クラウド型のワークフローシステムおすすめ12選【2024年最新比較】
社内稟議の効率化を図るため、ワークフローシステムの導入を進めている企業が増えています。「紙の稟議書は管理が大変」「承認者が社外に出てしまうと稟議が進まない」という課題を抱える企業には、クラウド型(SaaS)のワークフローシステムがおすすめです。クラウド型であれば、場所や時間を選ばず、稟議申請・承認が可能です。決裁までの時間や手間を大幅に削減でき、業務を効率化できます。
そこで本記事では、クラウド型のおすすめワークフローシステム12選を紹介します。ワークフローシステム導入のメリットや選び方も解説しますので、SaaSを導入して社内稟議を効率的に進めたい担当者はぜひご覧ください。2024年最新でおすすめのサービスを比較したい方は、別記事「おすすめワークフローシステムを徹底比較」を参考にしてください。
- クラウド型(SaaS)のワークフローシステムとは
- クラウド型ワークフローシステム導入のメリット
- クラウド型ワークフローシステムの選び方・比較ポイント
- 【比較表】クラウド型ワークフローシステム
- クラウド型ワークフローシステムのおすすめ12選
- クラウド型ワークフローシステム導入時の注意点
- まとめ:SaaSを活用し、社内のワークフローを効率化しよう
- よくある質問
クラウド型(SaaS)のワークフローシステムとは
ワークフローシステムとは、社内稟議を電子化し、申請・承認・決裁までの一連の業務をシステム上で完結できるサービスです。
ワークフローシステムの導入形態には、「クラウド型(SaaS)」と「オンプレミス型」があります。クラウド型(SaaS)はサービス提供会社が提供するシステムをインターネットを介して利用し、オンプレミス型は自社サーバーにシステムを構築し運用します。
比較項目 | クラウド型(SaaS) | オンプレミス型 |
---|---|---|
導入方法 | インターネット上でログインする | 自社のサーバーにシステムを構築する |
初期費用 | 無料〜数万円 | 100~500万円程度 |
ランニングコスト | 1ユーザーあたり月額300~500円 | 運用保守費用が必要 |
カスタマイズ | オプションで機能追加が可能 | 自社の細かいニーズに合わせた柔軟なカスタマイズが可能 |
バージョンアップ | ・提供会社で対応 ・無料で自動アップデート |
・自社で対応 ・メンテナンス費用が必要 |
クラウド型のワークフローシステムは、初期費用無料のサービスが多く、インターネット環境があればすぐに利用開始できるため導入しやすいです。また、アップデートも自動で行われ、管理の手間やコストもかかりません。一方、オンプレミス型のワークフローシステムは、初期費用は高額で導入までに時間がかかるものの、ランニングコストは抑えられます。
オンプレミス型と比較して、クラウド型のワークフローシステムには次のような取り組みを推進できる特徴があります。
- 働き方改革・リモートワークの推進
- 災害リスクへの対策
働き方改革・リモートワークの推進
クラウド型のワークフローシステムはインターネット環境下でどこでも利用できることから、働き方改革・リモートワークの推進にも有効です。クラウド上で申請・承認業務ができ、場所や時間を選ばず社内稟議を進められます。スマートフォンやタブレットに対応するワークフローシステムであれば、外出先や移動中にも承認業務が可能です。
災害リスクへの対策
日本は災害の多いため、以前より事業継続計画(BCP)の重要性が説かれていました。従来の方法では自社が被災した際にデータも失われてしまいますが、クラウド型のシステムであれば、サービス提供会社のサーバーにデータが保管されるため、災害リスクへの対策にも有効です。万が一、地震や水害によって自社のサーバーが破損しても、データが失われることはありません。サービス提供会社によっては、データセンターを複数の地域に設置している会社もあり、災害によってデータを失うリスクが抑えられます。
このように、クラウド型のワークフローシステムは企業の成長や事業継続を支援してくれるため、多くの企業が導入を始めています。株式会社エイトレッドの「ワークフローシステム導入がテレワークの推進に必要だと思う理由を教えてください。」という質問への回答は、「脱ハンコ」が75.0%と最も多く、次いで「承認スピードの向上」が63.6%でした。
出典元:株式会社エイトレッド
上記のデータから、ワークフローシステムは承認スピードの向上に重要な要素であることが分かります。災害リスクへ備えつつ生産性の向上をしたい企業は、クラウド型ワークフローシステムを導入して業務プロセスを効率化することが求められるでしょう。
クラウド型ワークフローシステムで、災害リスクへの備えと生産性向上の両立を図りたい担当者は、ぜひPRONIアイミツを活用ください。PRONIアイミツでは、いくつかの質問に答えるだけで希望要件に合ったクラウド型ワークフローシステムが分かる診断(無料)ができます。
クラウド型ワークフローシステム導入のメリット
クラウド型(SaaS)のワークフローシステムのメリットが分かることで、より自社に導入するイメージが湧くでしょう。クラウド型のワークフローシステム導入のメリットは以下の通りです。
- システム導入から運用開始までがスムーズ
- どこからでも稟議申請・承認ができ、業務効率化が進む
- 導入コストと、手間・時間を削減できる
- 業務プロセスの可視化で、進捗状況が把握できる
システム導入から運用開始までがスムーズ
クラウド型ワークフローシステムは、オンプレミス型のようにサーバを構築する必要がないため、システム導入から運用開始までがスムーズです。オンプレミス型はシステム開発に数ヶ月かかりますが、クラウド型はサービス提供会社が提供するシステムを利用するため、インターネット環境があればすぐに導入できる点がメリットです。アカウント作成のみで導入できるワークフローシステムもあり、早ければ最短即日で運用を開始できます。
どこからでも稟議申請・承認ができ、業務効率化が進む
クラウド型ワークフローシステムは、インターネット上で利用するため、どこからでも稟議申請・承認ができ、業務効率化が進みます。また、マルチデバイス対応のクラウド型ワークフローシステムであれば、スマホからも承認が可能。「承認者が外出していて承認を得られない」「稟議がなかなか進まない」という課題も解決でき、承認業務の効率化が進みます。
導入コストと、手間・時間を削減できる
クラウド型のワークフローシステムは導入コストと、手間・時間を削減できる点がメリットです。オンプレミス型のワークフローシステムは、自社の要件に合わせてシステム開発するため、100万円以上の開発費と数ヶ月の開発期間がかかります。また、メンテナンスのための維持費も必要です。
一方、クラウド型はシステム開発が不要のため導入コストがかかりません。保守・運用もサービス提供会社が行うため、自社に専門知識を持つスタッフがいなくても簡単に導入が可能。クラウド型は、維持にかかる手間や時間も削減できます。
業務プロセスの可視化で、進捗状況が把握できる
クラウド型ワークフローシステムを導入すると、業務プロセスを可視化でき、リアルタイムで進捗状況を把握できます。ワークフローに滞留が生じた際、申請者はどこで滞っているかが一目で分かり、対応しやすいです。また、差し戻しがあった際もすぐに対応可能です。承認者もタスクがわかりやすく、対応漏れを防げます。
クラウド型ワークフローシステムの選び方・比較ポイント
ここでは、クラウド型ワークフローシステムの選び方・比較ポイントを解説します。自社に合うワークフローシステムの選定ポイントを知りたい企業は、ぜひ参考にしてください。
- 複雑な承認経路に対応したルート設定ができるか
- 操作画面が分かりやすく、簡単に申請書を作成できるか
- 既存システムとの連携機能はあるか
- 費用をトータルコストで比較
複雑な承認経路に対応したルート設定ができるか
クラウド型ワークフローシステムは承認経路のカスタマイズに対応していない製品もあるため、自社の承認経路に対応できるか確認しておきましょう。特に、自社独自の複雑な承認経路がある企業は注意が必要です。カスタマイズ機能を搭載しているシステムなら、複雑な承認ルートの設定も可能です。自社の承認経路に対応できないワークフローシステムを導入してしまうと、十分に活用できないおそれがあります。
操作画面が分かりやすく、簡単に申請書を作成できるか
新人社員やシステム操作が不慣れな従業員でもスムーズに使えるように、操作画面が分かりやすく、簡単に申請書を作成できるワークフローシステムを選びましょう。直感的に操作できるワークフローシステムは定着が早く、教育コストの削減にもつながります。無料トライアルは積極的に活用し、操作性を試してから本格導入しましょう。
既存システムとの連携機能はあるか
クラウド型ワークフローシステムは、他のシステムとの連携でさらに便利に活用できるため、既存システムとの連携機能があるかを確認しましょう。たとえば、経費精算システムや会計ソフトとワークフローシステムを連携できると、スムーズなデータ連携が可能になり業務はさらに簡素化できます。
クラウド型ワークフローシステムは製品によって連携できるシステムが異なります。導入後にシステムを変えるのは想像以上に面倒なので、事前に既存システムとの連携可否は必ずチェックしましょう。
費用をトータルコストで比較
クラウド型ワークフローシステムは、初期費用が安くて導入しやすいものの、運用費用が必要です。多くのサービス提供会社は1ユーザーあたりの月額課金制を採用しており、ユーザーが多いほどランニングコストはかさみます。長期的な視点でトータルコストを比較しましょう。
また、多くの機能を搭載しているワークフローシステムは便利である反面、価格は高くなりがちです。複数社の相見積もりで機能と費用を比較して検討しましょう。
「いろんなことを加味しながら自社に最適なツールを選ぶのは難しい」と思われた方は、ぜひPRONIアイミツをご利用ください。いくつかの簡単な質問に答えるだけで、希望要件に合ったクラウド型ワークフローシステムが分かる無料診断をご用意してます。
【比較表】クラウド型ワークフローシステム
ここからは実際に、料金や機能を比較して、クラウド型ワークフローシステムを紹介します。以下、ワークフローシステムの料金比較表もご参照ください。
サービス名 | 初期費用 | 月額料金 |
---|---|---|
X-point Cloud | 無料 | 500円/1ユーザー |
クラウドERP freee | 要問い合わせ | 要問い合わせ |
バクラク申請 | 要問い合わせ | 10,000円/50ユーザー |
コラボフロー | 無料 | 500円/1ユーザー |
rakumo ワークフロー | 無料 | 300円/1ユーザー |
ジンジャーワークフロー | 30万円 | 300円/1ユーザー |
Gluegent Flow | 無料 | 300円/1ユーザー |
楽々WorkflowII Cloud | 50,000円 | 500円/1ユーザー + 基本料金:10,000円 |
ジョブカンワークフロー | 無料 | 300円/1ユーザー |
ActionPassport | 無料 | 500円/1ユーザー |
Styleflow | 無料 | 300円/1ユーザー |
MAJOR FLOW Z CLOUD ワークフロー | 50,000円 | 50,000円/50ユーザー |
クラウド型のワークフローシステムは、初期費用無料、1ユーザーあたりの月額料金300円~500円(税抜)で利用できるシステムが多いです。料金以上にコスト削減効果が大きいと判断できる企業は、導入がおすすめです。
クラウド型ワークフローシステムのおすすめ12選
ここからは、クラウド型ワークフローシステムのおすすめ12選を紹介します。各製品の特徴やおすすめポイントも解説するので、ワークフローシステム選びにお悩みの企業はぜひ参考にしてください。
- X-point Cloud
- クラウドERP freee
- バクラク申請
- コラボフロー
- rakumo ワークフロー
- ジンジャーワークフロー
- Gluegent Flow
- 楽々WorkflowII Cloud
- ジョブカンワークフロー
- ActionPassport
- Styleflow
- MAJOR FLOW Z CLOUD ワークフロー
X-point Cloud(エクスポイントクラウド)は、株式会社エイトレッドが提供するクラウド型ワークフローシステムです。シリーズ累計導入数4,000社以上を誇り、業種を問わずさまざまな企業に導入されています(2024年2月時点の実績)。
紙の申請書をそのままの見た目で電子化でき、紙の書類を扱うように稟議申請・承認業務を行える点が特徴。見慣れた申請書をワークフローシステム上で利用でき、違和感なく定着しやすいです。また、汎用性が高く、稟議書以外にも各種申請書や報告書の電子化も可能。
データ検索機能もあり、多様な書類をまとめて効率的に管理できます。紙の申請書類を初めて電子化する企業には特におすすめ。「ランニングコストを抑えたい」「グループウェアとの連携して利用したい」という企業に、X-point Cloudはおすすめのクラウド型ワークフローシステムです。
- 申請フォーマットの作成機能
- 申請の規定違反のチェック機能
- 申請へのコメント機能
- 申請内容の確認と承認機能
- 一括承認機能
- メールサポートあり
- 電話サポートあり
- 冗長化
- 通信の暗号化
- IP制限
- 直感的な仕様で初めてでも迷う事なく使えました。他はまだ試した事がありませんが、今のところ満足出来ています。
- 複数の社員の共通する目的に合っている。部署でこれまでなかなか共有出来ていなかった問題点が見える化された。
クラウドERP freeeは、フリー株式会社が提供するクラウド型ワークフローシステムです。シリーズ累計の有料課金ユーザー数は46万社を誇り、中小企業から大企業まで多くの導入実績があります(2023年3月末時点の実績)。
申請・承認だけでなく、経費精算や会計処理もまとめて対応可能。蓄積したデータは可視化され、経営判断に活用できます。総合的に業務を効率化し、生産性を向上したい企業におすすめです。ERPシステムは大企業向けの製品が多いですが、クラウドERP freeeはクラウド型のため、小規模企業でも導入しやすい点が特徴。
サポートも充実しており、初めてERPシステムを導入する企業でも安心して導入できます。「外出先でスマホから承認業務を進めたい」「経営データをリアルタイムに集計してほしい」という企業に、クラウドERP freeeはおすすめのクラウド型ワークフローシステムです。
- 申請内容の確認と承認機能
- 導入支援・運用支援あり
- チャットサポートあり
- メールサポートあり
- 電話サポートあり
- 冗長化
- 通信の暗号化
- IP制限
- 二要素認証・二段階認証
- クラウド(SaaS)
- 利便性が高くワークフローのリアルタイム連携も充実していて先祖返りなどのリスクも少なく構築されているから。
- 見やすくて使いやすいです。アプリでアクセスもわかりやすく簡単に出来るし、気に入っています。わたしは入社してまだ日が浅いのですが、すぐに使えるようになりました。
バクラク申請
バクラク申請は、株式会社LayerXが提供するクラウド型ワークフローシステムです。同シリーズとの連携で支出管理を一元化できる点が人気で、幅広い企業が導入しています。
「バクラク請求書」や「バクラク経費精算」と連携すると、申請から請求書の処理までが一気通貫で完結します。「バクラクビジネスカード」との連携で利用明細も紐付けでき、経理業務の効率化が可能です。他社と比較したおすすめポイントは、Slackとの連携機能。承認申請があると承認者はSlackで通知を受け取れ、そのままSlack上で承認業務を完了できます。
ワークフローシステムにログインする手間なく、外出先やリモートワークでもスムーズに承認業務を進められる点が強みです。
- 申請フォーマットの作成機能
- 申請へのコメント機能
- 申請内容の確認と承認機能
- チャットサポートあり
- メールサポートあり
- 電話サポートあり
- ISMS
- 通信の暗号化
- IP制限
- 二要素認証・二段階認証
コラボフローは、株式会社コラボスタイルが提供するクラウド型ワークフローシステムです。自社に合わせた申請フォームの作成や承認経路の設定が簡単で、多くの企業が活用しています。
他社と比較したおすすめポイントは、サイボウズ製品との連携に優れていること。kintoneやサイボウズOfficeと連携でき、グループウェアとのデータのやりとりをシームレスに行えます。すでに利用中のグループウェアがある企業におすすめです。
コラボフローは、クラウド版とパッケージ版が提供されています。クラウド版は、6名以上から1ユーザー単位で追加契約でき、人数に合わせた料金で利用可能です。
- 申請フォーマットの作成機能
- 申請へのコメント機能
- 申請内容の確認と承認機能
- 一括承認機能
- 導入支援・運用支援あり
- メールサポートあり
- ISMS
- 通信の暗号化
- IP制限
- シングルサインオン
- 申請履歴を参照できるので、似た内容の申請をする場合には、一から文章を作る必要がなく、効率的に業務をできる。
- 今まではエクセルで管理していたが、いつ誰が書いているのかわからなかった。 システムを導入してから、いつ誰がどんな回答をしているか一目でわかるようになった。
rakumo ワークフロー
rakumo ワークフローは、rakumo 株式会社が提供するクラウド型ワークフローシステムです。Google WorkSpaceと連携して使うクラウド型拡張ツールで、Googleアカウントで管理できます。
rakumo製品には「rakumo ケイヒ」や「rakumo キンタイ」のようにGoogle WorkSpaceのアドオンツールが多く提供されており、ほかのrakumo製品との連携でさらに業務を簡素化できる点が特徴。特に「rakumo ケイヒ」と連携すると、経費精算から申請までをまとめて処理できます。
Google WorkSpaceを利用中の企業には特におすすめのワークフローシステムです。「システム連携に長けているワークフローシステムを導入したい」「コストパフォーマンスに優れたシステムが良い」という企業は、無料トライアルを利用してみてはいかがでしょうか。
- 申請フォーマットの作成機能
- 申請へのコメント機能
- 申請内容の確認と承認機能
- 導入支援・運用支援あり
- メールサポートあり
- 電話サポートあり
- ISMS
- 冗長化
- 通信の暗号化
- シングルサインオン
- 自社でオリジナルの申請書の作成が可能。承認者および承認ルートも自在に設定ができる。紙に印刷ができることも実利用価値がある。
- とても使いやすく、パソコンからだけではなく、スマホからも申請、承認業務もとてもスピーディーにできる所がとても良いです
ジンジャーワークフロー
ジンジャーワークフローは、jinjer株式会社が提供するクラウド型ワークフローシステムです。アイコン表示によるわかりやすい操作画面が人気で、シリーズ累計導入数は18,000社以上を誇ります。
他社と比較したおすすめポイントは、シリーズ共通の人事データベースを保有していること。ワークフローシステムの承認経路に人事情報を自動反映でき、人事異動や組織改変の際にフローを修正する手間がかかりません。同シリーズでまとめて導入すると、システム間で人事情報を共有でき、幅広い業務を効率化できます。
まだほかのシステムを導入していない企業は「ジンジャーシリーズ」で揃えて導入するのがおすすめです。
- 申請フォーマットの作成機能
- 申請の規定違反のチェック機能
- 申請へのコメント機能
- 申請内容の確認と承認機能
- 一括承認機能
- 導入支援・運用支援あり
- チャットサポートあり
- メールサポートあり
- 電話サポートあり
- ISMS
Gluegent Flow
Gluegent Flow(グルージェントフロー)は、サイオステクノロジー株式会社が提供するクラウド型ワークフローシステムです。Google WorkspaceやMicrosoft 365とシームレスに連携でき、多くの企業が活用しています。
初期設定が簡単で、専門知識がなくてもスムーズに導入できる点がおすすめ。サポートが充実しており、導入支援はもちろん、運用サポートやオンラインレクチャー会も無料で実施。初心者もすぐに使いこなせます。
モバイルアプリが提供されており、スマートフォンからの操作もスムーズです。承認依頼があればスマートフォンに通知が届き、対応漏れの防止に役立ちます。
- 申請フォーマットの作成機能
- 申請の規定違反のチェック機能
- 申請へのコメント機能
- 申請内容の確認と承認機能
- 導入支援・運用支援あり
- メールサポートあり
- 電話サポートあり
- ISMS
- IP制限
- 二要素認証・二段階認証
- 特になし。今あるシステムをそのまま使っていて不便だと感じたことがないです。特に不具合もなく、違うシステムに変えることのほうが時間とコストがかかって大変。
- 画面がわかりやすく、簡素化されて迷わず使いやすいところが良い点です。初めて使用しても違和感なく利用できます。不明点があってもチャットなどのサポートも充実しており、すぐに解決できるため大変気に入ってます。
楽々WorkflowII Cloud
楽々WorkflowII Cloudは、住友電工情報システム株式会社が提供するクラウド型ワークフローシステムです。オンプレミス型の「楽々WorkflowII」をもとに開発されたクラウド型ワークフローシステムで、最初はクラウド型で導入し、企業規模が大きくなるとオンプレミス型に移行する使い方も可能。
英語・中国語に標準対応しており、「言語追加機能」でほかの言語にも対応しています。グローバル企業も運用しやすい点がおすすめです。電子メール通知を受け取り側の言語に設定でき、申請者と承認者の言語が異なっていてもストレスなく社内稟議ができます。
クラウド型のため、インターネット環境があれば利用でき、海外に拠点がある企業もスムーズに導入可能です。「セキュリティ対策が万全なシステムを導入したい」「初心者にも使いやすいユーザーインターフェースを搭載した製品が良い」という企業に、楽々WorkflowII Cloudはおすすめのクラウド型ワークフローシステムです。
- 申請フォーマットの作成機能
- 申請の規定違反のチェック機能
- 申請へのコメント機能
- 申請内容の確認と承認機能
- 一括承認機能
- メールサポートあり
- 冗長化
- 通信の暗号化
- シングルサインオン
- オンプレミス(パッケージ)
- 交通費精算、出張精算、経費精算に加えて事前申請も一本で済ませる事ができる。 承認の際のお知らせもあり見逃すこともない。 なにより5年以上使用しているので使い慣れた。
- 入力にストレスがなく時短にもなるため良いと感じています。年齢が上の方にはキーパンチが苦手な方もいますが、過去の入力プルダウンがあるので不便はないようです。
ジョブカンワークフローは、株式会社DONUTSが提供するクラウド型ワークフローシステムです。「ジョブカンシリーズ」は経費精算システムや勤怠管理システムなど、業務効率化に役立つサービスを多数展開しています。
シリーズ累計導入実績は20万社以上で、多くの企業が導入しているSaaSです(2024年2月時点の実績)。使いやすさを重視した画面設計で、誰でも直感的に操作できる点がおすすめ。申請・承認がしやすいのはもちろん、初期設定も簡単です。手軽に導入でき、定着が早い特徴があります。
iOS/Android向けのアプリが提供されており、スマートフォンからの操作もスムーズ。外出先からも承認業務を進められ、社内稟議にかかる時間を短縮できます。
- 申請フォーマットの作成機能
- 申請の規定違反のチェック機能
- 申請へのコメント機能
- 申請内容の確認と承認機能
- 一括承認機能
- 導入支援・運用支援あり
- チャットサポートあり
- メールサポートあり
- 電話サポートあり
- ISMS
- マニュアルが無くても操作しやすい作りとなっている点は高評価。担当者のレスポンスも良く、困りごと解決に親身に寄り添ってくれている。
- サポートが充実しており作業に困ってもすぐに解決できます。チャット、電話での対応、マニュアルを動画にして公開されていることもよい。
ActionPassportは、株式会社イーネットソリューションズが提供するクラウド型ワークフローシステムです。Excel・Word・PDFで運用していた既存フォーマットをそのままシステム上で利用できます。紙の申請書と同じ見た目の申請画面を設定できるため、紙から電子化への移行もスムーズです。
フォームの選択画面はキーワード検索ができるので、申請書の種類が多い大企業にもおすすめ。登録済みの記入例を表示できたり、操作方法はオンラインヘルプにまとめられていたりと、ユーザー自身で疑問点を解決できるシステムです。
スマホやタブレットからはモバイル専用の承認画面を利用可能で、簡単にアクセスして承認業務を進められます。承認処理にフォーカスした操作しやすい専用画面が特徴で、外出先での承認・決裁処理もスムーズに行えます。
- 申請フォーマットの作成機能
- 申請へのコメント機能
- 申請内容の確認と承認機能
- 一括承認機能
- 導入支援・運用支援あり
- メールサポートあり
- 電話サポートあり
- ISMS
- 冗長化
- 通信の暗号化
Styleflowは、TDCソフト株式会社が提供するクラウド型ワークフローシステムです。低コストで手軽に導入でき、小規模企業から大手有名企業まで幅広い企業が利用しています。
利用料金が安く、初期費用無料でユーザー1人あたり月額300円(税抜)で利用可能。低価格でありながらも複雑な承認経路にも対応でき、自社に合わせたワークフローを運用できます。コストパフォーマンスを重視したい企業におすすめです。
また、マルチデバイスに対応しており、スマートフォンからも操作しやすい点が特徴。外出先からもスムーズに承認業務ができ、承認者が不在がちの企業でも滞りなくワークフローを回せます。「幅広いシーンに対応できる柔軟性の高いワークフローを導入したい」「リーズナブルで高品質のシステムを選びたい」という企業に、Styleflowはおすすめのクラウド型ワークフローシステムです。
- 申請フォーマットの作成機能
- 申請へのコメント機能
- 申請内容の確認と承認機能
- 導入支援・運用支援あり
- メールサポートあり
- 電話サポートあり
- ISMS
- シングルサインオン
- クラウド(SaaS)
- モバイルブラウザ(スマホブラウザ)対応
MAJOR FLOW Z CLOUD ワークフロー
MAJOR FLOW Z CLOUD ワークフロー(メジャーフロージークラウド・ワークフロー)は、パナソニックネットソリューションズ株式会社が提供するクラウド型ワークフローシステムです。
20年以上のノウハウを活かして開発されており、幅広い企業が支持しています。申請書作成ツール「FormDesigner」を使って、自社のニーズに合う申請書フォーマットを簡単に作れる点が特徴。100種類以上のサンプル申請書を利用することも可能です。
クラウド型とオンプレミス型があり、クラウド型はスマートフォンやタブレットのブラウザからも手軽にアクセスできます。デバイスの画面に合わせて見やすく表示され、外出先からも操作しやすい点がおすすめです。
- 申請フォーマットの作成機能
- 申請の規定違反のチェック機能
- 申請内容の確認と承認機能
- 一括承認機能
- 導入支援・運用支援あり
- メールサポートあり
- ISMS
- 冗長化
- 通信の暗号化
- IP制限
以上、機能比較や料金比較でおすすめのクラウド型ワークフローシステムを詳しく解説しました。PRONIアイミツ(当サイト)では、ITツール受発注支援のプロとして、クラウド型ワークフローシステム選びの相談を承っています。いくつかの質問に答えるだけで自社におすすめのツールがわかる診断(無料)も用意していますのでぜひご活用ください。
クラウド型ワークフローシステム導入時の注意点
クラウド型ワークフローシステム導入時の注意点として、事前準備をしておくことが挙げられます。導入時には下記の事前準備をしておきましょう。
- 承認ルートの整備
- 社内への周知
SaaSの効果を十分に発揮するためには、システム導入前の準備が大切です。まず、現在のワークフローをシステム化するにあたり、従来の社内ルールの曖昧さを排除し、承認ルートを整備する必要があります。
また、ワークフローシステムは部門をまたいで複数の従業員が関わります。急な業務フローの変更に混乱が生じないよう、事前に周知しておきましょう。導入目的や操作方法の説明を行っておくとスムーズな定着が可能です。
ワークフローシステムは導入時に手間を要すものの、導入後に定着すれば大幅な業務効率化につながるだけでなく、内部統制も強化できます。事前準備をして導入計画をもとにSaaSを導入しましょう。
まとめ:SaaSを活用し、社内のワークフローを効率化しよう
本記事では、クラウド型(SaaS)ワークフローシステム12選の紹介と、比較ポイントや注意点を解説しました。SaaSは、場所や時間を選ばず稟議申請・承認業務が行えるため、企業の意思決定が迅速化します。SaaSを活用し、社内のワークフローを効率化しましょう。
しかし、クラウド型ワークフローシステムは多数あり、どれを導入すべきか迷ってしまうでしょう。PRONIアイミツ(当サイト)では、ITツール受発注支援のプロとして、クラウド型ワークフローシステム選びについての相談を受け付けています。いくつかの質問に答えるだけで希望要件に合ったクラウド型ワークフローシステムが分かる診断(無料)もありますので、ぜひ一度お試しください。
よくある質問
SaaSとは?
SaaSとは、Software as a Serviceの略称で、サービス提供会社が提供するシステムをインターネット上で利用するサービスのことです。SaaSは、クラウドとも呼ばれます。
SaaS(クラウド型)はオンプレミス型と異なり、自社サーバーにシステムを構築する必要はありません。低コストで導入できスマートフォンやタブレットからも利用できます。業務効率化を目的に、大手企業から中小企業まで多くの企業が導入しています。
ワークフローとは何ですか?
ワークフローとは、企業や組織の中で行われる業務の一連の流れのことです。申請・承認・決裁の手続きの流れを指すこともあります。たとえば、備品の購入や新しいプロジェクトを立ち上げる際、申請者は稟議書を作成します。そして、決められた承認経路に沿って上司や関係者に回覧し、承認・決裁を得ます。この一連の業務もワークフローと呼ばれます。
ワークフローシステム(SaaS)のおすすめランキングは?
ワークフローシステム(SaaS)のおすすめランキングは、こちらをご参照ください。
→【2024年最新】ワークフローシステム(SaaS)のおすすめランキング
無料で使えるクラウド型ワークフローシステムは?
無料で使えるクラウド型ワークフローシステムには、「ジョブカンワークフロー」「SmartFlow」があります。無料で使えるワークフローシステムは、コストはかからないものの、機能に制限があり導入時には注意が必要です。無料で使えるクラウド型ワークフローシステムについては、別記事「無料で使えるワークフローシステムおすすめ13選【2024年最新】」にて詳しく解説していますのでぜひご覧ください。
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