【2024年最新】Rosic(ロシック)の評判と実態
人事管理システム(HCM)「Rosic」の評判と口コミを徹底調査しました。他サービスと比較したメリットや料金プラン、「Rosic」の導入実績や効果も網羅。この記事だけで、「Rosic」のすべてが分かります。
- <総評>Rosicは進化を続ける人事管理システム(HCM)
- Rosicの8つのメリット
- 徹底調査で分かったRosicを使うべき人・会社
- Rosicの料金プラン
- Rosicの導入実績・効果
- まずはRosicの見積もりを
- まとめ
「Rsic(ロシック)」は、東京都新宿区に本社を構えるインフォテクノスコンサルティングが提供する人材マネジメントシステムです。人事や組織データの一元化・可視化、人事に関する業務のシステム化・効率化、経営判断に役立つ情報のデータ化に対応していることから、人事における課題の発見から解決までをサポートする基盤システムとして人気を集めています。
そこ本記事では、発注業者比較サービス「PRONIアイミツ」の調査をもとに、Rosicの特徴や導入するメリット、実際の事例などをわかりやすく解説します。人事管理システム(HCM)をお探しの方はぜひ参考にしてください。
<総評>Rosicは進化を続ける人事管理システム(HCM)
Rosicは、「人事の業務品質向上に貢献できるパッケージソリューションを提供したい」という想いのもと、2003年にサービスを開始した人事管理システム(HCM)です。時代やニーズの変化、技術の発展とともに成長し続けているのが最大の特徴で、2020年時点では人材情報を経営情報にするためのサポートにも注力しています。
基本機能にくわえてさまざまなオプション・モジュールが用意されており、利用者のニーズに応じた組み合わせで使用することができるのも魅力です。
人事管理システム(HCM)の導入を検討中の方は、まずは無料の見積もりから始めてみてはいかがでしょうか。「PRONIアイミツ」では特に人気の人事管理システム(HCM)の一括見積もりも可能なので、人事管理システム(HCM)選びでお困りの方はお気軽にお問い合わせください。
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Rosicの8つのメリット
人事業務を効率化できるRosicですが、活用することで次のようなメリットがあります。
メリット1.人材データを高精度で一元化
Rosicの基本機能に含まれる人材データ照会では従業員に関するさまざまな情報が一元化できるほか、蓄積したデータはグラフやリスト、帳票に出力が可能。キャリア分析・比較にも対応しており、各従業員の保有スキルやキャリアなどが一覧で確認できるため、新たなプロジェクトの担当者候補選定や異動・昇進・昇格を検討する際にも役立つでしょう。
また、組織マネジメントモジュールを使用すれば、プロジェクトやポストなどの異なる体系の一元管理も可能です。
メリット2.優れた分析機能
Rosicのオプション・モジュールであるRosic Analyticsでは、スキルと給与の相関性や実績と労働時間の相関性が分析できるポートフォリオ分析や、組織の人員構成が自在に分析できる要員推移分析など、さまざまな分析を行うことができます。
要員シミュレーションでは、要員推移分析から得た入社数・率や退職数・率、昇格数・率などにもとづいた要員予測も可能なので、採用計画や昇格基準の検証にも役立てられるでしょう。
メリット3.人件費の予測や管理ができる
人件費予測・実績管理モジュールで前年度の人件費の実績が分析できるのもRosicの魅力です。給与支給項目の適切なグルーピングによる計算ルールの定義にくわえ、組織・個人属性とグルーピング項目をかけあわせた分析も可能。実績と予測の差異が視覚的に分かるグラフ表示に対応しているのもうれしいポイントでしょう。
さらに、Rosic Analyticsの人件費推移分析・シミュレーションでは、要員シミュレーションで作成したシナリオと賃金テーブルをかけあわせた人件費シミュレーションも行うことができるため、あわせて使用してみてもいいかもしれません。
メリット4.適切な人材配置ができる
Rosicでは、人事異動やプロジェクト編成などをサポートする異動シミュレーションも提供しています。標準型・マトリクス型・一覧型のデータを参照しながらシミュレーションができるだけでなく、複数シナリオの作成・保存に対応しているため、細かな検証を行いたいという場合でも問題ありません。
自社の抱える人材をより適切な部署・ポジションに配置することによって、将来的な業績向上が見込めるのではないでしょうか。
メリット5.情報収集や変更手続きも手軽に
従業員の保有する資格に関する情報の収集や、家族情報や住所情報などの変更には手間がかかるものです。
しかし、Rosic Web汎用ワークフローを使えば、そうした業務の効率化が期待できます。申請画面はマスタごとに自由に定義ができるほか、業務プロセスに応じたワークフローの設定も可能。
承認を経たデータはすべてRosicで保管されるため、常に最新の情報を保つことができます。
メリット6.評価や社内アンケートも簡単
RosicのWebデータExcelエントリーでは、Excelの操作性を維持しながらも柔軟にシステム化が可能です。入力フォームの簡単な見直しはExcelの修正・設定変更で対応できるので、システムに関する専門的な知識がなくても安心。目標管理や人事考課といった評価はもちろん、社内でアンケートを実施したいという場合にも役立ちます。
また、収集したデータはすべてRosicマスタに格納されるため、過去のデータが活用できるのもうれしいポイントでしょう。
メリット7.人事異動や入社の発令業務を効率化
人事異動や契約社員入社といった情報が申請できる、ワークプロセスマネジメント機能が用意されているのもRosicの特徴の1つです。人事担当者は異動や採用などに関する情報が申請できるほか、支店や店舗で採用を行った際の社員番号の採番制御にも対応。一括での申請にも対応しているため、人事異動や新たに入社が決定した際の発令業務を効率化することができるでしょう。
メリット8.手厚いサポート体制
利用企業それぞれのニーズに応じたデータベースのデザイン・構築をはじめ、高い技術力を活かしたカスタマイズ開発、専任のコンサルタントによる導入コンサルティングなど、きめ細やかなサービスを提供している点もRosicの大きな魅力です。
また、システムの導入後にも継続的なサポートを行っているため、「システムの導入に不慣れ」「運用していけるか不安」という場合でも安心でしょう。
徹底調査で分かったRosicを使うべき人・会社
紹介したメリットを踏まえ、Rosicは一体どんな人・会社が使うべきなのか、具体的にお伝えします。
人事データを一元管理したい会社
Rosicは、「人事に関するデータを一元管理したい」という会社にうってつけの人事管理システム(HCM)です。
基本機能である人材マネジメントシステムでは、従業員に関する情報の一元管理・参照が可能。登録されたデータは必要に応じてグラフやリスト、帳票として出力ができるほか、指標レーダーチャートや階層図・人材マップの作成にも対応しています。
さらに、各従業員のキャリアやスキルに関する情報が年表形式で表示されるキャリア分析・比較、複数のパターンを比べながら検討できる異動シミュレーションにもデータが活用できるので、幅広い業務の効率化が叶うでしょう。
分析機能が充実している人事管理システム(HCM)を探している会社
データを管理・参照するだけでなく、充実の分析機能が用意されているのもRosicの大きな魅力です。
Rosicのオプション・モジュールの1つであるRosic Analyticsを使えば、ポートフォリオ分析や要員推移分析、要員シミュレーション、人件費推移分析・シミュレーションが可能。人材・組織の状態をさまざまな観点から分析することができるので、幅広い用途への活用が見込めます。
データにもとづいて人材配置や採用計画を立案したいと考えている会社にもうってつけの人事管理システム(HCM)といえるのではないでしょうか。
サポートの手厚い人事管理システム(HCM)を探している会社
「人事管理システム(HCM)を導入するならサポートを重視したい」という会社にも、Rosicはおすすめできる人事管理システム(HCM)です。
Rosicでは、利用企業ごとに合わせたデータベースのデザイン・構築にくわえ、カスタマイズ開発やシステムの拡張・展開、導入コンサルティングなども提供が可能。コンサルティングでは専任の担当者が、利用企業の希望するデータ活用方法などをヒアリングした上でニーズに適した種類・形式を提案するので、心強いのではないでしょうか。
さらに、導入後も継続してサポートが受けられるのも安心できるポイントです。
Rosicの料金プラン
Rosicの料金は利用企業ごとの要件によって異なるため、詳細を知るためには問い合わせが必要です。
少しでも興味のある方は、「PRONIアイミツ」で見積もりや資料請求を行ってみてはいかがでしょうか。
Rosicの導入実績・効果
ここからは実際にRosicを導入した企業の例を取り上げ、システム導入後にどんな効果があったのかをお伝えします。
製造業・A社
Rosicの導入事例ページ(インフォテクノスコンサルティング株式会社 https://www.rosic.jp/features/case-a/ 参照)によると、従業員数5,000人規模の製造業・A社では「従業員が自身のキャリアに対して受け身である」ことを課題視していました。改善策としてラーニングシステムの導入を検討していたものの、人材データが散在していることが判明。ラーニングシステムを利用するためにも、「まずは人材データの一元管理が必要」だと考えたことがRosicを導入したきっかけでした。
Rosicの導入にあたっては、既存の人事・給与システムや勤怠システムなどとの連携や、人事異動にともなう業務のシステム化、現場の従業員が使いやすい異動シミュレーション機能の開発に注力。結果としては、人事の業務工数の大幅な削減や、人事データベースにもとづいた異動シミュレーション、総合的かつ長期的な人材配置が提案できる体制づくりに成功しました。
さらに、その後はグループ企業とのデータ共有や、データベースの品質向上を目的としたデータ収集などにも取り組んだとのことです。
製造業・B社
Rosicの導入事例ページ(インフォテクノスコンサルティング株式会社 https://www.rosic.jp/features/case-c/ 参照)によると、従業員8,000人規模のB社では各部署の独立性が高いことから「部署ごとの人材マネジメントの質に偏りがある」という課題を抱えており、人材マネジメント力の向上を目的にRosicを導入しました。
Rosicの導入で取り組んだのは、階層や組織を問わず確認できる「組織カルテ」の構築。必要なデータや指標が把握できるだけでなく、過去と現在の組織の比較もできるように設計したといいます。
そうした取り組みが功を奏し、Rosicの導入後はマネジメント層が人材データに関心をもち、積極的に関わるように。従来はなかなか踏み込むことができずにいた、現場の状況が把握できるようになったのもうれしい効果だったと担当者は語ります。
その後はグループ会社にも「組織カルテ」を展開するとともに、人材データや組織データの分析を通じて課題の洗い出しと解決にも注力。従業員の声も反映しつつ、より質の高い人材データの一元化・見える化を推進したそうです。
まずはRosicの見積もりを
Rosicは人材・組織データの一元管理にくわえて、さまざまな分析や情報収集などに対応している人事管理システム(HCM)です。人事業務の効率化はもちろん、人事の抱える課題の発見から解決までをサポートすることができます。
「PRONIアイミツ」では、Rosicの見積もりが可能です。「Rosicの導入を検討したい」「費用感が知りたい」という方は、ぜひお問い合わせください。
まとめ
本記事では、人事管理システム(HCM)Rosicの特徴や導入メリット、実際の事例などを解析してきました。
2003年から長きにわたって多くの企業の人事業務効率化をサポートしてきたRosic。充実の基本機能にくわえて、ニーズに応じて追加ができるオプション・モジュールも豊富に揃えているため、幅広い企業の課題解決に役立つと考えられます。
しかし、人事管理システム(HCM)をお探しの方のなかには「いろいろなシステムを比較したい」という方もいるのではないでしょうか。「PRONIアイミツ」では、Rosicを含む人気の人事管理システム(HCM)の一括見積もりや資料請求も受け付けていますので、お気軽にご利用ください。
関連記事:代表的な人事管理システム(HCM)を比較した記事はこちら!