与振込まで自動化でき、一連の給与計算業務がオンライン上で完結します。幅広い規模の企業に対応しており、欲しい機能と予算に合わせてプランを選べます。
freee人事労務が気になる方は、無料トライアルで機能や使いやすさを確認するのがおすすめです。
- 残業手当の自動計算機能
- 通勤手当の自動計算機能
- 社会保険料の自動計算機能
- 所得税の自動計算機能
- 住民税年度更新機能
- 各種手当や控除の計算設定
- 導入支援・運用支援あり
- チャットサポートあり
- メールサポートあり
- 電話サポートあり
- 以前に利用していたking of timeより使いやすいのと給与明細や源泉徴収票、給与振込先の登録など一括して全てを賄えるので。
- 様々な勤務状態における入力方法が簡易で楽であるために、勤怠管理がやりやすい。また入力画面が見やすい。
マネーフォワード クラウド給与は、月額料金2,980円(6人以上は1人あたり月額料金300円追加)から利用できるクラウド給与計算ソフトです。銀行口座との振込連携もできるため、ワンクリックで従業員の口座に給与振込が可能。
給与計算だけでなく、勤怠管理・経理・人事・会計・マイナンバー管理など、同社の他システムとも連携でき、人事労務情報を一元管理したい場合にもおすすめ。初期設定が簡単で、初心者にも導入しやすい給与計算システムです。
マネーフォワード クラウド給与が気になる方は、無料トライアルを活用して機能や使いやすさを確認ください。
- 残業手当の自動計算機能
- 通勤手当の自動計算機能
- 社会保険料の自動計算機能
- 所得税の自動計算機能
- 導入支援・運用支援あり
- チャットサポートあり
- メールサポートあり
- クラウド(SaaS)
- モバイルブラウザ(スマホブラウザ)対応
- 通信の暗号化
ジンジャー給与
ジンジャー給与は、初期費用および月額料金300円(1ユーザーあたり)から利用できるクラウド給与計算ソフト。実際の人事労務管理の現場での声を反映して開発されたシステムで、不慣れな方でも直感的に操作しやすいUI(ユーザーインターフェース)が評判です。
ジンジャーは給与計算ソフト以外にも、人事労務システム・勤怠管理システムなど多数のサービスを提供しており、システム同士を連携することで更なる業務効率化が実現します。また人事データベースを一元することで、部署間の情報共有や更新がスムーズに。人事労務担当者の負担も大幅に軽減します。
ジンジャーは手厚いサポート体制で、はじめて給与計算ソフトを導入する企業でも安心して導入できます。ぜひ無料トライアルで操作性を確認ください。
- 残業手当の自動計算機能
- 通勤手当の自動計算機能
- 社会保険料の自動計算機能
- 所得税の自動計算機能
- 住民税年度更新機能
- 各種手当や控除の計算設定
- 導入支援・運用支援あり
- チャットサポートあり
- メールサポートあり
- 電話サポートあり
給料王は、ソリマチ社が提供するインストール型(パッケージ型)の給与計算ソフト。正式導入前に30日間の無料トライアルを利用できます。
給料王は毎月の給与計算の効率化はもちろん、年末調整が簡単に行えることがおすすめのポイント。「年末調整やることナビ」で手順を確認しながら、システム上で申告書類を作成できます。
給料王はマイナンバー対応ソフトウェア認証製品で、個人情報を安全に管理できる点もメリット。高性能でありながら、使いやすい給与計算システムです。
- 残業手当の自動計算機能
- 通勤手当の自動計算機能
- 社会保険料の自動計算機能
- 所得税の自動計算機能
- 住民税年度更新機能
- 各種手当や控除の計算設定
- 導入支援・運用支援あり
- チャットサポートあり
- メールサポートあり
- 電話サポートあり
無料の給与計算ソフトを利用する場合の注意点
無料の給与計算ソフトは有料版と比較してさまざまな制限があります。ここでは、無料の給与計算ソフトを利用する場合の注意点やデメリットを解説します。
カスタマイズ性が低い
無料の給与計算ソフトは有料版よりカスタマイズ性が低く、複雑な給与規定の計算方法に対応していない場合があるため、注意が必要です。勤務形態が多岐に渡るような大企業や独自の給与計算ルールが多い企業に、無料の給与計算ソフトはおすすめできません。
一方、複雑な計算方式を必要としない少人数・小規模企業や個人事業主には、必要最低限の機能を無料で使える給与計算システムをおすすめできます。
関連記事:大企業に導入実績がある給与計算ソフト
サポート体制が不十分
無料の給与計算ソフトは有料版と比較してカスタマーサポートが限られている点がデメリット。無料の給与計算ソフトの中にはサポート対象外の製品も。
給与計算業務は時間的制約がシビアなため、不具合があった際、すぐ相談できる窓口があれば安心です。手厚いサポートを重視する場合は、有料版の給与計算ソフトがおすすめです。
登録ユーザー数に制限がある
無料の給与計算ソフトは登録ユーザー数に制限がある場合がほとんどです。組織規模を拡大中の企業や利用人数の変動がある企業は、無料プランから有料プランに切り替える可能性を念頭に置いて、導入するシステムを選びましょう。
一度有料プランに切り替えても、再び無料プランに戻せる給与計算ソフトもあり、繁忙期のみユーザー数が多くなるような企業におすすめです。
関連記事:中小企業向け給与計算ソフト
連携できるサービスが少ない
給与計算ソフトは他のシステムと連携することでバックオフィス全体の業務効率が大幅に向上します。しかし、無料の給与計算ソフトは他システムとの連携機能がないことが多いため注意が必要。勤怠管理システムや人事労務管理システムと連携させたい場合は、「システム連携可能か」という観点で給与計算ソフトを選ぶのがおすすめです。
無料プランはデータ保証期間が短い
無料の給与計算ソフトでは、データを長期にわたって安全に保管できないことがあります。無料プランはデータ保証期間が短く、保存期間が限定されているものや、バックアップを復元できる期間が短いものもあり、注意が必要です。
給与計算データを長期間保管する必要がある場合は、重要なデータが消えてしまわないよう、バックアップ環境を整えておく必要があります。
まとめ:給与計算システム選びは複数社の相見積もりがおすすめ
本記事では、無料の給与計算ソフト(給与計算システム)の比較ポイントやおすすめ製品を紹介しました。給与計算ソフトは提供会社によって機能が違い、自社のニーズに最適な給与計算ソフトを選ぶには時間と手間を要するかもしれません。
失敗せず給与計算ソフトを選ぶには、複数社を相見積もりした上で比較検討するのがおすすめ。 PRONIアイミツ(当サイト)では、いくつかの質問に答えるだけで条件に合った給与計算ソフト(最大6社)が分かる無料診断を用意していますので、ぜひ一度お試しください。
よくある質問
無料で利用できる給与計算ソフトについて、よくある質問に答えます。
無料で利用できるおすすめ給与計算ソフトは?
料金無料で給与計算ソフトの基本機能を使えるサービスとしては、「フリーウェイ給与計算・ジョブカン給与計算・PayBook・円簿給与」などがあります。また、多くの給与計算ソフトでは無料トライアルを利用できます。
無料で利用できる給与計算ソフトのデメリットは?
無料版の給与計算ソフトには、「カスタマイズ性が低い」「サポート体制が不十分」「登録ユーザー数に制限がある」などのデメリットがあります。個人事業主や小規模事業者であれば無料プランでも給与計算業務を行える可能性は高いですが、勤務形態が多岐に渡るような大企業や独自の給与計算ルールが多い企業は、有料プランの検討がおすすめです。
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