kintoneと連携可能な電子契約システム4選【2024年最新】
電子契約システムでもっと業務効率を図りたいと考えている方におすすめなのがkintoneと連携させることです。kintoneと連携させることでkintone内の顧客データを利用することができ、システムの切り替えも必要がなくなるので、業務効率化につながります。
この記事ではkintoneと連携が可能なおすすめの電子契約システムを厳選してご紹介。kintoneとの連携メリットや電子契約システムの選び方も詳しく解説していきます。
別記事「2024年最新比較でおすすめの電子契約システム」では、外部連携をふくめた豊富な機能でおすすめのシステムを紹介していますので、あわせてご覧ください。
- 電子契約システムとは
- kintoneと連携可能な電子契約システムの導入メリット
- kintoneと連携可能な電子契約システムの選び方
- kintoneと連携可能な電子契約システム4選
- 【まとめ】kintoneと連携可能な電子契約システム選びで迷ったらPRONIアイミツへ
電子契約システムとは
電子契約システムとは、契約書の作成から、上長や責任者の承認、契約書の送信、契約締結といった契約に関わる一連の業務をインターネット上で完結できるシステムです。
電子契約システムのメリットは、契約手続きのスピードアップが期待できる点です。従来の書面による契約の場合、契約書を作成し印刷、押印のうえ、送付あるいは届けるという手順が必要ですが、契約先に送り、署名、押印のうえ返送してもらうまでに数日はかかってしまいます。また、決済を行う人が出張中の場合、その間は契約手続きは進みません。
クラウド型の電子契約システム上、インターネット環境があればどこからでも契約手続きを行えます。早い場合だと数分程度で契約手続きが完了するケースも。
また、コストの削減が可能な点も見逃せないポイントでしょう。書面での契約の場合、紙代や印刷代、郵送代、印紙税がかかります。しかし、電子契約ならこれらのコストを削減することが可能です。
kintoneと連携可能な電子契約システムの導入メリット
「kintone」は、グループウェアの開発・運営で知られるサイボウズが提供する業務システムのプラットフォームです。あらゆるWebアプリケーションを一つにまとめることができるため、業務に応じてさまざまなシステムを使い分ける必要がありません。
企業や店舗の業務を効率化させる機能を複数提供しているのが特徴で、必要になり次第、システム内でアプリケーションを追加して利用します。
電子契約システムのなかには、「kintone」との連携機能を備えているシステムもあります。連携することにより「kintone」で管理している顧客データを利用することはもちろん、電子契約システムを通して契約書を作成、契約締結なども行えます。顧客管理と電子契約のそれぞれの場面でシステムを切り替える必要がないので、電子契約システム内に新たに顧客データを用意する手間も不要です。そのため、より業務効率化が期待できます。
kintoneと連携可能な電子契約システムの選び方
電子契約システムを選ぶポイントは、以下の2つです。
- 搭載機能
- セキュリティ対策
搭載機能
まずは、自社に必要な機能が搭載されているかをチェックしてください。テンプレート管理機能やワークフロー機能など、電子契約システムには多くの機能が搭載されていますが、製品やプランによって利用できる範囲が異なります。自社の課題を明らかにし、どういった機能が必要かを検討した上で電子契約システムを選びましょう。
セキュリティ対策
契約書には多くの機密事項や個人情報が記載されています。万が一外部に漏洩した場合、自社の信用問題に大きく影響します。システムのセキュリティ体制はもちろん、提供会社がISMSなど情報セキュリティの認証を受けているかどうかも確認したいポイントです。
kintoneと連携可能な電子契約システム4選
「kintone」と連携可能な電子契約システムは複数あり、それぞれ特徴やできることが異なります。電子契約システムを導入する際は、特徴をよく把握したうえで、自社にあうシステムを選んでください。
クラウドサイン
「クラウドサイン」は、法律相談ポータルサイトを運営する弁護士ドットコムが提供する電子契約システムです。日本の法律に特化している電子契約システムで130万社以上の導入実績を誇ります。また、弁護士が監修している点もポイントです。
特徴は、連携することで「kintone」の顧客データをもとに契約書作成から契約締結、契約書の管理まで行えること。また、書面での契約書と電子契約書を「kintone」で一元管理することも可能です。
- 契約書のアクセスコード設定機能
- 本人確認書類による認証
- タイムスタンプ機能
- 電子サイン機能(立会人型)
- 契約書の一括送付
- 電子文書の送付承認設定機能
- 契約ステータスの管理機能
- 契約進捗のリマインド機能
- 契約期限のアラート機能
- 文書管理用フォルダの作成機能
電子印鑑GMOサイン
「電子印鑑GMOサイン」は、クラウドサービスの開発などを行うGMOグローバルサイン・ホールディングスの電子契約システムです。電子契約システムとしては、業界トップクラスのシェアを誇り、導入企業は20万社以上に上ります。
特徴は「kintone」とも連携が可能なこと。「kintone」の顧客データからシステムを通して、契約書などを作成し、契約先に送信、署名依頼までを行えます。取り交わした契約書は、システム内に自動で保存される仕組みです。
- 契約書のアクセスコード設定機能
- 本人確認書類による認証
- タイムスタンプ機能
- 電子署名機能(当事者型)
- 電子サイン機能(立会人型)
- 契約書の一括送付
- 署名依頼のSMS送信機能
- 電子文書の送付承認設定機能
- 契約ステータスの管理機能
- 契約進捗のリマインド機能
「ドキュサイン」は、アメリカに本拠地を置くドキュサインが手掛ける電子契約システムです。全世界で100万社以上(有償版)の導入実績があり、ユーザー数は実に10億人以上に上ります。
「kintone」の拡張機能を利用することで、ドキュサインと「kintone」の自動連携が可能。連携すれば「kintone」にログインするだけで、取引先への契約書送付、契約締結などの手続きができるようになります。
- 契約書のアクセスコード設定機能
- 本人確認書類による認証
- タイムスタンプ機能
- 電子署名機能(当事者型)
- 契約書の一括送付
- 署名依頼のSMS送信機能
- 電子文書の送付承認設定機能
- 契約ステータスの管理機能
- 契約進捗のリマインド機能
- 契約期限のアラート機能
「WAN-Sign」は、情報資産管理事業などを行うワンビシアーカイブズがGMOインターネットグループと共同開発した電子契約システムです。情報セキュリティの国際規格である「ISO/IEC27001」「ISO9001」を取得しており、金融機関など高度なセキュリティ性能を必要とする企業への導入実績が豊富です。
多彩なAPIと連携できることが特徴で、「kintone」との連携も可能。「kintone」上から「WAN-Sign」の機能を利用できるほか、契約の進捗状況も確認できます。
- 契約書のアクセスコード設定機能
- 本人確認書類による認証
- タイムスタンプ機能
- 電子署名機能(当事者型)
- 電子サイン機能(立会人型)
- 契約書の一括送付
- 電子文書の送付承認設定機能
- 契約ステータスの管理機能
- 契約進捗のリマインド機能
- 契約期限のアラート機能
【まとめ】kintoneと連携可能な電子契約システム選びで迷ったらPRONIアイミツへ
電子契約システムを選ぶには、各サービス・製品の特徴を把握し、自社の目的やニーズに合った会社を見つけることが大切です。
PRONIアイミツでは、さまざまな条件で電子契約システムを比較できます。指定の連携ツールや無料プランの有無など、あなたの会社に最適なサービスを機能一つから探すことができます。
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