様式9を作成できる勤怠管理システムおすすめ3選【2024年最新】
医療機関・病院では、厚生労働省の定めるルールに従って様式9を作成しなければならず、負担に感じている方も多いでしょう。最近では様式9を作成できる勤怠管理システムも増えており、手間なく正確に様式9の書類作成を行いたい担当者におすすめです。
また国全体として「医師の働き方改革」を推進する動きもあり、勤怠管理のシステム化は避けられない課題です。とはいえ、勤怠管理システムは多数あるため「どのシステムが自院に最適かわからない」という悩みも少なくありません。
そこで本記事では、SaaSサービスを比較検討できる「PRONIアイミツ」が、様式9対応でおすすめの勤怠管理システム3選を紹介します。様式9作成時のヒューマンエラーを減らして、コア業務の生産性を上げたい方はぜひご覧ください。
- 【比較表】様式9を作成できる勤怠管理システム
- 【2024年最新】 様式9を作成できる勤怠管理システムおすすめ3選
- 様式9の書類出力機能とは?
- 様式9の書類出力機能を持つ勤怠管理システムのメリット
- 勤怠管理システムの選び方
- まとめ:勤怠管理システム選びで迷ったらPRONIアイミツへ
【比較表】様式9を作成できる勤怠管理システム
勤怠管理システムとは、医療従事者の出勤時間や労働時間、休暇取得日数といった労働状況を管理できるシステムです。労働状況の管理だけでなく、医療従事者の出退勤の打刻や記録、残業や休暇の申請、シフト作成、労働時間の集計なども一つのシステムで行える点がメリット。夜勤や当直などが混在する複雑な勤務形態でも正確に労働時間を集計し、法律に則った勤怠管理ができます。
ここでは、様式9を作成できる勤怠管理システムを紹介します。初期費用、月額料金、無料トライアル期間を比較した以下の表をご覧ください。
サービス名 | 初期費用 | 月額料金 | 無料トライアル期間 |
---|---|---|---|
ジョブカン勤怠管理 | 無料 | 200円/1ユーザー | 30日間 |
Universal勤次郎 | 要問合せ | 要問合せ | 無料デモあり |
ADVANCE勤怠 | 要問合せ | 要問合せ | 2ヶ月間 |
「まず候補を絞りたい」という担当者はぜひPRONIアイミツを活用ください。PRONIアイミツでは、いくつかの質問に答えるだけで希望要件に合った勤怠管理システムが分かる診断(無料)ができます。ぜひ一度お試しください。
【2024年最新】 様式9を作成できる勤怠管理システムおすすめ3選
続いて、様式9を作成できる勤怠管理システムをご紹介します。様式9に対応しているシステムはまだ数は限られているものの、対応しているサービスが増えつつあることも事実です。
- ジョブカン勤怠管理
- ADVANCE勤怠
- Universal勤次郎
ジョブカン勤怠管理は、出勤管理やシフト管理など、基本的な機能を豊富に搭載しているポピュラーな勤怠管理システムです。様式9の書類出力機能を新たに搭載し、医療関係機関においても使いやすいサービスとしてアップデートされるなど、ニーズに合わせて常に機能拡張が行われている点も人気の秘訣。
休暇申請管理や工数管理など、そのほかの機能についても充実しています。拡張性も備えており、料金プランを変更することで機能を追加して利用が可能です。
- ICカード打刻
- PC打刻・Web打刻
- 静脈認証打刻
- 打刻位置情報の自動記録
- 自動連携できる給与計算システムあり
- フレックスタイム制への対応
- 変形労働時間制への対応
- 36協定対応のアラート機能
- 打刻漏れアラート設定
- チャットサポートあり
- 最近まで自己申告のような形で特にシステム化をせずに管理をされておりましたが、システム化された事で正確に管理がされていると感じるので良いと思います。評価にもつながりやすいと思います。
- 画面が直感的で、説明書がなくても使えるところがいいです。以前の勤怠管理システムは申請システムなど煩雑でしたが、今のシステムは申請も楽で良いです。
Universal勤次郎では、勤怠管理システムだけにとどまらず人事管理システムや健康管理アプリなど、組織のマネジメントに必要なサービスを複数取り揃えています。就業ソリューションでは多様化する雇用形態や賃金体系へ対応するための機能も豊富で、様式9の書類出力機能もその一環として搭載しています。
必要に応じて機能の拡張を自由に行えるため、抜本的なシステム改革を進めたい場合におすすめのサービスです。
- ICカード打刻
- PC打刻・Web打刻
- 静脈認証打刻
- 打刻位置情報の自動記録
- 自動連携できる給与計算システムあり
- フレックスタイム制への対応
- 変形労働時間制への対応
- 36協定対応のアラート機能
- 打刻漏れアラート設定
- メールサポートあり
- ユーザーインターフェースに優れており、感覚的に使いやすい。申請中の一覧も参照でき、申請漏れを防げる。
- スマートフォンでも打刻ができる。部下の管理状況を確認しやすい。承認しやすい。操作しやすい。前月の勤務状況を簡単に確認できる。
ADVANCE勤怠は、労務管理を適切に行うためのサービスが充実しており、マネジメント業務の効率化にも貢献してくれる勤怠管理システムです。スマホやPC、静脈を使った認証が行えるため、従業員にとって都合の良い勤怠管理を整備できます。
クラウド型とオンプレミス型の両方で提供しており、組織ニーズに合わせた運用を進めることが可能。様式9の書類出力機能を搭載し、医療関係者にも利用価値の大きなサービスです。
- ICカード打刻
- PC打刻・Web打刻
- 静脈認証打刻
- 打刻位置情報の自動記録
- 自動連携できる給与計算システムあり
- フレックスタイム制への対応
- 変形労働時間制への対応
- 36協定対応のアラート機能
- メールサポートあり
- 電話サポートあり
以上、機能比較や料金比較でおすすめの勤怠管理システムを詳しく解説しました。PRONIアイミツ(当サイト)では、ITツール受発注支援のプロとして、勤怠管理システム選びの相談を承っています。以下のボタンからいくつかの質問に答えるだけで、自院におすすめのツールがわかる診断(無料)も用意していますのでぜひご活用ください。
様式9の書類出力機能とは?
様式9は、施設基準に関連する書類のことを指します。そもそも施設基準というのは、医療法で定める医療機関や医師などの基準に加え、厚生労働大臣が定める保険診療の一部について、医療機関の診療体制や設備を評価するものです。様式9はこの施設基準に基づく入院基本料金を、看護師数などの要素から算出するためのフォーマットとなっています。
様式9に則って記入を進めるためには、さまざまなルールを把握することが必要。病棟日勤の時間数や病棟夜勤時間数、遅刻・早退の時間数や総夜勤の時間数など、複数の入力項目が存在します。勤怠管理システムにおける様式9の書類出力機能には、複雑な様式9の入力を簡略化してくれる仕組みがあります。
様式9の書類出力機能を持つ勤怠管理システムのメリット
- 労働時間の改善ができる
- 適切な人材配置ができる
- 転記ミス・入力ミスなどのヒューマンエラーを防げる
様式9の書類出力機能を持った勤怠管理システムは、病院における勤怠管理の効率を大幅に改善する効果が期待できます。勤務計画表を事前に出力することで、入院基本料の基準に悪影響が及ぶことのないよう、適切な人員配置をシステムが提供してくれます。これらを手動で管理することは困難であるため、数値入力で完結する勤怠管理システムの恩恵を確実に享受できるポイントです。
勤務時間の確認や計算だけでなく、帳表への入力や転記などの負担も削減が可能なので、業務効率化へ大きく貢献します。勤務時間とシフト時間が合わないケースが発生するとExcel上でアラート通知を送るといった機能を搭載する勤怠管理システムもあるので、少ない人手でも確認作業に時間を取られる心配や、ヒューマンエラーのリスクを減らせるでしょう。
勤怠管理システムの選び方
勤怠管理システムを選ぶ際には、以下のポイントを押さえておきましょう。
操作性
まずチェックしたいのは、自社の従業員のITリテラシーに合うシステムかどうか。せっかく導入しても「使い方が分からない」という理由で敬遠されてしまっては意味がありません。無料お試し期間を提供している勤怠管理システムも多いので、積極的に利用して操作性を確認しましょう。
打刻方法
医療機関においてはPC・スマホを持ち歩かないケースも多いため、顔認証などの生体認証で打刻を行う方法がおすすめ。顔認証なら非接触で打刻ができるので感染症対策になります。別記事「顔認証対応の勤怠管理システム」では詳しくおすすめサービスを紹介していますので、あわせてご覧ください。
ただし、顔認証の打刻を行うには専用機器を導入するコストがかかります。導入コストを抑えたい場合はタブレット打刻がおすすめです。別記事「タブレット・iPadに対応した勤怠管理システム」をぜひご覧ください。
料金プラン
勤怠管理システムは、利用人数・規模によって料金が変動します。価格の安さだけに目を向けるのではなく、自社のニーズに合うプランが提供されているかをチェックしましょう。詳しくは別記事「勤怠管理システムの費用相場」をご覧ください。
サポート体制
勤怠管理システムは、全従業員がほとんど毎日利用する重要なツール。スムーズに運用できるよう、万が一のトラブルの際のサポート窓口の有無などを確認するとよいでしょう。
まとめ:勤怠管理システム選びで迷ったらPRONIアイミツへ
本記事では、様式9の書類出力機能がある勤怠管理システムを紹介しましたが、勤怠管理システムを選ぶ際には、ほかにも様々な観点を考慮する必要があります。たとえば、「変動労働制に対応しているか」「給与計算ソフトと連携できるか」といった観点です。
別記事「勤怠管理システムの比較・おすすめ解説」では、上記のポイントも踏まえて2024年最新のおすすめ勤怠管理システムを紹介しています。ぜひ合わせてご覧ください。
PRONIアイミツ(当サイト)では、ITツール受発注支援のプロとして、勤怠管理システム選びについての相談を受け付けています。いくつかの質問に答えるだけで希望要件に合った勤怠管理システムが分かる診断(無料)もありますので、ぜひ一度お試しください。
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